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EPISODE#98「島の裁き」

テント村に馬で駆け込んでくる男。
彼は一目散にリチャードのところに行き、ダーマの仲間(ベン少年)をテンプルに連れて行ったことを非難する。
しかし、「ジェイコブが望んだことだ」とリチャード。
男はベンに会いに行き、話しをする。ベンは事件のことを忘れてしまっているらしい。
「君は死ぬところだったが、島が救った」とベンに語る彼。
彼は若き日のチャールズ・ウィドモアで、これがベンとの出会いだった。。。

現在の島。。。
目を覚ましたベンは、目の前にいるロックに驚くが、「やっぱりこうなると思っていた」と話す。
ロックは、なぜ本島に行こうとしていたのか、尋ねる。
「僕はルールを破ったので、あそこで裁かれなくてはいけない」とベン。
「裁かれる? 誰に?」とロック。
「それは名づけ得ない何か。君たちが"怪物"と呼ぶものだ」とベン。

ビーチでは、イラーナたちがなにやら作業を行っている。
そこに現れたベンに、シーザーが声を掛けてくる。
彼は、ロックの「(ベンは)私を殺した男だ」という言葉を気にしているのだ。
「(ロックを)殺したって? 死んでるようには見えないがw」と平然と嘘をつくベン。
さらに、それを利用して、ロックを"異常者"に仕立て上げ、危険を煽る。
「それなら心配はない」とシーザーは銃をチラつかせて、去っていく。

十数年前の島。。。
青年になったベンは、イーサン少年を連れて、ルソーのテントを襲う。
ベンは彼女の命を狙っていたが、赤ん坊がいることを知り、その赤ん坊をさらう。

現在の島。。。
(以前シーザーが家探ししていた基地内で)ベンもなにやら探し物をしている。
どうやら、そこは元々ベンのオフィスだったらしく、引き出しの奥からアレックスとの2ショット写真を取り出す。
そこにロックが現れる。
ロックは、自殺を止めた直後に"殺した"理由をベンに尋ねる。
「自殺をする前に聞き出さなくてはいけない情報があったんだ。で、聞いたあとは再び自殺をするよう説得する暇がなかったから、近道をした。でも、それは正しかった。すべては島のためだ」とのうのうと答えるベン。
さすがに「謝罪はないわけか」と嫌味のひとつも言いたくなるロック。
つづいて、ロックは「君を手伝おうと思う」と言い出す。
「裁きを受けるんだろ? 全てが島のためだというのなら、あの"怪物"もきっと分かってくれるさ」

ビーチに出向き、カヌーで出帆準備にかかる2人。
そこにシーザーたちが現れ、「勝手なことをするな」と立ちはだかる。
言うことを聞かないロックを銃で脅そうとするシーザーだったが、銃はなぜかベンの手に。
ベンはシーザーに向けて発砲。他の男たちは退散する。
「いまのを謝罪に代えさせてくれ」とロックに言うベン。

カヌーで本島に到着したベンとロック。
ベンは、かつての自宅に向かい、そこで"怪物"を呼び寄せるのだと語る。
一方、ロックは「ルールを破ったから裁かれる、というのは嘘だろ。裁かれたい理由は"娘殺し"」とベンの心の内を指摘する。

十数年前の島。。。
赤ん坊のアレックスを連れ帰ったベン。それに対し「殺せ」と命令するリーダーとなったチャールズ。
「全ては島を守るためだ」と言うチャールズだったが、ベンは頑なに拒否する。

現在の島。。。
住宅群にやってきたベンとロック。
すると、かつてのベンの家、アレックスの部屋の窓から灯りが漏れている。
ベンが家の中に入ると、そこにはサンとフランクがいた。
サンは、ベンに1977年の写真を見せ、事情を話す。
ベンもその写真を見て驚く(←少年の頃の記憶を失っている?)。
そして、サンはこう付け足す。
「(クリスチャンに)ここで待てって言われたの。ジョン・ロックを。」
死んだロックを待つなんて不可解だという2人に、ベンは家の外を見るよう促す。
窓から外を見ると、そこにはロックが立っていて、2人は驚く。

ロックも招きいれ、話をする一同。
フランクは"人殺し"と"棺から蘇った男"を信用することはできない、墜落現場に戻ろうとサンにいうが、彼女は「彼と行けば、2度とジンに会えない。私を手伝え」とのロックの言葉に従う。
フランクは別れを告げ、家を後にする。

ベンは部屋の隠し扉を開け、地下室へ行き、泉にたまる地下水を抜く。
これが、あの"怪物"を呼ぶ手順だそうだ。

十数年前の島。。。
リーダーとなったベンは、チャールズ・ウィドモアを島から追放する。
チャールズはたびたび島を出て、外部のものとの間に娘をもうけたことが、ルール違反だとベンは言うが、2人の間ではアレックスの件がしこりになっていた。
「(殺せという命令が私のものではなく)島の希望なら、彼女はいずれ死ぬ。そして、お前も俺と同じように追放されることだろう。また会おう、若造」と言い残し去っていくチャールズ。

現在の島。。。
地下室から戻ったベンだったが、ロックの姿が見当たらない。
「用があると言ってたわ」とサンは告げる。
家の外で怪物を待つベン。
しかし、現れたのは怪物ではなく、ロックだった。
怪物が現れず業を煮やしたベンは、「怪物の居場所を知っている」というロックの言葉に従い、森へ入ることにする。

ロサンゼルスのハーバー。。。
ベンはチャールズに電話連絡を入れる。
「ひとつ用を済ませたら、島に戻るよ。娘を殺したらね」
目の前には、デズとペニーの船がぁ。。。

現代の島。。。
ロック・ベン・サンの3人は、"テンプル"の外塀にやってくる。
ベンはてっきり"テンプル"に入るものだと思うが、ロックが示したのは手前にある洞穴だった。
洞穴に入る際、ベンはサンに「島を出てデズモンドに会う機会があったら、私が謝っていたと伝えてくれ」と頼む。

ロサンゼルスのハーバー。。。
ベンは、デズモンドに発砲し、ペニーに迫る。アレックスのあだ討ちなのだ。
そのとき息子のチャーリーが顔を出し、ベンは躊躇する。
そのとき、背後から撃たれたはずのデズモンドがベンを襲う。
ボコボコに殴られ、海に落とされるベン。。。

現在の島。。。
316便が墜落した島に戻ってきたフランク。
それを見たひとりの男が駆け寄ってきて、「銃を見つけたイラーナたちがわがもの顔で仕切っている」と報告する。
イラーナに声を掛けるフランク。
しかし、彼女は「彫像の影にあるものは?」と問われる。(←合言葉?)
訳が分からないフランクが戸惑っていると、イラーナに不意打ちを食らわされ、気絶してしまう。

松明に火をつけ、洞穴の中を進むベンとロック。
「君の言うとおり、アレックスを殺したのは私だ。報いを受けなくてはならない。ここからは私一人で行く」とベンは語り、一人で先に行く。
すると、床が崩落し、ベンは下に落ちてしまう。
ロックは、彼を救出するため綱を探しに引き返す。
ベンは、導かれるように洞窟の中を進んでいく。やがて、祭壇のような場所に突き当たり、細かい穴から黒い煙が立ち上り始める。
驚くベンだったが、覚悟を決め煙に包まれると、走馬灯のように過去のシーンが甦る。
煙が再び穴に吸い込まれると、背後にアレックスが現れる。
アレックスに謝罪するベンだったが、アレックスは彼の首を締め上げ、「ロックを殺したら私が許さない。ロックの言葉を聞き逃さずに、命令に従え」と告げる。
了承するベン。すると、アレックスの姿は消えていた。

そこにロックが戻ってきて、ベンを呼ぶ。
ベンはロックにこう告げる。
「僕は生かされた。。。」

今回のエピを観て、ここ何回かの1977年の島のエピソードが面白かったのは、"大きい"ベンがいなかったからだと気付きましたw
ベンがいると暗い気分になる。。。
で、やっぱりベンは"サイードに撃たれた"事件は忘れているんですね。(←ていのいい辻褄合わせ?)

テンプルの洞穴は、ルソーの仲間(フランス人)が引き込まれた場所ですよねー。でも、そのときいたのはジンだけのはず。
なぜ、ロックが知っているのか? 瀕死のミスター・エコーを発見した穴もここでしたっけ?(←さすがに覚えてない。。。)

316便に乗り込むベンが傷だらけだったのは、デズモンドにボコられたからだったんですねーw でもあの様子ならペニーは大丈夫だったんですよね!?
ただ、サンに"謝罪"を頼むなんて、ちょっと気になる。。。
(あのあと、結局ペニーを殺して、その復讐のためデズが島に戻ってくる、とかいうシナリオはやだなぁ。。。)

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CHARA。横浜在住。30代♂。
テレビ放映よりも、DVD-BOXを買ったり、レンタルしたりの方が手っ取り早いのですが、やはり無料は魅力ですね(笑)
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