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EPISODE#97「未だ見ぬ過去」

気を失っていたジンが目を覚まし、近くにベン少年が撃たれて倒れているのに気付く。
慌てベンを車に乗せて、走り出すジン。

ダーマ村ではサイードの逃走が明らかになり、騒然としていた。
火事はサイードの協力者が起こしたもので、犯人はこの村の中にいる、とのホレスの見解に、渋い顔のジャックたち。
そんな中、ケイトはひとりの男に声を掛けられる。
ベン父のロジャーだ。
ロジャーの頼みで、火事の原因となったミニバンの撤去を手伝うケイト。
そこに、ジンの車が到着して、ジンがベン少年を運び出す。
それを見て慌てて駆け寄るロジャーだった。

3年前。。。
島を出たケイトは、ソーヤーの元恋人・キャシディの元を訪ねていた。彼女はソーヤーの娘(クレメンタイン)を産んだ女性だ。
偶然ケイトとも顔見知りだった彼女は、ケイトの訪問を歓迎するが、ソーヤーの名を聞き、険しい顔に。

全ての事情をキャシディに話すケイト。
「娘を頼むと云われたの」と大金を渡すケイトだったが、キャシディのソーヤー不信は相当なものw
ヘリから飛び降りたソーヤーを「卑怯者よ。あなたから逃げたのよ」と言い放つ。
大金もケイトの考えだと見抜いていた。そして、アーロンがケイトの実の子ではないことも。。。

ダーマ村。。。
警備室の監視モニタでサイードの行方を捜すソーヤー。
そこにケイトが現れ、「ベンが撃たれた」と伝える。
つづいてホレスたちが現れ、慌てるソーヤーだったが、(ケイトのことを)なんとかごまかす。
ケイトが去ると、ソーヤーはホレスたちとサイードを収監していた檻を検分し、鍵で開けられていることを知る。
鍵を持っているのは雑役係のベンの父(ロジャー)とウィリーと新人のジャックの3人で、ソーヤーは「話を聞きに行ってくる」とマイルズを連れ、留置場を出る。

ソーヤーはマイルズに、ジャック・ハーリー・ケイトを1ヶ所に集め、軟禁するよう指示して、別れる。
ソーヤーはベンを治療している診療所に向かい、外で治療が終るのを待っているロジャーと話をする。ロジャーは鍵を紛失したようだ。

診療所ではジュリエットが治療にあたっていた(また島の外科医は遠出中らしいw)。
ベンの容態はかなり悪く、ソーヤーが中に入ってくるなり、「私じゃ無理。本物の外科医が必要よ」と告げる。
診療所を出るソーヤー。

ジャック・ハーリー・ケイトはとある家の中にマイルズに軟禁されていた。
ハーリーは「小さいベンが死んだら、大きいベンもいなくなるから、僕らも島に戻らないはず。ここから消えていなくなるのでは?」と言い出す。
呆れ顔のマイルズは、「俺たちが経験してないだけで、これはもう起こったことなんだ。その結果ベンは大きくなったんだから、いまの小さいベンは死なない。助かるんだ」と説明する。
そこにソーヤーが駆け込んで来て、ジャックに助けを求める。
しかし、ジャックは冷たく拒否するのだった。。。

ソーヤーが引き上げたあと、ケイトはジャックに拒否する理由を問い詰めるが、「30年後俺はヤツの手術をして1度助けた。それは君のためだ。2度目はない」とジャック。
"子どもの命"に敏感になっているケイトはそんなジャックをなじるが、ジャックは聞き入れない。怒って家を出るケイト。

診療所に現れたケイトは、輸血を申し出る。
そこにロジャーが入ってきて、ジュリエットに詰め寄るが、ケイトがとりなす。
ロジャーは、ベンがサイードを逃がしたことを悟り、自分のベンに対する振る舞いを悔いていた。
するとベンの容態がさらに悪化する。

ハーリーとマイルズのタイムパラドックス問答がつづいていた。
たいていマイルズがハーリーを馬鹿にする展開だったが、ハーリーの一言で状況が一変する。
「ベンを捕まえたとき、サイードが拷問したけど、なんで昔自分を撃った男だと覚えてないわけ?」
「ああ、それはおかしいな?」と考え込むマイルズ。(ナイスなツッコミ、ハーリー♪)

とりあえず輸血でベンの容態を安定させたジュリエットは、ロジャーに医療基地から必要物資を取ってきてくれるよう頼む。
心配するケイトには、いまは安定しているが、治せたわけじゃないとつぶやく。
なんとかしたいと思っているケイトの言葉から、あることに気付くジュリエット。
「"彼ら"ならできるかも。"アザーズ"よ」

ジュリエットとケイトは、ベンをミニバンに運び込む。
ケイトはジュリエットの立場を慮り、ひとりで連れて行くと言う。
「いずれソーヤーに話さなければならないけど、なるべく時間を稼ぐわ」とジュリエット。
車を発進させるケイト。

ロサンゼルスの港。。。
ベンとジャックの意図を知り、激怒したケイトはみんなを置いて港を離れる。
帰途、アーロンとスーパーに立ち寄るが、ちょっとした隙にアーロンが迷子になってしまう。
無事見つけたものの、激しく動揺するケイトだった。。。

ダーマ村。。。
ベンを乗せたミニバンは超音波フェンスで立ち往生。そこに、ソーヤーの乗ったミニバンが追いつく。
連れ戻されるかと思いきや、ソーヤーは手伝うと告げる。

ロサンゼルス。。。
ケイトはアーロンを連れ、キャシディの元を訪れていた。2人はすっかり親友になった模様。
今回のこと(ジャックやベンが島に戻ろうと画策していること)と、アーロンを失うかもしれない不安を打ち明ける。
しかし、キャシディは「ソーヤーを失った痛みをアーロンで埋めてたのよ」とケイトの心を見透かしたようなことを言う。。。

ダーマ村。。。
ソーヤーがなぜ手伝ってくれるのか、疑問に思うケイト。
「どう育つにせよ、子どもを見殺しにできない」とジュリエットに言われたかららしい。
ソーヤーとジュリエットの絆を垣間見るケイト。。。

ジュリエットはジャックのところへ押しかけ、「あなたが必要だった。助けを求めたのに」と詰問する(←なんかちょっと痴話喧嘩ぽいw)。
ベン少年を助けなかった理由をハッキリ言わないジャックに、ジュリエットは怒って立ち去る。冴えない表情のジャック。。。

ソーヤーがベンを抱え、ケイトとともに森の中へ。
ケイトが娘・クレメンタインの話を持ち出すと、ソーヤーは食いつくが、キャシディの話を聞いて渋い顔w
そのとき、銃を構えた"アザーズ"が現れる。すっかり周りを囲まれている。
アザーズたちは2人を威嚇するが、ソーヤーはリチャードのところへ連れて行けと要求する。

ロサンゼルス。。。
ケイトは、クレアの母リトルトンを訪ねていた。
真実を打ち明けるケイト。驚くリトルトン。
そして、ケイトはしばらくアーロンを預かってほしいと頼む。
「私は島に戻って、クレアを捜します」

島のジャングル。。。
アザーズに連れられ森を移動するソーヤー(+ベン)とケイト。
そこにリチャードが現れる。
2人は「ベンを助けてほしい」と頼むが、「引き取ったら、彼はもう我々の仲間だ。それでいいのか?」とリチャード。
「かまわない」とケイトが答えると、リチャードはベンを受け取り、森の中に消えていく。

現代の島。。。
傷つき眠るベンが目を覚ますと、傍らにはロックがいた。
目を丸くするベンに、ささやくロック。
「生者の世界へおかえり」

うまい! 生死をさまようベン少年から、現代のベンに(場面)移行して、死んだはずの人に「生者の世界へおかえり」とは!!

でも、あれでベンがアザーズ入りしたとなると(彼が起こした)大虐殺はどうなるんだろ?
タイムパラドックスに対するハーリーのツッコミは、解答を見せるための前フリなのか? はたまた、ホントに辻褄が合わなくなったことへの自虐なのか?w

それはさておき、ケイトがアーロンを育てることにしたいきさつ、316便に乗る経緯が明らかになりましたね♪
てっきりベンの企みで316便に乗ることになったと思ってたんですけどねw

で、(ケイトにとって)アーロンがソーヤーの代わりだったというのが真実なら、(婚約もしてた)ジャックの立場は?w
今回、ジュリエットにも愛想を尽かされたみたいだしね。。。
それにしても、ジャックはちっちゃいなー。
もちろん気持ちはわからなくもないが、まだ(ベンは)子どもだし、なんてったってジャックは医者だろ〜〜!

次エピソードは、現代の島版でしょうか!?

コメント

2回ほど見逃した時に、丁寧な書き込みで物語についていけました。
ありがとうございました。

今回のハーリーのツッコミは、リチャードの「今日起きたことは彼の記憶から消え去り、純真さもなくなる」のセリフが答えになるかも。

いよいよ終わってしまいますね。さみしくなります。

点子さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

当ブログがお役に立てたようで、よかったです♪

>さみしくなります
いえいえ、ファイナルシーズンも始まりますよー(^^

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CHARA。横浜在住。30代♂。
テレビ放映よりも、DVD-BOXを買ったり、レンタルしたりの方が手っ取り早いのですが、やはり無料は魅力ですね(笑)
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