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EPISODE#60「コード77」

ルソーを巻き込んで、ジャック救出に向かうケイト・ロック・サイードの一行。
ロックの"お告げ"をもとに北(方位3-0-5)に進んで2日が経つが、その根拠のなさにサイードは苛立ち気味。しかし、他にアテもなく。。。
やがて、サイードは家畜のいる小屋を発見する。
そこには、パール・ステーションのモニタで見た"眼帯男"の姿が。。。

ビーチでは、ハーリーたちが森の中で卓球台を見つける。レクリエーションとして、脚を設置、ラケットも調達するが、ボールが見つからない(ところでバンはどうなった?w)
そこにソーヤーが現われ、"ソーヤーの雑貨店"の物資返還を要求するが、誰も聞く耳を持たない。
そこで、彼はピンポン玉を持ち出し、卓球でソーヤーが勝ったら全部返却、負けたら一週間"あだ名禁止"を賭けて勝負することに。

小屋の様子を監視するサイードたち一行。
馬・牛がいるほか、建物の屋根には大きなパラボラアンテナが。
サイードは接触を図ろうとするが、ルソーは「私が生き残れたのはこういう接触を避けてきたからよ。川のそばで待っているわ。そこで会いましょう、生き延びていたらね」と言って一人引き返していく。

サイードの過去が回想され。。。

サイードは武器を持たず、手を上げて丸腰の状態で小屋に近づく。
ロックとケイトは銃を持って茂みの中に待機。
すると、サイードは突然腕を撃たれる。窓から眼帯男が撃ったのだ。
倒れたサイードは必死に「俺は君が思っているやつらではない。墜落機の乗客だ」と訴える。
眼帯男が小屋を出てくる隙に、ロックとケイトが接近、眼帯男を捕獲する。
彼の名はミハイル・バクーニンといい、ダーマ最後の生き残りらしい。

とりあえず、小屋の中にサイードを運び込む。
元ソ連軍所属だったというバクーニンはサイードに手当てを施す。
ケイトは銃を持って監視、ロックは小屋の中を捜索する。

サイードは手当て中、バクーニンからダーマのことを聞きだす。
「冷戦後、ソ連軍は解散し、"世界を救う"という新聞求人広告に応募したらそれがダーマだった。この島に来たのは11年前。ここは"フレーム(炎)ステーション"という名で、通信基地。ダーマは"敵"と戦争して全滅。私は参加しなかったため、境界線を越えなければ手出しはしないという休戦協定を結んだ」とのこと。

手当てを終えたバクーニンは、ロックの様子を見に。
ロックは、通信室でパソコンのチェスゲームに熱中、しかし敗退。
「10年かかっても私はいまだに勝てないさ」とバクーニン。
一方、ケイトはバクーニンに疑惑を抱いていた。
「こんな物資が豊富なのに、アザーズが放っておくと思えないわ」
すると、サイードはこう呟く。
「それは、彼がダーマでなくアザーズだからさ。ここのどこかに仲間がいる」

ビーチではいよいよ"賭けピンポン"がスタート。
自信満々のソーヤーの相手は。。。ハーリーだった。
そして、ハーリーは"凄腕"を披露する♪
結果、ソーヤーは惨敗。ハーリーに慰められるが、どうやらケイトのことが心配で、気を紛らわすための行為だったようだw

お茶を振る舞うバクーニン。
フレーム・ステーションから各基地に地下ケーブルが張り巡らされ、海中ケーブルは潜水艇用のソナー・ビーコンにつながっているそう。
「それで気付かれずにヨットに忍び込まれたんだ、潜水艇とはな」と合点のいった様子のサイード。
「ヨットがあったのか?」とバクーニン。
「ああ、"敵"に奪われたがね。しかし、代わりにやつらの1人殺せた」とやや挑発するサイード。
顔色を変えたバクーニンは「まだこのゲームを続けるつもりか?」と言って、2人に襲い掛かる。応戦するサイード。
銃を取ったケイトが彼を殴り倒す。そのときになってようやくロックがもどるw

サイードの過去が回想され。。。

サイードは馬のアブミから仲間がいることを、飼い猫の行動から隠れ場所を推察していた。
抜け目ないですなーw
また、仲間がこの基地に来たのは、空が紫色になって以来通信が使えなくなったからだろう、とも推察する。

ロックは縛ったバクーニンの監視、サイードとケイトは隠れ場所と思われる地下室へ。
暗闇の地下室全体にはなぜかプラスチック爆弾が仕掛けられている。
奥へ探索していくと、黒人女性を発見。
ケイトたちがアザーズにさらわれたときにいた女性だった。

一方、チェスゲームが気になってしょうがないロック。
再びパソコンの前へ。
ようやく勝利すると、例のダーマの博士の映像が現われ、オペレーションのナビゲーションがスタートする。
いくつか操作を試すが、アンテナなどは機能していない様子。すると、
「基地に敵の侵入がありましたか?その場合は7-7を入力」とつづく。
少し逡巡したロックがキーを押そうとしたとき、喉元に刃を突きつけられる。
目を覚ましたバクーニンだった。。。

黒人女性を連れたサイードたちが上の部屋に戻ると、ロックとバクーニンの姿が見えない。
庭から呼ぶ声がして、建物を出ると、ロックがバクーニンに人質に捕られていた。
「彼女と彼を交換だ」とバクーニン。
しかし、ロックは「彼に殺す気はない。彼女を放すな」と言う。
黒人女性とバクーニンも何語かで言い合いになる。
「全員落ち着け!」とサイードは一喝するが、バクーニンはロックを放し、黒人女性を射殺する。
混乱の中、サイードはバクーニンを取り押さえる。

サイードの過去が回想され。。。

ケイトは出発にそなえ小屋内の必要な物資を集め、ロックは再びパソコンの前へ。
サイードはバクーニンを連れ、ルソーを呼びに行く。
「ジャックたちの居所がわかった」とルソーに告げるサイード。
それを聞いて「私が案内すると思ったら大間違いだ」とバクーニン。
しかし、サイードはケーブルの配置図から"宿舎"と呼ばれるエリアに目星をつけていた。
「地図があるなら、彼は用なしでしょ?なぜ始末しないの?」とルソー。
「彼は私の捕虜だ。処分は私が決める」とサイード。
そこへ、ケイトとロックが合流。
次の瞬間、うしろの小屋が大爆発する。
ロックが"コード77"を入力した結果らしい。
「外界と通信できるかもしれない希望が台無しだ」と怒りを見せるサイードだったが、「この爆発を聞きつけて"やつら"が来るぞ」と言って出発する。

今回はサイードののFB(回想)、パリでコック(!)をやっていた時代のエピソードでした。
そのときの教訓"復讐(暴力)の連鎖を断ち切る"ため、バクーニンの処刑を避けた模様。この決断が、今後"吉"とでるのか、"凶"とでるのか?

それはそうと、"眼帯男"バクーニンの正体はあっさりと判明しましたね。
全体的に、これぐらいのテンポでストーリーが進んでいってくれると嬉しいんですけどー♪

コメント

ロストが大好きで、たまたまこちらのブログ発見しました。
今日やっと「コード77」まで見ました。
ちょっと前のストーリーを忘れてしまった時とかに、見させてもらってます。
丁寧で細かく解説して頂いているので大変助かりますw
ぜひこれからもよろしくお願いします^^

yoshiさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

>丁寧で細かく解説して
はい、けっこう手間がかかるので、よく手を抜きたくなるのですが、そうならないよう頑張りますw
面白い回は苦にならないので、シーズン後半の方が楽ですね♪

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CHARA。横浜在住。30代♂。
テレビ放映よりも、DVD-BOXを買ったり、レンタルしたりの方が手っ取り早いのですが、やはり無料は魅力ですね(笑)
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