EPISODE#54「懺悔」
2日も昏睡状態がつづくミスターエコー。
キャンプに戻ったサイードも様子を確認するが(で、ジンとサンは?)、起きる気配のないエコーを置いてテントを出る。ロックのところに戻った報告をしに行くのだ。
一方、昏睡状態のエコーは、イェミとの過去にまつわる夢を見ていた。。。
すると「エコー、起きろ」という声がして、エコーが目覚める。
そこには、火のついたライターを片手にイェミが立っていて、こう言う。
「罪を懺悔する時だ。裁かれるんだよ、兄さん。先に行って待ってる。僕の居場所はわかるね?」
エコーのいるテントを離れだしたサイード、ハーリー、チャーリーは、振り返るとテントが燃えていることに気付き、慌てて引き返す。なんとかエコーを救い出すが、エコーは「弟が。。。イェミが。。。」とうわ言を繰り返していた。彼らはエコーを安全なところに寝かせ、消化活動をはじめる。
そこへ、ロックが駆けつけ、エコーの安否を問うが、寝かせた場所を確認すると彼は姿を消しているのだった。
水槽部屋の中で筋トレに励むジャック。
そこへ、ベンがやってきてジャックを散歩に誘う。しかも白装束に着替えるよう言う。
しぶしぶ応じるジャックだったが、ベンに「首は痛むか?」と問う。
例のレントゲン写真の患者はベンだ、と踏んだジャックが鎌をかけたのだ。
「なんのことだ」ととぼけた風なベン。
連れ出されたジャックの行き先は、コリーンの葬儀だった。
ベンは葬式の中心へ、ジャックは遠巻きに参加するのだった。
ジュリエットを見つたベンは彼女に近づいてささやく。
「なぜ彼に私のレントゲンを見せた?」
「誰のか、は言ってないわ。悟られたのね」と彼女。
遠くのジャックを見つめるジュリエット。
ふたたび、ビーチではロックとサイード、デズモンドの3人が作戦会議中。
ジャックたちを救い出すために、デズモンドはハッチのコンピュータは他のステーションへの連絡ができるはずだと提案する。しかし、"スワン"は吹っ飛んでしまったため、"パール"を目指すことに。
そこへハーリーとチャーリーがエコーの捜索から戻ってくる。しかし、収穫はなかった模様。
エコーが姿を消す前の様子をチャーリーから聞いたロックは、エコーは"パール"の上の墜落機を目指していることを悟り、出発を急ぐ。
ロックの予想通り、エコーはヨレヨレの状態で森の中を進んでいた。
エコーの過去が回想され。。。
ロックは"パール"へ向かうメンバーを募り、サイード、デズモンドのほかに新顔2人(カップル)が加わる。
森の中のエコーは、かつて自分が殺めた人の幻覚や"怪物"と呼ばれる黒い煙などを目撃しつつ、なんとか小川にたどり着く。
そこへロックたちが追いつく。
水槽部屋に戻ったジャック。ジュリエットが持ってきたチーズバーガーに感激する。
ジュリエットも苦労してチーズバーガーをこしらえたそうで、いい雰囲気に♪
しかし、そこへやっぱりベンが登場w
ジュリエットに席を外させる。
2人きりになったベンとジャック。
ベンはジャックに「自分たちが敵でないことを納得させ、信用を得て、手術を自分から進んで行うよう仕向ける計略」を独白する。
ジュリエットがジャックの元妻に似ているのも、計略の一つだそう。
しかし、レントゲン写真を見られたことでその計画は崩れ、手詰まりのベンは素直にジャックに手術を依頼する。
「君は神を信じるか? 私の腫瘍が見つかった2日後、脊髄外科医が空から降ってきた。これが、神の御技じゃないなら、なんなんだ?」
エコーと合流したロックたち一行は、ようやく墜落機に到着。
エコーの過去が回想され。。。
サイード、デズモンドたちは"パール"ハッチの中へ。
エコーとロックは機内へ入るが、イェミの遺体は消えていた。
「跡形もなく焼けたか、動物が入り込んだか?」と諭すロックだったが、失意のエコー。
ロックはサイードたちの後を追ってハッチの中へ入るが、エコーは一人墜落機の脇で佇んでいた。
ハッチ内では、コンピュータは連絡に使えそうになかったが、モニターを回復させるとひとつのモニターにどこかの基地が映し出された。
無人の映像にみんなが注目していると、突然、眼帯をした男が現われ、カメラの電源を切るのだった。
「気付かれたらしい」と楽しげなロック。
水槽部屋で思案顔のジャック。
ガラス越しの部屋にジュリエットが現われ、「映画(のビデオ)を持ってきた」と言う。
TVのセッティングを始める彼女。ジャックは「いらない」と断るが、「じゃ、音は消すから画だけでも」と彼女。
ジュリエットはジャックにいままでのことを謝罪し、ベンの偉大さを語り始める。
そう、ジャックの説得を試みているのだ。
しかし、TVの中の映像は映画ではなく、メッセージボードを持った彼女自身が映し出されていた。そのメッセージボードにはこう書かれている。
"話していることは無視して。ベンは嘘つき。そして、とても危険。変革を求める声も。でも、事故に見せかけないと。救うふりをして。あなたは私が守る"
墜落機の脇で佇むエコー。しかし、ふたたびイェミの幻影が現われ、彼の後を追っていく。
イェミと対峙するエコー。
「私は神に許しを請わない。罪を犯していない。生きるために必要なことをしただけだ。望んだ人生ではなかったけれど、これが自分に与えられた人生。精一杯生きてきた」と語り、ひざまづく。
しかし、イェミは「私を弟だと思って話しているな」と言って姿を消す。
エコーは驚き、「お前は誰だ!?」と言って後を追う。
すると、黒い煙が現われ、エコーを捕らえ、木々に叩きつけ回す。
その大きな音を聞いたロックたちがハッチを飛び出してくるが、そこには地面に倒れたエコー。
ロックはすぐさま抱き起こすが、何か言って、息絶えてしまう。
「最後になんと?」と尋ねるサイードに、ロックはこう言う。
「つぎは、君らの番だと」
♯
やっぱり、あっさり死んでしまいましたね、エコー。
というのも、アナ・ルシアたちと同様、"逮捕による降板"が真相ですからねー。
そりゃ、"懺悔"していただかないとw
なので、エコーが織り成す今回のメインストーリーにはあまり興味なく(笑)、気になるのはサイドストーリーであるジャックの方。
ベンはジャックに手術をしてくれるよう頼みに来ますが、ジュリエットは助けるふりをして彼を殺すよう示唆。
ベンとジュリエットに確執があるのは明らかですが、素直に受け取っていいのか?
はたまた、裏があるのか? どうする、ジャック?
しかし、アザーズが普通の人と変わらないことが明らかになるにつれ、疑問が。。。
昔のミステリアスさはなんだったんでしょうか?
森の中のささやきは? ルソーが怯える裸足の男たちは? アナ・ルシアらの仲間をさらってどうした?
アレックス(ルソーの娘)、ウォルト、妊娠中のクレア、アナらのキャンプの子どもなどをさらったのとジュリエットが不妊治療医であることは、なにかしら符号する理由がありそうですが、ウォルト解放の交換条件としてジャックをほしがったんですよね?
ベンの腫瘍摘出でジャックが必要だったなら、もっと早くからジャックに興味を示してもよさそうだったのに?(←マイケルの後を追っていったらアザーズに追い返されたりしてましたよねー)
そうそう、黒い煙もついに人を殺しちゃいましたねー(笑)
コメント
お久しぶりです。
去年の秋に地上波でシーズン2を見て以来、シーズン3の地上波放送を待ちわびてました。
大阪でやっと地上波放送が始まったのですが、ほぼ毎夜平均2話ずつ放送のようなので
一気に見れて嬉しいです。
去年同様、1話ずつ見た後にこちらのHPで、なるほど〜っておさらいさせてもらってます。
メインキャラだったエコーがあっさり亡くなったのは、そういうわけだったのですね。
それにしても同じような理由で降板の方が続出って、日本では有り得ないって思っちゃいます。
CHARAさん、またシーズン4もご覧になったら記事を是非UPして下さいね。
・・・って、私が見るのはまた1年後とかでしょうけど、期待してます!
投稿者: 絢子 | 2008年12月24日 16:59
絢子さん、お久しぶりです。
コメントありがとうございます。
>大阪でやっと地上波放送が始まった
そうみたいですね。
お陰で当ブログもアクセスうなぎのぼりです♪
>日本では有り得ないって
役者さんは長期間にわたるハワイロケで、酒を飲む以外やることがないって噂ですw だからってね。。。
>シーズン4もご覧になったら
最新の記事に、現在の状況を書きましたwが、そのつもりですので、引き続きご愛顧お願いします☆
投稿者: CHARA | 2008年12月25日 23:53