EPISODE#51「ガラスのバレリーナ」
サンの幼少のころが回想され。。。
ガラス製のバレリーナ像を壊してしまい、父親に問い詰められると「メイドが壊した」と嘘をつく幼き日のサン。。。
ヨットで先回りして、アザーズたちを偵察する予定だったサイード、ジン、サンの3人。しかし、アザーズたちに裏をかかれ、村は無人、丸1日経ってもジャックたちは現われない。
「山が邪魔で狼煙がジャックたちから見えないのかもしれない。場所を変えよう」とサイードは提案するが、ジンはつわりが治まらないサンの体調を心配して、引き返すことを主張する。
しかし、サンはサイードに同調、仕方なくジンが折れ、3人はヨットで移動をはじめる。
サンの過去が回想され。。。
サンは(例の)ホテル王の御曹司リーとベッドの中。
「アメリカに行こう」と言われ、真珠のネックレスをプレゼントされる。
そのとき、部屋の扉がノックされ、乗り込んできたのは。。。サンの父親だった。。。
相変わらず心を閉ざすジャックに、ジュリエットはお手製のスープを持ってくる。
部屋を出たジュリエットは、ジャックたちを監視しているモニター室のベンのところへ。
そこへ別の女性コリーンが現われ、「サイードたちがヨットに乗っている。ここが発見されるかも」とベンに報告する。
ベンは「チームを編成しろ。かならずヨットを奪え」と命令する。
ソーヤーとケイトは檻から出され、肉体労働に狩り出される。
現場へ向かう途中、コリーンと出くわし、仲間同士のヒソヒソ話からソーヤーはサイードたちの危機を知る。
現場に着くと、ケイトは石の掘り起こし、ソーヤーは石運びを命じられる。
ケイトがツルハシで土を掘っていると、脇の茂みの影から1人の女性(アレックス←ケイトとは初対面)が話しかけてくる。
「檻に、カールという少年がいなかった?」
自分の檻にかつていた少年のことを知らないケイトは「いないわ。あなた誰?」と聞き返す。
しかし彼女は「そのドレス、私のよ。似合ってるからあげる」と言って姿を消すのだった。
サイードたちは、ほどなく"廃れた"桟橋を発見。さっそく上陸して、狼煙を上げる準備を整える。
そんな中、サンはサイードに「なぜ嘘をつくの?」と指摘する。
「君は嘘にくわしいのか?」とツッコむサイード。
「ジャックたちはおそらく捕まっている。桟橋に新しい足跡があった。昨日ぐらいのものだろう」とサイード。
「じゃ、ジャックたちを待っているのではなく、アザーズを呼び寄せるための狼煙なのね?」とサン。
「そうだ、きっと偵察隊がくる。それを捕まえて、ジャックたちの居所を吐かせるんだ。ジンにはもうしばらく黙っていてくれ」とサイード。
そう頼まれ、困った表情でジンの方を見つめるサン。
ジンの過去が回想され。。。
サンの父親=ボスに呼び出されたジン。
父親の大切なものを盗んだという男の写真を見せられ、処分するよう命じられる。
拒否するジンだったが、父親の"私の息子よ"という言葉で断りきれない。
帰宅したジンは、仕事のことでサンと衝突。
「父親のいないところでやり直そう」というサンに「そんなの無理だ」というジンは、いたたまれなくなり、家を飛び出すのだった。。。
狼煙を上げると、ジンはサイードのところへ行き、銃を要求する。
戸惑うサイード。ジンはサンに韓国語でなにかを告げる。
「夫はわかっていたわ、罠だってこと。私が思うよりずっと英語を聞き取れるって。だから、分かってたって、私が裏切ったことも」とサン。
銃を受け取ったジンは、サンにヨットの中にいるように命令する。
ヨットに向かうサンに、サイードは「もしものときは厨房の防水シートの下の銃を使え」と告げる。
ソーヤーとケイトの現場にはジュリエットの姿も。
作業の合間にケイトを見つめていたソーヤーは、突然ケイトの元に近寄り、唇を奪う。
それを見て血相を変えて止めにくるアザーズたち。が、その男2人を殴り倒し、銃を奪うことに成功するソーヤー。
形勢逆転かと思いきや、ジュリエットがケイトを人質にとり、銃を突きつける。
仕方なく銃を捨てるソーヤーだった。
日が暮れ、草むらに身を潜めてアザーズたちを待ち伏せるサイードとジン。
しかし、彼らはサンのいるヨットに忍び込もうとしていた。
物音に気付いたサンは、銃を片手に身を潜める。
ジンの過去が回想され。。。
家を出たジンは、仕事を果すため写真の男・リーの元へ。
ホテルの部屋に入るところを襲い、「俺を知っているか?なぜ来たと?」と言って痛めつける。
そして、銃を頭に突きつけ「国を出ろ。2度と戻るな。戻ったら殺す。もうお前は存在しない」と言い残し去っていく。
ホテルを出て、建物の前に止めていた車に戻ると、フロントガラスにリーが降ってきた。。。
ヨットでは、コリーン1人が中に入ってきたため、サンは銃を向け"動くな"と脅す。
しかし、コリーンは言うことを聞かず、サンは発砲、お腹に命中する。
銃声を聞き、ほかのアザーズたちも応戦してくるが、サンは船室奥へ逃げ込む。
同じく銃声を聞きつけたサイードとジンは慌ててヨットに向かうが、アザーズたちによってヨットは発進してしまう。
海に飛び込み、泳いで後を追うジン。
サンも窓からデッキへ脱出。しかし、銃撃を受けて海に転落してしまう。
そこへなんとかジンが追いつき、無事救われる。
サンの過去が回想され。。。
リーの葬式に1人参列するサン。そこへ父親が現われ「夫の元へ帰れ」と促す。
「いつかジンに話すの?」と尋ねるサン。
「それは私の役目ではない」と言い、立ち去る父親。。。
夜になって、檻に戻されたソーヤーとケイト。
「なんであんなことを?」と問うケイト。
「警備に2人だけ手強いのがいたが、あとはチョロいぜ」とソーヤー。
どうやら、アザーズの実力のほどを探ったよう。
「やつら実戦経験がないな。スタンガンには安全装置がついてる。ただ、あのブロンド女はためらわずお前を撃てたな」とソーヤー。
「どうする気?」とケイト。
「そうだな、やつらのミスを待とう。それを突いて一気に形勢逆転だ」とソーヤー。
しかし、その2人の映像と音声はモニター室のベンには筒抜けだった。。。
ベンは、ジャックのところへ。
ベンはジャックに嘘をついたことを弁明し、自己紹介をする。
「僕はベンジャミン・ライナス。ずっとこの島に住んでいる」
無視するジャックに、ベンはテレビ録画したビデオを見せる。
それは墜落後に起きたできごと、86年ぶりに"呪い"が解けた瞬間、レッドソックスのワールドシリーズ制覇のシーンだった。
アザーズもこの島を出られないと思っていたジャックは呆然とそれを見つめる。
そして、ベンはジャックにこう告げる。
「きみが協力してくれるなら、必ず故郷に帰そう」
♯
やはりサンは不倫してたんですねー。
で、そのことをジンも知っているようだけど、はっきりとは描かれていません。
ただ、不倫相手が死んでるってことで、お腹の子はジンの子じゃない可能性が高くなりましたねー!?
ジュリエットはソーヤーにも興味がある模様。
ただし、ベンのことは嫌いらしい。
ルックスに差がありますからね(笑)
コーリンが腹を撃たれたので、つぎはジャックの出番?
ジュリエットも医者のようですが。。。
どちらにしても、彼女が今後の展開の"キー"を握っていそうですねぇ。
あそこでレッドソックス優勝のシーンを持ってこれたのはすごいラッキーですねぇ。
墜落した日(2004年9月22日)から69日以内(という設定)に、そんな劇的な出来事があるなんてw
しかし、ジャックがアザーズもこの島から出られないと思っていたなんて意外。(前回)自分のことを調べ上げている事実から察すれば、それはないでしょう?
そんなにジャック、弱ってる?(笑)