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EPISODE#28「信じる者」

ジン、ソーヤー、マイケルの3人は、棍棒を持った黒人に殴り倒され、その仲間たちによって落とし穴の檻に監禁される。

一方、ハッチ内ではジャックとデズモンドが互いに銃を突きつけ、睨みあっていた。そこで、エアダクトから脱出したケイトがデズモンドを背後から襲う。
デズモンドは倒れた拍子に銃を発砲、弾はパソコンに命中してしまう。

倒れた彼はジャックに捕らわれるが、それを知り慌てる。
「端末を修理させてくれ。あのタイマーのカウンターが"0"になる前にコードを入力しないと全員死ぬ」と言う。
取り合わないジャックだったが、ロックは彼の言うとおりにするようジャックを説得する。
デズモンドは修理のための部品を探しはじめるが、ロックたちには手伝う術がない。
そこで、ケイトは機械に詳しいサイードを呼びに行くことに。

ジャックは作業に取り掛かろうとするデズモンドに銃をつきつけ、今までの経緯を説明させる。

「3年前、単独世界一周に挑戦していて、島の近くで船が座礁し、ケルヴィンと会った。ジャングルから出てきた彼は、俺をここへ連れてきた。警告音が鳴り、コードを入れると止まった。"なにをしている?"と聞くと"世界を救っている"と言った。それで俺も仲間になり、しばらくは順調だったが、ケルヴィンが死に俺一人になった。以上だ。信じられないなら、フィルムを見ろ!」

ジャックとロックは、指定されたフィルムを映写することに。
"ダーマ・イニシアティブ・オリエンテーション"と名づけられたそのフィルムには、一人の科学者が映し出され、説明をはじめた。

『ダーマ・イニシアティブは1970年に創設。ミシガン大の博士候補生デグート夫妻によって考案された大規模な共同研究機関で、デンマークの軍需産業王アルヴァー・ハンソの援助で夢の社会科学研究機関となりました。
この施設は"ステーション3、通称ザ・スワン"と呼ばれ、元々、この島から発せられる独特な電磁波の変動を研究する実験室でしたが、しばらくしてある事故が起こり、それ以来とある手続きが行われてきました。
それは108分に一度ボタンを押すこと。
あなたとパートナーは、警告音が鳴り出してから、4分以内に決められたコードをコンピュータに入力するのです。
任務に当たり、あなたとパートナーはシフトを組むことをお勧めします。』

一方、監禁されたマイケルたちは、脱出策を思案するが、やがて再び黒人がやってきて、見知らぬ女性を同じ檻に放り込んでいく。
気を失っていた彼女が目を覚まし話を聞くと、どうやら同じ飛行機の後部座席の乗客であったことがわかり、一同驚く。
彼女はアナ・ルシアと名乗り、捕まった連中のことはよくわからないと言う。
ソーヤーは銃を使ってここから逃げ出そうと言うが、隙をついたアナが拳銃を奪い取る。そして、彼女は黒人を呼び、自分だけ檻の外へ。
そう、アナは彼らとグルだったのだ。

端末の修理を終え、デズモンドが再びスイッチを入れると、コンピュータはショートし、ハッチの電源も落ちてしまう。
絶望した彼は、ロックが制止するのも聞かず、荷物をまとめてハッチを逃げ出してしまう。
それを見たジャックも「あんな話は嘘だ!」と言ってデズモンドのあとを追うようにハッチを出て行く。
一人残されたロックは、壊れたコンピュータを前に立ち尽くす。

ロックの過去が回想され。。。

そこへサイードとハーリーを連れたケイトが戻ってくる。
サイードは修理作業にとりかかり、ケイトとハーリーは電気を戻すためブレーカーボックスを探す。

そのころハッチを逃げ出したデズモンドは森の中を疾走していたが、足を取られ転倒する。そこにジャックが追いつき、彼に銃を向ける。

「そうか、コードか。よく聞け。4・8・15・16…」とデズモンドは応じるが、
「黙れ!そんな話は嘘だ!!なぜそんなこと信じる!?」とジャックは苛立ちをぶつける。

突然、デズモンドはジャックに会ったときのことを思い出し「あのときの彼女はどうなった?」と問い詰めると、ジャックは取り乱して「結婚した」と答える。
「そうか、でも今はもう違うのか。。。いつかまたどこかで会おう。」
前回と同じセリフを吐いてデズモンドは、動揺しまくっているジャックのもとを去っていく。

訳もわからず端末の修理を必死に行うサイード、タイマーは残り5分を切っていた。
ブレーカーも見つかり、修理が終わり、端末が立ち上がったときには残り3分。
コードの数字を聞いて、ハーリーがまた騒ぐが、ロックは聞く耳を持たない。
コードを入力しているときに、ジャックが戻ってくる。
入力しおわり、あとは実行キーを押すだけという状態になったときにロックはジャックにキーを押すよう要請する。
「自分で押せばいいだろ!」と拒否するジャック。
「全部嘘だと思うならなぜ戻った?独りでは無理だ。独りではいやだ」とロック。
対峙するジャックとロック。
タイマーは10秒を切り、カウントダウンはつづき。。。
そして、ギリギリラスト1秒でジャックがキーを押し、タイマーは"108"に戻るのだった。

えらい情緒不安定なジャックが印象的な回でした。
サラとの結婚生活エピソードへの伏線でしょうか?(笑)

それはそうと、珍しくストーリーが進んだ回ではないでしょうか?
とりあえずハッチ(スワン)の存在理由が明らかになったし、謎のアナ・ルシア一派の存在も。

まぁ、"ハッチの食料はどうやって補充されているのか?"とか、"「108分に一回キーを押すためほとんど外には出られない」とデズモンドは言っていたのに、ケルヴィンはどうやって彼を連れてくることに成功したのか?"といった細かい謎は尽きないのですがね(笑)

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CHARA。横浜在住。30代♂。
テレビ放映よりも、DVD-BOXを買ったり、レンタルしたりの方が手っ取り早いのですが、やはり無料は魅力ですね(笑)
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