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EPISODE#50「囚われた者たち」

青い目を見開くシーンからスタート。そう、あたかもシーズン1がジャックの目からスタートしたように。
しかし、その目の持ち主はジャックでなく、ブロンド女性のもの。
彼女は、CDをかけ、鏡を見て身だしなみを整える。そう、シーズン2スタート時のデズモンドのように。

やがて、そのブロンド女性ジュリエットが近隣の住民を集めて読書会を開いていると、地鳴りとともに地震が起きる。
地震がおさまったあと、住民たちが各々家から外へ出てくると、上空を飛んでいた航空機が爆発して墜落するのを目撃する。
ベンと呼ばれる男(偽ヘンリー)が、グッドウィンとイーサンを呼び、現場に急行して生存者の情報を集めるように命令する。

薄暗い部屋で目を覚ましたジャック。
その部屋は真ん中を透明なガラス(アクリル板?)の壁で仕切られ、あたかも監視部屋のよう。腕には注射の跡が残されている。
ケイトを探すが、あたりは無人。脱出を試みる彼は、扉を蹴ったり、天井から下がっている鉄の鎖を引っ張るが、無意味だった。

ジャックの過去が回想され。。。
妻サラとの離婚に異議を申し立てるジャック。しかし、サラにはとりつく島もなく、名前も教えてもらえない新しい男のことが気になって仕方ないのだった。。。

一方、シャワー室で目覚めるケイト。傍らには見知らぬ中年男。
ケイトは彼にソーヤーとジャックの居所を尋ねるが、彼はそれには答えず、シャワーを浴びることを勧め、部屋を出て行く。
ケイトの腕にも注射の跡。仕方なく、シャワーを浴びるケイト。

こちらは、屋外の檻の中で目覚めるソーヤー。
近くにはもうひとつ檻があり、その中には少年が囚われている。
ソーヤーは彼に話しかけるが、無視される。
仕方なく檻の中を見渡すソーヤー。すると、檻にはなにか仕掛けが設置されている模様。
そこでフォークとナイフの絵が描いてあるボタンを押すと、電気ショックではじき飛ばされる。

ジャックの部屋のガラス越しに、ジュリエットが現われる。
彼女はジャックをなだめようと話しかけてくるが、ジャックは聞く耳を持たない。

ジャックの過去が回想され。。。
サラの相手の男の名前を知りたくて、ストーカーまがいの行為に走るジャック。
すると彼女の通話記録に、彼の父親の電話番号があることを突き止める。
父親を疑うジャック、正気を失ったジャックを心配する父親。
2人は口論となり、ジャックは公衆の面前で父親を殴ってしまうのだった。。。

シャワーから出てきたケイトは、服がなくなっていることに気付く。慌てる彼女だったが、代わりにドレスがおいてあり、仕方なくそれを着る。
そこへ、先ほどの男が戻ってきて、ケイトを海辺へ連れて行く。
そこには、朝食とともに彼女を待つベン(偽ヘンリー)の姿が。
ケイトはベンにソーヤーとジャックの居所を問いただすが、「なぜソーヤーが先なのかな?」とはぐらかし、「これから2週間、君はつらい思いをするから、いまのうちによい思い出をつくっておくといい」と告げる。

ジャックの部屋には、食事を持ったジュリエットがふたたび姿を見せる。
食事を差し入れようとするが、ジャックは受け付けない。
ジュリエットは心を開かせようと話しかけるが、ジャックの頑なな態度は変わらず、仕方なく部屋を出て行く。

檻の仕掛けを攻略しようとソーヤーが試行錯誤していると、無視をしていた少年が話しかけてくる。
「あんたたちのキャンプは遠いの?飛行機に乗っていたのはどんな人たち?」
作業をつづけながら、返事をしていたソーヤーが、少年の方を振り返ると、檻の扉は開かれ、少年の姿はない。
ビックリしていると、少年はソーヤーの檻の扉のところに居て、錠を開けてくれる。
喜ぶソーヤー。しかし、脱走を告げる警告音が鳴り響いており、少年とソーヤーは二手に分かれて走り出す。
森の中へ逃げ込んだソーヤーだったが、ジュリエットに呼び止められる。
手ぶら姿の彼女に一瞬気を緩めると、隠し持っていた麻酔銃を撃たれ、倒れこむ。
結局、元の檻の中へ連れ戻されてしまうソーヤー。
例の少年も捕まってしまったようで、どこかへ連れて行かれるのだった。。。

飲まず食わずのジャックのところに、みたびジュリエットが現われ、こう言う。
「あなたを連行する際に与えた薬には副作用があるの。脱水症状がでるの、いま頭と喉が痛いでしょう?できるだけ早くなにか口にしないと幻覚症状が出るわ」
説得に応じたジャックは、入り口からもっとも遠い位置に待機させられる。
しかし、ジュリエットが扉を開ける際、中を見ることができない一瞬の隙をついて、入ってきた彼女に襲い掛かる。
麻酔銃を奪い取ったジャックは、外界への出口の扉を開けるよう彼女を脅すが、「ここを開けたら2人とも死ぬわ」と彼女は拒否する。
そこにベンが現われる。
ジャックはベンに「本気だぞ、彼女を殺す」と脅すが、ベンは「いいさ。どのみち、そこを開けたら死ぬ、3人とも」と返す。
ジャックはジュリエットを放し、自ら扉を開けようとする。それを見たベンは別の扉から脱出し、ジュリエットもそれに続こうとするが閉じ込められてしまう。
果たして、ジャックが開けた扉からは大量の水が流れ込んできて、2人は濁流に飲み込まれる。
それでも、なんとか別室に逃げ込むことに成功。その瞬間、ジャックはジュリエットに殴られ、気を失うのだった。

ふたたび檻に戻されてしまったソーヤーはなんとか仕掛けを攻略、魚ビスケット1枚とわずかな飲み水をゲットする。
その仕掛けは、熊用(?)のエサやり機だったのだw
そのとき、少年のいた檻にケイトが連れられてくる。
会話を交わす2人。落ち込んでいる様子のケイトに、へらずぐちをたたき笑わせる(心配そうな)ソーヤー。

再び目を覚ましたジャック。ガラス越しの部屋ではジュリエットが書類を読んでいる。
「水槽か?なにを飼っていた?サメか?ここは海面下だな?」とジャック。
「そう。あとは、イルカとか」とジュリエット。
「ここもダーマの基地なのか?」
「ええ、ここの名はハイドラ」
「あんたたちはダーマの残党か?」
「昔の話よ、でも何者だったかは関係ないわ。大切なのはいまよ。あなたが何者かは知っているわ、ジャック・シェパード」と言って、ジュリエットは彼の経歴を全て読み上げる。彼本人だけでなく、父親の死や元妻のことも調べてあるという。
驚きを隠せないジャック。

ジャックの過去が回想され。。。
父親を殴り、留置場に入れられてしまったジャック。
父親に頼まれ、引き取りに訪れたのはサラだった。サラは「別れるのは彼のせいじゃない、あなたのせいよ」と言い残し、男と去っていくのだった。。。

「奥さんのなにが知りたいの?」とジュリエット。
逡巡するジャック。
「彼女は。。。いま幸せか?」
「ええ、いまはとても幸せよ」
涙するジャック。
「食事を持ってくるわ」と部屋を出て行くジュリエット。

部屋の外にはベンの姿が。そして「よくやったな」と不気味に微笑むのだった。。。

ひさしぶりの"LOSTワールド"堪能です♪
感想はつれづれに。。。

冒頭、アザーズの住み家は普通の住宅群でしたよ!?
やっぱり、先住民ぽいテント生活は偽りだったんですねーw

ジャック、ケイトと比べると、明らかにソーヤーの扱いが悪いですー。
注射も打たれていない?
アザーズにとって利用価値がない"おまけ"ってこと?

ジュリエットとジャックが急接近しそうな予感。
三角→四角関係へと発展か!?
アナ・ルシアの予期せぬ降板で、ジュリエットにそのあたりの役割が与えられた?

今回のジャックのフラッシュバック(回想シーン)はどうでもいいかんじ!?

新展開でやむをえないのでしょうが、盛り上がりに欠けますなぁー。
サイードやロックなど、キャンプの面々も登場せず。

この回だけなら"4400"の方が面白いなー(苦笑)

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CHARA。横浜在住。30代♂。
テレビ放映よりも、DVD-BOXを買ったり、レンタルしたりの方が手っ取り早いのですが、やはり無料は魅力ですね(笑)
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