EPISODE#38「詐欺の手口」
ジャックは自分が管理していた銃を、ハッチの武器庫にいっしょに保管することに。
そこにはロックがチャーリーから取り上げたマリア像もあった。
武器庫のカギの番号を知るのは2人だけで、開けるときには双方の同意が必要、と取り決めをする。
「治療薬は入れておかなくてよいのか?」と進言するロック。
ソーヤーのテントを物色するジャックは、戻ってきたソーヤーと一触即発状態に。
「薬を盗んだな」とジャック。
「出発前は俺のものだった」とソーヤー。
ソーヤーの過去が回想され。。。
そんな中、ジャックとアナは軍隊を組織しようとするが、参加希望者が集まらない。
一方、ケイトはジャックにそれらのことを一切知らされておらず、複雑な心境に。
一人畑仕事をしていたサンが何者かに襲われる。
悲鳴を聞いたケイトとソーヤーが駆けつけると、サンは頭から血を流して倒れていた。
急ぎジャックを呼び、手当てを施す。
"やつら"の仕業だと考えたジャックやアナはすぐに銃を持ってパトロールすべきだと主張するが、ロックは「休戦協定」を結んだのにすぐに破るのは腑に落ちない、また銃に不慣れなものが持つと再び事故が起こるだけだと反対する。
そこでとりあえずサンの意識が戻るのを待ち、事情を聞いてから対策を考えることに。
ソーヤーはケイトを連れ出し、現場検証を行う。
「お前を易々さらったやつらが、非力のサンをしくじるか?」とソーヤー。
すると、目隠しに使ったフードの一部をみつける。
「やつらのものに似ているが、色も織り方もちがう。これはやつらじゃない」とソーヤー。
「じゃ、誰?ビーチの人間がそんなことしても。。。」と問い返すケイト。
「たしかに何の得もないな。ただ、これを機に軍隊に入る人間がこぞって増えるだろうがな」とソーヤー。
ソーヤーの過去が回想され。。。
ケイトはジャックに"アナを疑っている"ことを示唆する。
それを受けたジャックも、入隊者が増えて喜んでいるアナにアリバイを尋ねる。
すると、ようやくサンが意識を取り戻す。
「誰かから頭に袋をかぶせられ、さらわれそうになった」と言う彼女。
憤るジンはジャックに銃を要求。
事態を見守っていたケイトは、"アナの目的が銃"であると確信、ソーヤーに「ハッチへ行ってロックに銃を渡さないように伝えて」と頼む。
ソーヤーから話を聞いたロックは、銃を隠しに行くため、キー入力当番をソーヤーに依頼する。
しばらくしてそこへジャックとジンが銃を取りに来るが、パソコンの前にはソーヤーがいるだけで、武器庫の中はすでにからっぽだった。
日が暮れ、ビーチにいるロックを見つけたジャックは銃を渡すよう詰め寄る。
それを拒否するロックだったが、あたりから銃声が響き渡る。
暗闇の中から銃を持ったソーヤーが登場。
隠したはずの銃を持っていることに驚くロック。
「銃の心配で尾行に気付かなかったようだな。いいかよく聞け。これからは俺が新しい保安官だ。銃がほしければ、俺に頼みに来い!」とソーヤーは宣言し、去っていく。
テントにもどってきたソーヤーのところにケイトがあらわれ、
「(銃を)どうやったの? みんなをだましたのね、私をそそのかして。サンを襲わせたのもあなた? なぜこんなことを?」と責める。
「お前は逃げる人間、俺はだます人間だ。。。」とソーヤー。
夜の暗闇の森の中。密会する2人の影。それはソーヤーとチャーリーだった。
「大丈夫だったか?」とソーヤー。
「ああ、やつは尾行よりも銃を心配してた」とチャーリー。
「必要だろ」とマリア像を手渡すソーヤーだったが「これが目的じゃない。ロックに吠え面をかかせたかったんだ。だが、サンをやったことがばれるのは絶対に困る」とチャーリー。
「心配するな。やつらはいまそれどころじゃない」
去り際にチャーリーが一言。
「今回俺たちがやったあんなこと、どうやって思いついたんだ?」
「俺は悪党なのさ。」とつぶやくソーヤーだった。。。
♯
タイトルから予想できる通り、ソーヤー・エピソードの回でした。
ソーヤーの悪党ぷりが久々に炸裂。
チャーリーまで巻き込んで、"ダメンズ"クラブ誕生か?
こんなことして、バレたらますます信用失うのに、チャーリーw