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EPISODE#79「ジヨン」

サイードとデズモンドは医務室に監禁されていた。
彼らが医務室を抜け出し、通信室に行ったことに、船長が腹をたてているのだ。
フランクが2人に差し入れをする。
「船長と話がしたい」とサイードは言うが、「やめた方がいい」とフランク。
また、フランクはこのあとなにやらヘリで出発するようだ!?

ビーチのサン。
サイードたちの帰りが遅いことに不安を覚えるが、そんな不安を忘れるように、ジンは子どもの名前を考えようとサンに提案する。
しかし、乗り気じゃないサン。
「女の子だったら、ジヨンと名づけたい」とジン。
「島を出たらにしましょう」とサン。

(FF)
ホテルの一室にいるサン。
そのとき、陣痛に襲われ、慌てて救急車を呼ぶ。

街中では、スーツ姿のジン。
おもちゃ屋に入ると、パンダのぬいぐるみを購入する。出産祝いの品だ。
このあとすぐに病院に向かうらしい。

ビーチにケイトたちが戻ってくる。
ケイトに"テンペスト"事件の話を聞いたサンは「彼らに自分たちを救助する気があるのか?」と疑念を抱く。

閉じ込められている医務室に、いつのまにかメモが投げ入れられているのに気づくデズモンド。
「船長を信じるな」とメモ書き。
ベンのスパイからなのか? デズモンドとサイードは顔を見合わせる。

ダニエルの元に向かったサン。
「あなたたちは、本当に私たちを救助してくれるの?」と問うサン。
「ああ、それは、、、僕が決めることじゃないんだよね」と言いよどむダニエル。
「わかったわ、ありがとう」と立ち去るサン。
彼らを信用できない、と判断したようだ。

ジンの元に急いでもどるサン。
サンはジンに出かける準備を頼む。ロックの元へ行くのだ。
その様子に気づいたジュリエットが声を掛けてくる。
ロックのところへ行くと言うサンを、「この島で妊婦は生きていけないの」と制止するジュリエット。
「あなたを信じてないの」とサンは聞き入れない。

(FF)
病院に運び込まれたサン。
陣痛に苦しみ、赤ちゃんも危険な状態だ。
サンはうわ言のように、ジンを呼んでくれ、と頼む。

おもちゃ屋を出たジンは、通りでタクシーを拾う。
乗りかけたときにケータイが鳴り、応対のため外に留まると、人がぶつかって来て、ケータイを通りに落とす。運悪くケータイはバイクに轢かれてしまい、破損。
止めたタクシーには別の客が乗り込み、パンダのぬいぐるみを乗せたまま行ってしまう。ふんだり、けったりのジンだったw
おもちゃ屋に戻り、新しいパンダのぬいぐるみを探すが、あれが最後のひとつだったらしい。
しかし、予約の品がひとつあり、金を積んで、無理やり購入してしまう。
必死の形相のジンは、ぬいぐるみを持って店を出る。

ビーチのジンとサンはいよいよ出発しようとしていた。
ジュリエットは必死に止めようとするが、サンは聞き入れないし、ジンもサンについて行くと言う。
そのときジュリエットはジンにこう告げる。
「ジン、サンは浮気してた。ほかの男と寝てたのよ」
唖然とするサン。困惑顔のジン。
サンはジュリエットの頬を平手打ちし、ジンに弁解しようとするが、ジンは無言で立ち去ってしまう。
サンを避けるジンは、バーナードを伴い釣りに出かける。
2人の様子を悟ったバーナードは、自分とローズの身の上話をはじめ「世の中は"因果応報"さ」と語る。
それを聞いて、なにかを決意したような表情のジン。

医務室のデズモンドとサイードは船長との面会が許される。
甲板に連れ出される2人。そこにはもうヘリの姿はなかった。
そのとき、女性乗組員の一人が海に身を投げる。
慌てたデズモンドとサイードが救助しようと騒ぐが、乗組員たちの動きは鈍い。
そのとき、船長が現れ、全員持ち場に戻るよう指示する。
憮然とする2人は、救助しない理由を船長に問いただす。
「このところ、うちのクルーの何人かが"キャビン熱"の超強力版といった症状に襲われている。"島"の近くに停泊しているせいだと睨んでいるんだが。。。」と船長。
「では、なぜ離れない?」とサイード。
「少し前から、船内を破壊しているやつがいて、そいつがエンジンをめちゃくちゃにしやがった。それでいま大至急修理させている」と船長。
「では、その修理が終わったら、仲間を救助してくれるのか?」とサイード。
「いや、すぐに島を離れる。そう命令されている」と船長。
そして「命令しているのは、チャールズ・ウィドモア。そう、君の知り合いだ、デズモンド君」とつづける。驚くデズモンド。

船長にキャビンに案内される2人。
船長は、棚から"ブラックボックス"を取り出す。
「これは815便から回収したブラックボックスだよ」と船長。
訳がわからない2人。
船長は、815便が深海底で発見されたこと、乗員乗客全ての遺体が確認されたこと(←例のニュースの件ですね)、そしてそれがウィドモア氏によって莫大な資金を投じて捏造されたものであることを語る。またも驚く2人。
「だいたい不思議じゃないか? 彼は324体もの死体をどこから手に入れたんだ? それこそ、我々がベンジャミンを探す理由のひとつさ」

ビーチでたそがれるサン。
そこへジュリエットが近寄ってくる。
謝罪と、島を出るよう説得を試みる。。。。

(FF)
サンの出産が始まった。
激しい痛みに耐え、赤ん坊が無事生まれる。
感涙のサン。

サイードとデズモンドはキャビンをあてがわれることに。
しかし、船医に案内された部屋の壁には血しぶきの跡が。。。
船医は船の雑用係を呼びつける。
「ジョンソン、ここを掃除してくれ」
ケビン・ジョンソンという黒人の男が近づいてくる。
その男の顔は。。。マイケルだ!!
驚きを表情を顔に出さないサイードとデズモンドは、目配せをして、マイケルと挨拶を交わす。
「はじめまして、ケビン」

テントにいるサンのところへ、ジンが現れる。
「理由はわかってるんだ。昔の俺がどんなだったか。君のやったことは俺へのしっぺ返し」
サンを許すジンだった。。。
「ロックのキャンプに行こうか」とジン。
しかし、「もういいの。ジュリエットと話したわ。私たちはこの島をでなきゃ」とサン。
お腹の子が2人の子であること、愛し合ってることを確認しあう2人。。。

ぬいぐるみを抱えたジンが、病院に到着する。
受付に病室を確認、向かうと部屋の扉の前には警護の男が立っていた。
「ペク自動車のクォン・ジンスーと申します。大使にお孫さんが誕生と聞き、ささやかな贈り物を」とジン。
病室から出てきた中国大使にお祝いの言葉と、パンダのぬいぐるみを手渡す。
帰り際、受付の女性に「もうお帰りですか?」と声を掛けられる。
「私の子じゃないからw 私はまだ新婚2ヶ月なんだよ」

(FF)
ホテルで身支度を整えるサン。
呼び鈴が鳴り、ドアを開けると、スーツに身を包んだハーリーが立っていた。
再会を喜ぶ2人。
さっそく、赤ちゃんともご対面。
「うわー、ジンにそっくりだね」とハーリー。「そうでしょ」とサン。
「じゃあ、そろそろ行くかい、会いに?」

2人がやって来たのは、ジンの墓前。
「ジン、あなたの言ったとおり女の子だったわ。出産は大変で、私、あなたの名前を呼んでたらしい。この子、美人でしょ。名前はあなたの希望通り、ジヨンよ」
あたたかい笑顔で寄り添うハーリー。
ジンの墓石には「2004年9月22日没」と刻まれていた。。。

うわー、わかりにくー、(ジンの)FBとFF混ぜるなよなー(笑)

みなさんのブログを見ると「騙された」との声が多かったですが、私は最初から変だなーと思ってたんですよね。
なぜなら、ジャック、ケイト、シーズン3最終話の葬式の人(多分ソーヤー?)、ハーリー、サイード、そしてサンで、オーシャニック6の枠が埋まっちゃうんで、あれー?と思ってました。

あと、余談。
アーロンもオーシャニック6に入ってないんですね?
元々乗客名簿に載ってないし、墜落後出産したとなると、いろいろな嘘がばれそうだから、密かな別ルートで帰還したんでしょうか?
ベンも生き残ってますしね。

ジュリエットの浮気暴露もびっくりしましたが、たしかジンはサンの浮気のことに感づいてましたよね!?
こちら(『ガラスのバレリーナ』)で、例の御曹司を痛めつけてたはず。。。

で、マイケル再登場♪
なるほどー、なぜみんながそんなに「ベンのスパイは誰か?」を気にするのか、不思議に思っていたんですが、こんなオチを用意していたとはw

コメント

CHARAさん、こんにちは。
CHARAさんのあらすじ、とてもわかりやすくていつも感心してしまいます。LOSTみたあとに読んで、LOSTを2度楽しんでいます。
シーズン4もあと少しなので、見終えるのがもったいなくて、ちびちびと見ています^^。
ジンの墓石に書かれていた、2004年9月22日ってたしかオーシャニック815の墜落の日でしたよね??
え!?!?LOSTほんと、おもしろいです!!
CHARAさんはプリズンブレイクは見ましたか?そちらのブログもあったらいいのになあv

KYONさん、こんばんわー。
またまたコメントありがとうございます。

>とてもわかりやすくていつも感心してしまいます
ありがとうございます。そう言って頂けると励みになります(^^

>CHARAさんはプリズンブレイクは見ましたか?
はい、シーズン2までは見ました。しかし、男ばっかw&暴力ばっかなのはちょっと苦手でして。。。

"4400"はブログやってるんですけど。。。"4400"面白いですよw

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CHARA。横浜在住。30代♂。
テレビ放映よりも、DVD-BOXを買ったり、レンタルしたりの方が手っ取り早いのですが、やはり無料は魅力ですね(笑)
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