EPISODE#52「次なる導き」
森の中に倒れた状態で、目覚めるロック。
事情が飲み込めず呆然としていると、近くを全裸状態のデズモンドが通り過ぎる。
声を掛けようとするが、自分の声が出ないことに気付く。
ロックに気付かず、行ってしまうデズモンド。
とりあえず、起き上がったロックの頭にエコーの棍棒が降ってくる。
ビーチに戻ったロックは、エコーが建築中だった教会の敷地でなにやら作業をはじめる。
心配したチャーリーが様子を伺いにくるが、以前ロックに殴られたことを根にもつチャーリーは、(声のでない)ロックのジェスチャーではなにを言っているのかわからずイライラする。
ようやく理解できたのは「ロックは島と話をしたい」ということだった。
ロックの過去が回想され。。。
大農園のコミュニティで新たな生活を始めていたロックは、土砂降りの中、ヒッチハッカーの若者を拾う。職を探しているというその若者エディを自分の農園に連れて行くロック。。。
教会の敷地にスウェットロッジ(←サウナ×瞑想ルーム)を作ったロックは、瞑想中の見張り役をチャーリーに頼む。
なにやら怪しい薬を調合し、それを持ってスウェットロッジに入るロック。
「それ、麻薬じゃないだろうな?」とツッコみを入れるチャーリーに、ロックは絶対中に入らないよう厳命する。
中で薬を飲み、瞑想をはじめると、突然ブーンが現われる。
動揺するロック。しかし、ブーンは「俺はあんたのために来たんだ。家族を取り戻すために。行こう、見せたいものがある」と告げる。
すると、2人は空港の出発ロビーに移動していた。ロックが乗る車椅子を押すブーン。
空港内には生存者の面々もいる。「この中に危険が迫っている人がいる」とブーン。
一人一人見回していくロックだったが、みんな違うようだ。
「あんたのせいだ。後始末をしろ」とブーンが告げたところで、ロックは我にかえる。
スウェットロッジを出たロックは声が出るようになっていた。
「なにがあった?」と尋ねるチャーリーに「エコーを助けに行かなくては」とロック。
ナイフを持って森に入るロック。チャーリーもあとについていく。
森の中でエコーの痕跡をみつけ、「彼はシロクマにひきづられてきたようだ」とロック。
チャーリーはビーチに戻るようすすめられるが、固辞してロックについてゆく。
森の中を進むと、ハッチ(スワン)のあった場所に大きな穴が開いており、ハッチは消失していた。
ロック曰く「内側に破裂した」らしい。
さらに、進むと、シロクマの食べかけのエサを見つける。
と、草陰からシロクマ襲来の気配を察し、必死に逃げる2人。
なんとか逃げ切れたと思った刹那、またも草むらに気配が。。。
ロックは大きなナイフをそこ目掛けて投げつける。
見事命中!
しかし、それはアザーズたちに解放されてキャンプに戻ってきたハーリーだった。
幸い、ナイフは手に持っていた水筒に命中し、事なきを得たが、ハーリーはビックリして目を白黒させるw
ハーリーからジャックたちのことを聞かされたロックとチャーリー。
「どうする?」と問うハーリーに、「とりあえずビーチに戻ってみんなに伝えろ」とロック。
「なにもしないの?」と不満顔のハーリーに、「いまはやることがある」とロック。
「エコーがクマに捕まったらしい」とチャーリー。
ハーリーは2人と別れ、ビーチへ。
ロックたちは、シロクマの棲家らしき洞穴をみつける。
タイマツとヘアスプレーを準備したロックは、チャーリーをおいて洞穴の中へ。
ロックの過去が回想され。。。
エディはすっかり馴染んで、農園に来て6週間になっていた。
しかし、彼を近付けさせない温室があり、なにを隠しているのか?とロックに執拗に迫る。
「爆弾でも作っているんだろ?俺にもかませてくれ」というエディに、大笑いのロックは「わかった、(オーナーに)話してみる」と告げる。。。
一人ビーチに向かうハーリーは全裸のデズモンドに出くわす。
「服を持ってきてくれ」というデズモンドに、ハーリーは自分の予備のTシャツを渡す。
デズモンドのハッチでの話を聞きながらビーチに向かう2人。
ハーリーもジャックたちのことを話すと「心配ない。ロックが助けに行くと演説をぶってた」と漏らす。
「なんのこと?」といぶかしむハーリーに「なんでもない。ちょっとまだ混乱しているんだ」と口を濁すデズモンド。
ロックの過去が回想され。。。
じつは、農園の温室ではマリファナを栽培していた。
ロックが温室の中に入ると、オーナー夫妻は荷造りをしている。
おどろくロック。
「おまえのせいだ。これを見ろ」と制服姿のエディの写真が載った書類を渡される。
そう、彼は潜入捜査官だったのだ。。。
信じがたい気持ちのロックだったが、「私がなんとかする。後始末する」と夫妻に告げるのだった。。。
洞穴の中を奥に、奥にと進むロック。すると、血まみれで倒れているエコーを発見。
しかし、彼は再びシロクマに引きずり込まれそうになる。
そこで、ロックはヘアスプレーとタイマツの火を即席"火炎放射器"にして、クマを撃退、エコーを洞穴の外へ運び出す。
瀕死の状態のエコーを担いでビーチに向かうロックとチャーリー。
ロックの過去が回想され。。。
エディを鹿狩りの名目で森の中に連れ出したロック。
やがて、彼に猟銃を突きつけ「私を選んだのか?」と問い詰める。
しかたなく、真実を白状するエディ。
しかし、後ずさりながら「やめておけ。あんたには撃てない、人殺しはできない。あんたは農民だ」と言う。
「ちがう、私はハンターだ」と言うロックだったが、エディを撃つことはできず、彼は姿を消すのだった。。。
しばらくいくと、小川の音を耳にするロックたち。
エコーに水を飲ませるため、そこでエコーを降ろし、チャーリーは小川へ。
2人きりになったロックは気を失っているエコーに謝罪する。
「すまない。君の言うとおりにしていれば、こんなことにもならなかっただようし、ジャックたちにも同行して守ることができたはずだ」
すると、「今からでも守れる」と言ってエコーが目を覚ます。
「居所もわからない」と言うロックに「見つけられる。なぜなら君はハンターだから」とエコー。
そこへ、チャーリーが戻ってくる。
「エコーの意識がもどった」と知らせるが、再びエコーを見ると気を失ったままだった。
とりあえず、急いでビーチに戻ることにする。
ようやくビーチに辿りつくと、心配したみんなが集まってくる。
「ジャックを呼ばなきゃ」という誰かの声に「ジャックは捕まった」とハーリー。
「どういうことだ?」「なぜいままで黙ってる?」と一同に動揺が走るが、ロックは、
「"他のもの"たちにジャックとソーヤーとケイトが捕まった。だが、私が探しだす。方法はわからないが、必ずだ。全員ここに連れ戻す。しかし、まずはエコーの手当てが先だ。水とタオルと救急キットを用意してくれ」と演説をぶつ。
その光景を目の当たりにして呆然とするハーリー。
デズモンドが予言したとおりではないかと。。。
♯
シーズン2の最後、ジャックたちが捕まって終わったのが印象的すぎて、ハッチでなにが起こっていたのかすっかり忘れてましたよ。なので、こちらで復習w
ブーンの突然の再登場、ビックリしました。ってか、久しぶりすぎてすぐ名前が出てこなかったw
髪も伸びて、男前度も上がった?あの世でも成長するんですね!?(笑)
それはそうと、エコー、瀕死の状態ですが、彼(アドウェール・アキノエ・アグバエ)も飲酒運転で捕まってるはずなので、死んで降板ですかねー?
いやー、みなさん、過酷な撮影によるハワイ長期滞在で、酒を飲むしかやることがないんですかねー?
もうこれ以上、不祥事でのキャラ死亡は見たくないものです(ToT)