EPISODE#101「リーダー」
1977年の島。。。
丘の上から、ダニエルが撃たれるのを目撃したジャックとケイト。
ジャックは救出に向おうとするが、ケイトは制止し、逃げようと言う。
そのとき、背後からチャールズたちが襲撃、2人は捕まってしまう。
一方、ダニエルが言い残した言葉に驚くエロイーズは、彼の遺品を調べ、手帳に"母より"と自分の筆跡のメッセージを見つけ、戸惑う。
そこへウィドモアがジャックとケイトを連行してくる。
2人がダニエルの仲間だと知ったエロイーズは、自分のテントに連れていくよう指示する。
現代の島。。。
アザーズのテント村に、イノシシを担いで現れるロック。
3年ぶりの再会に驚くリチャードだったが、遠くから近づいてくるベンとサンを見て表情が曇る。
「なぜあの男が?」とリチャード。
「彼のおかげで島に戻ってきた」とロック。
ロックがアザーズ村にやってきたのを不思議に思うサンに、ベンは「私が島を出るとき、彼がここのリーダーになったんだ」と説明、リチャードのことを「彼はいわば"顧問"だ。とてつもなく長い間その職を務めている」と紹介する。
それを聞いたサンは、リチャードのところに駆け寄り、ジャックたちが写った写真を見せ、彼らを知っているか?と尋ねる。
「ああ。30年前にいた。よく覚えているよ。見ていたからね、彼らが死ぬところを」
落ち込むサンに、慰めの声をかけるロック。
「ちょっと用事を済ませてくる。2,3時間で戻る。大丈夫、ジンを探し、彼らを救い出す方法があるなら、私が見つける」
リチャードとベンを連れ出発するロック。
1977年の島。。。
テント内に監禁されたジャックとケイト。ジャックは「ダニエルの言っていたことを実現すれば、この惨めな3年間は消え去る」と考え、一方ケイトは「そうなったら、私たちは出会わないのよ」と反発する。(←というか、なにもなければブタ箱行きですからね、ケイトはw)
そこへ、エロイーズが現れ、真実を話すよう詰め寄る。
「たとえ、話しても信じないさ」とジャック。
「17歳のとき、ある男に水爆を埋めれば大丈夫と言われた。なぜ分かるの?と尋ねると、未来から来たからだと言っていた。そのあと、彼は目の前から忽然と消えた。そして今日、背後から撃ったのはその男だった。彼は死ぬ直前、私の息子だと言った。手帳には見に覚えのない私の筆跡が残っている。真実を言って。何を言われても信じるわ」
本当のことを打ち明けるジャック。そして、それらをすべて帳消しにする方法がある、と続ける。
その話を信じたエロイーズは、水爆のところに案内すると言うが、そこはダーマ住宅群の下だと告げる。
ラジンスキーはソーヤーとジュリエットを警備室に監禁、ケイトの行方を吐くようソーヤーに拷問をはじめる。
ホレスが止めに入るが、エキセントリックになっているラジンスキーの暴走は止まらない。
沈黙を守るソーヤーに痺れを切らしたフィルは、ジュリエットにも手を上げる。
怒るソーヤー。
そこに、ジン・マイルズおよびハーリーが行方不明だとの報告が入る。
その3人は食料を調達、森の中で落ち合っていた。
そのとき、チャン博士が現れ、マイルズは驚く。
「ダニエルは未来から来たと言った。それは本当なのか?」と問いただす博士。
ハーリーはとぼけようとするが、何年生まれだ?朝鮮戦争には行ったのか?いまの合衆国大統領は?との質問攻めにあい、降参する。
「君は私の息子なのか?」とマイルズに問う博士。
「…本当だ」
「彼はスワンで大事故が起きると…事実なのか?」
「いままで彼の言ってきたことは正しかった。俺なら彼に従う」
エロイーズはジャックとケイトの拘束をはずし、水爆のところに案内するとリチャードとウィドモアに告げる。
しかし、猛反対するウィドモア。
ジャックとケイトは彼がチャールズ・ウィドモアだと知り、驚きの顔を隠せない。
現代の島。。。
ロックたちが到着したのは、例の"プロペラ機"の墜落場所だった。
ロックはリチャードに指示をする。
「3分しかないから、上手くやってくれ。森の中から足を撃たれた男が出てくる。君が弾を取り出すんだ。そして『島を出た全員を連れ戻せ』と言うんだ。方法を聞かれたら『君が死ね』と言うんだ」
訳が分からないリチャードだったが、そのとき森の中から男が出てくる。
驚くベンとリチャード。
「あれは誰だ、ジョン?」とベン。
「私だ」とロック。
リチャードはケガをしたロックの元に行き、治療をはじめる。(←シーズン5第1話のシーンですね)
その様子を遠くから伺う、ロックとベン。
「幽体離脱な気分かなw あまりにタイミングが完璧だった、なぜ"今"だと分かった?」とベン。
「島が教えてくれた。教わったことはないのか?」とロック。
「ないよ。島が教えてくれるなら、なぜジェイコブの居場所も教えてくれない?」
「君はジェイコブに会ったことがないな」とロックはニヤリ。
1977年の島。。。
チャン博士が警備室に現れる。全島避難の指示を出しに来たのだ。
しかし、拷問を受けたソーヤーの姿を見て、驚く。
一方、興奮冷めやらぬラジンスキーは「あんたはスワンにいるはずだろう。予定通り掘削を進めろよ」と博士に噛み付いてくる。
「大きな危険が判明した。このまま作業を続けたら、大災害になる」と博士。
ラジンスキーは聞く耳を持たないが、ソーヤーがこう告げる。
「博士が正しい。島に危機が迫っている。女子どもを乗せて避難させろ。俺とジュリエットも乗せてくれれば、知りたいことは全て教える」
ラジンスキーは"敵"の居場所の地図を描くことを要求。応じるソーヤー。
ジャックたちを連れたエロイーズとリチャードは川辺に到着していた。
ダーマ村の下の水爆に行くには、川を潜り、穴を抜けて地下道に入らなくてはならないのだ。
ケイトは一緒に行くことを拒否、立ち去ろうとするが、アザーズがそれを許すはずもなく、彼女に銃を向ける。
ジャックが止めに入るが、銃声が響き。。。倒れたのはアザーズの兵だった。。。
銃声の主は、森から現れたサイードだ!
形勢は逆転し、エロイーズとリチャードはジャックたちの支配下に。
ジャックはサイードに事情を説明する。
そこで、ベンが死んでいないことを知るサイード。
"未来を変えるチャンスなんだ"というジャックに、"子どもを殺したり、水爆を起爆させるのが普通のこと?"とやけにカリカリしているケイト。
結局ケイトは「まるでロックじゃない! 戻ってみんなを探すわ、私一人じゃあなたを止められないから」と言い残し、去っていく。
マイルズたちは、丘の上から、避難のため潜水艇に乗り込む女子どもの様子を伺っていた。
マイルズは、チャン博士が嫌がる妻(と赤ん坊の自分)を無理やり潜水艇に乗せる場面を目撃し、真実を悟る。
そこに、囚われの身のソーヤーとジュリエットが現れ、彼らも潜水艇に乗せられる。
「なにか策があるのさ」とハーリー。
リチャード・エロイーズ・ジャック・サイードは川に潜って穴を抜け、地下道に到着。水爆の所までは歩いて向かう。
現代の島。。。
テント村に帰ってきたロックたち一行。
ロックはつづいて、ジェイコブに会いに行こうと言い出す。
しかも彼は、アザーズ全員に「あなたたちはジェイコブの命令に従っていたというのに、誰も彼を見たことはないという。秘密にする理由があるのだろうが、私には納得できない。みんなで会いに行こう」と演説をぶつ。
サンにも「ジェイコブが鍵だ」と告げ、皆の賛同を取り付ける。
「彼は面倒な素かも」と渋面でつぶやくリチャード。
「だから、殺そうとしたのさ」とベン。
1977年の島。。。
潜水艇の中では、絆を再構築中のソーヤーとジュリエット♪
そこに、再び捕まったケイトが連れてこられる。またまた、気まずい空気が流れる3人。。。w
出航する潜水艇。。。
地下道を進むジャック一行。
サイードはエロイーズに疑念を抱くが、「俺は信じるよ。30年後島に戻る方法を教えてくれる人だ」とジャック。
やがて、水爆のところに辿りつく。
「さて、次はどうするの?」とエロイーズ。
現代の島。。。
アザーズ全員を引き連れ、出発するロック一行。
ベンはロックに「リチャードが君のことを血迷ったのではないか、と危惧していた」と進言するが、意に介さない様子のロック。
「過去には意見の相違もあったが、いまは君についていくよ。仲間を連れ戻すためにも協力を。。。」とベン。
「仲間を連れ戻すことには興味がない」と言葉を遮るロック。
驚くベン。
「でも、サンには。。。」
「サンにはああ言ったが、そのために(ジェイコブに)会うわけじゃない」とロック。
「では、なんのために?」
「殺すためさ」
♯
おお、また神懸ってきましたね、ロックw
なんか"ジェイコブ"の正体が分かってしまったような口ぶりです。
ふと思ったのですが。。。
リチャード曰く、ジャックたちは死んでしまったそうですが、(タイムスリップ組の)誰かが生き残って"ジェイコブ"になったとか、ありそう!?
ジャック父が"ジェイコブの使い"になってるだけに、やっぱりジェイコブ=ジャック!?
う〜ん、自分で言っててもうひとつしっくりこない。やっぱりないな、これ(笑)
さて、やけにケイトの態度が癇に障ります。あの反発はただの保身でしょ?
彼女の場合、なにも起こらなければブタ箱行きですからねー。気持ちはわからなくもないですが、チャーリーやブーンほかの人々の死を無くすよりもそっちが大切ですか!?
ちょっと蛇足的に、気になったのは年齢設定。
エロイーズは1954年=17歳とのことで、すると77年=40歳ってことですよね。とても40には見えない、せいぜいアラサーに見えますがw
それに「あなたの息子だ」と言われて、既にダニエルを産んでいるのであればなんか言いそうだし、まだ産んでないなら、ダニエルはシャーロットやマイルズより年下ってことですよねー。 全然そう見えないんですけどーー(>.<)
さてさて、シーズン5もいよいいよあと2話。
アメリカの本放送では2時間SPだったらしいので、実質あと1話です!!
コメント
あれほど、なぐられていたソーやも
潜水艦では、二人とも綺麗な顔でした。これも島のなせる力かもw
投稿者: たうたう | 2011年04月14日 00:30
サバイバル生活なのに、いっこうに痩せないハーリーとかw
まぁ、ツッコミどころはいっぱいありますよねー(笑)
投稿者: CHARA | 2011年04月18日 00:40