EPISODE#107「代理」
F.S.W.
空港から自分で(身体障害者用の)車を運転して帰宅するロック。
自宅に到着、車を降りようと車椅子の自動昇降機を動かすと、なぜか途中で止まってしまう。
イラつくロックは自分でなんとかしようとするが、芝生の上に落下し転倒。そこへスプリンクラーが作動し水浸しになるという、"泣きっ面に蜂"状態w
家からは恋人のヘレンが出てきて、救ってくれる。
ロックとヘレンは近々結婚することが決まっているそうだ。
ヘレンがジャックの名刺を見つけ、ロックが事情を話すと、
「電話をしてみたら? 脊椎の専門医に出会うなんて、運命かも」とヘレン。
しかし、ロックにはその気はない。。。
島。。。
森の中を抜け、小川を越え、住宅群に侵入、ある家の様子をうかがうや、再び森へ。(←煙モンスター目線?)地面に落ちていたナイフを拾うと、姿はロックに。。。
ナイフで罠のロープを切り、袋を開くと、そこに捕らわれていたのはリチャードだった。
「さあ、話をしよう」と偽ロック。
F.S.W.
ロックが会社に出社すると、嫌味な上司が声をかけてくる。シドニー出張で会議をすっぽかしたことがバレて、ロックはクビを言い渡されてしまう。
島。。。
偽ロックは「仲間にならないか。ずっとそう思ってたんだ」とリチャードに提案する。
"ろくに説明もせず命令だけするジェイコブと私はちがうよ"とアピールするが、リチャードは断固拒否する。
そのとき、森の中に少年が現れ、すぐに姿を消す。偽ロックは驚くが、リチャードには見えなかったらしい。
偽ロックはそそくさと森の中に消える。
巨神像の建物内、悲嘆にくれるイラーナ。
ベンは彼女に何があったのか、説明する。すると、イラーナはジェイコブが燃えた遺灰を袋に詰めだす。
ベンが彼女に偽ロックが森の中に消えた理由を問うと、「人を集めてるのよ」と答える。
住宅群にやってきた偽ロックは、とある住宅の中へ。
そこではソーヤーが飲んだくれていた。
ロックを見て「死んだはずだろ?」と言いながら、大して驚かないソーヤーw
そして、彼がロックじゃないとあっさり見破る。
「やつは怯えてた、どんなに自信満々に見せてるときも。だが、あんたは怯えてない」
「一緒に来ないか。そうすれば、君が何故この島にいるのか、証明できる」と偽ロックは誘う。興味をもつソーヤー。
F.S.W.
荷物を持って会社を出るロック。
駐車場では、自分の車の隣に、デカい車が止められていて、車いすのロックは乗車することができない。
ロックがその車に八つ当たりをしていると、車のオーナーが現れる。ハーリーだ!
ハーリーは実はロックの会社のオーナーで、ロックから事情を聞くと「俺からとりなそうか?」(←さすがいい奴w)と提案するが、ロックは断る。
そこで、ハーリーは、自分が経営している別の人材派遣会社を紹介する。
「俺の名前を出せば、すぐ次が決まると思うから」
島。。。
イラーナは、テンプルへ行こう、と言い出す。
サンが躊躇していると、イラーナは「ジンがこの島でまだ生きてるなら、テンプルにいるはず」と話す。
「待って、ロックは? 埋葬しないと」とサン。
森の中を進む偽ロックとソーヤー。
すると、またあの少年が現れる。今度はソーヤーにも見えるらしい。
偽ロックは少年を追いかけていく。
森の中で、少年は偽ロックに「ルールで彼を殺すことは出来ない」と言って立ち去る。
「私に向かって"できない"と言うな!」と叫ぶロック。(←あれ? 偽なのに本物みたいなセリフw)
取り残されたソーヤーのところに、リチャードが現れる。
リチャードはテンプルに行こう、とソーヤーに言うが、彼は拒否。
リチャードは偽ロックに怯えてるようで、「仲間全員、皆殺しにされるぞ」と警告するが、偽ロックが戻ってくる気配で、森の中へ消える。
偽ロックはリチャードに気付かなかったようで先に進み、ソーヤーも黙って付いていく。
F.S.W.
ロックはハーリーに紹介された人材派遣会社で面接を受けるが、若いコーディネーターが気に食わず、上司を呼ぶ。現れたのは、ローズだった。
ローズにも難癖をつけるロック、しかしローズは「私は末期がんなの。最初受け入れがたかったけど、でも認めたら、残りの人生を前向きに生きようと思えるようになりました」と諭す。
島。。。
ソーヤーは偽ロックに向け銃を抜く。
「やってみたらいい」と平然としている偽ロック。
私は囚われの身、昔は普通の人間だった、と語る偽ロック。
真実まであと少しだ、という彼に、ソーヤーは銃をおさめる。
ロックの遺体をビーチの墓地に運ぶイラーナとベン。
「なぜ遺体を運んできたんだ?」と問うベンに、「敵の顔を知ってもらうため。もうヤツはロックの姿以外に変われないの」とイラーナ。
墓を掘り、ロックを埋葬。"お別れの言葉"で、ベンが"君を殺したことを後悔してる"と告白し、一同仰天する。
F.S.W.
自宅に戻ったロックは物思いにふけっている。
ジャックの名刺を取り出し電話をするが、すぐに切ってしまう。
その姿を見咎めるヘレン。
ロックは、出張中会議をすっぽかし放浪旅行をしようとしたこと、それにより会社をクビになったことを、ヘレンに告白する。
驚くヘレンに、ロックは「奇跡を待つのはやめてくれ」と言う。
ヘレンは「私が望んでるのは奇跡じゃないわ、あなたよ」と言い、ロックと熱い抱擁を交わす。
島。。。
偽ロックとソーヤーは海に面した崖の上に出る。
「で、ここからどうすんだ?」と冷ややかに言い放つソーヤー。
すると、偽ロックは崖にかかった一本の竹のはしごを下りはじめる。
躊躇するソーヤーだったが、仕方なく後につづく。
偽ロックは途中で隣の縄梯子に飛び移るが、ソーヤーははしごの竹一本が折れるわ、縄梯子もひもがはずれ宙吊りになるわ、で大変w
命からがら、偽ロックに助けられ、ようやく崖底にたどり着く。
そこには洞窟があり、その中には机やら道具やら、生活の跡が見て取れる。
偽ロックは天秤の上に乗せられた黒い石と白い石のうち、白い石を取り上げると、海に投げ捨てる。
「なんなんだ?」と問うソーヤーに、「内輪のジョークだよ」と偽ロック。
次に、偽ロックは松明に火をつけると、洞窟の奥に進んでいく。
真っ暗な洞窟を松明の火で照らすと、天井に無数の文字が書かれていた。
「これが理由だよ」と偽ロック。
F.S.W.
ロックは代理教員となって、とある学校に赴任していた。
そこには歴史の先生としてベンの姿がぁ。。。
島。。。
洞窟の天井の文字は、数字と人の名前だった。。。
「4-ロック」「8-レイエス」「16-ジャラー」「23-シェパード」「42-クォン」…
そう、815便のみんなの名前だ。すでに消されている名前もある。
もちろん「15-フォード」も。そう、ソーヤーのことだ。驚きの顔のソーヤー。
これを書いたのはジェイコブだと偽ロック。
「子どものときとか、ジェイコブに会ってるはずだ。君は人生を自分で選択したつもりになっているかもしれないがそれはちがう、彼が選ばせたんだ」は説明する。
そして、このリストはジェイコブ、すなわち島の守護者の後継者の候補なのだと言う。
候補者の選択肢は3つ。
1.なにもせず成り行きを見守る。しかしこれは"死"を意味する。(と言って、ロックの名前を消す)
2.後任を引き受け、新しいジェイコブとなり島を守る。
3.島を出ていき、振り返らない。
「なにから島を守るんだ?」とソーヤー。
「なにからでもないんだ。べつに守る必要もないただの島だ。それなのに君たちの人生はむちゃくちゃにされた」と熱くなる偽ロック。
そして、「さあ、君はどうする?」とソーヤーに答えを迫る。「故郷に帰るか?」
逡巡したソーヤーが答える。
「当然だ!」
♯
今回は内容の濃いエピソードでしたねー☆
リストの謎が明らかにされましたし、呪いの数字の秘密も(^^
各番号が生存者たちに割り当てられてましたね。
が、ケイトだけ出てこなかったんですよー、なんで?
ジェイコブが接触した中にケイトはいたのに。。。
それはそうと、チャーリーやマイケル、ブーンなど亡くなった人の立場は?w
消された名前の中にいるのか、はなから候補にも上がってないのか?
しかし、忘れてならないのは、黒服男の策略かもしれないという可能性ですね。
"人集め"をしているという彼の言うことがすべて真実とは限りませんよね!?
そうそう、森の中の少年はジェイコブぽかったですね。
「ルールで彼を殺すことは出来ない」
イラーナが遺灰を集めていたのといい、ジェイコブは復活しそうw
ついでに、ロックも。。!?w
そして、暗黒面に落ちたの、ソーヤー!?