EPISODE#10「予言」
妊婦クレアが悪夢で夢遊状態になる。
その翌日も「誰かに襲われた、刃物でお腹を刺したの」と騒ぐ。
皆で周りを捜索するものの手がかりは見つからず、ハーリーは「誰が誰だかわからない状態では手のつけようがない。生存者のリストを作ろう」と提案し、全員に聞き込みを始める。
一方、ジャックはクレアのお腹を診察するが、そのような傷はなく、出産が近づいて精神が不安定になっているのだと判断する。
そこで沈静剤を飲ませようとするが、クレアは自分がウソをついていると思われたと憤慨し、ビーチに降りると洞窟を飛び出す。
クレアの過去が回想され。。。
クレアの妊娠は望まない妊娠だった。
産む決意をするものの、画家志望の恋人は彼女の元を去っていく。
途方にくれた彼女は、占い師のもとを尋ねる。
占い師は、"恋人が去った"ことを当て、「その子を自分で育てなければいけない。そうしなければ、大きな危険が降りかかる」と告げる。
そう、クレアは出産後その子を養子に出すことを内心決断していたのだった・・・
ビーチでは、皆に嫌がられながらも聞き込みをつづけるハーリーは、ソーヤーが乗客名簿を持っていることを聞きつけ、コレ幸いと入手に成功する。
クレアの後を追ったチャーリーだったが、山の中でクレアが陣痛に襲われてしまい。。。
実はクレアは、「自分で育てるよう」散々占い師に説得をされていたが、「L.A.のある夫婦に養子を出すのなら大丈夫」と言われ、その夫婦に会うため墜落機に搭乗したのだった。
それを聞いたチャーリーは言う。
「もし彼が本当の霊能者だったら、こうなることがわかっていたのかも。だって、こうなったら君が自分で育てるしかないじゃないか?」
茫然とするクレア。
「そうだわ。L.A.には誰も待っていなかったんだわ。彼、知ってたんだ、飛行機のこと。」
洞窟では、息たえだえのサイードが帰還し、ジャックが治療をはじめたところに、ハーリーが駆け込んでくる。
「問題発生だ!生存者全員の名前と乗客名簿を照らし合わせたら、ひとり。。。ひとり、飛行機に乗っていない人間がいる!!」
♯
そのひとりと思われる人間がクレアとチャーリーの前に現れて。。。次回につづく。
その人は。。。前話からチラッと登場しはじめた人物ですね。
クレアは少なくとも、偶然でなく必然でこの島に来たんですねぇ。
もし、ホントに子どもが狙われているなら、アレックス(ルソーの子ども)ともつながってくるんでしょうかねぇ?