« EPISODE#94「ラフルア」 | | LOSTなHOME | | EPISODE#96「理由」 »

EPISODE#95「ナマステ」

闇夜の空を駆るアジラ航空316便。
機内には、ジャックたちおなじみの面々。
やがて、機は激しく揺れはじめ、機長のフランクは必死の対応に追われる。
機は"閃光"に包まれ。。。雲を抜けるとコックピットの前には昼間の空が広がっている。
飛行機は制御不能で、間近の島めがけて降下を始めていた。
さすがに、事態を予見(?)していたフランクは落ち着いて対応し、滑走路らしき場所に緊急着陸を試みる。
なんとか着陸したものの、オーバーランし森の中に突っ込む。。。

目を覚ましたフランクは無事だったが、森の木がコックピットを突き破っていて、副操縦士は絶命していた。
フランクがコックピットからキャビンに出ると、サン以外の"オーシャニック6"の姿が見当たらない。
「消えたよ」と2人に告げるベン。

30年前。。。
再会を喜ぶソーヤーとハーリー、ジャック、ケイト。
しかし「ロックは死んだ」と聞かされ、ショックを受けるソーヤー。
一方「いまは1977年だ」と聞かされ、驚くジャックたちw

ソーヤーがジャックたちに状況を説明していると、マイルズから無線連絡が入る。
なんとか策を練らなくては、と思案するソーヤー。
そのとき「サンも一緒だった」と聞き、ジンはひとり駆け出す。
ソーヤーは「とりあえずここで待っていてくれ」と言って自宅に戻る。

自宅に戻ったソーヤーはジャックたちの着替えを用意していた。
そこに現れたジュリエットは「ジャックたちが戻ったんだ」と聞かされ、驚く。
「なにか策を考えないと、おれたちはすべてを失う」とソーヤー。
「今日午後に潜水艇が着く予定だわ」とジュリエット。

ジンは、フレイム基地のラジンスキーのところににやって来ていた。
フレイム基地はバクーニンのいた、たしか通信系の基地でしたね。
ジンは、ラジンスキーに「飛行機が着陸しなかったか、調べろ」と詰め寄る。
渋々応じるラジンスキー。

30年後のビーチ。。。
フランクは生存している乗客を集め、「無線はつながらないが、いずれ必ず救助が来る。それまでここでおとなしく待とう」と呼びかける。
しかし、シーザーが彼に楯突く。
「ここはどこの島なんだ? あっちに建物や檻もある。向こうには大きな島も。あんたは動くな、と言うが、俺は建物を調べようと思う」
それに賛同する生存者たち。
そんな彼らの輪からはずれ、一人森の中に入っていくベン。
それを見つけたサンは、後を追う。
その姿を見かけたフランクもまた。。。

森の中で、突然ベンを見失うサン。
すると、背後にベンが現れる。
「なんで着いてくる?」とベン。
「どこへ行くの?」とサン。
「僕らの島へだよ。一緒に行くかい?」とベン。

30年前。。。
ジュリエットは、お産後で安静にしているエイミーから潜水艇の乗客名簿を入手する。
そのとき、赤ん坊に"イーサン"と名づけると告げられ、内心ビックリするジュリエット。
ジャックたちのところに、着替えを持ったソーヤーが戻ってくる。
「いま新人を乗せた潜水艇が着いたところだ。そこに紛れ込むんだ。時間がないぞ、早く着替えろ」とソーヤー。
「いくらなんでもばれるだろ?」とジャックは言うが、「潜水艇では薬を飲まされ、眠らされてくるんだ。ここの受付がみんなの初対面だ」と説明を受け、指示に従うことにする。

各基地からフレイム基地に上がってきた報告に、飛行機が着陸した痕跡は見当たらない。渋い顔のジン。
そのとき、侵入者を知らせるセンサーが働く。
ジンは銃を持って基地を飛び出し、現場に急行する。
森の中で見つけた人影は。。。手錠をはめたままのサイードだった!
そのとき後を追ってきたラジンスキーが現れたため、ジンはサイードが"敵"の侵入者であるように芝居を打つ。

ジャックたちを港に運ぶ車中、現状の説明をするソーヤー。
「ダーマって、皆殺しにされるんじゃなかった? 警告しないの?」と尋ねるハーリー。
「俺は予言者じゃねえ。それに、なにをしたって歴史は変えられないんだって、ダニエルも言ってた」と返すソーヤー。
しかし、そのダニエルはもういないらしい!?

港に着くと、そこでは新人たちの受付手続きが行われていて、ジャックたちを紛れ込ませることに成功する。
そこにマイルズがやってきて、ジャックたちの顔を見てビックリ(@_@)
ソーヤーがゴニョゴニョと言いふくめるが、ジンから"敵を捕まえた"との連絡が入ったと聞かされる。
すぐにジンに無線連絡を入れるソーヤーだが、その"敵"とはサイードだと聞かされ、頭を抱える。

30年後。。。
サンを引き連れ、森の中を進むベン。
目的地はカヌーの隠し場所で、そのカヌーで向かいの島(本島)に戻ろうとしているようだ。
「(向こうにジンがいるか、どうかは)分からないが、僕なら向こうから探すね」と言うベンに、逡巡するサン。
そのとき、後を追ってきたフランクが追いつく。
「こいつを信じる気じゃないだろうな?」とサンに忠告するフランク。
「信じなきゃいけないの」と返すサン。

やがて、カヌーのある浜に辿りつく。
カヌーに乗ろうとするサンを引き止めるフランク。
サンの背中を押すように、語り始めるベン。
「ここから南へ800mのところに桟橋がある。そこから僕らの町にいけば人も物資もあるから、ウッ。。。」
そのとき、ドサッとベンが浜に倒れこむ。
背後からサンがベンの後頭部をオールで殴り気絶させたのだ。
「信じたんじゃないのか?」と微笑みながら尋ねるフランクに、「あれは嘘よ」とサン。

30年前。。。
手続きセンターの中、ジャックが呼ばれると、対応してくれたのは、あの"ナマステ"博士ことチャン博士だった。
エイミーの休養で、急遽狩りだされたらしいw

一方、名前を呼ばれず、待ちぼうけのケイトに、係員のひとりが声を掛けてくる。
仕方なく名前を告げるが、リストに名前がないと怪訝な顔をする。
焦るケイト。。。
そこに「待って。エイミーから追加のリストよ。えーと、オースティンさんかしら?」と言ってジュリエットが現れる。
間一髪助かるケイト。
「はじめまして」との言葉とは裏腹に、アイコンタクトをとるケイトとジュリエット。

フレイム基地に到着したソーヤー。
「ラジンスキーが張り付いてて、話ができないんだ」と伝えるジン。
「任せろ」と言って、基地の中に入るソーヤー。
ラジンスキーはサイードをスパイだと決めつけ、「すぐにでも射殺すべきだ」と主張するが、「まずは話をしてからだ」とたしなめるソーヤー。

突然現れたソーヤーにビックリするサイードだったが、ソーヤーの目配せでなにも言わない。
「あんたが"敵"だと認めるなら、協定に則り殺さないが、そうでないなら射殺する」とサイードを脅すソーヤー。
訳もわからず、認めるしかないサイード。
ソーヤーは、サイードを宿舎のひとつに連行することにする。

30年後。。。
カヌーで本島に到着したサンとフランク。
桟橋に上陸し、住宅群にたどり着く。そう、かつてのダーマ宿舎だ。
廃墟となっている住宅群のひとつから、人影が現れ、サンたちに声を掛けてくる。
「私はクリスチャン」
そう、ジャック父だ!(もちろん、2人はそのことは知らない)
サンが「夫を探している」と告げると、ジャック父は2人を(廃墟の)手続きセンターへと案内する。
不審がるサンに、ジャック父が見せたのは、壁にかかった1977年撮影の古い集合写真だった。
そこには、ジャック・ハーリー・ケイトが写っていて、2人はビックリする。
「彼はこの友人たちと一緒にいる。君たちはもう少し旅をしないとな」とジャック父。

30年前。。。
(サンたちが見ていた、まさにその)集合写真を撮っていたジャックたち3人。
そこに、サイードを連行するソーヤーとジンが到着する。
その事態に息を呑むジャックたち。
宿舎の中のひとつの牢屋に投獄されるサイード。
仲間がいて話ができないソーヤーは、目配せをするばかり。。。

夜になり、ジャックはラフルア(ソーヤー)の家を訪ねる。
すると、玄関からジュリエットが出てきたので、ジャックは驚く。
再会を喜ぶ2人。
しかし、ソーヤーと同じ家に住んでいることを知り、ジャックは複雑な面持ちにw
中に入ると、ソーヤーが読書中。
ジャックはサイードの今後を尋ねるが、「考えを巡らせてるところだ。任せておけ」とソーヤー。不満げなジャックだったが、完全に立場が逆転している今は引き下がるしかない。
すぐに家を出て行くジャックを見送るソーヤー。
そんなソーヤーを、隣家からケイトが見つめていた。
気まずそうなソーヤー(>_<)

サイードのところに、メガネの少年がサンドイッチを運んでくる。
言葉を交わす2人。
「僕の名はベン」と名乗る少年に、しばし沈黙するサイード。
「会えて、うれしいよ、ベン」

ひょぇー、最後のサイードの顔が不気味でしたねーw

さて、行方が分からなかったサンとサイードの所在が明らかになりましたね。
フランクと一緒だった女は、やはりサンでした。
って、なんで(オーシャニック6の中で)サンだけタイムスリップしないんでしょう?
設定上の理由としては、出産したから?
脚本上の理由もありそうですよねー。たとえば、のちにみんなを現代に戻すための"何か"をするとか!? そのためのジャック父との遭遇と考えれば。。。
でも、それはまたロックにやらせればいい、という気もしますが。。。
うーん、相変わらず謎ばかりw

ダニエルはどうしちゃったんだろう?
そうそう、マイケルも出てきませんね。
死んじゃったのか? そんなことはないと思うのですが。。。

コメント

管理人さん、はじめまして。

TV放映中のシーズン4を見ています。 
 
いきなり質問なのですが、
ベン・島の住人達は、結局のところ悪人(語弊があるかもしれません)なのですか?

私はベンが憎たらしいですw

どらえさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

>ベン・島の住人達は、結局のところ悪人なのですか?
ウ〜ム、そこは最後までわからないんじゃないかと思います。
結局、ダーマ⇔先住民(アザーズ)⇔ウィドモア軍団の関係性の全貌がわからないと判断できない気がするんですよねー。
でも、ベンが悪役であることは間違いないです!(笑)

やっとここまで見ました〜
こういうときにはやっぱりジャックよりソーヤーのほうが頼りになる!(w

けんじさん、お久しぶりです(^^

>やっとここまで見ました〜
あとちょっとです、がんばれ〜☆

>ジャックよりソーヤーのほうが頼りになる!(w
そうですねー、それは最後まで変わらないですよw

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

Menu

Profile

CHARA。横浜在住。30代♂。
テレビ放映よりも、DVD-BOXを買ったり、レンタルしたりの方が手っ取り早いのですが、やはり無料は魅力ですね(笑)
dvd1_s.jpgdvd2_s.jpg

Trackbacks