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EPISODE#112「長く仕えし者」

F.B.(フラッシュバック)
包帯グルグル巻きのイラーナ。そこにお見舞いにやってきたジェイコブは、力を貸してほしい、と頼む。
「6人を守ってほしい。リストを渡す。残った候補者だ」

島では、再会してビーチのキャンプで一息つくジャックやイラーナたち。。。
イラーナはジャックたちにその話をして、「このあとのことはリカルド(←リチャードのスペイン語読み)に聞けって彼に言われた」と語る。

突然、話を振られたリチャードは、
「そんなこと知るわけないだろう。私は自殺しようとしてたんだよ。ジェイコブの話は全部ウソだ。(真実は)我々は全員死んでいる、ここは島じゃない、地獄だ。別の者の話を聞くべきだ」
と怒って、立ち去ってしまう。

イラーナは彼を追おうとするが、ジャックが止める。が、「"別の者"とはロックのこと」で「あのロックは本物じゃない」と周りに諭され、結局一番事情がわかってないのはジャックだったw
そんなとき、ちょっと離れた場所でハーリーが独り言を言い始める、しかも英語じゃないw(←スペイン語?)
それに気付いたジャックが、「ジェイコブはなんと言ってる?」と話し掛けるが、「ジェイコブじゃないよ。君には関係ない」とハーリー。

松明を手にリチャードは森の中をズンズン進んでいた。

F.B.
1867年、カナリア諸島のテネリフェ島。(←坂本龍馬の没年ですなーw)
森の中、馬を駆るリチャード。
自宅の小屋の中に入ると、愛妻イサベラは病に伏せっていた。
リチャードは医者を呼びに、再び馬を走らせる。
走り続けた彼はようやく医者の家にたどりつくが、「遠すぎる」と往診を拒否されてしまう。仕方なく薬だけもらうことになるが、お金が足りず、こちらも拒否される。薬が欲しいリチャードと医者が揉み合いになり、その拍子に倒れた医者は頭の打ち所が悪く死んでしまう。
リチャードはかまわず薬を手に逃げて帰宅するのだが。。。イサベラはすでに亡くなっていた。悲しみに暮れるリチャード。。。やがて、役人が追ってきて牢へ。
リチャードは処刑されることに決まったが、その寸前、"英語が話せる(←イサベラと新世界に旅立つことを夢見て勉強していた)"との理由から、ウィット・フィールドという男に奴隷として買われることになる。

彼が乗ることになったのは、ポーツマスのブラック・ロック号。
やがてブラック・ロック号は大嵐に会い、大きな彫像にぶつかる。(←例の巨神像ですねw)
翌朝、気付くとブラックロック号はジャングルの中に打ち上げられていた。
リチャードをはじめ、鎖に繋がれていた奴隷たちは助けを求めるが、やってきたのはウィット・フィールドだった。
すると、彼ははじから奴隷たちを刺殺しはじめる。
「残った船員は5名。お前たちを解放すれば、いずれ我々を襲うだろう」と言うフィールド。
最後のリチャードの番が来たとき、船外でチキチキ音と凄い物音、船員の悲鳴が響き渡る。
フィールドが「どうした?」と叫ぶと、船内に入ってきた煙に襲われ、連れ去られる。
驚くリチャードだったが、鎖に繋がれていてはどうしようもない。
煙はやがてリチャードにも迫るが、突然いなくなってしまう。

一人取り残されたリチャード。鎖をはずそうと地道な努力を続けるが、水も食料も口にできず。。。
意識朦朧とした中、なぜか死んだはずのイサベラが現れる。
「ここは地獄よ」と怯える彼女はリチャードを助けようとするが、再びチキチキ音が聞こえてくる。リチャードに急かされ船外へ避難する彼女だったが、見つかってしまったようで。。。
絶望に打ちひしがれるリチャード。。。

気付くと、目の前に黒い服の男が現れる。彼はリチャードの鎖を解き、「"煙"は私だ。しかし、イサベラをさらったのは"悪魔"だ。彫像の下にいる。奥さんにもう一度会うためには悪魔をヤルしかない」と説明し、短剣を渡す。(←道厳のと同じ?)
リチャードは足だけになった巨神像のところへ向かう。
すると、突然襲われ、打ちのめされる。ジェイコブだ。
「なにものだ?」とジェイコブは尋ね、リチャードの話から黒服男の差し金だと悟る。
ジェイコブはリチャードを溺れさせるなどして懐柔、「君らの船を呼んだのは私だ」と語る。
「船を呼んだ? なぜ?」とリチャード。
ワインボトルを差し出し、
「このワインを"地獄"だとしよう。"悪意"でも"邪悪"でもいい。で、瓶を振ってもワインが瓶を出ることはないが、出てしまえば広がってしまう。瓶の蓋をするコルクがこの島だ。この島だけが"邪悪"を封じ込めている。黒服の男は人間はみな"性悪"だと信じているが、私はそれが間違っていると証明するために、ここに人々を呼んでいる」とジェイコブ。
過去、多くの人間がやってきて死んでいったそうだ。
「あなたが呼んだなら、手助けすればいいのに?」とリチャード。
「それでは意味がない。自分で考えて善悪を判断してほしい。私は介入する気はない」
「しかし、あの黒服の男は介入する」
「ああ。そうだ、私はやはり直接口を出す気はないから、君が私の代理として仲介してくれないか?」
「見返りは? 妻を返してくれ」とリチャード。
「それは無理だ」とジェイコブ。
「では、地獄に落ちないよう赦免してくれ」
首を横に振るジェイコブ。
「では、死なずに永遠に生きていたい」とリチャード。
「それなら、できる」とリチャードの肩に触れるジェイコブ。

黒服の男の元へ戻ったリチャード。
「(ジェイコブと)話しをしてしまったね?」と黒服男。
リチャードは、ジェイコブから渡された白い石を手渡す。
「彼に従ったら、もう2度と奥さんに会えないぞ。まぁ、仕方ない、彼は口が上手いからな。でも、この先気が変わったら、いつでも取引に応じるよ。そうそう、これを拾った」とイサベラの形見のペンダントをリチャードに手渡し、こつ然と姿をくらます。
呆然とするリチャードだったが、泣きながらそのペンダントを地面に埋める。。。

現代の島。。。
リチャードが地面を掘り返すと、形見のペンダントが出てくる。
「気が変わったよ。あの話はまだ有効か? 取引に応じるのか?」と森の中に叫ぶリチャード。。。

人の気配がして、振り返ると。。。そこにはハーリーがいた。
リチャードはハーリーを追い返そうとするが、「奥さんに頼まれた」とのハーリーの言葉に驚きの顔。
「『何故ネックレスを埋めたの?』って聞いてる。いまも隣にいる」
ハーリーはイサベラの言葉を伝えていく。
その言葉を信じるリチャード。そして癒される。。。
「最後に、あんたがやるべきことだって。『黒服の男を止めろ、島を出すな、そうしないとみんな地獄行きだ』って」 ←ヒェェ〜〜(>.<)

森を睨む偽ロック。。。

F.B.
佇む黒服の男のところにジェイコブがやってくる。
「僕を殺そうとしたね? なぜかと考えていた」とジェイコブ。
「島を出ていきたいだけさ」と黒服男。
「僕が生きている限りは無理だ」
「なら、殺そうとした理由はわかるだろ。いつか必ず殺すよ」
「それでも、誰かが僕の後を継ぐさ」
「じゃ、そいつらもみんな殺す。。。」

ほぉーー!?
てっきり"島"の支配権を巡る闘いだと思っていたのですが、"煙"を外に出さないための攻防だったんですねー。
"島"の不思議な力(移動能力や外界に簡単に出れないなど)もそのための力!?

それ、ベンやウィドモアは知ってるんですかねー? いや、知ってたら島を手中に収めたいとか、思わないよなー?w
道厳は知ってたぽいけどなぁ。。。

さて、リチャードは、ジェイコブと彼が呼んだ人々との仲介者だとのこと。
とすると、"アザーズ"ってジェイコブから見ると大して意味がない? だって、直接介入する気はないんですよねー。
一方、候補者(ジャックたち)には介入しまくり。。。
それに、島に呼んだ人々の生き残り(=アザーズ)のリーダーが、ウィドモアやベンとかじゃ、"煙"の改心も期待できませんよーw

ちなみに、イラーナはどんなポジションなんだろう??

最後、不穏な空気でしたね。
ジェイコブを葬った偽ロックの次なる狙いは、候補者殲滅(>.<)
ソーヤー、サイード、ジン、ピンチですっ!!

コメント

呼び寄せ方といい、懐柔方法といい、
なぜかリチャードには手荒なジェイコブさん(w

どんどんジャックが空気に。。

けんじさん、こんばんわー。

すみません、お返事遅くなりましたm(_ _)m
最近このブログ放置状態でして。。。

もう最後まで観終わりましたかね!?(^^;

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CHARA。横浜在住。30代♂。
テレビ放映よりも、DVD-BOXを買ったり、レンタルしたりの方が手っ取り早いのですが、やはり無料は魅力ですね(笑)
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