EPISODE#9「孤独の人」
サイードがキャンプを離れて2日。
彼は、海から陸地へ伸びる太いワイヤを発見。それをたどって山に分け入るうち、ワナにかかってしまう。
目が覚めると、縛られた彼の前に謎の女性が現れ、「アレックスはどこ?」と聞く。
サイードが「なんのことかわからない」と答えると、彼女は電気ショックを与える。
電気ショックを受けながら、サイードは事情をなんとか説明。
謎の女性・ルソーが、あの遭難信号の声の主であることが判明する。
サイードを"ヤツラ"の仲間だと誤解するルソーは、彼の荷物の中の写真の女性は誰か? と詰問する。
サイードの過去が回想され。。。
一方、生真面目なジャックやマイケルらのキャンプ組は、みんな緊張が高まり、小競り合いが絶えなかった。
そこで、ハーリーは島に「レクリエーションが必要だ」と言って、ゴルフコースを造る。一同につかの間の休息が訪れるのだった。
愛する男・ロバートとの思い出を語るルソーは、サイードに注射を打ち、彼はまた昏睡状態へ。
再び目を覚ましたサイードの前には、ルソーの思い出の品・壊れたオルゴールが。
オルゴールを直しはじめるサイードに、ルソーはこの島に来た経緯を語る。
「科学者の捜査チームだった。タヒチを出た調査船が、嵐の中座礁し、この島に一時的にキャンプを張った。2ヵ月ほど暮したある日、"黒い岩"の帰り、ヤツラが…。ヤツラは病気を持っていた…」
「"黒い岩"ってなんだ?ヤツラって?他に人間がいるのか?」と問うサイード。
「"他の者たち"。姿は見てないが、声を聞いた…」
そこへ、ナニモノかの気配が。慌てて猟銃を持って外へ出るルソー。縛られた鎖をほどき、後を追うサイード。
幼馴染みのナディアとの顛末が回想され。。
森の中で対峙する、ルソーとサイード。
「あなたの仲間たちに気をつけて。」
と言い残し、一人去っていくルソー。
「アレックスって誰だ?」
「アレックスは私の子ども…」
♯
今回のタイトルは「孤独の人」。
サイードのことかと思いきや、ルソーのことでした。
う〜ん、あるいは両方か?(笑)
ルソーが遭難信号の声の主だったわけですが、ほとんど謎は解明されず、逆に深まるばかり。。。
ゴルフを楽しむジャックたちはストーリーには関係なさそうで、ちょっと息抜き。視聴者的にもほっと一息ってかんじですかね。
また、新しい登場人物がチョロチョロと出てきているので、今後絡んでくるのか、どうか?