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EPISODE#89「ジャグヘッド」

フィリピンの街中で誰かを探しているデズモンド。
ようやく盛り場で、ひとりの男を見つける。彼は医者だった。
医者を連れたデズモンドは大急ぎで船に戻る。
船内では産気づいたペニーが苦しんでいた。
そのままお産に入り、無事男の子を出産する。喜びをかみ締めるデズモンド&ペニー♪


現在。。。
ダニエルの伝言を思い出したデズモンドはオックスフォードを目指していた。
しかし、父親(チャールズ・ウィドモア)の影におびえるペニーはそこへ行くことに猛反対する。
「島のみんなが危険で、それを助けられるのは俺しかいないって言われたんだ」
と押し切るデズモンド。


島(何度も"移動"を繰り返し、時間軸は不明)。。。
謎の"火矢"襲撃を生き延びたダニエルたちは、川を目指して森の中を進んでいた。
シャーロットの体調も芳しくない。
ようやく川に到着するが、ソーヤーたちの姿は見えない。
あたりを散策していると、数発の地雷が爆発。
ダニエル、マイルズ、シャーロットの3人以外は犠牲になってしまう。
そして、彼らも謎の兵士たちに取り囲まれる。
リーダー格の女兵士が現れ、ダニエルにつぶやく。
「また戻ってきたのね」

ロックに助けられたソーヤーたちは、兵士2人を拘束していた。
ロックとソーヤーがお互いの状況を確認していると、その2人がなにやら呟く。
それを聞いたジュリエットも、なにやら返事をする。
ビックリするロックとソーヤー。
「ラテン語よ。私たちの必修科目なの」とジュリエット。
つまり、彼らは"アザーズ"らしい。

ダニエルたちは兵士たちに連行されて森の中を進んでいた。
すると、マイルズが挙動不審にw
「いま、米兵4人の墓の上を通った。死後1ヶ月以内、3人は撃たれ、1人は放射線被爆だ」とダニエルにささやくマイルズ。
そのとき、彼らのキャンプに到着する。
リーダーとして現れたのは、(いつもと変わらない姿の)リチャードだ!
リチャードもダニエルにこう言う。
「戻った理由は爆弾だろう?」


現在。。。
「ダニエルの母親に会うだけだ。それが済んだらもう手を引く」と言い残し、デズモンドは船を下りる。
オックスフォード大へ到着したデズモンドだったが、"ファラデー"という名前は大学の記録にない(ダニエルも母親も)と門前払いを食らう。
仕方なくデズモンドは、封鎖されたダニエルの研究室だった部屋に忍び込む。
部屋の中は物置のようになっているが、彼の古い写真を見つけ、そこが彼の研究室だったと確信する。
そのとき作業員が部屋に入ってくる。デズモンドは慌てるが、事情通ぶるその男はデズモンドにフランクに接してくる。
その部屋の処分を任されているらしい彼の話から、どうやらダニエルは実験でひとりの女性をひどい目に遭わせ、大学側はその記録を抹消したいらしいことが判明する。


島。。。
テントに幽閉されたダニエルたち。
「どうやら僕らは米兵だと思われている。いまはそう思わせておいた方が得策だ」と2人に説明するダニエル。
そこへふたたびリチャードが現れる。
彼は米軍のやり方を非難するが、「そんなことは知らない。僕らは科学者なんだ」と切り返すダニエル。
顔色を変えるリチャード。
「回収しに来たのか?」
「水爆のことを言ってるのなら、そうだ。(脇にいる)その人の放射線ヤケドから察するに爆弾の外装には異常をきたしている。僕に処理させなければ、全員死ぬよ」
思わぬ話の展開にギョッとするマイルズとシャーロット。
「そんなことを言って、自爆覚悟で爆発させるかもしれないじゃないか?」とリチャード。
意を決した表情のダニエルは言う。
「そんなことはあり得ない。僕はいま隣に座っている女性を愛してる。彼女を傷つけたりはしない」
その言葉に、リチャードは承諾する。

捕らえた兵士2人を連行して、川を目指すロックたち。
すると1人が「川にはすでに追撃隊が向った」と告げる。
慌てたジュリエットは「私たちは敵じゃない。リチャードと話しをさせて」と頼む。
彼女がリチャードを知っていることに驚く兵士たち。
1人の兵士がキャンプの位置を告げようとしたとき、もう1人の兵士がその兵士を急襲、首を折り逃走を図る。
「撃て!」とソーヤーはロックに叫ぶが、ロックは銃を構えるだけで彼を逃がしてしまう。
非難するソーヤーに、「彼は私の仲間だ」とロック。


現在。。。
デズモンドは実験の被害者の女性に会いに行く。
彼女は植物状態で、たまに意識が戻ると、3歳児に戻っていたり、亡くなった父親としゃべったり、といった症状をみせるのだそう。
早々に退散しようとするデズモンドだったが、彼女の姉は、ダニエルは彼女を捨てた、後処理は全てチャールズ・ウィドモア氏のおかげだ、とダニエルへの怒りをぶちまける。
それを聞いて驚きの顔を隠せないデズモンド。


島。。。
幽閉されたテントの中。
「水爆って、どういうことだ?」と質問するマイルズ。
「1950年代アメリカは南太平洋で水爆実験をしていたんだ」とダニエル。
「あんなこと言わなくても。理由はほかにもいろいろ説明できるでしょうに?」と、ちょっと照れ気味のシャーロット。
「あれは。。。本心だよ」と真顔のダニエル。
見詰め合う2人。
そこへ女兵士が入ってきて、水爆のところへ案内すると言ってダニエルを連れ出す。

外ではリチャードが待っていて、ダニエルの拘束を解きながら、米軍とのいさかいの経緯を説明する。
「ひと月前、ここに米軍18名の隊がキャンプを設営しているのを発見した。速やかに撤退するように迫ったが、拒否された。私は命令を受けて、全員を殺した」
そのとき、ロックたちから逃れた兵士が駆け戻ってくる。
リチャードは女兵士とダニエルに行くよう告げ、その兵士に詰め寄る。
「逃げてきたって? 尾けられたらどうする?」
「向こうのリーダーは老いぼれだ。この森で尾けられるわけがない」と兵士。

しかし、キャンプから遠く離れた丘の上からロック、ジュリエット、ソーヤーがキャンプを見つめていた。
「なぜリチャードがいると?」とジュリエットに尋ねるロック。
「リチャードはいつでもいるのよ」とジュリエット。
「歳は?」とロック。
「かなりの年寄りよ。なぜ彼を気にするの?」とジュリエット。
「彼から"我々を救う方法"を聞いていたんだ。しかし、聞き終わる前に空が光って。。。ぜひつづきが聞きたい」とロック。
「頼みのファラデーが森に連れてかれて、処刑されるぞ」とソーヤーが指差す。
見ると、ダニエルと女兵士が森へ向っている。
「幸運を」と言ってキャンプに向うロック。
「おい、ヤツを救いに行かないのか?」とソーヤー。
「私はリチャードと話をしてくる」とロック。
「お前はどうする?」とジュリエットに尋ねるソーヤー。
意味深(?)に見つめ返すジュリエット。

女兵士エリーがダニエルに文句を垂れる。
「なんで、ずっと私を見てるの?」
「昔の知り合いによく似ているから」とダニエル。
「あんたたちが米軍だとは思えない。いったい何者?」と詰問するエリー。
そうこうしているうちに、水爆がセットされた塔に到着する。

水爆のまわりを調査するダニエル。
水爆には「JUGHEAD(ジャグヘッド)」の文字が。
外装の亀裂を発見したダニエルは、放射能漏れの危険からエリーを連れ一時避難。
ダニエルは、鉛かコンクリートで亀裂を塞いだあと、土に埋めれば大丈夫、とエリーに説明する。
しかし、エリーは「ただ埋めるだけ?」と納得しない。
「埋めれば問題ない。なぜなら50年後も無事島はあるからだ」とダニエル。
「いまなんていった?」と銃を構えるエリー。
「僕たちは50年後の未来から来たんだ」と説明するダニエル。
そのとき背後からソーヤーが現れ、エリーに銃を向けていた。
銃を捨てるエリー。ジュリエットが銃を拾う。
水爆を見て「なんだ、あれは?」と驚くソーヤー。。。


現在。。。
デズモンドはウィドモアのところに押しかけていた。
「質問には答えないが、教えてほしいことがある。ダニエルの母親はどこにいる?」
ウィドモアは長年ダニエルの研究を支援していたらしく、ならば母親のことも知っているだろうと踏んだのだ。
「L.A.にいる」とウィドモア。素直に住所も教えてくれる。
デズモンドはすぐに部屋を出て行こうとするが、ウィドモアは呼び止め、
「メッセージを伝えたら、2度と関わるな。娘を危険に巻き込むな。この件は大昔からの問題だ。君にも娘にも関係ない」と告げる。
「忠告どうも」と言って、立ち去るデズモンド。


島。。。
キャンプに着いたロックは、リチャードの名を呼ぶ。
さっきの兵士が近づいてきて、ロックに銃を向ける。
出てきたリチャードは兵士を制止し、ロックに「誰だ?」と問う。
「私の名はジョン・ロック。ジェイコブの遣いだ」とロック。
顔色が変わるリチャード。
「銃を下ろせ、ウィドモア」と兵士に命令する。
そう、この兵士は若き日のチャールズ・ウィドモアだった!
「会えてうれしいよ」とウィドモアに笑顔を向けるロック。


現在。。。
船に戻ったデズモンド。
ペニーに成否を尋ねられるが、「母親は亡くなっていた」と嘘をつく。
しかし、なぜか嘘を見破られてしまう。嘘を怒るペニー。
「もう関係ないんだ。全て忘れる。いま大切なのは君とチャーリーだけだ」とデズモンド。
(おっとデズモンドは息子に"チャーリー"と名付けたんですねーw)
「あなたには無理よ。(もう)どこにでも着いていくわ」とペニー。
熱い抱擁を交わす2人。。。


島。。。
ロックは(未来でリチャードから渡された)コンパスをリチャードに見せ、事情を説明する。
しかし、当惑するリチャードは"島の脱出方法"は極秘情報だ、と言うばかり。
"今"は1954年だと聞いたロックは、
「2年後の1956年5月30日にカリフォルニア州タスティンで私が生まれるから見に来るといい」と言い出すw
困惑の色を深めるリチャード。
そのとき、ロックは"閃光"の予兆を感じる。
「まずい。早く教えてくれ。頼む、言ってくれ」
しかし、そのとき空が光り。。。

キャンプは消え失せ、ロック、ソーヤー、ジュエット、ダニエル、シャーロット、マイルズだけが残されていた。
無事を確認する一同だったが、シャーロットが鼻血を出し倒れてしまうのだった。。。

おお、あの兵士が若き日の、チャールズ・ウィドモアだったんですねー。
ウィドモアと島の関係が、少し分かりましたねw

ということは、あの女兵士エリーが若き日の、ダニエルの母親では?
ダニエルも「昔の知り合いによく似ている」とか言ってますし、もったいぶって母親の名が出てきませんし。。。
さらに前回の(ラストに出てきた)白髪の老女が"現在"の母親?

で、母親に会うために、L.A.に出向いたデズモンドがジャックたちと再会、って展開でしょうか?w

コメント

こんにちは。DVDで1話見る毎にこちらで咀嚼させて頂いています。
ダニエルファラデーの母親の白髪老婆ですが、デズモンドのタイムスリップ(過去に戻ってペニーに指輪を購入する場面)時に、謎の宝石店主として出てきたような。。
※ここ以降の記事で書かれていたらすみません。。

そろそろ顔…さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

>謎の宝石店主として出てきたような。。
はい、その通りですね。このシーズンではけっこうなキーマンです(^^

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CHARA。横浜在住。30代♂。
テレビ放映よりも、DVD-BOXを買ったり、レンタルしたりの方が手っ取り早いのですが、やはり無料は魅力ですね(笑)
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