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EPISODE#74「訪問者たち」

バリ島沖の海底を進む潜水艇。
磁気計が異常に反応。
やがて、潜水艇の水中カメラが飛行機の機体を映し出す。
「こいつは…オーシャニック航空815便だ!」

そのニュースは瞬く間に世界に配信される。

1人目。
マサチューセッツ州のダニエルはこのニュースを見つめながら嗚咽を漏らす。
恋人に泣いている理由を尋ねられるが、「わからないんだ」とダニエル。

緊急事態のヘリコプターの中、一番初めにダニエルがパラシュートで落下。
地上に降りると、何かが迫ってくる気配。
慌てて装備を解くと、男女2人が飛び出てくる。
ダニエルは言う。
「君がジャックか? 僕はダニエル・ファラデー。君らを助けに来た」

仲間とはぐれたダニエルは、ジャックの通信機を借りて、船と連絡を取る。
船側もヘリコプターと音信不通になり心配していたらしい。
しかし、通話内容をジャックたちに聞かれるのを嫌い、ダニエルはジャックたちから遠ざかる。
その態度と、腰の拳銃に気づいたジャックは一抹の不安を抱く。
通信を終えたダニエルは、この通信機のGPSがあれば仲間の位置もいずれわかるので、一緒に探してくれ、とジャックたちに頼む。

住宅群を目指すロック派一同だったが、なぜか住宅群のある南でなく東に向かっている。いぶかしむソーヤーに、ロックは「山小屋に寄って行く。言われたんだ、ウォルトに」と答える。
わけがわからないソーヤーや残りのメンバーw

ビーチに戻った(ジャック&ケイトを除く)ジャック派一同。
サイードは「船の連中が襲ってくる」というベンの言葉が気にかかっていた。
ジュリエットは言う。
「彼は嘘つきだから、動揺させようとしたのかも。もしくは、本当か」

ダニエルとジャックたちが森の中を進んでいくと、ヘリコプターから放り出されたと思われる荷物を発見する。
その荷物の中にガスマスクを見つけたジャックは、ダニエルを問い質す。
「実を言うと、君たちの救助は僕らの第一目的じゃないんだよね」としどろもどろのダニエル。
「じゃ、ホントの目的は?」とジャック。
そのとき、ダニエルの仲間のマイルズのシグナルが通信機GPSに入る。

「ウォルトを見たってなんだ? 夢でか?」とロックに食い下がるソーヤー。
「いや、本人だ。ナオミを止めて、仲間を島に入れるなと言われた。ベンに撃たれて死ぬところを助けられたんだ、だから従う」とロック。
「やつに撃たれた?ピンピンしてんじゃないか!」とソーヤー。
ソーヤーに、貫通した弾痕を見せ「腎臓があったら死んでただろう」とロック。
唖然とし、黙るしかないソーヤー。

シグナルを頼りに海岸にまで達したジャックたち。そこに、パラシュートをつけて倒れている男を発見する。
近づいたジャックに、突然起き上がり、拳銃を向けるその男。
「おい、落ち着け、マイルズ。その人は悪い人じゃない」と止めようとするダニエル。
しかし、聞く耳を持たないマイルズは「ナオミはどこだ? 殺しただろ?」と叫ぶ。

2人目。
カリフォルニア州で、お客の家に出向くマイルズ・ストローム。
向かう車中、ラジオからは例の815便のニュースが流れていた。
お客の家に入ったマイルズは、2Fの"殺された息子"の部屋へ。
すると、なにやら話を始める。
死者と交信し成仏させるのが、彼の生業らしい。
仕事は無事にすみ、報酬を受け取り、家を出る。

ジャックに銃を向けるマイルズ。
彼を止めようとするダニエルだったが、マイルズは「ナオミが最後に残した言葉は、殺されかけているときに使う暗号だ」と告げる。
「殺したのは私たちじゃない」と弁明すケイト。
「いいから、遺体に会わせろ」とマイルズ。
「遺体を見ても何もわからないでしょ」とケイト。
「俺にはわかるんだ!」とマイルズ。

森の中で休憩中のロック一向。
ベンはケイトのことでソーヤーを挑発する。
怒ったソーヤーはベンを殴り始める。
ロックが止めに入るが、「なぜこいつを生かしておく? いずれ痛い目に会うぜ」と捨て台詞を吐いて、その場を後にする。

ナオミの遺体の傍らに佇むマイルズ。
それを遠巻きにケイトたちは眺めているが、ジャックはなにかに気づいたようだ。
やがてマイルズは立ち上がり、「彼らの言ってることは本当だ」とダニエルに告げる。
そのとき、今度はシャーロットのシグナルがGPSに入る。
マイルズは「行こう」と言うが、ジャックは「銃を置け」という。
「なにを言ってる?」とマイルズ。
そのとき森の中から銃声が響き、ライフルを持ったサイードとジュリエットが現れる。
一気に立場が逆転w

3人目。
チュニジアの砂漠地帯メドニンに降り立つ、シャーロット・ルイス。
新聞には、やはり例の815便のニュース。
なぜか、砂漠の砂の中から発掘されたホッキョクグマの白骨。
シャーロットはその周囲を掘り起こしはじめ、古びたベルトにダーマの印を見つけると不気味に微笑んだ。

木にパラシュートが引っかかり宙吊りになっているシャーロット。
なんとかパラシュートを外し、池に着水する。
池のほとりにはロックたち一行がいて、びっくり顔で彼女を見つめていた。

シャーロットに事情を聞くロックたち。
「ヘリコプターには何人いた?」とロック。
「4人よ。GPS発信機を持っているからいずれ助けがくるわ」とシャーロット。
しかし、彼女らを信じていないロックたちはシャーロットを連行することにする。

サイードたちと合流したジャックたちは、マイルズたちを連れ、シャーロットのシグナルを追っていた。
すると、シャーロットのシグナルがすごい勢いで近づいてくることに気づく。
ジャックたちも走り出す。
ますます近づいてきて、ジャックたちの緊迫感が増す。
そのとき現れたのは。。。発信機を取り付けられたビンセント(犬)だった。
彼女がロックに捕まったことを悟るジャック。

4人目。
バハマ・エルーセラ島で、815便発見のTVニュースを食い入るように見ているフランク・ラピドス。
水中で腐敗した機長の遺体が映し出された。
フランクは、おもむろにオーシャニック航空に電話を掛ける。
「責任者を出せ。TVに映った機長の遺体はやつじゃない!」
「あなたは、機長とどんなご関係で?」
「あの日、815便を飛ばすのは俺のはずだったんだ!」

額に傷を負い、崖を登るフランク。
通信機は壊れていたため、崖の上から照明弾を放つ。

ロックたちに連れられていたシャーロットが、空の彼方の照明弾を見つけ「あれは仲間のものよ」と言って、その方向に向かおうとする。
その瞬間、銃声が響き、シャーロットが倒れる。
ベンがカールの銃を奪い、撃ったのだ。
ソーヤーがベンを取り押さえる。ロックがシャーロットにかけよるが、防弾ベストを着ていた彼女は無事だった。

フランクの元には、ジャックたちが到着していた。
倒れていたフランクを抱き起こすと、彼は気がつく。
「ヘリはどうした?」と尋ねるマイルズ。
フランクが指す方向に歩むと、崖の下に無傷のヘリが止まっていた。
笑みがこぼれるジャックたち。

どこかのビルの一室で、ナオミと黒人男性が話をしている。
そう、その男はハーリーを精神病院に訪ねてきたマシューだ。
彼らは、ダニエルたち4人のチームの話をしている。
ナオミは彼らチームのボディガードらしい。

ケイトとダニエルがナオミの遺体をヘリコプターのそばに運んでくる。
マイルズはジャックに通信機を借り、船に連絡を入れるが、お目当ての人物には繋がらない。
傍らでは、ジュリエットがフランクの額の傷の手当をしている。
「名前は?」と尋ねるフランク。
ジュリエットが名乗ると、目の色を変え「乗客じゃないな」と言い出す。
マイルズを呼び、「この女、乗客じゃない。乗員名簿は全て暗記したんだ。"先住民"だ」と告げる。
血相を変え、「やつはどこだ?」と迫るマイルズ。
慌てて、間に入るジャック。
「俺たちの目的は、ベンジャミン・ライナスだ!」とベンの写真を突きつけるのだった。。。

ベンを取り押さえ、銃口を向けているソーヤー。
ロックが歩み寄り「私のミスだ。後始末は自分でやる」と言って、ソーヤーから銃を受け取る。
ベンは口を開き、一気にまくし立てる。
「聞いてくれ。彼女はシャーロット・ステイプル・ルイス。1979年にイギリス・エセックス州に生まれ、父デイビッド、母ジャネットの間に生また。3人姉妹の長女。ケント大学で学び、オクスフォード大学で文化人類学の博士号を取得。ここに一緒に来た仲間は3人だ。君の直感どおり、その4人は危険だ。しかし、僕を撃てば情報を失うぞ。僕は彼らの目的を知ってる」
うろたえた表情のシャーロット。
「目的はなんだ?」とソーヤー。
「彼らの目的は僕さ」とベン。
銃を向けたまま、ロックが尋ねる。
「どうして知っている?」
「船に僕のスパイがいるからさ!」とベン。

新キャラたちがいっぱい出てきましたねーw
そして、相変わらず謎ばかり。

アザーズの正体がある程度明らかになってきたので、また正体不明な連中を投入した感ありあり、と思うのは私だけ?(笑)
新キャラが出てきたので、ストーリーが進んだように感じますが、よく考えるとほとんど進んでないってことで。。。
まだまだ先は長いですなーw

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CHARA。横浜在住。30代♂。
テレビ放映よりも、DVD-BOXを買ったり、レンタルしたりの方が手っ取り早いのですが、やはり無料は魅力ですね(笑)
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