EPISODE#104「LA X」
815便の機内。。。
窓際の席に座るスーツ姿のジャック。C.A.のシンディーに声をかけられる。
通路を挟んだ向こうの席にはバーナード&ローズ夫妻。ジャックはローズとたわいもない会話を交わす。
ジャックがトイレに立ち、席に戻ってくると、隣の席には(なぜか?)デズモンド。
2人は挨拶を交わすが、ジャックはデズモンドに既視感を覚える。。。
(と画面は、飛行機が飛ぶ上空から下ってゆき、海面から海底へ。そこには巨神像の足がぁ。。。w)
島。。。
爆発後、ケイトが目が覚めると、そこは木の上だった。落ちる寸前、なんとか枝にしがみつく。
幹をつたって地上に下りるが、日が暮れ、辺りは真っ暗。人の気配もしない。
仕方なく散策をはじめると、マイルズに出くわす。
さらに、スワン基地の裏口を見つけたため、現代の島に戻ってきたことを悟るケイト。
慌ててハッチの場所に向かうと、そこは爆破されたスワン跡だった。
そう、水爆でスワン建設を止めるもくろみは失敗し、スワンは完成されていたのだ。
ケイトは近くにジャックが倒れていることに気付き、彼を抱き起す。
事態を聞き、愕然とするジャック。。。
すると、突然ソーヤーが現れ、ジャックをスワン爆破跡に蹴り落とす。
「話が違うじゃないか! スワンが作られなければ、815便も落ちないんじゃなかったのか! ジュリエットを死なせて! お前が間違ったせいだ」と怒り爆発のソーヤー。
謝罪するジャック。。。
F.S.W.(フラッシュ・サイドウェイズと呼ばれるそう。詳しくは感想で)
815便の機内。。。
ジャックにケイト、ソーヤーがそれぞれ顔を合わせる。
そこには、ハーリーの姿もw
「世界一運がいいんだ」と豪語するハーリー。
島。。。
ミニバンで、負傷したサイードを看ていたハーリーはタイムトラベル初体験で動揺していた。一方、慣れっこのジンは「多分、時間移動したんだ」とハーリーに説明する。
そこに遠くからソーヤーの怒声が聞こえてくる。
ジンは、ハーリー、サイードを置いて、ジャックを呼びにその方向に向かう。
ジャックとソーヤーが揉めている間、ケイトはなにかに気付く。
地面の下から微かに女の声がするのだ。そう、ジュリエットだ!
ソーヤーたちもそれに気づき、慌ててハッチの残骸を取り除き始める。
サイードの容態が悪化してくる。ハーリーは彼を励ますが、周りからなにかの気配を感じる。
銃を持ち警戒するハーリー。しかし、現れたのは死んだはずのジェイコブだった。。。
F.S.W.の815便機内。。。
ジン&サン夫妻、ロック、ブーンも乗り合わせている。しかし、シャノンは乗っていないようだ。
島。。。
ジェイコブを葬ったロックは、ベンに、外にいるリチャードを呼びに行かせる。
一方、リチャードはイラーナにロックの遺体を見せられ、混乱していた。
サンとフランクは様子をうかがっている。
ベンが外に出てくると、リチャードはベンをロックの遺体の前に連れて行く。
驚くベン。。。
ジュリエット救出のため、爆発の残骸を取り除くジャックたちだったが、巨大な鉄骨が立ちふさがる。ソーヤーはバンを使ってその鉄骨を除去しようと、ジンにバンを持ってくるよう指示する。駆け出すジン。
一方、バンではジェイコブがサイードの容態を看ていた。
ハーリーに「何者か?」と尋ねられたジェイコブは言う。
「私は1時間前に死んだ。サイードを助けたければ"テンプル"に行くんだ。君に渡したギターのケースを持って行け。私は。。。ジェイコブだ」
そこにジンが戻ってくる。ハーリーがそちらを向き、また振り返った時にはもうジェイコブの姿は消えていた。。。
ジンとハーリーはサイードをバンに乗せ、スワン跡に向かう。
到着すると、バンのワイヤーで鉄骨を引っ張り始める。
F.S.W.の815便機内。。。
医者の助けを求める機内放送がかかる。
ジャックがシンディーに声をかけると、トイレの前に連れて行かれる。
客がトイレから30分も出てこず、反応もないため、倒れていることを懸念しているとのこと。
しかし、トイレのドアが開かない。。。そこにサイードが現れ、トイレのドアを蹴破る。
ジャックは素早く中で倒れている男の容態を看るが、彼は息をしていなかった。その男はチャーリーだ。。。
チャーリーは喉に麻薬の包みを詰まらせていたのだが、それを取り出すことに成功、無事息を吹き返す。
しかし、困惑する様子のチャーリー。どうやら自殺を図ったようだ。。。
島。。。
ようやく鉄骨を取り除き、ソーヤーが基地の残骸の中に入っていく。
ジュリエットを見つけ、彼女は瀕死の状態だったが、まだ一命を取り留めていた。
一方、サイードの容態は悪く、ジャックにもお手上げ状態だった。
すると、ハーリーが「"テンプル"に行けば助かるとジェイコブが言ってた」と告げる。
ジャックは戸惑うが、ハーリーは意見を通す。
イラーナの部下はベンを連れ、偽ロックの元へ。
彼らは偽ロックに銃を向け、発砲するが、偽ロックの姿は消え、黒い煙のモンスターが現れる。
煙に一網打尽にされる部下の男たち。
物陰に隠れ、一部始終を見ていたベンは呆然とするが、再び偽ロックが現れ、言う。
「あんな姿を見せて悪かった」
ソーヤーはジュリエットを外に連れ出そうとするが、彼女は「言いたいことがあるの…」と言い残し、息を引き取ってしまう。
亡くなった彼女とともに外に出てきたソーヤーは「お前のせいだ」とジャックを睨む。
F.S.W.の815便機内。。。
息を吹き返したチャーリーは拘束され、「余計なことを」とジャックに捨て台詞。
やがて、815便は無事L.A.国際空港に到着する。
無事、機を降りていく面々。。。
♯
最初、815便の様子が描かれたので、ジャックの目論み通りの"未来"に戻れたのかと思いきや、さにあらず!?
フラッシュ・サイドウェイズと呼ばれるパラレルワールド(!?)らしいです。
フラッシュバック、フラッシュフォワードにつづく、新手法だそうですよw
これにどういう意味合いがあるのか、まだよくわかりませんが、ファイナルシーズンですから、最終的にすべてが一点に集約されて終わらないと美しくないですよねー。
どう収拾をつけるのか、展開が楽しみです♪
さて、島の方のストーリーも激動です。
偽ロックは何者? ジュリエットが亡くなり、サイードを救うため"テンプル"へ。
そして、いよいよ次話、真田さんの登場ですねー☆