EPISODE#69「誕生」
森の中でハイキング姿の夫婦。
妻・エミリーが産気づいてしまい、森の中で男の子を出産する。
赤ん坊は元気だったが、エミリーの様子がおかしく、夫のロジャーはエミリーと赤ん坊を抱いてひた走る。
ようやく車道に出ると、標識には"ポートランドへ50km"の表示。
一台の車を止め、病院へ運ぼうとするが、エミリーは息を引き取る。
引き取る間際、彼女は「この子にベンジャミンと名付けて」と言い残す。。。
お〜っと、ベンの出生が明らかに。。。しかも島生まれじゃない!?
テント内のベン。今日が誕生日らしい(すなわち、母の命日でもある)。
リチャードがテントに入ってきて「テープをジュリエットに届けようか?」と声を掛ける。
驚くベン。ロックがテープを持ち去ったことを知らないベンは、もうジュリエットに届けられたと思っていたのだ。
慌てて、テント外のトムに確認に行くが、トムは唖然とした表情であさっての方向を見ていた。
ベンもそちらを見ると、"荷物"を担いだロックが近づいてくるのだった。
「父親を処分したら、島の秘密を全て教えると言ったな」と勝ち誇るロック。。。
テント内で話し合うベンとロック。
「たしかにそう言ったが、簡単なことじゃないんだ。私はここのリーダーじゃない。真の指導者がいる」とベン。
「それは誰だ?」とロック。
「名はジェイコブ。君に会わすわけにはいかない」とベン。
「では、他の人に聞く。リチャードとか」とロック。
「なぜリチャードなんだ?他の人に聞いても無駄だ。私以外ジェイコブに会った人はいない」とベン。
「ほー、それは私が思うに、ジェイコブなんていない、あんたが"オズの魔法使い"を操るカーテンの後ろの男なんだろ?大嘘つきめ」とロック。
"嘘つき"という言葉に過剰に反応する(笑)ベンは「その根拠はなんだ?」と問う。
「真実を話しているなら手なんか震えないだろ?」と指摘するロックだった。。。
ベンの過去が回想され。。。
小学生に成長したベンは、ダーマの仕事に就いた父ロジャーに連れられ島に上陸する。
仕事の斡旋者は、出産のときに車を止めてくれたグッドスピード氏だった。
大勢の人々の中で仕事の手続きを終えたロジャーには、雑用の仕事と"Roger"と名入りの作業服を与えられたが、「世界を救う仕事だと聞いてきたのに話が違う」と不満顔。
(オッと、以前ハーリーたちがバンの中で見つけた"Roger"という名のミイラはベンの父だったんですね。。。)
森の中からバクーニンがアザーズたちのところへ駆け込んでくる。
「生きていたのか」とベン。
「音波が致死レベルに設定されていなかった」とバクーニン。
ロックの姿を見つけ「なぜやつがここに?」と戸惑うが、「いまはもう仲間だ」とベン。
ベンにナオミの件を説明するバクーニン。ベンは驚くが、明後日妊婦を拉致するので、同時に対処しようと言う。
しかし、バクーニンは"今すぐ手を打つべきだ"と主張する。
そこへロックが「ベンはこれから私とジェイコブに会いに行かなければならない」と横槍を入れる。
それを聞いて顔色を変えるアザーズ一同。渋い顔のベン。
バクーニンは異論を唱えるが、ロックの頭突きが炸裂、倒れた彼を殴りつける。
ベンはトムたちに止めるよう命令するが、誰も動かない。
気絶したバクーニンを尻目に「で、いつ行く?」とベンに詰め寄るロック。
ロックが小川で水を飲んでいるとアレックスが現れ、「ジェイコブに会いに行くんでしょ。これを持って行って」と拳銃を手渡す。
それを見ていたベンは、無言で複雑な表情。。。
ベンの過去が回想され。。。
学校の授業を受けていたベン。
すると、建物は振動に襲われ、サイレンが鳴り響く。
子どもたちは避難し、教師たちはライフルを手に外へ飛び出していく。
いつもの"敵"が現れたらしい。
その夜、父ロジャーとグッドスピードの話を盗み聞きしたベンは、"敵"が先住民だということを知る。そして、窓の外に死んだはずの母親の姿を目撃する。。。
ビーチに戻ったソーヤーはこっそりとサイードに接触。
サイードにテープを聞かせ、2人でジュリエットのテントに向かうが、不在だった。
そこへ、ケイトが現れ「ジャックにナオミの話をしたら2人で出かけたわ」と言う。
ジャックにナオミのことを話したことを怒ったサイードは、ソーヤーに「(ケイトに)聞かせろ」と言って、その場を立ち去る。
戸惑うケイトに、ナオミのことを知らないソーヤーも訳が分からない表情w
ベンは仕方なく出かける準備をしていた。
「勝手に会いに行ったら、彼は怒るだろう。いつも呼ばれて会いに行くんだ。いつでも会える人じゃない。だから手が震えたんだ」とベン。
意に介さないロックは、ベンを促し、出発する。
ベンの過去が回想され。。。
仕事に不満なロジャーは酒を飲んでいて荒れていた。
ベンの誕生日も「お前がエミリーを殺した日を祝う気にはなれない」と冷たく当たっていた。
ショックなベンは家を飛び出し、超音波フェンスのところに到達する。
すると、フェンスの外側に母エミリーが現れる。
驚いたベンはフェンスに近づくが「ダメよ、まだダメなの、ベンジャミン」と制止して姿を消す。ベンは慌てて家に引き返す。。。
ビーチでは、みんなを集めて一連の件に関する話し合いがもたれていた。
サイードはジャックへの不信を主張する。
サンはジャックとジュリエットを擁護するが、ソーヤーはみんなにテープを聞かせる。
驚く一同。しかし、ちょうどそこへジャックとジュリエットが戻ってくる。
ジャック×サイード&ソーヤーで一触即発な空気に。
しかし、ジュリエットはそのテープの裏面を聞くよう指示する。
ソーヤーが裏面を再生すると「明後日サンの確保にチームを3班派遣する。他に妊娠が確認できたものにはテントに印をつけておけ」とベンの指示が吹き込まれていた。
ジュリエットは全てジャックに相談済みだと言う。
「なぜ黙ってた?」と問うサイードに「対策を決めかねていた」とジャック。
しかし、すでに対策を練り上げた様子(?)のジャックは「まずは情報共有だ」と告げる。
森の中を進むベンとロック。
途中、ロックは帯状に撒かれた砂(?)に気づき、つまみ上げて臭いを嗅ぐが、ベンに促されて先を急ぐ。
ベンの過去が回想され。。。
荷物を持って家出をしたベン少年はふたたび超音波フェンスへ。
今回は解除コードとウサギを用意。超音波のスイッチを解除したあと、念のためウサギにフェンスを通らせる。
無事ウサギが通ったのを見て、ベンもフェンスの外へ。
森の中へ入ると、ひとりの男性(リチャード?)と出くわす。
先住民と思わしき彼はベンに家に戻るよう言うが、ベンは死んだ母親と会ったことを話し、帰りたくない、僕を連れて行ってとお願いする。
彼は「それは構わない、そのときが来るまで辛抱強く待てるのなら」と言う。
ベンとロックはジェイコブの家に到着する。
懐中電灯を消し、ランプに火をつけて家に入る2人。
ロックはベンにジェイコブを紹介されるが、そこには誰もいないのだった。
しかし、ベンは一人で会話をしている。
「茶番はよせ」と怒るロックは家を出ようとするが、「助けてくれ」という声を聞く。
驚いたロックが懐中電灯を点けると、家が揺れ、物が飛び交い、ガラスが割れる。
どうやらジェイコブが暴れだしたようで、止めようとしたベンもはじき飛ばされる。
慌てたロックは脱出するが、しばらくしてから出てきたベンは「あれがジェイコブだ」と言う。
帰路につくベンとロック。
「ジェイコブになんと言われた?」と問うベンに「ジェイコブなどいない。君はペテン師だ」とロック。
すると、行きと道が違うことにロックが気づく。
「見せたいものがある」とベン。「もう見世物はいい」とロック。
「たしかに私が言っていたことの一部に嘘がある。例えば、私は島生まれではない」とベン。
「なら、どこから来た?」とロック。
「それを見せよう」と言って歩を進めるベン。
ベンの過去が回想され。。。
青年に成長したベンも作業員となっていた。
奇しくもその日はベンの誕生日だったが、父ロジャーは一向に覚えてくれてはいなかった。
父とバンで配達を終えたベンは、車の中で父に別れを告げると、ガスマスクをする。
つぎにガス缶を開けると、父は苦しみだし。。。
ガスマスクをしたままのベンが住宅街に戻ると、ダーマの人たちは皆息絶えていた。
やがて、ガスマスクをしたアザーズたちが現れ、遺体を回収しはじめる。
マスクを取ったリチャードがベンに声を掛けるのだった。。。
竪穴に放り込まれた、ダーマの人たちのミイラを上から眺めるロック。
「これが私の出発点だ。私には彼らのようにならないよう働く知恵がある。つまり君よりも賢い」と語ったベンは、ロックを銃で撃つ。
穴に落ち、息絶え絶えのロックに、ふたたび尋ねるベン。
「ジェイコブはなんと言った?」
「助けてくれ、と言った」と答えるロック。
「ふっ、彼があんたを助けてくれるといいな」と言い残し、立ち去るベン。。。
♯
うぉ〜、ロックも危うし、ですね(でも死ぬことはなさそうな。。。)
ベンの過去の秘密もかなり明らかになりましたね〜。
そんな過去ゆえ、ロックにも父親を殺すことを要求したのでしょうか?
さて、気になることをいくつか。
リチャードは年をとらないんでしょうか?
そして、自分が引き入れたベンの部下に?
ジェイコブの家に行く前にロックが気にした砂(?)はなに?
予測1:ルソーが仕掛けた(ダイナマイトの)火薬?
予測2:麻薬で、ジェイコブはそれの幻覚?
まぁ、2はないな(笑)
さて、ジャックの秘策は?
アザーズvs.生存者の抗争が本格的に!?
クライマックスに向け、次回が楽しみです♪
コメント
CHARAさんがレポートしたのはちょうど2年前なんですね〜。
この回は、回想シーンも記述していて特に長くてほんとお疲れ様です。
以前のレスにあったように、時間もそれなりにかかっているようで、楽に「おさらい」をさせて頂いてる方としては、ほんと有り難いです。
先日、欲張っていつもより多い枚数レンタルしてきて、結局駆け足で見てしまい、ジャックとクレアは兄妹という場面を見落としてました〜〜。
あと、アナルチア他二人の飲酒運転での降板とか、裏話も面白かったです。
今朝、チャーリーが基地に潜入するところまで見てきました。チャーリー死んじゃうのかな〜〜><
帰ったらシーズン3のラスト見ますね!!
投稿者: くまりん | 2010年03月04日 10:18
くまりんさん、こんばんわー。
>いつもより多い枚数レンタルしてきて…シーズン3のラスト見ますね!!
先日はシーズン2っておっしゃってましたから、ペースがなかなか速いですね(^^
>ジャックとクレアは兄妹という場面を見落としてました〜〜。
記事書いてると、2回じっくり観るので見落としとかなくなるのがメリットですね♪
で、(そのときには)記憶にもけっこう残るのですが、話が進んでいくとやっぱり忘れちゃうんですよねーw
投稿者: CHARA | 2010年03月05日 22:27