EPISODE#27「漂流」
ウォルトが連れ去られ、イカダが爆破されて、マイケルたち3人は暗闇の海に投げ出されていた。
ジンの行方はわからず、マイケルは溺れて死にかけるが、肩を撃たれ怪我をしているソーヤーが必死の思いでマイケルをイカダの残骸の上にひっぱりあげ、人工呼吸をしてなんとか彼の命を助ける。
しかし、意識を取り戻したマイケルは、ウォルトが連れ去られたことを「照明弾を上げろ」と要求したソーヤーのせいだとなじり、険悪の状態に。
しかも、ソーヤーの怪我の血の匂いに誘われて、サメも出没しはじめる。
マイケルとウォルトの過去が回想され。。。
一方、消えたケイトを探すためハッチに下りたロックは、気を失って倒れていたケイトを発見する。しかし、傍らには謎の男・デズモンドが。
デズモンドはロックに銃を突きつけ、「あんたがそうか?」と尋ねる。
ロックは訳もわからず「そうだ」と答えるが、彼の次の質問には答えられず、「おまえはちがう!」 と見破られてしまう。
「飛行機事故で遭難した」と事情を話す2人だったが、デズモンドは聞く耳を持たず、銃を突きつけられたまま倉庫に移動させられ、ケイトはロープでロックを縛るよう命令される。
しかし、ロックは「彼女は逃亡犯だ」と告げ、ロックでなくケイトが縛られ、食料倉庫に監禁されてしまう。
別の部屋でロックに事情を聴取していたデズモンドは、「生存者は何人だ?病気で何人死んだ?」と尋ねる。
なんのことか戸惑うロックが「誰も病気では死んでいない」と告げると、彼は驚きの表情をする。
そのとき、スピーカーから電子音が響き、デズモンドは慌ててロックを旧式のパソコンの前に導き、これから言う数字をタイプするよう命令する。
「4・8・15・16・23・42・実行キーを押せ!」
実行キーを押すと、カウンターが"108(合計値?)"に戻り、電子音が消え、デズモンドは安堵の表情を浮かべる。
その間、倉庫の中のケイトはなんとか体勢を入れ替え、ロックが残していったナイフでロープの切断に成功。そして、倉庫の換気口からダクトつたいにロックたちのいる部屋の上部にまで到達していた。
そのとき、ケイトが心配で結局ハッチに下りてきたジャックの声が聞こえる。
デズモンドは警戒のため、スピーカーから大音量で音楽を流し、ロックを連れ、身を潜める。
ダクト内のケイトもジャックに気がつき、彼を呼ぶが、音楽にかき消され声が届かない。
パソコンのおかれている大広間にたどり着いたジャックの前に、ロックを連れたデズモンドが現れ「こいつを殺されたくなければ、拳銃を捨てろ」と命令するが、ケイトの所在を気にするジャックは銃をおろさず、ロックをはさんで、デズモンドと対峙する。
そして、彼の口癖から以前会ったことがあることに気づき、驚きの表情を隠せない。
イカダの残骸に乗り、漂流をしていたマイケルとソーヤーは、イカダの"浮き"の部分を発見。ソーヤーはそちらに移ろうと泳ぎはじめるが、サメが襲ってくる。
ソーヤーから拳銃を預かっていたマイケルは、サメめがけて銃を乱射。
なんとかサメを撃退し、"浮き"の部分に乗り移ることに成功する。
夜が明け、マイケルたちは再び島に流し戻されていたことに気がつく。
2人が浜に上陸するや否や、後ろ手に縛られたジンが森から走り出してくる。
慌てふためき「ほかのものたち」と叫ぶジンのうしろからは、複数の人間が近づいてくるのだった。。。
♯
今回、ジャックたちの方は時間的な進展はありませんでした。
メインのマイケルとソーヤーの2人はひたすらケンカ(笑)
それはそうと、呪いの数字、全部足すと108になるんですねー。
108と言えば、思い出すのは煩悩の数ですが、たぶん仏教の教えですよね?
キリスト教でも重要な数字なんでしょうか? それとも、ただの偶然?
つい映画「セブン」の"7つの大罪"を連想してしまいましたが。。。