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EPISODE#85「基地オーキッド」

(シーズン3最終話「終わりの始まり」のFFからのつづき。。。)
立ち去るケイトの背中に、「もう嘘はうんざりなんだ。俺たちはあそこを出ちゃいけなかったんだ。あそこに戻らなくちゃいけないんだ」と叫ぶジャック。
引き返してきたケイトは、ジャックに食ってかかる。
「戻らなきゃいけない? 何様のつもり? ここ2日ラリって電話してきた挙句、ジェレミー・ベンサムの死亡記事を持って現れるなんて! 彼がイカれてるのはすぐ分かった。なのに、あなたは信じたわけ?」
「そうだ。君らの安全、君とアーロンを守るにはそうするしかないと…」
ケイトのビンタが飛ぶ。
「名前を呼ばないで! 私はこの3年間、脱出の日の悪夢を忘れようとしてきた。あなたはよく戻ろうと言えるわね?」
立ち去るケイト。

ハーリー救出のため、キーミーたちの後を追うジャックとソーヤー。
やがて、"オーキッド"に到着したところで、ハーリーに再会する。
ジャックとハーリーの間には気まずい空気が流れるが、すぐ氷解する。
ハーリーは2人をロックの元に案内する。
ベンが投降したことで、キーミーたちは立ち去り、ロックは基地"オーキッド"の入り口を探しているのだった。

貨物船では、空母も吹っ飛ばせるくらいのC4爆弾の山を前に、途方にくれるデズモンド・ジン・マイケル。(サンは甲板に避難)
軍にいたころ爆弾処理の訓練を受けたデズモンドも、トラップも多く、複雑な構造で、遠隔操作で起爆するという厄介なシロモノに、まるで歯が立たない。

ベンを連れたキーミーたちがヘリに戻ってくる。
キーミーはヘリの異変をいち早く察知。そのとき森の中からケイトが現れる。
ケイトは「815便の生存者よ。ベンの仲間に追われている」と告げる。
キーミーの仲間たちが様子を伺いに森の中に入ると、アザーズたちが攻撃を仕掛ける。
双方の銃撃戦が始まる。
その隙をついて、ベンとケイトが逃走。後を追いかけるキーミー。
途中でベンが転倒し、キーミーが追いつく寸前、横の茂みからサイードが飛び出してくる。
キーミーと乱闘になるサイード。危機一髪のところを、背後からリチャードがキーミーを射殺する。
ケイトとサイードは、島から脱出させることを条件にベン救出の手助けをしたのだ。
「いいだろう。ヘリは好きにしろ」と言って立ち去るベン。

(FF)
入院中のハーリーのところに老女が訪ねてくる。
傍らには、少年の姿。成長したウォルトだ。
再会を果たす2人。なかなか言葉のでないハーリー。
「よお、ウォルト。大きくなったなー」
「みんなが戻ってきて、誰か会いに来てくれると思ってたのに」とウォルト。
「ごめん」とハーリー。
「でも、一人だけ来た。ジェレミー・ベンサム。どうしてみんなは嘘をついてるの?」
「それは、戻ってきてないみんなを守るためだ」と小声でささやくハーリー。
「パパとか?」
「ああ、そう」

ジャックはハーリーを連れてすぐさま戻ろうとするが、ロックは「2人で話しがしたい」と引き止める。
ロックは、島から出るのを止めるようジャックに説得を試みる。
「もし君がこのまま島を出たら、いずれ後悔の念にさいなまれるだろう」(←おっ、当たってるw)
しかし、聞く耳を持たないジャックは「さよらなだ、ジョン」と言って立ち去ろうとする。
「嘘をついてくれ。島を出るなら、全てを隠し通してくれ。ここであったことはなにもしゃべるな、ここを守るためだ」
そのとき、突然ベンが現れる。
ベンは、ジャックにヘリに戻るよう促すと、地下につづく秘密のエレベーターに入る。
ロックも「嘘をつけよ、ジャック。自分に嘘をつくのは得意だから、世間も簡単に騙せる」と最後の言葉を残して、ベンのあとにつづく。。。

マイケルは、冷凍室から液体窒素を持ち込み、電源バッテリーを凍らせることを提案する。ただし、窒素のボンベは一本しかなく、しばしの時間稼ぎにしかならない。
デズモンドは、その時間を使って、解体に向けた配線図の作成をすることにする。

ビーチにダニエルが戻ってくる。
ジュリエットは脱出第2陣の準備に入る。
ダニエルは、マイルズとシャーロットに第2陣のボートに乗るよう促す。
シャーロットは了解するが、なぜかマイルズは拒否、「ここに残る」と告げる。
そして、マイルズはシャーロットにこう言う。
「へー、行くんだ、びっくり。だって、あんた、いままで散々ここに戻ろうとしてただろ?」
突然の言葉に驚きの表情のシャーロット。

地下の"オーキッド"基地に降りたベンとロック。
ベンはすぐさま作業に取り掛かる。
"オーキッド"に興味津々のロックはベンに質問を浴びせるが、作業に忙しいベンは「これを見るといい」と(おなじみのw)オリエンテーション・ビデオを手渡す。
ロックがビデオを再生すると、(いつもの)アジア系博士が登場♪
なんでも、この"オーキッド"基地は、この島の時空間に関する特性を活かした"タイムトラベル"を実験する施設らしい。
博士はこの実験に"決して無機質なものを使うな"と警告しているが、見るとベンはまさに無機質なもの(=金属製品)をかき集めているのだった。
やがて、ビデオはデモストレーションを始めようとするが、そこで再生不能に陥ってしまう。
不安になったロックはベンに声を掛けるが、そのときエレベーターが地上へと動き出す。
どうやら、招かざる客が来たようだ。。。

ジャック、ソーヤー、ハーリーはヘリに無事戻り、ケイト、サイードと再会。
さっそく一同を乗せ、ヘリは出発する☆
みんなの顔に笑みがこぼれる。

ジンに協力してもらって、配線図を作成するデズモンドだったが、複雑すぎて匙を投げる。液体窒素ももう残り1/4だ。
3人はこのまま解体作業を続けるのか、乗組員たちを避難させるのか、判断を迫られる。

ヘリで島を脱出したのもつかの間、銃撃戦で機体が被弾していて、燃料漏れが発生する。みるみる減っていく燃料に、フランクは島に引き返そうと言うが、ジャックは「島に戻っても燃料はない。このまま行け!」と主張する。
少しでも燃料を浮かすためにあるゆる荷物を海に捨てる。
しかし、「あと100キロぐらい軽ければ助かるんだけどな」とフランク。
気まずい表情のハーリーw
意を決したような表情のソーヤー。突然ケイトに耳打ちをすると、熱いキスを交わす。
次の瞬間、ソーヤーは海に飛び降りる。
「ソーヤー!!」
涙を目に浮かべて、海の中のソーヤーを見つめるケイト。

シャーロットがダニエルにボートに乗らないと言い出す。
「どうして?」とダニエル。
「自分が生まれた場所を今でも探してる、と言ったら信じる?」と言って別れを告げるシャーロット。
仕方なくひとり、第2陣の待つボートへ向かうダニエルだったが、次に起こることを察知している彼は"第3陣はない"と考えている模様。

オーキッドのエレベーターで降りてきたのは、キーミーだった。
防弾チョッキのおかげで致命傷には至らなかったのだ。
暗闇の中に身を潜めているベンとロック。
どこかにいるであろうベンに向かってキーミーはこう吼える。
「よく聞け!(腕に付いた装置を示し)これが見えるか? 心拍モニターだ。俺の心臓が止まったら、信号が送られて、貨物船に仕掛けた200kgのC4爆弾がドカンだ! 無実の人間が大勢死ぬぞ、ベン! ハッタリじゃないのは、娘の最後を思い出せば、わかるだろ!」
そのとき、ロックが現れる。キーミーの注意を引き付けると、背後からベンが襲い掛かる。
「よくも娘を!」とキーミーのナイフを奪い、一撃。
慌ててロックが止めに入るが、時すでに遅し、信号が送られてしまう。
「なんてことを。いま、船の全員を殺したぞ!」
「だから?」とベン。

ヒャー、やっぱりこわいぞ、ベン。

それはさておき、私がこだわっていたシーズン3最終話の葬式は、ジェレミー・ベンサムのものでした。って、誰?(笑)

ウォルトもでっかくなってましたねーw
「パパとか?」「ああ、そう」
ハーリーの表情からは、マイケルも。。。

そして、ソーヤー。やってくれましたね、カッコいい♪
ソーヤーファンには"萌え萌え"なシーンだったことでしょうw

さて、C4、爆発したのか!?
いよいよシーズン・ラストです!!

コメント

こんにちは!
昨晩、関西の地上波でこの放送でした。

ソーヤーのファンという自覚はなかったんですけど、
CHARAさんのおっしゃる通り、萌え萌えでした(笑)

毎度毎度ですが、レビューはホントに助かってます。
登場人物が増えて、誰が誰だか・・ってなるんですよね。
昔のキャラを覚えてないのは仕方がないとして、
最近ではキーミーと船長が覚えられなかったり、
ちょっと酷すぎますよね。

シーズン4もあと1回ですが、今までで1番面白かったです。
いつも地上波を待っているけど、今回は我慢できるかしら。

絢子さん、こんにちわー。
お久しぶりです♪

いよいよシーズンラストですねー。
関東では今晩このエピソード放映になるようですw

>登場人物が増えて、誰が誰だか…
ネットを見てると、"LOST"を挫折する人は、これが原因の人が多いみたいですねーw

>いつも地上波を待っているけど、今回は我慢できるかしら。
シーズン5は、これまで以上にぶっ飛んだストーリー展開なので、お早目の鑑賞をおすすめしますよ(^^

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CHARA。横浜在住。30代♂。
テレビ放映よりも、DVD-BOXを買ったり、レンタルしたりの方が手っ取り早いのですが、やはり無料は魅力ですね(笑)
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