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EPISODE#96「理由」

イラク・ティクリート。。。
父親から「いまだに鶏もしめられないようじゃ、家に入れてやらん」と叱られている少年。
父親が立ち去ると、幼い弟がやってきて鶏小屋の中に。一羽をしめて、それを兄に渡す。
戻ってきた父親は喜ぶが、「僕じゃない」と兄。
弟を見つめる父。
「そうか。よくやった、サイード」

ダーマ村。。。
檻の中のサイードに、相変わらずサンドイッチを運んでくるベン少年。
彼はサイードに「リチャードに言われて来たの?」と尋ねる。
彼は4年前のリチャードとの約束(アザーズの仲間になること)を待ちわびていたのだ。
「あなたも待ってたら、助けてあげる」とベン。

島から脱出後。。。
サイードは、ベンの元で暗殺の仕事をつづけていた。
ある日、標的を仕留めると、ベンが現れ、
「任務完了だ。君たちの脅威となる人間はもうウィドモアの組織にはいない」と告げる。
「利用するだけ利用して、お払い箱か?」とサイード。
「私のためじゃない。君が望んだんだ。(これからは)君の人生を生きろ」とベン。

ダーマ村。。。
サイードのところに、リーダーのホレスとラジンスキーが現れる。
サイードを尋問するが、なにもしゃべらないサイードに、
「このままでは次のステップを踏むことになる」と警告する。

ケイトのことを気にするジュリエット。
ソーヤーにも、「おままごとはもうおしまいでしょ」と言う。
「なにも変わりはしない。俺がなんとかする」とソーヤー。
そこにホレスが現れ、サイードをオールダムに任せようと思うと伝える
「あんな危ないオッサンにか? いや、俺が聞き出す」と、ソーヤーはサイードの檻に向う。

人払いをして、2人きりになるソーヤーとサイード。
いきなり顔を殴りつけるソーヤー。
"拷問の結果、アザーズから亡命志願"を偽装するんだとソーヤーは説明するが、「逃がしてくれればすむ話だ」とサイード。
「俺は信用されてる。それだけの地位を築いてきたんだ。それを棒にふるわけにはいかない。お前の選択肢は2つ。ダーマ村の一員になるか、独りで生きていくか」とソーヤー。
「なら、独りで生きていく」

カフェテラスの従業員となったハーリーのところに、ジャックとケイトがランチにくる。
サイードのことを心配する3人だったが、話の流れで、ケイトはソーヤーとジュリエットが一緒に住んでいることをはじめて知る。
ケイトとジャックの間には気まずい空気が流れ。。。

サイードの檻のところに、一人の掃除夫が現れ、掃除を始めるが、これがなんとも嫌味な男。
そこへ食事を持ってきたベン、男の顔を見て青くなる。
そう、この男はベンの父親だった。
「何してる? 誰に言われてやってる?」と叱りつけるベン父。萎縮して怯えるベン。

ドミニカ・サンドドミンゴ。。。
(殺し屋をやめ)ボランティアの大工仕事に精を出すサイードのところに、ベンが現れる。
「ロックが殺された。君も危険だ。ハーリーにも見張りがついているようだ」と告げる。
(おいおい、ロックはお前が殺したんやんか!)
「そいつらを殺せってか? そんなこと好き好んでやると思うか?」
「そうかな。君がやってきた殺人や拷問は選択の結果じゃない。君の中から出てきた行いだ。君は人殺しさ」
「それはあんたの思い違いだ。人殺しは好きじゃない」
去って行くベン。

ダーマ村。。。
サイードの檻に、ホレス、ラフルア(ソーヤー)たちが現れ、彼を連れ出す。
到着したのはオールダムが住むテントだった。
オールダムはサイードを木に拘束し、自白剤を飲ませる。

ロサンゼルスの港。。。
サンがベンに銃を突きつけるが、「ジンは生きている。エロイーズのところに行けば証明できる」とベンは言う。
ケイトはその場を去り、サイードも立ち去る。。。
ひとりになったサイードはバーでスコッチを飲んでいた。
そこにひとりの女性が声を掛けてくる。

ダーマ村。。。
薬が効きはじめたサイードは、ホレスの質問に答えはじめる。
「私はサイード・ジャラー。俺は"敵"じゃない。アジラ航空316便でここに戻ってきたんだ。最初はオーシャニック航空815便だった……俺は未来から来たんだ」
まだ出来てない基地の名前や(ベンによる)大虐殺など、ホレスたちにとっては支離滅裂の内容で、「(薬の投与の)失敗だな」とオールダム。
一方、どぎまぎしながら聞いていたラフルア(ソーヤー)も渋い顔。

日も暮れ、ホレスの家ではダーマ村の幹部たちが協議を行っていた。
議題は、もちろん"サイードの扱い"についてだ。
サイード=スパイだと考えているラジンスキーは強行に"銃殺"を主張。
ラフルア(ソーヤー)が反対するが、エイミーの「子どもの安全を考えて!」との意見に、ラフルア以外の全員が"銃殺"を支持する。
賛同するしかないラフルア。。。

ロサンゼルスのホテルの一室。。。
もつれあうようにキスして部屋に入るサイードと女。
ベッドイン目前、女はサイードを蹴り倒し、銃を突きつける。
女は賞金稼ぎ(?)で、サイードが殺した男のファミリーにグアムに連行するよう依頼を受けたらしい。

ダーマ村。。。
サイードの檻に現れたソーヤーは、「顔を一発殴れ」と言う。
"銃殺"が決まった今、サイードの"逃亡"を偽装しようというのだ。
しかし、その提案を断るサイード。戸惑うソーヤー。
「なぜ戻ってきたのか。いま、その理由がわかったんだ」と告げるサイード。
怒りがおさまらないソーヤーは、ケイトの家に行き「なんで戻ってきたんだ?」と八つ当たりw
そのとき、火車になったミニバンが、一軒の家に突っ込むのを目撃する。
たちまち火事になり、住民たちは大パニック。
警備主任であるソーヤーは、陣頭指揮をとって消火活動に入り、ジャックやケイトたちも消火活動に加わる。
そんな中、サイードの檻の監視員も狩り出され、無人に。
そこに現れたベン少年。
「出したら、僕も連れて行ってくれる?」と尋ねるベン。
「ああ、もちろん。そのために来た」と答えるサイード。

アジラ航空の搭乗口。。。
一杯くわされた女・イラーナに連行されるサイードは、ハーリー・ジャック・ケイトの姿を見つけて動揺する。
便をひとつ遅らせようとイラーナに頼むが、却下される。
機内では、サンやベンまでいて、暗澹たる気持ちにw

ダーマ村。。。
ベン少年と逃げ出したサイードは、森の途中でミニバンと出くわす。
茂みの影に隠れたものの、バンから男が降り、近づいてくる。
しかし、その男はジンだった。
サイードは声を掛け「ソーヤーの作戦だ。行かせてくれ」と頼むが、「確認だけする」とジンはラフルア(ソーヤー)に無線連絡を入れる。
その隙にジンを投げ飛ばし、気を失わせる。
「すごい。でも、先を急ごう」とベン。
しかし、ジンの銃を手に取り、ポツリとつぶやくサイード。
「ベン、君は正しかった。私は人殺しだ」
次の瞬間、サイードはベン少年の胸を撃つ。
倒れるベン。
悲しみをこらえ、森の中の闇に消えるサイード。。。

いやー、サイード、そうきますか、ビックリです(@.@)
ってか、そんなことしたら、"タイム・パラドックス"(←タイムスリップ物の鉄則)でストーリー破綻しちゃうでしょ!?
そうなると困るでしょうから、ベンは一命をとりとめるってことですねw
ジャックが手術したりして?(笑)

また、サイードが316便に連行された経緯も明らかになりましたね。
イラーナは捜査官じゃなかったんだw 一人で護送って変だな、と思ってたんですよね。

このあとサイードはどうするんでしょう?
ホントにひとりで生きていくのか? それとも、アザーズに接触するのか?

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CHARA。横浜在住。30代♂。
テレビ放映よりも、DVD-BOXを買ったり、レンタルしたりの方が手っ取り早いのですが、やはり無料は魅力ですね(笑)
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