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EPISODE#57「軌道」

エコーの死やジャックたちの窮状を知る由もない、呑気なチャーリー&ハーリー・コンビは、ソーヤーのテントで物資を物色中。
一応ハーリーは罪悪感を訴えるが、チャーリーはウィスキーやアダルト雑誌を見つけてニンマリ♪
そこへデズモンドが現われ、2人を森の中へ連れ出す。

森の中では、ロックとサイードが待ち受けていて「エコーが死んだ」ことを告げる。
キャンプの皆がパニックを起こさないように2人には事前に説明をしようとの配慮だった。
ところが、突然顔色を変えたデズモンドが走り出す。
訳もわからず後を追う一同。
デズモンドは海岸に着くなり、上着を脱ぎ、そのまま海に飛び込む。
後を追ってきたロックは沖に誰かが溺れているのに気付く。
それはクレアだった。
なんとかクレアを救助したデズモンドだったが、彼女を心配するチャーリーをなぜか邪険に扱う。

一方、チャーリーは今回のことと、以前の避雷針のことを考え合わせてデズモンドに不信感を抱く。
ハーリーは「彼には予知能力がある」と主張するが、そんなことを信じないチャーリーは、彼を酔わせて真相を聞きだそうと企む。

チャーリーとハーリーは"お礼とお詫びに"という口実で、デズモンドを酒盛りに誘うが、断られてしまう。
しかし、ウィスキーの銘柄が"マカッチェン"だと知ると、なぜか乗り気になるデズモンド。

宴も進むと、スコットランド人のデズモンドとイギリス人のチャーリーはイギリスの歌を歌い、盛り上がる♪
いよいよ、チャーリーがデズモンドの真相を聞きだそうと切り出すが、デズモンドは適当なことを言ってごまかそうとする。
しかし、2人の追及は止まないため、その場を立ち去ろうとするが、怒ったチャーリーが「キーを廻して英雄気取りかもしれないが、あんたはただの臆病者さ」と捨て台詞。
それに怒ったデズモンドがチャーリーに飛び掛る。
倒れたチャーリーの首を絞めながら「あのとき俺になにが起こったか知らないくせに!」と叫ぶ。

ボタンを押せなかった、あの日が回想され。。。
強い電磁気異常の中、鍵を取りに行ったデズモンドは、"すべてを終わらせる"とロックに言って床下へ。
意を決し、システム遮断のキーを回すと。。。

目を覚ましたデズモンド。
そこは自分のアパートで、赤いペンキまみれで床に倒れていた。
すぐに恋人のペニーが現われて、介抱してくれる。
なんでも、(ペニーと一緒に暮らしだし)ほろ酔い気分でペンキを塗っていて、脚立から落ちた、とのことだった。
なにかしっくりこないものがあったが、それがなんなのかよくわからないデズモンド。

ペニーの父親(ウィドモア産業の社長)に結婚の承諾をもらいに行くデズモンドだったが、無職の彼は「"マカッチェン"一口にも値しない男に、娘をやれると思うか?」と罵られる。

失望の中、外に出ると音楽が聞こえてくる。
歌声に誘われて路上ミュージシャンのところに行くと、それはチャーリーだった。
フラッシュバックが襲い、"島の生活"を思い出すデズモンド。
そしてこの現状もかつて経験したことだと気付く。

デズモンドはすぐに物理学者の友人をパブに呼び出し、タイムトラベルの可能性を問う。
しかし、その証明のためにした"予知"は見事にはずれ、友人には一笑に付されて「そんなことを言ってないでペニーと結婚しろ」と諭される。

プロポーズを決意したデズモンドは、婚約指輪を買うため宝石店を訪れる。
気に入った指輪を購入しようとすると、親切そうな店の老女に言いがかりをつけられる。
「いいえ、あなたは買わないわ。だから返して、デズモンド。ペニーに求婚できず、別れたあなたは、彼女の父親を見返すために、単独世界一周のヨットレースに挑戦し、流れ着いた島で3年間数字をコンピュータに入力しつづけるのよ、最終手段のキーを廻すまでは。そして、あなたがもしそうしなければ私たちは一人残らず死ぬの」

困惑するデズモンド。
老女はデズモンドを街中に誘う。そして、彼女の"予知能力"を見せ付ける。
デズモンドは、惨劇を予知しながらなにもしない彼女を非難するが、彼女はこう返す。
「無駄だからよ。今日救っても、明日同じ目に会うわ。明日救っても明後日に会う。宇宙には自分で軌道修正する力が備わっているの。あの人はどうあがいても死ぬ運命だったの。そして、あなたは島に行く運命なの」
納得できないデズモンドは、ペニーにプロポーズすると誓って老女と別れ、ペニーの元へ。
しかし、些細なことでデズモンドはペニーとの別れを口にしてしまう。
「私のせいにしないで。あなた自身が臆病者だと認めて」と言って去るペニー。

傷心のデズモンドは一人パブへ。
そこで、友人の前で失敗した"予知"が今日のことだったことに気付く。
自分の記憶が正しいことを悟ったデズモンドは、ペニーとやり直そうと店を出ようとするが、(記憶をもとに)客に殴られそうになったバーテンを助けようとして彼が代わりに殴られてしまう。

ふたたびデズモンドが目を覚ますと、そこはジャングルの中で、素っ裸だった。。。

チャーリーの首を絞めるデズモンドを引き剥がすハーリー。
「どんなに頑張っても変えられないんだぁ」と泣き崩れるデズモンド。
仕方なくチャーリーはデズモンドを抱えてテントへ運ぶ。

「すまない」と謝るデズモンド。
「いいんだ。ただ、なにがあったのか、教えてくれ」と頼むチャーリー。
「キーを回すと、人生の断片がフラッシュのように見えた。そしてそれはいまも続いている」とデズモンド。
「それじゃ、そのフラッシュでクレアが溺れてるのを見て、助けたのか?」とチャーリー。
「クレアじゃないんだ。君を助けたんだ。彼女を助けようとした君が溺死したんだ。前は、雷が屋根に落ちて君が感電死したのを見たんだ。俺はこれで君を2回救った。だけど、宇宙は必ず軌道修正するから、俺も毎回は救えない。ホントに気の毒だと思うけど、俺が何をしようと、君は"死ぬ運命"なんだ」

オヨ〜、てっきりクレアを救ってるんだと思っていたら、チャーリーだったんですねぇ。
そして、チャーリー、死んじゃう!?
"運命"は変えられないとしきりに強調するのを、どう読むか?

江原さん的には"宿命=食材""運命=料理"で、宿命は変えられないけど、運命はその人次第、らしいんですけどねぇ(笑)

それにしても、"絶対結婚する"と誓ったのに、写真代ぐらいで別れを決意するなんて。。。

デズモンドの"予知能力"の正体はスッキリしましたが、結局ジャックやソーヤーたちの動向はなかったので、気になるところではありますw

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CHARA。横浜在住。30代♂。
テレビ放映よりも、DVD-BOXを買ったり、レンタルしたりの方が手っ取り早いのですが、やはり無料は魅力ですね(笑)
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