EPISODE#84「オーシャニック6」
(FF)
輸送機がホノルルを目指して飛行している。
中には、ジャック、ケイト、アーロン、ハーリー、サイード、サンの"オーシャニック6"と呼ばれる面々。
付添人として、オーシャニックの関係者デッカーも乗っている。
ホノルルの空港には、彼らの家族の出迎えと、世界中のメディアの取材陣が押し寄せているらしい。
デッカーは「取材に応じる必要はない」と話すが、ジャックは「いや、大丈夫だ」と答える。
やがて、輸送機がホノルルに到着する。
待ち構えていた家族と、感激の再会を果たす面々。
ジャックにはママ、ハーリーとサンには両親がお出迎え。ケイトとサイードには誰もいないのが寂しい。。。
アーロンはケイトの子どもということになっている模様。
ビーチでは、ジャックたちがヘリの行動の真意をはかりかねていた。
そこで、とりあえず落とされた通信機を使って、ダニエルが通信を試みる。
すると、その通信機は"モニター専用"に設定されていて、ヘリ内の会話を拾っているのだった。
「着陸だ。着いたら、すぐ"オーキッド"へ向かうぞ。急げ」
"オーキッド"に心当たりのないジャックは、とりあえずケイトとヘリの後を追うことにする。
病み上がりのジャックを心配するジュリエットが反対するが、ジャックは聞く耳を持たない。
一方、ダニエルがなにやら慌てて自分の荷物を漁っている。
「どうしたの?」と声をかけるシャーロット。
ノートのあるページに"オーキッド"という走り書きを見つけたダニエルは暗い顔をしてつぶやく。
「この島を脱出しなきゃ、いますぐ!」
ジャックとケイトは通信機のGPS機能を使い、ヘリの後を追って、森の中を進んでいた。ジャックの腹の傷口には血がにじむ。
そのとき、人の気配がして、2人は銃口を向ける。
現れたのは、マイルズと、アーロンを抱いたソーヤーだった。
気まずい再会。。。
クレアのこと、そしてキーミーたちのことを聞いたジャックは愕然とする。
責任を感じるジャックは、止めるケイトを置いて、一人でヘリを追う。
ソーヤーもアーロンをケイトに預け、ジャックの後を追う。
(FF)
空港到着後、オーシャニック航空およびオーシャニック6は記者会見を開いていた。
航空会社からは嘘八百の説明が。。。
海に落ちた航空機。生存者8名が無人島に漂着。
3名(ブーン・リビー・チャーリー)がやがて命尽き、ケイトがアーロンを出産。残った6名がボートで無人島を脱出したとのこと。
(果たして、この嘘は航空会社もグルなのか? はたまた、オーシャニック6の口裏合わせなのか?)
記者から数々の質問が飛ぶ。
「島には泳いで辿りついた?」「残り3名はどうなったのか?」「(サンの)旦那さんは島で亡くなった?」「(ケイトの)島での出産はどうでしたか?」…
ジャック以外重い表情の面々はなんとか嘘の答えで応じる。
記者会見後、サイードに一人の女性が訪ねてくる。それは捜し求めていたナディアだった。。。
海の上、一路ボートで島を目指すサイード。
ビーチに到着すると、ジュリエットたちが出迎える。
しかし、サイードから事情を聞かされ、愕然とするジュリエットたち。
「ジャックとケイトがヘリを追ってるの」
小屋から離れたロック・ベン・ハーリーたちも"オーキッド"を目指していた。
「"島を動かす"ためだ」とベン。
途中、隠し箱の中から鏡を取り出すベン。なにやら、山頂に向けて信号を送る。
「通信の相手は? 何と伝えた?」と尋ねるロック。
しかし、ベンは「君には関係ない」と答える。渋い顔をするロック。
ビーチでは、サイードがジャックの後を追い、ダニエルがボートでの船へのピストン輸送を担当することに。
そこへ、アーロンを抱えたケイト(&マイルズ)が戻ってくる。
サイードの姿に驚くケイトだったが、アーロンをサンに預け、サイードとともにすぐさま踵を返す。
一方、ジン、サン&アーロンたちを乗せたボート第一陣がビーチを出発する。
(FF)
会社に父親を訪ねるサン。
相変わらず傲慢なかんじの父親に、強気のサンはこう言う。
「オーシャニックは多額の和解金を払ってくれた。それで、この会社の株の支配持ち分を買ったわ」
立場が入れ替わった父親は呆然とする。
「ジンの死に責任があるのは2人。1人はあなただわ」
これは、ジンを死へと追い込んだ父親へのサンの復讐だったのだ。。。
両親の家を訪れたハーリー。
そこではハーリーの誕生日のサプライズ・パーティーが開かれる。
ケイトやサイード&ナディアたちも招かれていた。
そして、ハーリーへのパパからのプレゼントは、墜落事故前に乗っていた車だった。
喜ぶハーリー♪
さっそく運転席に乗り込むハーリーだったが、車のメーターは4・8・15・16/23・42という(例の悪夢の)数字を刻んでいた。
パニックに陥り、家を飛び出すハーリー。
"オーキッド"に到着したロックたち。
しかし、すでにキーミーたちが到着していた。
ボートの第一陣が貨物船に到着する。
デズモンドたちが出迎え、ダニエルは1人ボートで島に引き返す。
そのときマイケルがエンジンが直ったと報告にやってくる。
マイケルを見て驚くジンとサン。
デズモンドは操縦室に行って、エンジンの復活を確認。船を島に向かわせようとするが、海底ソナーが使えないことが発覚。
船から妨害電波が出ているらしく、このままでは座礁が怖くて島には近づけない。
「俺がなんとかする」と言って操縦室を飛び出していくデズモンド。
ヘリの居所を突き止めたジャックとソーヤー。
ヘリには、フランクが囚われているのみだった。
ジャックたちに救われたフランクは「やつらはベンを捕まえるために"オーキッド"に向かった。戻ってくる前に出発するぞ」と言う。
「最悪だ。ハーリーがベンと一緒だぜ」とソーヤーがジャックに告げる。
渋い顔になるジャック。
(FF)
ジャック父の葬儀が執り行われる。喪主はジャック。
アーロンを抱いたケイトやハーリー、サイード&ナディアも来ている。
葬儀終了間際、1人の女性がジャックに声をかける。
彼女は「お父様がオーストラリアに来た理由は私なんです」と語る。
「なぜあなたに会いに?」とジャック。
「いえ、正確には私にではなく、彼と私の"娘"に、です」と彼女。
そう、彼女はクレアの母だったのだ。
そして、クレアが異母兄妹であったことを知らされ、呆然とするジャック。
しかしジャックが本当のことを言えるはずもなく。。。
クレア母は去り際、何も知らずアーロン(&ケイト)に声を掛けるのだった。。。
マイケルから事情を聞いているジンとサン。
そのときデズモンドがマイケルを呼びにくる。
連れて行かれた先には、C4爆弾が山のようにセットされていた。
ジャックたちの後を追うケイトとサイード。
しかし、ケイトが不審な足跡を発見する。
「ジャックたちのじゃない。たくさん。新しいわ。私たちの背後に回りこんでる」
銃を構える2人。
すると、リチャードが現れ、気づくとアザーズたちに取り囲まれていた。
"オーキッド"を前に身を潜めるロックたち。
ベンはロックにオーキッドに入ったあとの指示を与え、一人傭兵たちの元に向かう。止めるロックだったが、ベンはこう言う。
「僕には常に計画があるんだ」
ベンと対峙するキーミー。
彼は銃でベンを殴り倒す。。。
♯
おお、シーズンラストに向けて、いよいよ盛り上がってきましたね♪
オーシャニック6はアーロンを入れた6人でしたね。
結局(シーズン3最終話の)葬式は誰だったんだろう?w
クレアが妹だということもジャックに明かされましたねー。
ソーヤーは(島に)残ったようですが、ジンは亡くなったみたいですね。
責任のあるもう1人って誰?
さらに、島を動かせるって?(笑)
まだまだ謎は多いですが、段々と全貌が見えてきたのかな!?