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EPISODE#87「責めを負う者」

早朝の夫婦の寝室。傍らからは赤ちゃんの泣き声がしてくる。
目覚めた奥さんは旦那に囁く。
「赤ちゃんが起きた。あなたの番よ」
仕方なく起きた男は、レコードをかけ、ミルクを作りはじめる。

出勤する男。到着した家に入ると、そこには撮影スタッフが待ち構えていた。
撮影に入る男。
「こんにちわ、私はマービン・キャンドル博士…」
そう、ダーマのオリエンテーションフィルムに必ず出てくる、あの"ナマステ"博士だw

そこへ作業服を着た男が駆け込んでくる。オーキッド基地で事故が発生したらしい。
すぐに現場へ直行した博士は、現場責任者から状況の説明を受ける。
「岩を削っていると、突然ドリルが溶けて、作業員が頭を抱えて倒れたんです。岩を超音波で調べたら、20m奥に空洞があり、中になにかあります。貫通させるには爆薬を仕掛けてふっ飛ばさないと。。。」
気色ばんだ博士はこう告げる。
「絶対ダメだ。ここにステーションを建てるのは無限のエネルギーに近いからだ。その力を制御できれば時間を操れるようになるんだ」
なにを言っているのか、面食らう現場責任者。
「これ以上なにもするな。さもなくば神に祈るしかなくなる」
こう厳命した博士は立ち去るが、入れ替わりに作業服の男が近づいてくる。
なんと、それはダニエルだった。
じっと掘削途中となった岩を見つめるダニエル。。。


現在。。。
シーズン4のつづき。。。)ロックの葬儀場で合意に達したジャックとベンは、ますはロックの棺を運び出し、準備を整えるためホテルの一室へ。それからハーリーを迎えに行くのだ。
「『俺が戻らないと、島に残してきた人々が全員死ぬ』とロックに言われた」と、ベンと合意した理由を語るジャック。


3年前。。。
ベンが大きな歯車を回し、島が閃光に包まれた時。。。
リチャードたちアザーズと一緒にいたロックは、閃光のあとアザーズたちが消えてしまい、自分一人になったことに驚く。

一方、ビーチにいたソーヤーとジュリエットも、沖に見えていた貨物船とその煙がやはり突然消えてしまったことに当惑していた。
そこへバーナードたちが現れ、キャンプ(食料庫やテント、物資など)も消えたことを聞かされる。
右往左往する生存者たち。
するとボートから戻ったダニエルが現れ、「消えたんじゃない。なにか近くに人工物はないかな?」と言い出す。
彼を不審がるソーヤーだったが、ジュリエットが近くに(以前ロックたちが吹き飛ばした)ハッチがあることを教えると、「また起きる前にそこへ行こう」と言う。
「どういう意味だ?」と詰め寄るソーヤー。
「消えたんじゃない。まだ作ってないんだ」とダニエル。

現在。。。
ケイトの家に弁護士が訪ねてくる。
彼らは、"ケイトとアーロンの親子関係の鑑定のため血液検査を行う"との裁判所命令書を携えていて、2人の血液サンプルの提出を求める。
動揺する彼女は理由を尋ねるが、守秘義務を盾に事情を教えてもらえない。
とりあえず彼らを追い返した彼女は、荷物をまとめ、アーロンを連れ家を出る。


3年前。。。
ハッチへの道すがら、ダニエルに絡むソーヤー。
仕方なく「ベンがオーキッド基地で何かしたため、おそらく我々は時間から"外れて"しまったんだ」と説明する。
「君ら仲間は全員いるよね?」と尋ねられたソーヤーは渋い顔になる。
「いや。ロックが。。。」と言って、ジュリエットと顔を見合わせる。

一方、そのころロックはリチャードたちを探して丘の上に来ていた。
すると上空からプロペラ機が墜落するのを目撃する。
落下地点まで行ってみると、そのプロペラ機はまさにあの、ブーンが亡くなった際のプロペラ機だった。
機を目指して、崖を上りはじめるロック。
しかし、どこからか銃声が響く。太ももに被弾したロックはあえなく崖下へ。
そこに銃を持って現れたのは。。。イーサンだった!

驚くロック。しかし、イーサンはロックを知らない模様。
彼に向かって引き金を引こうとするイーサンを必死になだめるロック。
そのとき、再び閃光に包まれ。。。


現在。。。
サンは訳もわからず、空港で拘束されてしまう。
そこに現れたのはチャールズ・ウィドモア。これは彼の仕業で、挑発的な彼女への警告らしい。
「それで、我々の利害の一致とは?」とウィドモア。
「ベンジャミン・ライナスを殺すの」とサン。

ハーリーの病院へ行くため部屋を出ようとするジャックとベンだったが、部屋のTVからは"ヒューゴ(=ハーリー)が病院の面会者を殺して逃走した"とのニュースが流れ、ジャックは唖然とする。

そのハーリーとサイードは、サイードの隠れ家に戻ってきたが、そこには殺し屋2人が待ち受けていた。
サイードはなんとか2人を撃退。しかし、騒動で集まってきた野次馬に、ハーリーは写メを撮られてしまう。
慌てて逃げるサイードとハーリー。


3年前。。。
ハッチの場所に到着したソーヤーたち。
ハッチが無くなっていることから、現在がハッチ爆発後であることがわかる。
「じゃ、キャンプに戻ろう」とソーヤーは踵を返すが、「たどり着く前にまた閃光があったらどうなるかわからない」と忠告するマイルズ。
「もしヘリが飛び立つ前なら。。。」とジュリエットも主張するが、「(時という名の)道は行ったり来たりできても、新しい道は作れないんだ。なにをやっても失敗する」とダニエルは言う。

ロックが気付くと、イーサンもまた消えていた。
代わりにリチャードが現れる。
イーサンとは違って、彼は全てを知っているようだ。
リチャードは手際よくロックの手当てを行う。
ロックは事情を聞こうとするが、「悪いが、説明する時間はないんだ。君はまた移動する。そして、次に会うとき私は君を知らない。そのときは、これを渡すんだ」とコンパスを手渡す。そして、こう付け加える。
「島を救うには去った者を戻すしかない。戻るよう説得しろ。(説得するために)君は死ななければならない」
そのとき、再び閃光に包まれ。。。
気付くと、またリチャードの姿もなくなっていた。しかし、手には"北"を指し示すコンパスのみが。。。

ハッチのところにいるソーヤーたちも再び閃光に包まれる。
気付くと、ハッチが出現していた。
どうやら、生存者たちがハッチの存在を知る前らしい。とすると、中にはデズモンドがいるはずだ。
ソーヤーはハッチの隠れ扉に向い、その扉を叩き、必死に叫ぶ。
しかし、ダニエルは「無理だよ。君たちがデズモンドに出会うのはもっと後だ。過去は変えられない」と忠告する。
「俺の大切な仲間たちは全員船で吹っ飛んだんだ。過去が変えられないのはわかってる」と怒りの形相のソーヤー。
ジュリエットがとりなし、一行はビーチに引き返すことに。
しかし、ダニエルは理由をかこ付けて、そこに残るのだった。。。

ダニエルは20分扉を叩きつづけ、武装したデズモンドがようやく出てくる。
銃でダニエルを威嚇するデズモンドだが、ダニエルは必死にデズモンドにこう告げる。
「君だけが我々を助けられる。君はルールと無縁なんだ。特別だ。奇跡的な存在なんだ。よく聞いてくれ。もし君が島を脱出して無事なら、残された者を救うためにオックスフォード大で僕の母を捜してくれ」
そのとき、またも閃光に包まれる。


現在。。。
海洋上のボートのベッドで目覚めたデズモンドは「俺は島にいた」とペニーに言う。
「もう3年が経ってるのよ。ただの夢よ」と返すペニーに、「夢じゃない、いまのは記憶だ」とデズモンド。
甲板に出て、出帆の準備をはじめるデズモンド。「どこへ行くの?」と尋ねるペニー。
「オックスフォードへ」

さて、やっとこシーズン5を観はじめました♪

1話目から、時間軸が行ったり来たりで大変ですw
とくに、シーズン4までは島にいる時間が"現在"で、FB(フラッシュバック)やFF(フラッシュフォワード)で過去・未来が挿入されますが、このシーズンは島から脱出して3年後が"現在"の扱いになるようです。

冒頭、"ナマステ"博士が出てきてビックリ。
しかも、撮影では"マービン・キャンドル"と名乗っているのに、作業員にはチャン博士と呼ばれていましたね。
調べてみると、各基地のフィルムではみんな違う名前を名乗ってるらしいですw
う〜ん、胡散臭い(笑)

そのほか内容が盛りだくさんで、(ここでは)突っ込みきれないかんじw
そんなわけで、この先の展開が楽しみです♪

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CHARA。横浜在住。30代♂。
テレビ放映よりも、DVD-BOXを買ったり、レンタルしたりの方が手っ取り早いのですが、やはり無料は魅力ですね(笑)
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