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EPISODE#110「ライナス博士」

島。。。
イラーナたちとはぐれたベンは一人でテンプルを脱出していたが、森の中で無事イラーナ一行と再会する。
サイードが道厳を殺したことを伝えると、驚くイラーナ。
ベンはキャンプのあるビーチに行くことを提案、一行はとりあえず出発する。

F.S.W.
歴史教師のベンは、レイノルズ校長に落ちこぼれの補習授業を押し付けられる。
博士号を持つベンはその待遇に不満。歴史クラブの指導を口実に断ろうとするが、校長はけんもほろろ。
同僚のレスリー(←アルツト先生? なんとなくしか覚えてないけどw)に愚痴をこぼしていると、代理教員のロックが「なら、校長になれ」と横から口を挟む。

島。。。
ビーチに向かう道中、ベンを不審に思ったイラーナは、マイルズにジェイコブの遺灰を渡し、彼の死について聞くよう頼む。
"力"を使うマイルズ。
「ベンが殺した」
ベンは否定するが、怒りの形相のイラーナは「ジェイコブは私の父同然だった」と告げる。
しかし、意外にもそれ以上追及することなく、先を急ぐ。

ビーチについた一行は手分けして、小屋作りに入る。
ベンはイラーナのご機嫌をとろうとするが、彼女は完全無視。

F.S.W.
ベンは年老いた父親と暮らしていた。(←この世界では亡くなってないんですねw)
学校での仕事を愚痴るベンに、
「お前によい人生を与えようと、ダーマに入り、あの島に連れて行った。あっちはみんな頭のよい連中ばかりだった。島に残ってればお前の人生は違ってただろう」
と語る父。(←その設定は残ってるんですね)
そこへ、ベンが担当する歴史クラブの生徒アレックス(!)が、大学単位試験のための個人授業を頼みに来る。
明朝、指導することを約束するベン。

島。。。
小屋作りの作業の中、「私は夫を探したいの」というサンに、イラーナは「私も探したいのはやまやまよ、守らなきゃいけないから。あなたたちはジェイコブの後継者候補なの。もう6人しか残ってないわ」と説明する。突然の話に驚きを隠せないサン。

野宿で夜を明かしたジャックとハーリー。
ジャックはテンプルに戻ると言うが、ジェイコブから嫌な話を聞いているハーリーは渋る。
しかし、「好きにしろ」と言ってジャックは森の中へ入っていくので、仕方なくついてゆくハーリー。
そんな2人の前にリチャードが現れる。
リチャードは「テンプルはこっちだ」と2人を先導する。

ソーヤーのテント(?)で物資を物色しているベン。すると、突然背後から銃を突きつけられる。イラーナだ!
イラーナはベンを、皆を埋葬している墓地に連れて行き、足枷(←無視している間その材料を用意してたわけだw)をはめ、自分の墓穴を掘るよう命令する。

F.S.W.
早朝の図書室、アレックスに熱心に個人授業を行うベン。
彼女は自分が希望する大学への推薦状が欲しいが、身の回りにその大学のOBは校長しかいない、と漏らす。
さらに、その校長と保健室の看護師の不適切な関係を目撃したと告げる。
それを聞き、考えをめぐらすベン。

島。。。
イラーナの監視下、仕方なく自分の墓穴を掘っているベン。
マイルズが食事を差し入れるが、断るベン。が、彼を金で買収しようとする。
「遠慮する。そこに埋められたニッキーとパウロっていうバカップルが800万ドルのダイヤを抱えてるからね」とマイルズ。(←えー、そのためのニッキーとパウロ!?)

リチャードがジャックとハーリーを導いた先は、テンプルでなくブラックロック号だった。
「テンプルは全滅した」と説明するリチャードに、驚くジャック。
一方「ジェイコブからそれとなく聞いた」と言うハーリー。
それを聞いたリチャードは「彼の言うことを信じるな」と言って、一人ブラックロック号に向かう。
「どうするんだ?」と問うジャックに、「死ぬ」と答えるリチャード。

F.S.W.
ベンは、同僚のレスリーに看護師のメールアカウントへのハッキングを依頼する。事情を聞いた彼は、待遇改善(駐車スペースの交換&実験器具の買い替え)を条件に承諾する。

島。。。
ブラックロック号の中に入った3人。
「島に来て長いこと経つが、戻ったのは初めてだ」と言うリチャード。(←もしかして元船員?元奴隷?)
リチャードはダイナマイトを物色し始める。アルツトの悪夢を知るハーリーが注意を促すが、
「死にたくても、自分では死ねない。だから、君に手伝ってほしい」とリチャード。
事情を尋ねるジャック。
ジェイコブに触れられることにより不老不死になったというリチャード。
「はるか昔から私は彼に仕えてきた。全ての物事には理由があり、彼には計画があると。私も計画の一部だと。時がくればどんな計画か、教えてくれると言っていたが、そうなる前に死んでしまった。もう私の生きる意味はない。自分でダイナマイトに火をつけても死ねないから、君に火をつけてほしい。導火線を長くして、逃げる時間は作った」
納得した風のジャックはダイナマイトの導火線に火をつける。
しかし、ジャックは逃げようとしない。戸惑うリチャード。
いたたまれないハーリーは、先に逃げ出す。
灯台でのできごとを話し、そんな手間暇かけて島に呼んだのに、こんなとこで死なせるはずはないと語るジャック。
「そんなたわいごとに、命を賭けるのか?」とリチャードは詰問するが、「そうだ」と言って目を瞑り静かに待つジャック。
すると、ダイナマイトに到達する直前、火が消えてしまう。
なにかを感じとったリチャードは、ジャックについてゆく気になったようだ。
「最初の場所にもどろう」と言うジャック。

墓穴を掘りつづけるベン。すると、例のチキチキ音wが響き、偽ロックが現れる。
偽ロックは「これから仲間を集めて島を出る。しかし、そのあとの島の管理者が必要だ」とベンに告げる。ベンは驚くが、「この状況じゃ。。。」とやけになっている。
すると、偽ロックはわけもなく足枷をはずし、180m先の木の陰に銃を隠した、ハイドラ基地で待っていると告げ、消える。
ベンは森の中へ走り出す。追いかけるイラーナ。

F.S.W.
ベンはハッキングで得たメールのやり取りのコピーを手に校長室に乗り込む。
「それを見たら、教育委員会や奥様はさぞかし怒るでしょう。辞職してほしい。なおその際は、後任として私を推薦すること」
しかしライナス校長は、ベンが目を掛けているアレックスの大学推薦状を盾にして、「どうするかは、君が決めろ」と迫る。

島。。。
森の中、追われるベン、追うイラーナ。
ベンは銃の隠し場所に到着し、一気に形勢は逆転する。
しかし、ベンはイラーナを撃たず、弁明を始める。
「君の気持は分かる、私も目の前で娘を殺されたからね。それも娘を助けるチャンスがあったのに。私は娘よりも島を取った。後悔している。しかし、それもこれもすべてジェイコブのためだ。なのに、彼は一顧だにしなかった。怒りで我を忘れ、刺してしまった。彼を殺して、すまない。許してくれとは言わない、ただロックのところに行かせてくれ」
「どうして?」とイラーナ。
「僕を受け入れてくれるのは、もう彼だけだ」とベン。
「私は受け入れる」とイラーナは告げ、踵を返す。

F.S.W.
ベンが校長室を訪れると、アレックスに出くわす。
「ベタ褒めの推薦状をもらえた」とアレックスは喜びに満ち満ちた顔でベンに報告する。
「それはよかったね」と返すベン。(こちらの世界では)ベンはアレックスを取ったのだ。。。

島。。。
イラーナとベンがビーチに戻ってくる。その様子に驚きの表情のサンたち。
そこにジャック、ハーリー、リチャードが現れる。
再会を喜び合う一同☆

しかし、そんな光景を沖から覗いている潜望鏡がある。。。
ウィドモアの潜水艇だ! しかも今回は本人も乗船している!!

なんだ、今回のエピソード!?
島でのストーリーは全然進まず、F.S.W.でベンが(今回は)権力よりアレックスを取ったというだけの話。。。
(一番つまらなかった)シーズン2を彷彿させるエピソードでしたー。

ふと思ったのですが、F.S.W.(フラッシュサイドウェイズ)って"原点回帰"!?
元々、島でのストーリー×F.B.(フラッシュバック)というフォーマットが斬新で、そのF.B.により、各キャラの人物像をくわしく描き出すことに成功したわけですが。。。
その後、F.F.(フラッシュフォワード)やタイムトラベルなどでフォーマットはぐちゃぐちゃにw
再びF.S.W.で、そのフォーマットに回帰しようとしてるんですかね?

しかし、我々はもう5シーズンも付き合ってますからね、いまさらの人物像よりも、謎解明をバシバシ進めてほしいですねー(^^

そうそう、新たな訪問者はウィドモアだったようです。(デズモンドという予想ははずれました、チッ)
さあー、緊迫感が増してきましたかね!?

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CHARA。横浜在住。30代♂。
テレビ放映よりも、DVD-BOXを買ったり、レンタルしたりの方が手っ取り早いのですが、やはり無料は魅力ですね(笑)
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