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EPISODE#80「贖罪」

ロック組がロックの家に集まっていた。ベンもいる。
やがて、マイルズを連れたロックが入ってくる。
「君らには全てを知る権利がある。もう秘密はなしだ」とロック。
まずは「マイルズたちの目的はベンだ」と語る。
まぁ、それはみんな既知のことw
「なら、やつを引き渡せば、問題解決だ」とソーヤー。
「そうはいかない」とロック。
「私を確保したら、島の人間を皆殺しにしろと命令が出てる」とベン。
「じゃ、仲間にするってこと? スパイの名前も明かさないのに」とハーリー。
「マイケルだよ」とベン。
騒然とする一同。ソーヤーが吼える。

深夜の船でサイレンが鳴り響く。
サイードとデズモンドが甲板に出ると、脱走しようとするクルーを船長が殴りつけていた。
「脱走禁止は全員が対象だ! 勝手に船を離れるな! ミンコフスキーたちがどうなったか忘れたのか!」と演説をぶる船長。
引き上げる船長に、ケビン(マイケル)が片づけを命じられる。

作業をはじめようとするケビン(マイケル)に近づいたサイードは、「なぜこの船に乗っている?」と問う。
「死ぬためだ」と言って、離れるマイケル。

ロックの集会が終了すると、ベンはアレックスを呼び止め、地図を広げてこう告げる。
「ここが最後の聖域"テンプル"だ。船のやつらの目的は私だ。そこでおまえが私の娘だと知られたら、絶対に利用される。そこへ身を隠せ」
もっともな話に、アレックスはカールとルソーとともに"テンプル"に移ることにする。

甲板で朝を迎えたサイードとデズモンド。
マイケルが機関室で修理作業中だと聞き、機関室へ出向く。
2人の出現に戸惑うマイケルは、人払いをする。
サイードは「なぜこの船に乗っているのか、最初から話せ!」と迫る。

とある一室にいるマイケル。なにか書きものをしている。
終わると、外に出て、車に乗り込む。
先ほど書いていたメモを自分の襟にくくりつけ、車を発進させる。
「すまなかった」
車は、港に来ると、猛スピードのままコンテナに突っ込む。
そう、自殺を図ったのだ。メモはウォルトへの遺言だった。

マイケルが目を覚ますと、そこは病室だった。
奇跡的に、命は取りとめたのだ。。。

日が経ち、無事退院したマイケルは実家を訪ねる。
ウォルトに会いに行ったのだ。
しかし、実母に追い返される。
「海に落ちて死んだと思ったら、ピンピンして現れた。なのに本名で呼ぶなとか。。。そして、あんたがウォルトになにかを言って以来、ウォルトはひどいショックを受けている。一体なにがあったのか、説明してくれるまで会わすわけにはいかないよ」
黙って引き下がるマイケル。

質屋に向かったマイケルは、ジンにもらった時計を質草に拳銃を手に入れる。
裏通りに出向いたマイケルは銃で自殺を試みるが、男に声を掛けられ、邪魔される。
男をよく見ると、それはアザーズのトムだった。
マイケルはトムに襲い掛かるが、逆にやられてしまう。
「協力しろ」とトム。
「なんで息子を誘拐したやつの協力をしなくちゃならない?」とマイケル。
「ちゃんと返しただろ。もっとも、また手放したらしいがな。罪悪感に苛まれて、自分のやったことを10才の子に話したのか。それで、息子の目に耐えられなくて、自殺か?」とトム。
「うるさい!」とマイケル。
「悪いが、死ねないぞ。島が死なせない、何をやろうともな」とトム。
「なんだって?」と愕然とするマイケル。
「いくらでも試すがいい。しかし、事実だと気づいたら、ホテル・アールのペントハウスに来い。おまえにはやるべきことが残っている」と言って暗闇に消えるトム。

銃での自殺を試みるマイケルだったが、トムの言う通り成功しない。
そのときテレビからは、深海底から815便が発見されたというニュースが流れてくる。
ふたたび愕然とするマイケル。

ホテルの部屋にトムを訪ねるマイケル。
トムが説明を始める。
「ウィドモアという男の仕業さ」とトム。
「証拠は?」
「このファイルに全て入ってる。300余りの死体を掘り出したタイの墓地。古いボーイング777の発注書。残骸の投下に使った貨物船の記録」とトム。
「で、俺に何をさせたい?」とマイケル。
「数日後、ウィドモアの船がフィジーから出帆する。島へ向かうんだ、とうとう正確な位置を突き止めたらしい。君にはその船に乗り込んでもらいたい」
「スパイになれと? なんであんたたちのために働かなくちゃならないんだ?」
「彼があの島を見つけたら、全員皆殺しさ。マイケル、仲間への贖いの唯一のチャンスだぞ」
「断る。あの島に戻る気はない」とマイケル。
「べつに島に戻る必要はない。あんたの仕事は船員全員を殺すことさ」と不敵な笑みを浮かべるトム。

トムからケビン名義の偽造パスポートをもらい、マイケルは無事船に乗り込む。
フランクに声を掛けられるマイケル。
「あの深海で見つかった815便が嘘だと言ったらどう思う? 別のところに815便があるとしたら? もし生存者でも見つかったら?」
そして、沖に出た船の甲板では、数人の男たちがマシンガンで射撃の訓練をはじめる。
トムの言ったことは本当なのだ、と確信するマイケル。

マイケルは持ち込んだ爆発物を持って、機関室へと向かう。
爆発物をセットしようとするそのとき、リビーの幻覚が現れ、マイケルは動揺する。
しかし、意を決したマイケルは、それの実行ボタンを押す。
カウントダウンがはじまり、マイケルも死を覚悟するが、爆発の代わりにメッセージが飛び出してくるのだった。
そのメッセージには「まだだ」と書かれていた。。。

マイケルが部屋にいると、通信士のミンコフスキーが訪ねてくる。
「ケビン、君に連絡が入っている。ウォルトからだ」
そんなばかな、ウォルトにはこの船のことは伝えてないのに。。。
通信室に急ぐマイケル。
「すまないね、マイケル。彼はNYだ。呼び出したのは私だよ」
ヘッドフォンから聞こえてきたのはベンの声だった。
爆弾の件を攻めるマイケルだったが、「その船には無実の人間もいる。無実の人を殺しはしない」とベン。
「じゃ、俺になにをさせたいんだ?」とマイケル。
「まずはクルーのリストを作れ。それを報告した後、通信室を破壊しろ。その混乱に乗じてエンジンを壊せ。そうすれば島には近づけず、島の友人は安全だ」とベン。
了承するしかないマイケル。

「それで、いまはやつの手下なのか?」とサイード。
「そう。そういうことだ」とマイケル。
するとサイードはマイケルの腕をねじ上げ、彼を船長のキャビンに連行する。
「この男は正体を偽っている。815便の乗客で、2ヶ月一緒にいたが、裏切り者だ。通信室とエンジンを破壊したのもこいつで、名前もケビン・ジョンソンではない。マイケル・ドーソンだ」とサイードは船長に告げる。
マイケルをジッと睨む船長。

アレックス、カール、そしてルソーの3人は"テンプル"に向かって森の中を進んでいた。
しばしの休憩を取ると、カールが不安を訴える。
「なんかいやな予感がする」
次の瞬間、カールが射殺されてしまう。
ルソーは泣きじゃくるアレックスを木陰に隠す。
しかし、ルソーも銃弾に倒れてしまう。
「待って。私はベンの娘よ!」と叫ぶアレックスだった。。。

マイケルがふたたび戻ってきた理由が明らかになりました。
せっかくアメリカに戻れたのに、アナ・ルシアやリビーのことが重くのしかかってきて。。。そこにトムが現れ。。。全てはベンのもくろみ通り?

そして、カールやルソーの件もベンのもくろみ通り?

ベンを自由にして、ホントに大丈夫か、ロック!?

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CHARA。横浜在住。30代♂。
テレビ放映よりも、DVD-BOXを買ったり、レンタルしたりの方が手っ取り早いのですが、やはり無料は魅力ですね(笑)
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