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EPISODE#49「破滅の刻」

チャーリーは、エコーを森の中のダイナマイトの隠し場所に案内する。
さっそくエコーはダイナマイトをハッチに持ち込んでセットしはじめる。
チャーリーはロックに話し合いに応じるように促すが、ロックは聞く耳をもたない。

デズモンドの過去が回想され。。。
デズモンドはケルヴィンとともに"ボタン押し"生活を2年もつづけていた。
ケルヴィンは、昔の相棒ラジンスキーの残した例の見えない地図のつづきを描いていた。ラジンスキーは自殺をしたらしい。
デズモンドは自分も自殺をしそうだと、外に出ることをケルヴィンに訴えるが、許可されない。
彼はこの2年間、"感染""敵"を理由に外に出ることを禁じられていたのだ。

セットを終えたエコーは自分が逃げる場所もないのに火をつける。
慌てて逃げ出すチャーリーだったが、彼も爆風に巻き込まれる。
防護扉はびくともせず、デズモンドは扉を開けてエコーたちを救助しようと言うが、ロックは罠かもしれないと止める。

デズモンドの過去が回想され。。。
あるとき、アラーム音で目が覚めるデズモンド。
ケルヴィンの姿は見えない。
ボタンを押したあと、彼を探すと、床下の"システム遮断"と書かれた装置の前にいた。
彼は、持っている鍵をかざしながら、こう言う。
「これは最終手段さ。この鍵を回せばすべてが終わる。しかし、俺にはできなかった」
この装置は、電磁力異常を制御するダムのようなもので、108分ごとに蓄積したパワーを限界が超えないように開放しているとのこと。

上陸したサイードは、アザーズのキャンプに忍び込むが、そこは全てもぬけの殻だった。
森の中を進むジャックたち5人。
すると、中にノートが入った容器が大量に山積している光景を目にする。
そう、そこは例の"パール"のエアシューターの送付先だったのだ。
そんなこととは露も知らないジャックたちはそれらを調べるが、空のかなたに狼煙が上がっているのにソーヤーが気付く。
しかし、それはそこからあまりに遠く、マイケルが目指しているのが彼らのキャンプでないことにジャックは気付き、マイケルに詰め寄る。

そのときソーヤーが麻酔銃(?)で撃たれ、倒れて痙攣。ジャックやケイトも逃走を試みるが、やはり麻酔銃に撃たれ、"やつら"に捕まってしまう。

ハッチでは、デズモンドがロックに"パール"での話を聞いていた。
しかし、彼は「もし対象者が逆だったら?」と疑念を抱く。
デズモンドはパールのオリエンテーションビデオを見たがるが、スワンにはその設備がない。そこでロックは、パールのコンピュータが印刷した記録データを見せる。

デズモンドの過去が回想され。。。
防護服に身を包み、ハッチを出て行くケルヴィン。
その際の挨拶や防護服の破れに不審に思ったデズモンドは、彼の後を尾けてハッチを出る。
すると、ハッチを出たケルヴィンはすぐに防護服を脱ぎ、海岸のほうへ向かうのだった。
さらにあとを尾けたデズモンドは、海岸に自分が乗っていたヨットを見つける。
呆然とする彼に、うしろからケルヴィンが声を掛ける。
「お前に尾けてくる勇気があるとはな。どうする、一緒に行くか?」
「ボタンはどうするんだ?」というデズモンドに「あんなのはデタラメさ」というケルヴィン。
「なんでそんな嘘をついたんだ?」と揉み合いになる2人だったが、倒れた拍子にケルヴィンは頭を岩にぶつけ、死んでしまう。
慌てたデズモンドは、ケルヴィンから鍵を奪い、ハッチへ急ぐ。
ハッチに到着すると、すでにカウントダウンは終わっていて、そこはすさまじい振動と電磁力に揺れていた。
端末に辿りついたデズモンドは、何度も数字を入力しつづけ、なんとかその事態を収束させることに成功するのだった。。。

印刷されたデータの中で入力を失敗した記録を探すデズモンド。
それを見つけると、ロックに「君たちがこの島に墜落したのはいつだ?」と尋ねる。
「65日ほど前。9月22日だ」とロック。
呆然とするデズモンド。彼が入力に失敗したのも9月22日だったのだ。
「墜落させた原因は俺だ。。。」

アザーズに捕まったジャックたち一行は、縛られて桟橋に連れられて来る。
そこへモーターボートが到着。偽ヘンリーが現われる。

目を覚ましたチャーリーは、瓦礫の下敷きになって気を失っているエコーの元へ。
一方、防護扉内では真実を知ったデズモンドがボタンを押すことを主張するが、聞き入れないロックは、端末を破壊する。
慌てたデズモンドは再び回線をショートさせ、防護扉を開放、本棚に隠していた鍵を取りに行く。鍵を持って戻ってきたデズモンドは、"すべてを終わらせる"と言って床下へ。
カウントダウンが終わると、ハッチはすさまじい振動と電磁力に襲われる。
チャーリーはエコーを抱き起こすと出口に向かうが、エコーは"先に行け"とチャーリーを突き飛ばし、自分はロックを探しに戻る。
事態の成り行きに愕然とするロックは、戻ってきたエコーに「私は間違っていた」と言う。
床下に潜ったデズモンドは、意を決し、例のシステム遮断のキーを回す。

と同時に、島中を正体不明の超音波が襲う。
ビーチには、吹き飛ばされた"検疫隔離"と書かれたハッチの扉が落下してくる。
しばらくしてチャーリーがビーチに戻ってくるが、ロックやエコーの消息は不明なもよう。

同じく超音波に襲われた桟橋。
偽ヘンリーがマイケルに取引の見返りにボートを渡す。
どうやら、偽ヘンリーが彼らのボスらしい。
「コンパスの方位3-2-5へ進めば、必ず助かる。出たら戻れない」と偽ヘンリー。
ボートの中にはウォルトがいた。
2人はジャックたちをおいて出航する。

一方、ハーリーはすぐに解放され、キャンプに戻ったら2度とここへ近づかないよう仲間に伝えるよう言われる。
そして、ジャック、ケイト、ソーヤーの3人は"やつら"とともに連れ去られる。

吹雪が吹く雪山(南極?)にある観測所。
2人の観測員が電磁気異常を感知。慌てて電話する観測員。
「我々です。見つけました!」
電話の相手は。。。デズモンドの元恋人ペニーだった。


ついに終わってしまいました。
主人公が捕まってNEXTシーズンへ、というのはJ・J・エイブラムスの得意の手ですね(←"エイリアス"で使用)。

さて、最終話(DVDではラスト2話)の過去エピソードが"デズモンド"というのが意外でしたが、とても重要なキーマンに伸し上がりました。
シーズン3では、彼の元恋人ペニーも参戦してくるのでしょうか!?

とりあえず、815便が落ちた理由は"デズモンドがボタンを押し損ねたから"という衝撃的な事実が明らかに。
ということは、今回のシステム遮断でまた飛行機なり、プロペラ機なり、気球なりが墜落して登場人物が増えるのかな?(笑)

自分のこどものためとはいえ、仲間2人を殺し、4人を敵に売ったマイケルはすっかり極悪人と化してしまいましたねー。
でも、ちょっと気の毒な気もします。
アナルシアとルビーの飲酒運転による降板がなければ、そこまで地に落ちることはなかったでしょうに(苦笑)

さて、シーズン3をどうするか、また考えなくては。。。

EPISODE#48「旅路の果て」

突然のヨットの出現に色めき立つ一同。
しかし、ヨット上に人の姿はなく、ジャック、ソーヤー、サイードの3人が海に飛び込み、ヨットを目指す。
ヨットに辿りついた3人が甲板に上がるやいなや、キャビンから銃弾を浴びる。
なんとかキャビンの入り口を蹴り開けると、そこには酒で酩酊状態のデズモンドがいるのだった!
そう、そのヨットは世界一周レースで座礁したものだった。

日が暮れ、陸に上がったデズモンドは変わらず酒を飲んでいた。
ジャックが事情を尋ねると、
「ここを出てから2週間半、真西に向け9ノットで走り続けた。フィジーに着く予定だったが、着いたところはこの島だった。なぜだ?それはここにはこの島と海しかないからだ。俺たちは脱出不可能なんだ」とデズモンド。
やけ酒をあおる彼は、しかし"ボタン押し"のことは気にかけているよう。

デズモンドの過去が回想され。。。
英軍の刑務所を出所するデズモンド。
それを黒塗りの車に乗った紳士が待ち受けていた。
車に乗るよう言われるデズモンド。車に乗り込む彼に、紳士は彼が刑務所から出した手紙と金を差し出す。
紳士はデズモンドの元恋人の父親で、もう2度と娘に連絡をとらないように迫るのだった。

サイードはマイケルの罠を回避する方法に、デズモンドのヨットを利用することを思いつく。
マイケルたちが陸路を進む間に、ヨットで先回りし、彼らの罠を偵察、狼煙を目印に合流しようとジャックに提案する。
ジャックは、ケイトやソーヤーたちにも話しをしようと言うが、サイードは止める。
「マイケルにばれるとまずい。相手の虚をつかなければ意味がないんだ。このことは内密にしよう」

ハッチに戻ってきたロック。
「いままで考えていた。アラームが鳴ってもボタンを押すな」とエコーに言うが、エコーは拒否する。彼の杖を使って端末を破壊しようとするロックだったが、逆に殴られ、ハッチの外に追い出されてしまう。

ビーチを出発するマイケルやジャックたち5人。
一方、デズモンドにヨット"エリザベス号"を借りることに成功したサイードは、しかし操縦ができない。
そこで、ジンに操縦を依頼するが、サンもついてくると言う。

デズモンドの過去が回想され。。。
空港のカフェにいるデズモンド。ドルの持ち合わせがなく困っていると、見知らぬ女性が助けてくれる。なんと彼女はリビーだった。
その後、お茶をする2人。
ヨットの世界一周レースに出場することを語るデズモンド。
優勝して、レースの主催者である例の紳士、元恋人の父親チャールズ・ウィドモアから賞金を勝ち取ることが彼の目的だった。
しかし、肝心のヨットを手に入れていないと言う。
それを聞いたリビーは顔色を変え、「ヨットならあるわ」と言う。
それは1ヵ月前に病死した夫のもので、彼女の名前を冠した"エリザベス号"だ。
そして、リビー(エリザベス)はそのヨットを使ってほしいと申し出る。

森の中で落ち込んでいたロックはチャーリーに声をかけられる。
彼にデズモンドが戻ってきたことを聞かされ、さっそくロックはデズモンドの元へ。
ロックは"パール"を見つけ、オリエンテーションビデオを見、あれは心理実験であったことを告げ、ボタンを押さなかったらどうなるか確認しようと持ちかける。

ハッチ内の電気が落ち、様子を見にエコーは端末の前を離れる。
すると、防護扉が閉まり、彼は閉め出されてしまう。
ロックとデズモンドが回線をショートさせ防護扉を閉鎖したのだった。

デズモンドの過去が回想され。。。
レースへ向けてのトレーニング中、元恋人ペニーが現われる。
デズモンドは「俺に1年くれ。"彼"のレースに勝ち、必ず1年後に戻る」と宣言する。

ヨットで航行中、嵐に会い、座礁したデズモンドは島のビーチに打ち上げられていた。
その彼を、黄色い防護服を着た男が助け、ハッチの中へ。
彼がデズモンドの前任者ケルヴィン・インマンだった。。。

閉め出されたエコーは、一番初めにダイナマイトで爆破したハッチの入り口から脱出、ビーチのチャーリーに助けを求める。
「ボタンを押さなければ、この島の全員が死ぬ」

森の中を進むマイケルたち一行。
すると、尾行に気付いたケイトが彼らに発砲。2人のうち1人を射殺するが、1人は逃がしてしまう。そのままだと相手に行動を悟られてしまうので、逃がした1人を追おうとするケイトとソーヤーだったが、「いまさら捕まえても無駄だ!もう知られている」とジャックは制止する。
訳が分からないケイトとソーヤーを尻目に、ジャックはマイケルに詰め寄る。
「わかってるんだ。本当のことを言え!!」
追い詰めれれたマイケルは洗いざらい告白。
怒りをかみ殺すハーリーは、帰ると言い出す。
しかし、慌ててジャックが引き止める。
「帰ってはダメだ。ちゃんと計画を立ててある」

海をヨットで進むサイードたち3人は、途中片足首だけ残された巨大な石像を見かけていた。
さらに進むと、やがてマイケルの言っていた真ん中に穴のあいている岩を見つける。
敵地に着いたのだ。。。

オッとすっかり忘れていたデズモンドが再登場。しかも、彼の過去エピソードです。
で、リビーも再登場(笑)
本来は、島で再会を果す予定だったんですかねー!? で、ハーリーと三角関係(笑)

じつはアメリカでは、今回と次回2時間つづきでシーズン2ラスト話だったそうなので、今話は終わり方がちょっと中途半端な印象ですが、久しぶりに3組(ジャック組、ハッチ組、ヨット組)の展開がエキサイティングで、最終話に期待が膨らみます。

さぁ、いよいよシーズンラストです!!

EPISODE#47「隠された取引」

13日前…
武器庫でロックを殴り倒し、銃を手にしたマイケルは、端末でウォルトと連絡をとる。
ウォルトはチャットで「北へ。真ん中に穴のある大きな岩を見た」と告げる。
マイケルは、ジャックも武器庫に閉じ込め、ハッチを出る。
北へ突き進むマイケルは、アザーズの一人を発見。銃を向け近づくが、それは囮で背後から襲われ、捕らえられる。

ジャックたちとアザーズの交渉中、マイケルは草葉の陰に捕らわれていた。
そのとき、アレックスと呼ばれる女性にクレアの無事を尋ねられる。
交渉の末、ジャックたちが引き返すと、マイケルは殴られ気絶させられる。


現在…
ハッチではジャック、ロック、ソーヤー、マイケル、ハーリーの5人で作戦会議を開いていた。
マイケルはこの5人で今すぐ出ようと提案するが、ジャックは銃が11丁あり、やつらも20名以上いるということでもっと人数を増やそうと言う。
「俺を信じないのか?この人数で大丈夫だ」と異様に噛み付くマイケル。
すると、ハーリーの怒りが爆発する。
「2人を埋葬するのが先だろ!!」
そこで埋葬してから、作戦を考えることに。

遺体をビーチに運ぶため、怪我をしているマイケル以外はハッチを出払う。
そこへエコーが戻ってきたため、マイケルもビーチへ。
途中で出くわしたジャックに「このことを知っているあの5人だけじゃないと上手くいかない」と力説し、ジャックも了承する。
ビーチへ着いたマイケルは、みんなに帰還を祝福されるが、ビーチの片隅では穴を掘るケイトとハーリーの姿が。。。

サイードがジャックに声を掛ける。
「ヘンリーが逃げたって? で、どうするんだ?」
「明朝、出発する」とソーヤーが横入り。
「君は来なくていい」とジャック。
「なぜ?」と聞くサイードに「マイケルがそう言ってる」とジャック。
「そんなバカな話はないだろ?」と言うソーヤーは「歓迎する」と言ってサイードに銃を渡す。

サイードが参加することをソーヤーがマイケルに知らせると、彼は怒りをあらわにする。
サイードの元に向かったマイケルは「君は来ないでくれ」と告げる。
「なぜ?」と尋ねる彼に、理屈にならない理屈をこねるが、サイードは引き下がる。

11日前…
一昼夜、歩かされたマイケルは"やつら"のキャンプ地に到着する。
そこは、マイケルがジャックたちに報告した通りの光景だった。
採血をされたマイケル。そこに"クルー"と名乗る女性が現われる。
クルーはウォルトについての質問をするが、長年離れて暮らしていたマイケルはその質問に答えることができない。

現在…
エコーがハッチに籠もり、一人で教会を建てる作業をつづけるチャーリー。
そこにマリア像を咥えたビンセントが走りよってきて、マリア像をおいて立ち去る。
慌てるチャーリーは、ビンセントのあとを追ってソーヤーのテントの中へ。
そこで数多のマリア像を見つけたチャーリーは、それを持ち出し海に投げ捨てる。
それを遠くから眺めているロック。

埋葬のための穴を掘るケイトとハーリーの元にマイケルが現われ、明朝出発することを告げる。
「おまえはどうする?」と尋ねられたハーリーは「ウォルトには悪いけど俺は行かない」と言う。
「やつらは彼女の仇だぞ!」と焚き付けようとするマイケルをケイトが制止する。
ハーリーは黙々と穴掘りをつづけるのだった。。。

3日前…
監禁されているマイケルの元に、クルーが来て、事情が変わったと告げる。
「仲間が捕まった。上手くやってくれたら、あなたもウォルトも解放する」と言う。
「それならウォルトに会わせろ!」とマイケルは要求。
部屋に連れられてくるウォルト。
「テストをさせられている」というウォルトは、マイケルにすがろうとするがすぐに部屋から連れ出されてしまう。
「仲間を逃がしたあと、ここに書かれた4人を連れてきてほしいの。4人全員じゃなきゃ、2度とウォルトに会えないわ」とクルー。
わかったと了承するマイケルだった。。。

現在…
葬儀のため、ビーチにみんなが集まってくる。
ロックだけが、松葉杖を捨て(←足が回復した模様)森の中へ入っていく。
そんな中、サイードがジャックに耳打ちをする。
「マイケルは怪しい。真実を言っている人間の行動ではない。ヘンリーを逃がしたのは彼だろう。そして、君たちも罠に嵌めようとしている」
「また君の推測か」というジャックだったが、「ヘンリーのときも当たっていた」と言われ二の句をつげない。
「彼と話す」というジャックを止め「だまされたふりをしよう。優位に立つんだ」とサイード。

葬儀がはじまり、ジャックがアナ・ルシアに、ハーリーがリビーに弔いの言葉をおくるが、感極まったハーリーは"俺も行く"とマイケルに告げる。

そんなとき、サンが沖から近づいてくるヨットを発見する。
一同は驚きのまなざしでそのヨットを見つめるのだった。。。

オッと、こんどはヨット出現ですか!

それはそうと、明らかにマイケルの様子がおかしいのに"嘘"に気付かないジャックって、医者として観察力がなさすぎなのでは!?
って、詐欺師のソーヤーが気付かないのもどうなの?
とりあえずサイードは"グッジョブ♪"ということで(笑)

EPISODE#46「死者の伝言」

(教会建築の)作業中のエコーの前にアナ・ルシアが現われ「ロックを助けて」と言う。すると、場所が移り、エコーはハッチの中に。。。そこには弟のイェミがいる。
彼も「ここでは重要なことが行われている。ロックを助けろ。彼に"?"マークを見つけさせろ。斧を持って行け」と告げる。

夢から目覚めたエコーは、斧を持ってハッチへ。

一方、"アナが偽ヘンリーに襲われた復讐のためソーヤーから銃を盗んだ"ことを聞いたジャックたちもハッチに引き返していた。
ハッチに辿りつくと、腕を撃たれたマイケルが倒れ出てくる。
「やつに撃たれた。やつは逃げた。ベッドで寝てたら銃声がして…様子を見に行ったら、やつが銃を持って立ってて。。」
エコーも合流し、一同はハッチの中へ。
アナは死んでいたが、リビーは血を吐き、意識不明のショック状態だった。
それを知り、焦りの表情を浮かべるマイケル。
リビーの応急処置を施したジャックは、偽ヘンリーの後を追うと言う。
しかし、リビーの治療のこともあるので、エコーとロックが追うことに。

エコーの過去が回想され。。。
(オーストラリアで?)神父となっていたエコーが米国旅行を計画していると、"奇跡"の調査を命ぜられる。
その奇跡とは、川に落ちて亡くなった娘が翌日に生き返ったという。
さっそくエコーは母親、そして担当医に話を聞きにいく。

夜の森の中へ入ったエコーとロック。しかしエコーは、偽ヘンリーの足跡を確認することもなく突き進む。
異を唱えるロックに、「"?"マークはどこだ?」と尋ねるエコー。
「なんのことだ?勝手にしろ。私は帰る」と引き返そうとするロックに、彼は頭突きを食らわし気絶させるのだった。

目を覚ましたロックに、エコーは「アナが君を助けろと言ったんだ、夢の中で」と迫る。ロックは例の(ブラックライトで照らされた)図を思い出して書き記したメモを見せる。

メモを手に再び歩き始めた2人は、例のプロペラ機に辿りつく。
するとエコーは「ここで休んで、つぎの指示を待とう」と言う。

一方ハッチでは、戻ってこない2人にジャックはイライラする。
リビーの状態もよくならず、楽にするためにはヘロインが必要だと言う。
ソーヤーは取ってくると言ってハッチを出るが、ジャックはケイトも同行するよう指示する。
"ヘロインと銃を同じところに隠している"とジャックは睨んでいるのだった。

ハッチを出たソーヤーは、森の中でなくビーチのテントに向かう。いぶかしむケイト。
しかし、そういう考えの裏をかいてソーヤーはテント内に銃とヘロインを隠していたのだ。
そして、2人はテントを出たところで、リビーを探すハーリーに出くわす。

プロペラ機脇でキャンプをするエコーとロック。ロックが寝ているとき、エコーの前にイェミが現われ「ついて来て」と言う。
足を引きずりながら後を追うエコー。(←あれ!?なんで足を引きずってるんだっけ?)
崖を登る2人。エコーが登りきるとイェミが「起きろよ、ロック」と告げ、エコーは崖下へ。。。

ロックが夢から目覚める。
「夢を見たのか?神父の男が出てきたか?その男は私の弟なんだ。なんと言っていた?」とエコー。
「いや、夢の中で私は君だった。彼はついて来いと」と言って崖の上を見つめる。
そこで、エコーは崖を登り始める。

エコーの過去が回想され。。。
担当医の話は信頼性のありそうな話だっため、エコーは実際に本人の話を聞くために娘の家を訪ねる。
しかし、父親は「奇跡じゃない。川に落ちて低体温症になったのを見落とした医者の職務怠慢だ」と言う。
「では、奥さんはなぜ奇跡と?」とエコー。
「私への嫌がらせだ。私は霊能者として金を稼いでいるが、実際はペテンだ。この世に奇跡などない」と父親。
引き上げるエコー。その姿を窓から当の娘が見つめていた。

果たして、崖の上にはなにもない。
「なにがある?」と声を掛けるロックに返事をしようと崖下を見下ろすエコー。
そこには、草木が描く"?"マークが浮き上がっていた。。。

崖を下りたエコーが調べると、草が生えないように土に塩がまかれ"?"マークが作り出されていたのだ。
そして、ちょどプロペラ機の下にある"・"の部分になにかあると推測する。
案の定、そこにはハッチの入り口が隠されていた。

ハッチの扉を開け、地下に下りてみる2人。
ひとつの部屋には、モニタが並ぶ。ロックがスイッチを入れて回ると、ひとつのモニタからジャックの姿が映し出される。
その部屋はどうやら各ハッチを監視するモニタ室のようだ。

エコーが"オリエンテーション"ビデオを発見する。
さっそく再生する2人。

……

ここはステーション5、通称ザ・パールと呼ばれるモニタ基地です。
ここでの目的はダーマ・イニシアティブのプロジェクト参加者の行動を観察、そして記録することで、将来または進行中のプロジェクトを改善させるためです。
ここでの勤務は3週間。あなたとパートナーの任務は、この間現在進行している心理実験を観察すること。対象は他のステーションにいるメンバー。彼らは被験者として観察されていることは知らされていません。

この実験の目的や、被験者がなにを目的としてしているかなど疑問に思うかもしれませんが、あなた方がそれを知る必要はありません。彼らはその職務が至上命令だと思っているのです。
そして、どんな些細なことでも起きたことはすべて記録すること。ノートに記録がいっぱいになったら、丸めて容器に入れてエアシューターで送ると、我々に届きます…

……

いままでやってきたことの真実を知って愕然とするロック。
しかし、エコーは「きっと重要なものだ」と言って部屋内の書類をまとめはじめる。
「ビデオを見ていなかったのか?」とロック。
「見たからこそ、君の仕事が重要だと思っている。我々は試されている。それが我々の運命だからだ」とエコー。
「私の人生に運命など関係なかった!君は本当にあのボタンに意味があると思うのか?」と怒りを爆発させるロック。

エコーの過去が回想され。。。
オーシャニック815便に搭乗する直前、エコーの前に例の娘が現われ、イェミからのメッセージがあると告げる。
「生と死の狭間で彼に会った。あなたが私に会いにくると言ってた。あなたも彼ともうすぐ会えるそうよ。"僕は兄さんを信じてる"と言ってたわ」
戸惑うエコーは彼女を罵倒するが、「いつか分かるわ」と言い残し立ち去る。

ロックと対峙するエコー。
「私の裏切りで死んだ弟の遺体はプロペラ機でナイジェリアを飛び発った。そして、私の乗った飛行機もこの島に墜落し、ここで彼と再会した。ナイジェリアから飛びたったプロペラ機はここを隠していたアレだ。これが無意味だと言えるのか?ハッチでの仕事はなによりも重要だ。もし君がやめるのなら、私が押す」

ハッチでは、ハーリーが瀕死のリビーに話しかける。一瞬、意識を取り戻した彼女は「マイケル…」と一言発し、息を引き取る。
号泣するハーリーやケイト。厳しい顔つきのマイケル。。。

"すべて偽ヘンリーのせいにする"…マイケルは予想通りの行動です。
普通なら「彼の後を追い、敵と対峙し、マイケルの仕業であることがばれて…」という展開になるところですが、エコーの夢のせいで脱線していきました(笑)

で、ボタン押しの真相が明らかになりますが。。。
結局、ただの心理実験だったということなのでしょうか!?
でも、エコーはそれに反対。

う〜ん、面白いんだか面白くないんだか、わけが分からなくなってきました(苦笑)

それはともかく、アナに銃を盗られた理由をソーヤーにツッコむケイトはさすがめざとい♪

EPISODE#45「一丁の銃」

マイケルを発見したジャックとケイトは、気を失った彼をジャックが担ぎ、ハッチへもどることに。

一方、ハッチではアナ・ルシアが偽ヘンリーの食事を与えるため、武器庫の中へ。
うっかり近寄りすぎ、彼に襲われ、絞め殺されそうになるが、間一髪のところロックに救われる。

アナの過去が回想され。。。
アナが射殺した強盗犯が発見され、母である署長はアナを疑う。
彼女に責められたアナは、警官を辞め、空港の警備の仕事をはじめる。
仕事上がりの空港のバーでアナは、ジャックの父と知り合う。
「ボディガードを探してるんだ」と彼に誘われ、一緒にシドニーへ旅立つのだった。

アナはハッチを離れ、ビーチへ。
ロックは偽ヘンリーを問いただす。
「あの時私を襲えば無力だったのに助け、今度はなぜ彼女を襲った?」
「それはあんたはいい人間だからだ」と偽ヘンリー。
「私はいずれ殺される、あんたたちにか、私の仲間にか。私は任務に失敗したからね、あんたを迎えにくるという任務に」
ちょうどそのとき、ジャックとケイトが到着、ハッチ内にマイケルを運び込む。

森の中で一人マンゴー採りに精を出すソーヤー。そこへアナが現われる。
「銃がほしい」とアナ。
「仲良しのジャックにでも頼みな」とにべもないソーヤー。
で、いつものごとく口ゲンカに。
一度姿を消すアナだったが、再び現われ、ソーヤーを襲う。
しかし、逆にソーヤーに組み伏せられてしまう。
そこから、アナの逆襲(笑)
ソーヤーにキスをして、エッチに持ち込む。。。

アナがハッチにもどってくると、ベッドに寝かせていたマイケルが意識を取り戻す。
アザーズのキャンプを発見したというマイケルの話では、彼らは22人ぐらいで、テント暮らし、同じようなハッチがあったのでそこにウォルトがいると思われる、彼らには銃は2丁しかなく、老人や女性も多いのでみんなで行けば勝てる、だから戻ってきた、とのこと。

いつものごとく、いきりたつジャックは、銃がなくてははじまらないので、ロックとケイトを伴ないソーヤーの元へ。
アナはマイケルの看病のためハッチに残る。

リビーとラブラブのハーリーは彼女とのピクニックを計画する。
しかし、道に迷うわ、毛布(敷物)はないわ、飲み物はないわ、の計画は穴だらけ。
そこで、リビーは毛布を、ハーリーはワインを調達することにして、わかれる。

訳も話さず、いきなりソーヤーに銃を返すように迫る3人。当然素直に言うことを聞かないソーヤーに、ジャックは銃口を向ける。
対抗するため尻の銃に手を伸ばすが、このときはじめてアナに銃を掠め盗られたことに気付く間抜けなソーヤー。
「くそっ、アナ・ルシアに銃を盗られた!」
それを聞いたロックは顔色を失う。

武器庫を開けたアナは、偽ヘンリーに銃口を向けていた。

アナの過去が回想され。。。
シドニーでジャック父に振り回されたアナは、町のバーの前で彼と別れる。
しかし、彼の言葉にほだされた彼女は、オーシャニック815便に搭乗する空港で母親に謝りの電話をするのだった。。。

マイケルが起きてくると、アナが一人武器庫の前に銃を持って佇んでいた。
結局、アナは偽ヘンリーを撃てなかったのだ。
アナから話を聞いたマイケルは「なら、俺がやる」と言い、アナから銃を受け取る。
「ごめんな」とつぶやくマイケル。
と同時に、マイケルはアナに向け発砲する。。。

直後「マイケル!?」と背後から声を掛けられた彼は、振り向きざまに再び発砲。
そこには、毛布を取りに来たリビーが。彼女も床に崩れ落ちる。。。

2人を撃ったマイケルは、武器庫を開け、偽ヘンリーと対峙。
すると、自分自身に向け、みたび銃を発砲するのだった。。。

ぬぉ〜、衝撃の急展開!!
なんだ、なんだ、このラスト数分は?
シーズンラストに向けて、突然のギアチェンジですか!?

と思ったら、大人な事情があったんですねー。
というのも、アナ・ルシア役のミシェル・ロドリゲス&リビー役のシンシア・ワトロスがロケ先のハワイで飲酒運転で逮捕され、降板が決まったかららしいんですよね。
(ほかにもたくさん捕まってるみたいですが。。。)

確かに、アナは過去エピソード2回やってもらって、ストーリー上もまぁ納得できなくもないですが、リビーはかなりとばっちりな死に方ですもんねー(笑)

それはさておき、マイケルはウォルトを人質に捕られての行動なんですかね?
これでリビーの過去エピソードも闇の中?

次話を楽しみにしていいのか、どうなのか?(笑)

EPISODE#44「救済の地」

パラシュートで落とされた食料を整理しているローズ&バーナード夫妻。
しかし、サバイバルをしてきたバーナードはのんきなビーチの生活者に苛立っていた。
「ここの連中は救助されるのをあきらめている」

ハッチ内に籠もるロックも、ブラックライトに照らし出された図を思い出して紙に書き記そうとしていたが、思うように思い出せなく苛立っていた。

偽ヘンリーのガーゼ交換をしていたジャックは、彼の言っていたことをヒントにウォルトと彼の交換を思いたつ。
しかし偽ヘンリーは「あの子は絶対返さないよ」とうそぶく。
「"境界線"に行ってくる」と言うジャックを心配するアナは同行を申し出るが、ロックの様子が気になる彼は彼女にハッチに残るよう頼む。
そこで、アナは銃を渡し「一人で行っちゃだめよ」と忠告。

ジャックは、ソーヤーと一緒にいるケイトの元へ。ソーヤーのいつもの茶化しをかわし、ケイトに同行を打診する。ケイトは快諾、面白くなさそうなソーヤーを尻目に2人は森の中へと出発する。

一方、「妙案を思いついた」というバーナードは、ビーチの端にみんなを集めていた。
「救助されたいのに、なぜなにもしない?」と説教をぶつバーナード。
「食料を落とした飛行機が通ったなら、他の飛行機が通る可能性もある。だから、ビーチに巨大なメッセージを書こう。もしかしたら、衛星写真に写るかもしれない」と提案する。
しかし、意外にもローズが異を唱えるのだった。
「あなたはみんなに無駄な希望を与えようとしているだけ」
彼女の言葉に納得がいかないバーナードは、"絶対メッセージを書き上げる"と宣言する。

ローズとバーナードの過去が回想され。。。
ローズの車が雪積もる道にはまってしまったのをバーナードが助けたのが2人の出会いだった。。。
出会って5ヵ月後、バーナードはローズにプロポーズする。
彼女の答えは、「私、もうすぐ死ぬの」。
病気で余命一年だというローズ。呆然とするバーナードは、それでもふたたび結婚を申し込むのだった。。。

バーナードはそこへ集まらなかった人にも協力を要請して回る。
しかし「教会をつくっている」というミスター・エコーとチャーリーには断られ、テントを修理しているソーヤーにも相手にされない。
やがて、集まった人たちも段々と抜けていき。。。苛立つバーナードはローズに八つ当たりし、口論となる。

森の中で「うれしかった、私を誘ってくれて」と珍しく素直な悪女ケイト。(←もっともソーヤーといちゃついてるくせにジャックに冷たくされると色目を使うのはいつものことか・笑)
「サイードには断れたし、連中は君を捕まえてもさらわなかった、やつらは君にも僕にも興味がないから」と憎まれ口のジャック。
すると、ケイトは草陰に落ちている人形を見つける。歩み寄って人形を拾おうとするケイトに、それを制止しようとするジャック。
その瞬間、2人は網の罠に捕まってしまうのだった。
抱き合う形で網に吊り上げられてしまった2人は、ジャックのズボンのお尻に刺した銃を抜こうとさらに密着。緊迫感のないイチャイチャ・シーンを繰り広げたあと、なんとか銃を確保。吊り上げているロープを撃ち抜き、脱出に成功する。

SOSを描く作業をつづけているバーナードは、最後に残ったジンとも意思の疎通が図れない。やがてジンも去っていき、一人きりになってしまった。

めずらしくハッチから出てきて、ビーチでたたずむロック。
すると、ローズがやってきて「イラついてるのね。大丈夫よ、足はすぐによくなるわ」と声を掛ける。
「ジャックは最低でも4週間はかかると言ってる」とロック。
「でも私たちは知っているじゃない、そんなにはかからないって」と微笑みかけるローズ。

ローズとバーナードの過去が回想され。。。
オーストラリアに新婚旅行に出かけた2人。
バーナードがローズを連れて行った場所は"ウルルのアイザック"と呼ばれるマジナイ師の元だった。
機嫌を損ねるローズだったが、バーナードの想いを聞き入れ、治療を受けることに。
しかし、ローズの顔に手をかざしたアイザックは「残念です、私にはどうにもできません」と告げる。
とくに動揺することもないローズは「夫には治ったと言います」と言うのだった。

一人作業をつづけるバーナードの元に、食事を持っていったローズはこう言う。
「謝ることがあるわ。あなたに嘘をついた。オーストラリアでアイザックは何もしなかった。」
戸惑うバーナードに「でも、私はよくなってるわ。この島のおかげよ」とつづける。
「なぜ、アイザックが治したのでないと言い切れる?」と食い下がるバーナード。
「わかるのよ。信じて」と言うローズ。
実はローズは、飛行機搭乗前に車椅子に乗るロックの姿を覚えているのだった。。。
「君は救助されるのを望んでないんだな? 君がここを離れないなら、私も離れない。ずっとここにいよう」とバーナード。。。

ハッチに戻ったロックには、いつもの表情が戻っていた。
ローズとの話で、初心を思い出したのだろう。。。

一方、罠から脱出したジャックとケイト。スコールの中、"境界線"へ向かいながら、ケイトがクレアがさらわれた別のハッチの件を話し、またも口論に。
やがて、目的地に到着。ジャックはアザーズに向けて大声を張り上げるが、彼らは現われない。
日も暮れ、火を焚いて"彼ら"を待つ2人。
「キスしてごめんなさい」とケイト。
「謝るなよ」とジャック。
そのとき、なにかが近づいてくる気配が。。。
やがて、タイマツを持つ人間が倒れこんでくる。
2人がその人物を助け起こすと、それは"マイケル"だった。。。

おお、ようやくマイケルがご帰還ですね。
これで少しは話しが進むのか、はたまた元の木阿弥か。。。

ローズも奇跡の体感者だったんですねー。
バーナードとローズのエピソード、なかなかよい話だったのですが、最大の貢献はロックが"元にもどった"風なこと(笑)

それはそうと、ケイト、相変わらずですなー。
なんだろ、この悪女っぷり、私がジャックなら絶対。。。騙されてる(笑)

EPISODE#43「再会」

ビーチでリビーとジョギングするハーリー。
しかし、彼女についていけない彼は「やせなきゃ」と自己嫌悪。
慰めてくれる彼女に「病気なんだ」とハーリー。
不審がるリビーを森の中へ。
くすねた食料の隠し場所に案内し「本当は全部捨てたいのに」と告白する。
「じゃ、すてればいい。変わりたいんでしょ?」とリビー。
ハーリーは食料全てをぶちまけるのだった。

そのとき「なにかを見つけたらしい」といって皆が森の中へ駆け込んでいく。
あとを追うハーリーとリビーだったが、そこには例のパラシュートと大量の食料が。。。
群がったみんながそれぞれ勝手に食料を奪い合う姿を、食料を捨てたばかりのハーリーは呆然と見つめていた。
すると、人ごみの奥にかつての入院仲間デイブの姿を発見する。
森の中へ入っていくデイブの後を追うハーリー。
しかし、デイブの姿を見失ってしまい、脱ぎ捨てられた彼のスリッパを見つけるだけだった。

ハーリーの過去が回想され。。。
精神科に入院していた彼は、医者の言うことをきかない不良患者。
そして医者の言うことをきかないようにそそのかすのが患者仲間のデイブだった。
彼は「おまえはいまのままで最高だ。なるべく早くここから脱走しよう」とうそぶく。

ロックはジャックに怪我をした足の治療を受けていた。おそらく亀裂骨折で、最低2週間は歩けないだろうとのこと。その間は(車椅子を拒否)松葉杖生活に。

一方、嘘がばれた偽ヘンリーは武器庫に縛られ、サイードの尋問を受けていた。
彼はまた新たな嘘をつくが、すぐにサイードにばれてしまい、銃口を向けられる。
動揺した偽ヘンリーは「話したら彼になにをされるか」と口走ってしまう。
やはり彼は"アザーズ"の一味だったのだ。
それ以上はしゃべらない彼に業を煮やしたサイードは引き金を引くが、間一髪、アナが止めに入り、弾は彼を外れる。

森の中でふたたびデイブに出会ったハーリーは、彼の後を追うがまた見失ってしまう。
その足で、彼はソーヤーの元に行き「クロナゼパム」という薬がほしいと頼む。
鎮静剤の一種で、幻覚症状をやわらげるときに飲む薬だと説明するが、ソーヤーにいつもの調子でからかわれてしまう。
ぶち切れたハーリーはソーヤーを押し倒し、馬乗りになってパンチの嵐を見舞う。
ジンが止めに入って、ハーリーを引き剥がすが、ハーリーは洞窟で一人で暮らすと言ってビーチを出て行く。

ハーリーの過去が回想され。。。
ハーリーは事故に遭っていた。8人用のテラスに23人が載っていて、ハーリーが歩いたときにテラスが崩れ、2人の死者が出た。
それを自分のせいだと考えた彼は、統合失調症になる。
話すのをやめ、出掛けるのをやめ、寝るのをやめ、自分を罰するために食べ続けたのだった。。。そして入院。。。
そのことを正面から受け止められないハーリーに、担当医はデイブと一緒に撮った写真を見せる。
しかし、そこにはハーリー1人しか写っていなかった。
そう、デイブはハーリーが作り上げた架空の人物だったのだ。。。

真実をつきつけられたハーリーは脱走を持ちかけてきたデイブと決別、それをきっかけに病状は好転し、退院および仕事に復帰できたのだった。

しかし、洞窟への道の途中でみたびデイブが現われる。
今回は逃げないデイブ。ハーリーに寄ってきてこう言う。
「あのあとおまえは退院して元気になったと思っているんだろうが、それはすべて妄想だ。おまえは退院なんかしてない。あのあとおまえは脳みそがパンクし、昏睡状態に陥った。いまもまだ病院の中で寝ているのさ。」
「嘘だ。ありえない」とハーリー。
「じゃ、いまのこの状況が現実か?宝くじを当てた?なんの数字で当てたんだ?その数字をこの辺で見なかったか?そう、ハッチで見たよな。108分ごとに押さないと世界が終わるボタンがあるそうだが、入力する数字は?そう、例の数字だ」
「いや、俺は変わったんだ」とハーリー。
「変わった?自分をよく見てみろ。無人島に2ヶ月もいるのに5kgも痩せてないなんてありえないだろ?リビー?ああ、島の反対側から突如現われたブロンド美人。しかもその美女がおまえに好意を持っていると言うんだろ?。。。俺もこの島の連中も全部お前の潜在意識の一部なんだ、目覚めたいと願っている部分のな」

混乱しはじめるハーリーに、少し歩こうと言って、崖の上に連れて行くデイブ。
「さぁ、ここがフィナーレの舞台だ」とデイブ。
「自殺はいやだ」とハーリー。
「なにを言ってるんだ。目を覚ます唯一の道は、おまえの脳みそにこの景色を信じないと突きつけることだ」とデイブ。
「そうすれば、妄想は消える?」とハーリー。
「ああ、そうだ。目覚めたら本物の俺を探せ。待ってる。じゃ、いつかどこかで」とデイブは告げ、崖下の海へ真っ逆さまに落ちていくのだった。

武器庫前で一人で監視しているアナ。そこへ松葉杖のロックがやってくる。
ロックは偽ヘンリーと話をしたいと言い、中に入る。
「わざと捕まったのか?」と問うロック。
「自らこんなことを望む理由は?」と偽ヘンリー。
「たとえば、この場所を探していたとか?」とロック。
「この場所を?(笑)こんなとこ茶番だ。なにが起こったか教えよう。通気孔を通り、端末の前に下りたとき、アラームが鳴っていた。やがて、タイマーは0になり、その後赤い絵がでてきた、象形文字のようだった。そして、ガーンという音とブーンという音がした。で、タイマーは108に戻って何も起こらなかった。数字は押してないのさ」
「うそだ」と憮然とするロックだった。

崖の上からデイブを呼ぶハーリー。
そこへリビーが現われ、声を掛ける。
動揺したハーリーは「これは俺の妄想だ。あんたは俺の作った幻だ。そうでなきゃ、こんな美人が俺を好きになるわけがない」と言って、背後の崖へ後ろずさりする。
必死に説得するリビーは「私は本物よ。私のあなたへの気持ちも本物」と言い、キスをする。
現実に戻ったハーリーは、リビーとビーチへと戻っていく。

ふたたび、ハーリーが病院の休憩室で過ごすシーンが。。。
部屋の片隅には見覚えのある女性の姿。
そう、それは患者のリビーだった。。。

リビーも入院患者でしたねー。
てっきり臨床心理士として、患者のハーリーと会っていると予想していたのですが、、びっくりな結果です。
ハッピーエンドが一転、不吉な終わり方になりました、う〜ん。

それはさておき、ハーリーの幻覚、まさか"恐怖の夢オチ"になるのかとドキドキw
まぁ、こんな中途半端な回でそれはないと予想できますが。。。
でも、これだけ各人の詳細エピソードをやっておいて、もし全てがハーリーの妄想でしたってやったら、みんな滅茶苦茶怒るでしょうねー(笑)

そうそう、それにハーリーの事故「8人用のテラスに23人…」って、しっかり例の数字の一部ですね。まだ、レナードに出会ってないころのはずなのに、う〜ん。

"ボタン押し"の方の謎もよくわかりませんね。
偽ヘンリーがまだ嘘をついているのか!?
ホントに何も起こらないのか!?

EPISODE#42「封鎖」

ヘンリーから地図の件を聞いたジャックとロック。
ジャックはもう一度地図を描くようヘンリーに迫るが、「いまさら追いかけても遅いだろ」というロックの一言にムッとしてハッチを出て行く。
ジャックの捨て台詞とヘンリーの言葉に怒ったロックは、ヘンリーを再び武器庫に閉じ込める。

ロックの過去が回想され。。。

土砂降りの中、サイードとアナ、チャーリーの3人はヘンリーの妻のものらしき墓を見つける。そして、そこの木の上には気球が引っかかっていた。。。

ビーチに戻ったジャックは、アナの後を追うまもなく、熱が再発したアーロンを診たり、ウニに刺されたリビーの手当てに、と忙しい。
そしてビーチには、豊富な物資を賭けてカード遊びに興じるソーヤーの姿も。。。

ロックだけが残ったハッチでは、スピーカーからなにやらアナウンスが流れ出すが、意味はよくわからない。突然カウントダウンが流れ、それとともにハッチ内の防護扉がシャットダウンし、ロックのいるリビングが封鎖されてしまう。
ヘンリーの協力のもと、防護扉をこじ開けようとするロックだったが足を挟まれてしまう。ヘンリーはロックを救い出そうとするが、ボタン押しの時刻が迫ったため、ロックは彼に食料庫の通気孔から部屋を脱出して端末のボタンを押すよう指示する。

ロックの過去が回想され。。。

ジャックはソーヤー相手に苦戦しているハーリーにアドバイスを与えハッチに戻ろうとするが、ソーヤーが挑発、賭けポーカーに参戦することに。
結果、勝負はジャックの一人勝ち状態に。
悔しがるソーヤーは、ハーリーとケイトを外し、サシ勝負を吹っかける。
「ほしいものは何でも賭けてやる」
「なら、おまえが持っていった薬全部だ」とジャック。
果たして、2人のサシ勝負は。。。見事ジャックの勝ちで、薬はジャックのものに。

ロックから説明を受けたヘンリーは、食料庫から通気孔に上るのを失敗し転落、気を失う。
ロックの呼び声でしばらくして目を覚ますヘンリーだったが、もう時間がない。
ふたたび通気孔に上るヘンリー。警告アラームが鳴り響く。
突然、照明が落ち、ブラックライト(?)が点灯。
防護扉に↓のような見取図(?)が浮き出る。

ダーママップ
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驚くロックは、その図を目に焼き付けるのだった。
しばらくすると、照明が回復し、防護扉が開く。
足に怪我を負ったロックは倒れたままヘンリーを探す。タイマーは間に合ったようだ。
まもなくヘンリーが現われ、ロックを介抱する。

すっかり日が暮れてしまった外では、ジャックがビーチからハッチへ向けて森の中を歩いていた。
するとケイトが追いかけてきて「ひさしぶりにシャワーを浴びたいの」と言う。
ヘンリーの件を隠しているジャックは「水道管が壊れている」と適当な理由をつけて彼女をハッチに来させないようにする。
そのとき、2人は森の奥で点滅する明かりを目撃する。

そちらへ行ってみると、そこにはパラシュートと点滅するライト、それに箱入りの食料が横たわっていた。
そこへサイード、アナ、チャーリーの3人が出くわす。

「なにをした?なにをしたら元に戻った?」
ハッチ内ではヘンリーに介抱されながら、ロックが問う。
「言われたとおりにしただけだ」とヘンリー。

そこへジャックたちが入ってくる。
ジャックはヘンリーにつかみかかり、サイードは拳銃を向ける。
ロックは制止し事情を説明するが、サイードはこう言う。
「たしかに気球はあったよ、ヘンリー。奥さんの墓もあった。あんたの言った通りだった。しかし、私は納得がいかなくて墓を掘り返した。遺体は女性でなく、男性だった。(運転免許証を見せながら)ヘンリー・ゲイルという名のな。。。」

ストーリー、ちょっとだけ進展しました♪
ヘンリーはやっぱり偽物で。。。

って、そんなことより気になるのはブラックライトで照らされた地図。
ダーマのハッチ(施設)が描かれているようですね。
スワンマークと"I AM HERE"から、一番下が「ロックのハッチ(笑)」ですね。

しまった、アナたちのアジトと、イーサンの医療施設のマークをチェックしてなかった。。。

EPISODE#41「秘密」

怪我から回復したサンは、ふたたび菜園作りに精を出していた。
それを見たジンは、また襲われるかもしれないことを心配してビーチに戻るよう命令するが、サンは反発、ひとりでその場を立ち去る。
その途中、気分が悪くなった彼女は、薬を独占しているソーヤーの元へ。

サンの過去が回想され。。。
サンの父親の元で汚れ仕事に従事せざろうえないジンは、子ども(父親にとっての孫)ができれば状況が変わると思い、子どもの誕生を熱望していたが、なかなか子宝に恵まれない。
そこで2人は病院の検査を受ける。結果はサンが子宮内膜症で妊娠は不可能とのこと。
ショックを受けたジンは「知ってて、黙っていたんだろ!」とサンを責めるのだった。。。

突然アナ・ルシアを呼び出したロック。
「男を捕まえた。やつらの一味かもしれない。警官だった君なら嘘を見抜けるのでは?」
それまで声すらかけることがなかった彼からの依頼に戸惑う彼女は、
「ジャックはなんて?」と尋ねる。
「これは我々全員の深刻な問題だ。その問題を解決するのにいちいち彼の許可を得る必要はない」とロック。

ハッチのシャワー室から出てきたジャックは、そこにロックがいてびっくりする。
すかさず、ロックはアナの件を提案する。
ジャックは「わかった。話をしてみる」と返答するが「もう話した。いま中にいる」と言われ複雑な表情を。

ひと通りヘンリーの話を聞いたアナは、気球のある場所への地図を描くよう要求。
それを渋るヘンリーだったが、アナは気球を見つけることが彼への疑念を晴らす唯一の方法であると説き伏せる。

尋問を終えたアナは、しかし地図のことはロックとジャックにも伏せて、また明日尋問をしたいと告げる。
ハッチを出たアナは、サイードの元へ。サイード1人に話をしようとするが、一緒にいたチャーリーも事情を知っていたため、2人に地図の件を切り出す。
真実を求める3人は、その地図をもとに気球探しに出発する。

ソーヤーから妊娠検査薬をゲットしたサンは、ケイトに相談。
薬の判定は陽性と出る。よろこぶケイトとは裏腹に浮かぬ顔のサン。
ジャックに検査薬の信頼性を尋ねるが「陽性ならまず間違いない」と太鼓判を押される。
しかし、サンは「このことは誰にも言わないで」と2人に頼む。

サンの過去が回想され。。。
サンはかつてのお見合い相手、ホテルオーナーの御曹司リーと密会(といっても英会話のレッスンを受けている)を重ねていた。
そんなとき2人を診察した医師が現れ、問題があったのはサンではなくジンの方だったと告白する。

気球探しに出かけたアナ、サイード、チャーリーの3人は、森の中で"どうやら地図は正確である"ことに気付く。
「だからといって、気球があるとは限らない」とサイード。
長い道のりの途中で日が暮れてしまい、野宿をすることに。
アナは改めてサイードにシャノンの件を謝罪。
「彼女を殺したのはやつらだ」と言うサイードに普段の冷静な彼の姿はない。
翌日、雨が降り出した中、目的地に到着。気球らしきものは見当たらない。
「やっぱりな」と言うサイードに「もっと探しましょう」とアナ。
3人は手分けして徹底的に調べることに。

菜園では、ジンがサンに謝罪し、仲直りをしようとする。
すると、サンは妊娠したことを告げる。よろこぶジン。
しかし、さらにサンは不妊の真実も告げる。
ショックを受けるジンは「ではなぜ妊娠を?」と問う。
「誓ってもいいわ。私はあなただけ。本当よ」というサンに、素直に「だったら奇跡だ」とよろこび、サンを抱きしめる。
うれしそうな笑顔と悲しそうな表情が入り混じるサンだった。。。

ジャックはロックへの反発(?)からヘンリーを武器庫から出して朝食を与える。
しかし「地図を描いたことへのご褒美かい?」と漏らしたヘンリーの一言から地図のことを知る。
2人が何も知らないことを悟ったヘンリーは、
「信頼関係に問題があるようだな。対立ばかりしているからいけないんじゃないかい?」と指摘し、さらに、
「もし私が君らの言う"やつら"だったらどうするか?気球は当然存在しない。だから、人目につかない罠を仕掛けやすい場所の地図を描くだろう。そして、仲間が君たちの友達を捕まえて、私と交換を」
と言って、2人に揺さぶりをかけるのだった。。。

結局、浮気の結果の妊娠なのか、"奇跡"の結果の妊娠なのか、わからない演出でしたねー。
浮気の直接的なシーンはなかったのですが、サンの行動や態度からは浮気があったように読み取れそうな。。。
もっとも浮気の事実があったとしても、"奇跡"の結果という可能性もないわけではないので。。。

だいたい、サンのキャラクターって全体的にちょっとつかみづらい気がするんですよねー。
元々お嬢さんなのに、畑仕事に熱心だったり、ジャックのアシスタントもこなしたり。ジンに対しても、控えめな妻ぽかったり、カカア天下ぽかったり。

ヘンリーはヘンリーで、"視聴者を弄ぶ脚本家の道具"な感もなきにしもあらずですよねー。
いまのところどっちにも転ばせられるし、いままでの例からしてもストーリー的にはたいして鍵は握ってなさそうな(笑)

なんかスッキリしない回でした。

EPISODE#40「記憶の扉」

夜中にアーロン(赤ん坊)が発熱&発疹したため、クレアはハッチにいるジャックに診せに行こうとするが、ロックはヘンリーを監禁していることがバレないようにするため、代わりにジャックを呼びに行く。
すると、クレアの元にルソーが現れ、「感染したのね? 覚えてないの?」と尋ねる。
クレアに突然フラッシュバック(記憶の断片的な再現視)が襲う。
ルソーに気付いたケイトが、ルソーを追い払うが、クレアの顔には動揺が。。。

ジャックの診断は"突発性発疹でこの年ぐらいの子には多くあることだから大丈夫"とのことだったが、ルソーに動揺させられたクレアは「伝染病だったら?」とヒステリックに心配する。

翌朝、クレアは臨床心理士のリビーに誘拐時の失われた記憶を呼び戻してくれるよう依頼する。
そこで、リビーはクレアと2人きりになり、カウンセリングを始める。
するとクレアに記憶の一部が蘇ってくる。

診療室で医師に検査を受けているクレア。
感染予防のためお腹に注射をする医師。
その医師は、なんとイーサンだった!

クレアは衝撃の事実で錯乱状態に。
アーロンの面倒をみていたケイトも彼女の叫び声を聞き、駆けつける。
クレアは彼らの薬でアーロンが伝染病に感染したと確信し、治療薬を探すため誘拐されていた診療室を一緒に探してくれるようケイトに懇願する。
クレアの勢いに仕方なく同意したケイトは、銃を借りにソーヤーの元へ行く。
クレアはアーロンをサンに預けるが、その際ふたたびフラッシュバックに襲われ。。。

注射を受けたクレア。
施設内に用意された子ども部屋に案内される。
そのときイーサンが見知らぬ男に呼ばれ。。。その男の顔を目撃する。

一方、ヘンリー監禁を隠すため、ジャックとロックがキー押し当番も全て代わって2人だけでハッチ内に詰めていた。
そこへノコギリを借りにミスターエコーが現われる。
彼はハッチ内の異変に気付くが、なにも言わず立ち去る。

診療室を探すことになったケイトとクレアは、まず手がかりとしてルソーを見つけることに。
ビーチから彼女の痕跡をたどって森の中へ入っていくと、ルソーの方から姿を現す。
「私を以前あなたともみ合った場所に連れて行って」と詰め寄るクレア。
「すぐ近くよ」とルソーは案内をはじめる。
森の中を移動し、目的地に到着するが、
「なにもないじゃない?」とクレア。
「ここからどこへ行くの?」とルソー。
「あなたが案内するんでしょ?」「なにを言ってるの。あなたが思い出したと言ったから連れて来たのに」と揉めはじめる2人。
どうやらクレアはルソーがやつらの一味と勘違いしている模様。
ケイトが2人の間に割って入るが、近くの倒木を見たクレアはふたたびフラッシュバックに襲われる。

診療の合間にイーサンに散歩に連れ出されたクレア。
倒木のところで休憩する2人。
「子どもを出産したら、皆の元に戻るといい」とイーサン。
「ここに残ってもいいかも」とクレア。
「君と子ども、2人分のワクチンがない」とイーサン。
「じゃ、子どもに会いたくなったら?」とクレア。
「いいかい、君が望まないのに子どもを奪う気はない、君が決めるんだ」とイーサン。

思い出した記憶を頼りにクレアは森の中を掻き分けて入っていく。
その後を追うケイトとルソー。
そして、草の葉に隠された施設の入り口を発見する。
3人は中へ入っていくが、すでに中はもぬけのからだった。
クレアの探す治療薬も見つからない。
ケイトは"やつら"の変装用具を見つけるが、クレアは"自分で編んだ赤ん坊用の靴下"を見つけ、ふたたびフラッシュバックに襲われる。

眠っていたクレアは若い女性に起こされる。
イーサンたちは別室で帝王切開のための準備を進めていて、その娘は今すぐ逃げるよう言う。
クレアは抵抗するが、薬をかがされ、気を失う。
ふたたび目を覚ますと、彼女は森の中に横たわっていた。
イーサンたちを探すクレアだったが、そこへルソーが現れる。
イーサンたちのもとに戻ろうとするクレアをルソーは引き止めるため殴打する。。。

「私を助けてくれたのね。ごめんなさい」と記憶を取り戻したクレアはルソーに言う。
「キャンプの近くまでおぶって運んだわ」とルソー。

キャンプに引き返す3人。
途中で別れを告げるルソーを引き止めたクレア。
「あなたの子は女の子?若い女の子がいたわ、青い目の。彼女に助けられた。他の人と違い、いい子だった」
涙ぐむルソーは、
「感染してなければいいけど。。。もししていたら、すべきことはわかっているわね?」
と言い残し、去っていく。

一方、ビーチに戻ったジャックのところにふたたびエコーがきて「何者だ?」と尋ねる。「なんのことだ?」ととぼけるジャックだったが、「彼と2人きりで話しができるよう取り計らってくれ。秘密を保ちたいだろ?」と言う。
エコーを連れてハッチにやってきたジャックは、武器庫を開け、2人きりにする。
エコーはこの島での最初の晩に襲ってきた2人を殴り殺したことを話し、謝罪。ヘンリーに許しを請う。
「なぜ私に?」と戸惑うヘンリーを尻目に、ナイフを取り出し、自分のひげを切り落とし、部屋を出て行く。

ビーチでは、結局アーロンの熱は下がり、発疹も薄くなっていた。
最悪の事態を避けられたクレアは、明るくジャックにお礼を言う。
ジャックが去ったあと、クレアはアーロンをイーサンたちに渡そうとしていたことを悔いて涙を流すのだった。。。

ロックはヘンリーに食事を与える際、「なぜあの医者に仕切らせる?」と言われる。
「そんなことはない。2人で決めている」と反論するが、部屋を出ると怒りを爆発させ、物に当り散らす。
武器庫の中で意味深な表情のヘンリー。。。

おっとロックまで、反ジャック派に仲間入りですか。
って、聖人ロックがヘンリーごときの言葉で動揺するなんてどうした?(笑)

さて、クレアの失踪時のことが明らかになりましたが、ストーリーはてんで進まず。しかも、結局アーロンはただの発疹で、ってなんだかなぁ。。。
こんなことを繰り返したがゆえに、本国の視聴率も落ちていったのねw

やつらのアジトもダーマ(DHARMA)のハッチでしたねぇ。
"アザーズ"はダーマ関係者?
で、ワクチン接種をしていると。。。

また、エコーのひげ切り落としも意味がよくわからなかったのですが、キリスト教的に意味ある行為なのでしょうかねぇ?

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CHARA。横浜在住。30代♂。
テレビ放映よりも、DVD-BOXを買ったり、レンタルしたりの方が手っ取り早いのですが、やはり無料は魅力ですね(笑)
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