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EPISODE#39「捕らえられた男」

ビーチにいたサイードは、慌てて森から出てくるアナを見かける。
アナは、近くの森で見知らぬ人物を発見していた。それはルソーだった。
案内されたサイードはそのことを知ると、「戻れ。私が話をする。この件は誰にも言うな」と口止めしてアナをビーチに返す。

ルソーと接触するサイード。
ルソーは「あなたを探してた。なにも聞かずについて来て」と言う。
赤ん坊誘拐の件があるサイードは「信用できない」と拒否するが、信用できないならコレを渡すと言って銃を引き渡される。
仕方なく彼女についていくサイードだった。

サイードの過去が回想され。。。

カエルの鳴き声が気になって眠れないソーヤーは、そのカエルを追い払うべく森の中へ。すると、森の中で食料を盗み食いしているハーリーを発見する。
食料庫の一部を隠し持っていたのだ。
ハーリーの弱みを握ったソーヤーはカエル探しを手伝わせることに。

ルソーの目的地に着くと、罠に一人の男がかかっていた。
「やつらの一味よ」と言うルソーだったが、サイードは罠から男をおろす。
しかし、その男は逃亡しようとし、ルソーは彼の肩を矢で射る。

サイードは倒れた彼を担いでハッチへ戻ると、居合わせたジャックが手当をはじめる。
その間にロックと相談したサイードは、彼から真実を引き出すために"拷問"にかけることに。
しかし、ジャックがそれに納得するはずがないので、武器庫を使うことにする。
ロックが武器庫の鍵ナンバーを変更した上で、武器庫内に男を留置するよう仕向け、ロックとジャックが部屋を出たところで、サイードが中からドアを閉めとじこもる。

森の奥、カエル捕獲に成功したソーヤーとハーリー。
ハーリーは自分がそのカエルを遠くに連れて行って離すことを提案するが、ソーヤーは握り潰してしまう。

サイードは拷問をはじめる。
男はヘンリーと名乗り、4ヵ月前に気球でこの島に墜落、妻を病気でなくしたと話す。
サイードは質問をつづけるが、彼の話を信じず、ついにヘンリーを殴り始める。

それを外で聞いたジャックの怒りが爆発。ロックに鍵を開けるよう迫るが、彼は拒否。
そのときキー入力のアラーム音が鳴り出す。
そこでジャックは、鍵を開けるまでボタンを押させないとロックの前に立ちはだかる。
止むを得なくなったロックは、鍵を解除、キー入力に向かうが、数字を入力し損ね、タイムアップに。カウンターには、赤と黒の不思議な絵文字が出現する。
しかし、それから数字を入力すると、何事もなかったようにカウンターは108に戻るのだった。

武器庫に入ったジャックは、サイードの拷問を止め、彼を部屋の外に出す。
サイードを責めるジャック。しかし、サイードは「ヘンリーはやつらの仲間だ」と確信していた。

サイードの過去が回想され。。。

ビーチでたたずむサイードとチャーリー。
サイードはチャーリーに拷問の話をする。
「なぜそれを俺に言う?」と尋ねるチャーリー。
「ジャックに聞かれた、なぜ彼が嘘をついているとわかるのか?と。それは拷問中殴っても罪悪感がないからだ。でも、ジャックやロックが理解できる話ではないだろう? 2人とも忘れている、君が首吊りにされたこと、クレアが誘拐されてなにをされたかもわからないこと。でも、君は忘れてないだろ?」

おおっと、サイードもダメンズ・クラブ(反ジャック&ロック派)に仲間入りですか?
ソーヤーに弱みを握られたハーリーも、と思いましたが、それはなさそう(笑)

アザーズは裸足で痕跡を残さないってことなんですが、グッドウィンといい、ヘンリーといい、普通に靴はいてるんですよねー!?
どちらもスパイとしてというよりは、アクシデントで姿を現すことになったと思うんですが。。。

キー入力のタイムアップはこのあとなにかを引き起こすんでしょうか?
それが楽しみ(笑)

EPISODE#38「詐欺の手口」

ジャックは自分が管理していた銃を、ハッチの武器庫にいっしょに保管することに。
そこにはロックがチャーリーから取り上げたマリア像もあった。
武器庫のカギの番号を知るのは2人だけで、開けるときには双方の同意が必要、と取り決めをする。
「治療薬は入れておかなくてよいのか?」と進言するロック。

ソーヤーのテントを物色するジャックは、戻ってきたソーヤーと一触即発状態に。
「薬を盗んだな」とジャック。
「出発前は俺のものだった」とソーヤー。

ソーヤーの過去が回想され。。。

そんな中、ジャックとアナは軍隊を組織しようとするが、参加希望者が集まらない。
一方、ケイトはジャックにそれらのことを一切知らされておらず、複雑な心境に。

一人畑仕事をしていたサンが何者かに襲われる。
悲鳴を聞いたケイトとソーヤーが駆けつけると、サンは頭から血を流して倒れていた。
急ぎジャックを呼び、手当てを施す。

"やつら"の仕業だと考えたジャックやアナはすぐに銃を持ってパトロールすべきだと主張するが、ロックは「休戦協定」を結んだのにすぐに破るのは腑に落ちない、また銃に不慣れなものが持つと再び事故が起こるだけだと反対する。
そこでとりあえずサンの意識が戻るのを待ち、事情を聞いてから対策を考えることに。

ソーヤーはケイトを連れ出し、現場検証を行う。
「お前を易々さらったやつらが、非力のサンをしくじるか?」とソーヤー。
すると、目隠しに使ったフードの一部をみつける。
「やつらのものに似ているが、色も織り方もちがう。これはやつらじゃない」とソーヤー。
「じゃ、誰?ビーチの人間がそんなことしても。。。」と問い返すケイト。
「たしかに何の得もないな。ただ、これを機に軍隊に入る人間がこぞって増えるだろうがな」とソーヤー。

ソーヤーの過去が回想され。。。

ケイトはジャックに"アナを疑っている"ことを示唆する。
それを受けたジャックも、入隊者が増えて喜んでいるアナにアリバイを尋ねる。
すると、ようやくサンが意識を取り戻す。
「誰かから頭に袋をかぶせられ、さらわれそうになった」と言う彼女。
憤るジンはジャックに銃を要求。

事態を見守っていたケイトは、"アナの目的が銃"であると確信、ソーヤーに「ハッチへ行ってロックに銃を渡さないように伝えて」と頼む。

ソーヤーから話を聞いたロックは、銃を隠しに行くため、キー入力当番をソーヤーに依頼する。
しばらくしてそこへジャックとジンが銃を取りに来るが、パソコンの前にはソーヤーがいるだけで、武器庫の中はすでにからっぽだった。

日が暮れ、ビーチにいるロックを見つけたジャックは銃を渡すよう詰め寄る。
それを拒否するロックだったが、あたりから銃声が響き渡る。
暗闇の中から銃を持ったソーヤーが登場。
隠したはずの銃を持っていることに驚くロック。

「銃の心配で尾行に気付かなかったようだな。いいかよく聞け。これからは俺が新しい保安官だ。銃がほしければ、俺に頼みに来い!」とソーヤーは宣言し、去っていく。

テントにもどってきたソーヤーのところにケイトがあらわれ、
「(銃を)どうやったの? みんなをだましたのね、私をそそのかして。サンを襲わせたのもあなた? なぜこんなことを?」と責める。
「お前は逃げる人間、俺はだます人間だ。。。」とソーヤー。

夜の暗闇の森の中。密会する2人の影。それはソーヤーとチャーリーだった。
「大丈夫だったか?」とソーヤー。
「ああ、やつは尾行よりも銃を心配してた」とチャーリー。
「必要だろ」とマリア像を手渡すソーヤーだったが「これが目的じゃない。ロックに吠え面をかかせたかったんだ。だが、サンをやったことがばれるのは絶対に困る」とチャーリー。
「心配するな。やつらはいまそれどころじゃない」
去り際にチャーリーが一言。
「今回俺たちがやったあんなこと、どうやって思いついたんだ?」
「俺は悪党なのさ。」とつぶやくソーヤーだった。。。

タイトルから予想できる通り、ソーヤー・エピソードの回でした。

ソーヤーの悪党ぷりが久々に炸裂。
チャーリーまで巻き込んで、"ダメンズ"クラブ誕生か?
こんなことして、バレたらますます信用失うのに、チャーリーw

EPISODE#37「天使の言葉」

幼少時代のチャーリー、クリスマスにピアノをプレゼントされ喜ぶが、家族からはプレッシャーをかけられ。。。気付くとピアノの中にに閉じ込められたアーロンが海に流されていく。。。

悪夢にうなされて起きたチャーリーは、急いでクレアとアーロンの安否を確認する。
そこには、ロックと親しげなクレアの姿が。
安心すると共に嫉妬したチャーリーは、クレアにやり直してくれるよう頼むが、彼女に取り付く島もない 。

チャーリーの過去が回想され。。。

今度はアーロンがゆりかごごと海に流されていた。決死の思いで助けるチャーリー。すると、彼の目の前の浜に天使の姿をしたクレアと自分の母が宗教画のように座っていた。2人は口々に「チャーリーが赤ん坊を助けなければならない」と繰り返す。
その時、ハーリーが出てきて、チャーリーの名前を呼ぶ。

と、チャーリーは目を覚まし、まわりはもう夜で、胸にはアーロンを抱えていた。彼は夢遊病状態だったのだ。夜中にクレアのテントからアーロンを"さらった"として責められるチャーリー。自分でも訳が分からず頭を抱えるのだった。

チャーリーはロックに、クレアに話して誤解を解いてくれるよう頼むが、ロックもまたチャーリーがヘロインをやっているのではないかと疑っていた。
そこでチャーリーは、エコーと2人で"マリア像を例のプロペラ機ごと全部燃やした"ことを話す。
ロックは納得したようだったが、「信用を取り戻すには時間がかかる、しばらく彼女らに近づくな」と諭して去っていく。

今度はエコーの元を訪れるチャーリー。
エコーに幻覚のような夢の話をすると、エコーはその夢が意味するものの可能性を指摘する。
それを聞いたチャーリーはさっそく「アーロンが危ない、彼を洗礼しよう」とクレアに迫るが、一緒にいたケイトに追い返される。

森の中へ一人入ったチャーリー。
マリア像の隠し場所に行き、一体の像を割りヘロインを取り出す。
そこへロックがあらわれ、「がっかりだよ、チャーリー」と言ってマリア像を没収する。

夜になり、ビーチ脇の森の中で山火事(←じつはチャーリーが火をつけた)が発生する。
皆総出で消火活動に向かうが、その隙にチャーリーはアーロンをさらう。
それに気付いたクレアの助けを呼ぶ声で、ロックをはじめ皆が戻ってきてアーロンを抱えたチャーリーを取り囲む。
「洗礼しないと。。。」と主張するチャーリーだったが「方法が違う」とエコー。
アーロンを引き渡すと、ロックがチャーリーを海の中へ殴り倒す。
そして、皆は無言で去っていく。

夜が明け、ビーチで一人佇むチャーリー。
そこへジャックがやって来て、殴られた顔の傷の治療を始める。
「やりたかったが、やってない。あんなもの二度としない」と言うチャーリー。

クレアはエコーの元を訪れ、アーロンともども洗礼を受けることにするのだった。

久しぶりに"きつい(?)"回でした。
チャーリーの過去"バンド&兄貴&ドラッグ"話はもう飽きてきたし、幻覚夢はブーンが亡くなった回を彷彿とさせるものの、ストーリーの進展に影響を与えるわけもなく、ただ"洗礼を受ける"という結果をもたらしただけ。。。

それはそうと、前回軍隊を組織しようとしていたのもどこへやら、ジャックはアナとイチャイチャ、それを横目にケイトはソーヤーとイチャイチャ。
ハーリーはリビーに本格的に恋心をいだき、彼女も満更ではないよう。
チャーリーは、クレアと親しげなロックに嫉妬。。。

みなさん、サバイバルよりも恋愛モードなわけですなー(笑)

EPISODE#36「境界線」

ハッチで仮眠から目を覚ましたジャックは、武器庫でロックが倒れているのを発見する。
彼を抱き起こそうとするジャックに、背後からマイケルが銃をつきつけ、
「動くな。俺はこれからウォルトを探しに行く」と興奮状態で告げる。
彼をなだめようとするジャックだったが、ロックともども武器庫に閉じ込められてしまう。
ロックも目を覚まし事の次第を知るが、ボタン押しの当番もあと4時間しないと交代が来ない状態で、どうしようもない。

そこへ、ソーヤーとケイトが傷の包帯交換にあれわれたため、無事救出、ボタンも間に合う。
ジャックはすぐさまマイケルのあとを追う準備を始める。
話を聞いたソーヤーは"俺も行く"と言ってきかない。

ジャックの過去が回想され。。。

武器を持って出発するジャック、ロック、ソーヤーの3人にケイトもついて行こうとするが、ジャックは「だめだ、君はここに残れ」と同行を許さない。

マイケルのあとを追う3人。ロックは、マイケルがアナたちがいた東ではなく、何かを目指して北に向かっていることに気付く。

ビーチではケイトがハーリーに事情を説明。ハーリーを自分の代わりにハッチに行かせる。
話を聞いたジンも後を追いかけようとするが、止めるサンに「妻を取るのか、友達を取るのか?」と迫られ、追うことを断念する。

ジャングルの中で必死の追跡をしていると、突然ロックが"ソーヤー"の偽名の由来を尋ねる。動揺するソーヤーだったが、そのとき森の中に銃声が響く。
現場に向かう3人。
マイケルが発砲した薬きょうを見つけるが、日が暮れて、彼の痕跡を見失ってしまう。

キャンプに戻ることを提案するロックと、タイマツを用意し追跡継続を主張するジャックが対立。
そこへ謎のひげ男があらわれ、話しかけてくる。
「そろそろきちんと話し合おう。」
「あんた、誰だ?」と問うジャックに「海で俺を撃ったやつだ」とソーヤー。
復讐心を燃やすソーヤーだったが、森の中から威嚇射撃を受ける。
どうやら3人は"奴ら"にとり囲まれているよう。
仕方なく、3人は話し合いに応じる。

「ここはあんたたちの島じゃない。俺たちの島だ。あんたたちが生きていられるのは我々が寛容だからだ。ここを境界線とする。この線を越えたら、ただでは済まなくなる。武器を置いて、大人しく返れ」と要求。
断固拒否するジャックだったが、ならばと縛られた女を引っ張り出してくるひげ男。
その女は、なんとケイトだった!

ケイトを見殺しにするか、武器を渡してもどるか、二者択一を迫られたジャックはやむなく武器を放棄する。

夜が明け、ビーチに引き返す一行。
ケイトはジャックに許しを請うが、彼は素っ気ない。

ビーチに着くなり、ジャックはアナの元へ。
「警官だったと聞いた。質問がある。軍隊を作るのに何日かかる?」

ジャックの回想シーンでは、離婚の経緯が明らかになりました。
妻サラとの冷え切った関係、末期患者の娘ガブリエラとの関係、ソーヤーを含めたケイトとの関係、で最後にアナに走ったか?と思いました(笑)が、軍隊を組織したいとは。。。
でも、その質問の相手としては元警官のアナより、元兵士のサイードの方が正しいのでは?

ようやくアザーズのリーダー(?)がまともな形で登場。
名前だけですが、アレックス(ルソーの子ども)も。
アナたちには厳しかったのに、ジャックたちには優しいのね、アザーズ。

ストーリー展開、進んだようでちっとも進んでない。。。

EPISODE#35「詩篇23章」

場所はナイジェリア。
子どもたちが空き地でサッカーを楽しんでいると、武装した男たちがやってきて、子どもたちを集めはじめる。
そこへ神父がきて「子どもたちを連れていくのはもうやめてくれー」と止めに入る。
しかし、男たちは神父を捕らえ、幼い少年に銃を渡し、神父を撃つように命令する。
戸惑いと、おののきが交錯する少年。
すると、もっと年長の少年が銃を奪い、代わりに神父を射殺する。
よろこんだ男たちはその少年を連れ去るが、その少年こそエコーだった。

ビーチでエコーがこん棒に文字を書いていると、クレアが話しかけてくる。
2人の話はアーロンの話からモーセの話に、そしてチャーリーが"マリア像"を持ち歩いているという話に。
エコーは彼女にその像を見せてもらうが、それを見て目の色が変わった彼は「チャーリーはどこでこれを見つけた?」と問いただす。
詳しいことは知らないクレアだったが、不審に思い、訳をたずねると、エコーは陶器製であるその像を割り、中に入っているヘロインを取り出して見せる。

ジンと魚獲りをしているチャーリー。といってもジンが獲っているのを眺めながら、歌を唄っているだけだが。。。(笑)
そこへ凄い形相をしたエコーが現われ、マリア像を見つけたところへ連れて行け、とすごまれる。
チャーリーは渋々了解するが、クレアとはケンカ状態に。

エコーの過去が回想され。。。

成長したエコーは極悪グループのリーダーになっていた。
一方、エコーが身代わりとなって救った少年イェミ(じつはエコーの弟)は神父に。
ある日、イェミの前に突然現われたエコーは、商品を国外に運ぶのに教会の飛行機を使わせてほしいと申し出る。
「ドラッグか?断る」と言うイェミだったが、度重なるエコーの脅迫に屈し、彼らを神父に任命してしまう。

森の中へ入った2人。
チャーリーは、途中の適当な木のところで「ここだ」と言って帰ろうとするが、エコーは「ここじゃない。飛行機のところだ」と言い、詰め寄る。

ハッチ内のロックは武器庫の扉の鍵の番号を変えていると、マイケルが声を掛けてくる。
マイケルはロックにライフル銃の撃ち方を教わるのだった。
その後、ケイトの当番を代わってまで、パソコン前に張り付いてウォルトからの連絡を待つ。
やっとウォルト(かどうかは怪しい?)からの交信が入るが、そこへジャックがやって来たため、動揺するマイケル。
しかし、ジャックが画面を見たときには何の文字も出ていなかった。。。

チャーリーはエコーが飛行機のことを知っていることに驚きながらも、仕方なくその場所を目指す。
しかし、道に迷ってしまうチャーリー。場所確認のためエコーは彼を木に登らせる。
そこへ例の「セキュリティ・システム」が発動。。。謎の黒い煙がエコーに迫る。
エコーは身じろぎせずに立っていると、黒い煙は彼の前で引き返し、再びジャングルの奥へと消える。
驚いて木を下りてくるチャーリーだったが、木の上から飛行機が確認できたので、2人はそちらへ急ぐ。

エコーの過去が回想され。。。

神父の格好をして、ドラッグ入りのマリア像を飛行機に荷積みしているエコーたちのグループ。
そこへイェミが現われ、軍に通報したと言う。
直後、軍のトラックが空港に現われ、銃撃戦になる。
止めに入ったイェミが撃たれてしまい、飛行機内に運び込むが、仲間に裏切られたエコーは機外に蹴り出されてしまう。直後、飛行機は離陸。
呆然と飛行機を見送るしかないエコー。
そこへ軍の兵士が近づいてきて、声を掛ける。
「神父さま、お怪我はありませんか?」

ようやく飛行機に到着した2人。
エコーは機内の遺体を確認すると、それを抱きしめ涙を流す。
「知り合いか?」と問うチャーリーに「弟だ」と答えるエコー。
機内から出てきたエコーは「壊した分だ」と言って一体のマリア像を渡す。無言で受け取るチャーリー。
エコーは、機体ごと遺体を燃やし、"詩篇23章"を唱えるのだった。。。

ビーチでは、ジンとサンが、アナに獲った魚をおすそ分けし、和やかな雰囲気に。
元気になったソーヤーはケイトとイチャイチャ。
リビーとハーリーもいいかんじになりつつあるようで。。。

しかし、ビーチに戻ってきたチャーリーはクレアのテントを追い出されるのだった。。。(ToT)
夜が更け、一人森の中に現われたチャーリー。茂みの影には何体ものマリア像。そこへさっきの一体を追加するのだった。。。

今回はエコーのエピソードで、神父姿の運び屋の謎が明らかになりました♪
って、うっかり満足しちゃいそうですが、結局シーズン1であのプロペラ機にロック(とブーン)が導かれた理由はよくわからないままなんですが。。。
ロック→チャーリー経由でエコーを導きたかっただけ?

マイケルはマイケルで、ウォルトとの交信をひた隠しにしています。
ストーリー進展の重要なキーになりそうな雰囲気ではありますが、肩透かしに終わりそうな気も。。。

ハーリーとリビーのよい雰囲気も、精神科元入院患者と臨床心理士であることを考えると、LOSTのパターンからちょっと一波乱ありそうな。。。

そして忘れてはならない、チャーリーのダメ男ぷりもLOSTには必需品です(笑)

EPISODE#34「彼女の事情」

一人、ビーチで穴を掘るサイード。
ソーヤーの昏睡状態はまだ続いているが、ジャックに「果物が必要だ」と言われたケイトは、森へ果物採りへ。
すると、一頭の黒毛の馬が現れ、すぐに姿を消す。

ケイトの過去が回想され。。。
家の前で佇むケイト。
そこへ酔っ払った養父ウェインが帰ってくる。彼女は、彼を寝室まで連れていき、再び家の外に出てくる。
バイクに乗り、走り出すと、直後家が爆発するのだった。。。

ビーチでシャノンの葬式が執り行われることになり、ジャックは戻ってきたケイトにソーヤーを任せてハッチを離れる。

葬式には、アナ・ルシア以外の後部座席の人たちも出席。
サイードは「彼女を愛した」と別れを告げ、その場を立ち去る。
その後、ジャックたち他の人々も別れを告げ。。。

ハッチでは、ケイトが寝ているソーヤーに「馬を見たの」と独り言のように話しかけると、ソーヤーがうなされる。
意識を取り戻したと思ったケイトが近づくと、ソーヤーの手がケイトをガシッとつかみ、「なぜ俺を殺した?」とすごむのだった。

葬式を終えたジャックとロックがハッチに戻ると、アラームが鳴っていて、残り時間はあと20秒しかなく、ソーヤーはベッドから落ちていた。
入力はロックが何とかに間に合わせ、ジャックはソーヤーをベッドの上へ担ぎ上げる。

ケイトの過去が回想され。。。
母親に別れを告げ、町を出ようとするケイト。
しかし、警察に発見され逮捕されてしまう。
激しい雨の中、車で護送されるケイト。
捜査官は、「酒飲みでDV夫であるウェインを、長年我慢してきたのになぜ今になって殺した?」と問いただす。その直後、雨でハンドル操作を誤り、車は木に衝突する。
ケイトは気絶した捜査官から手錠の鍵を奪い、彼を車の外へ蹴りだす。
車で逃走しようとしたそのとき、目の前には黒毛の馬が。。。

ケイトを探しに出たジャックはジャングルで佇む彼女を見つける。
無責任にいなくなったことをなじるジャックだったが、ケイトは逆ギレ。

「ごめんなさい、私があなたみたいに完璧じゃなくて、あなたみたいに何でもできなくて!」

尋常でない気配のケイトに、ジャックは「大丈夫だ」と抱きしめる。
ケイトはジャックにキスする。しかし、我にかえるとすぐさま逃げていく。

マイケルは、はじめてみるハッチ内を調べ回っていた。
そこでロックはマイケルに例のフィルムを見せることに。そこに居合わせたエコーも「見たい」と言う。
フィルムを見終わったエコーは無言のままハッチを出て行く。
マイケルはひきつづきロックにコンピュータまわりのレクチャーを受ける。

「こいつは残り4分になり、警告音が鳴るまでは何も入力できない」

マイケルがコンピュータ本体を調べはじめ、コーヒーが切れたロックは席をはずす。
すると、エコーが戻ってきていて、ロックに見せたいものがあると言う。
意味深に旧約聖書の話をしたあと、エコーが見せたものは聖書だった。
それは、島の反対側のエコーたちのアジトで見つけたもので、聖書の中身をくり抜いた部分には、切り取られたフィルムの一部が入っていた。

ケイトがハッチに戻ってくるとサンがソーヤーの看病をしていた。
ジャックは、外で鬱憤晴らしのように薪割りをしているのだった。
ケイトが、ソーヤーの看病を代わる。

ケイトの過去が回想され。。。
逃走後、ある町に着いたケイトは、軍の事務所を訪ねる。
実父に会いに来たのだ。
「なぜここに来た?」と問う父に、
「どうして黙ってたの?」と逆に質問をぶつけるケイト。
なんのことか戸惑う父に、ケイトはつづける。
「誕生日プレゼントにパパのアルバムを作ってて、パパの上官に頼んで制服姿の写真を送ってもらった。写真の裏に日付が入ってて、どれも在韓時代のもの。韓国勤務だったのね、私が生まれる4ヵ月前まで!ウェインが実父だと黙ってた、なんで!?」
「言えば、やつを殺すとわかってた。」
「パパが殺せばよかったのに。」
「私は人を殺せる人間じゃない。」

眠っているソーヤーに再び話しかけるケイト。
「ウェイン、あなたは聞いたわね、どうして殺したのか?パパを追い出したからじゃない、私に迫ったからでもない。ママへの暴力も違う。私の中の一部にあんたが存在していて、どうせろくな人間にはなれない、いい人間にはなれないから。だから、ソーヤーに同じものを感じて、見えるの、あんたの姿が。ゾッとする。」
「うれしいことを言ってくれる。ウェインって誰だ?」
そう、(本物の)ソーヤーが意識を取り戻したのだった。

自分が二段ベッドに寝ていることに気付いた彼は「助かったのか?」と尋ねる。
ケイトは「そうじゃない」と言うが、ソーヤーは信じないためハッチの外に連れ出す。
「チクショウ、見慣れた景色だぜ」と毒づくソーヤー。
すると、ふたたび黒毛の馬が姿を現し、驚く2人。
近づいたケイトは、馬の頭を撫でるが、またすぐに姿を消してしまう。
ソーヤーにも見えていて、実際に触れたことで馬が幻覚でないことを実感し笑みがこぼれるケイトだった。。。

ロックはさっそく切り取られたフィルムを元のフィルムにつなぎ合わせ復元、映写する。
カットされていた部分は「コンピュータをコード入力以外、とくに外部との通信に使うことは、再び事故をひき起こしかねないので禁止する」と強調する内容だった。
顔を見合わせるロックとエコー。

一方、そんなことは知らないマイケルは、パソコンから鳴るビープ音を気にして、モニタ画面を覗き込む。
画面には「ハロー?」の文字が。
チャットをはじめるマイケル。
「こちら、マイケル。そちらは誰?」
すると「Dad(パパ)?」との返事が。。。

ケイトの転落人生の大元が明らかになりました。
う〜ん、どうなんでしょう、あえてコメントは避けようかな。。。

それはそうと、実父(じゃないですが、正確には)もすごいこと言いますな。
娘に「やつを殺すとわかってた」と言ったあと「私は人を殺せる人間じゃない」って。
えー、だって、あんた、軍人じゃないんかい?(笑)

最後のマイケルがらみもあるし、もし私が今話のタイトルをつけるなら「Dad(パパ)」かな。

あと、ケイト護送の際、捜査官一人っていうのはすげー不自然では?
しかも、彼女が助手席?
それって「逃亡してください」と言ってるようなもんでしょう!?

EPISODE#33「復讐」

シャノンを撃ってしまったアナ・ルシア。
彼女に復讐しようとするサイードと、それを阻止しようとするエコーが乱闘となる。
隙を突いて、アナがサイードを背後から殴り、気絶させる。

マイケルたちは仲裁に入ろうとするが、アナはマイケルたちのみならずリビーたちをも含めた全員を銃で威嚇、気を失ったサイードを縛るよう命令する。
エコーは拒否するが、リビーたちは従わざろうえない。

アナの過去が回想され。。。
彼女はロサンゼルス市警の警官だった。

サイードを木に縛りつけ、キャンプに合流することを躊躇するアナ。
しかし、ソーヤーの容態はますます悪くなる。
見かねたエコーはソーヤーを担ぎ、キャンプを目指そうとする。
アナは制止するが、「彼のためではない。自分のためだ」と言って出発する。

「事故なんだから、話せば分かってもらえる」とアナの説得を試みるリビーだったが、復讐を恐れる彼女は聞き入れない。
目を覚ましたサイードはアナに怒りをぶつけるが、マイケルから"ウォルトが「ほかの者たち」にさらわれた"ことを聞かされると、怒りの矛先を自分に向ける。

久しぶりにハッチから出てきたジャックは、ケイトとゴルフ対決をすることになる。
和やかな雰囲気の2人だったが、その2人の前にソーヤーを担いだエコーが現れる。
ソーヤーはすぐにハッチへ運ばれ、ジャックの手当を受ける。

森ではバーナードがキャンプに行きたいとごね始め、「どうする気なのか?」とアナを問い詰める。
そこで、アナはマイケルに「キャンプから銃弾と物資を持ってくれば、サイードを解放する」と条件を出す。
サイードをジンに任せ、キャンプへ走るマイケル。

しかし、業を煮やしたバーナードは単独でキャンプへ合流する準備を始める。
それを見たアナは、ほかのリビーやジンにもキャンプへ行くよう促す。

アナの過去が回想され。。。
彼女は強盗の現場で男に銃撃され、その際に赤ん坊を失っていた。
のちにその犯人が捕まるが、復讐心にかられた彼女は「別人だ」と証言。
釈放された彼を射殺するのだった。。。

ハッチに辿りついたマイケルに「シャノンが死に、サイードが人質にされている」と聞いたジャックは激怒。
銃を持って救出に向かおうとするが、相手が空港で話をした"アナ・ルシア"だと知り愕然とする。
その様子を見たエコーは、ジャック一人で銃を持たないならアナの元へ案内すると提案する。

サイードと2人きりになったアナは、彼の縄をほどき、銃を渡す。
「殺せばいい」とアナ。
しかし、「君を殺して何になる?」とサイード。

一方、ジンたちがビーチに到着。
みんなが出迎える中で、バーナードとローズが感動の再会。
そして、ジンとサンも涙の再会を果たすのだった。

森ではエコーに案内されたジャックが、シャノンの遺体を抱いたサイードと出くわす。
無言ですれ違う2人。
そして、後ろからついてきていたアナと気まずい再会を。。。

「復讐」というタイトルからサイードとアナの"復讐劇"になるかと思いましたが、そうではなく、アナの"復讐心"にまつわるエピソードでした。

そして、最後だけ見ると「再会」というタイトルにしても良さそうな展開(笑)

「ジャックが相手が"アナ・ルシア"だと知り、愕然とする」場面で、サンはジャックからケイトに目をやり、ケイトはジャックをジッと見つめる。
ちょっとしたシーンですが、なかなか楽しいかんじw
もっとも、ケイトもソーヤーの容態は気になってしょうがないみたいですが。。。

EPISODE#32「知られざる48日」

青い海、青い空。
美しい南の島の海岸に、上空より飛行機の後部が飛来、墜落する。

1日目

アナ・ルシアをはじめ、多くの乗客が海に投げ出される。
阿鼻叫喚の中、無事な人間がそれぞれ人命救助に奔走する。
海岸での救助が落ち着きはじめたころ、グッドウィンがジャングルの中の木の上にシートごと取り残されたバーナードを発見。
グッドウィンは木に登って助けることを考えるが、アナは下からバーナードに的確な指示を送り、なんとか救出に成功する。
一方、エコーは海に浮かぶ遺体を一人で浜に引き上げていた。

夜になり、キャンプで救助を待つためのかがり火を焚く。
夜中、「他の者たち」が彼らを襲撃。数名をさらう。
狙われたエコーは近くにあった石で、襲撃者たちを殴り殺し、それから一切言葉をしゃべらなくなる。

2日目

殺した襲撃者を調べた結果、この島に前から住んでいる人間であると断定。
アナは、再び襲撃されることを避けるため、安全な場所に移動することを提案するが、ネイサンは「子どももいるし、けが人はどうやって運ぶ? かがり火がなければ救助隊にもわからない」と言って反対する。

3日目

ビーチにとどまった生存者たち。
けが人が感染症を併発し、危険な状態になるが、彼らになす術はない。

5日目

亡くなったけが人たちを埋葬。

7日目

野生の鶏を捕獲し、生存者たちは久しぶりの肉を口にする。
焼いた鶏肉を手にリビーがエコーに話しかけるが、彼は口を閉ざしたまま。。。

12日目

エコーやアナたちは、お手製の武器を製作。
そんなとき、ネイサンが禁止した単独行動をし、2時間ほど姿が見えない。

14日目

夜中に再び「奴ら」が襲撃。子供2名を含む9名がさらわれた。
アナも石で「奴ら」の一人を殺す。
その死体を調べると、ポケットの中に入っていたメモには、さらわれた9名の名前、服装、体の特徴などが書いてあった。
「奴ら」が彼らの情報を持っていることを知ったアナらは、仲間にスパイがいるのではないか、と疑心暗鬼になる。
アナは、数日前単独行動をしていたネイサンが怪しいと疑うが。。。

夜が明け、とりあえず危険なビーチを離れ、ジャングルの中に入る生存者たち。
3日歩き続け、小川に到着する。
アナはさらに移動をつづけようとするが、ネイサンは「俺はここでいい」と言い、疲れた一同も賛成、アナは押し切られる。

17日目

アナは一人、監禁用の穴蔵を掘っていた。
一人で2時間もトイレに行っていたというネイサンを疑っていたのだ。
そこへやってきたリビーも"ネイサンは気味が悪い"と賛同する。

19日目

ウサギを捕まえるための罠を仕掛けていたネイサンをアナが襲撃。
できあがった穴蔵に監禁する。

アナはほかの人たちに「機内でネイサンを見たものはいない。狙いはなんなのか突き止める」と説明する。

23日目

監禁したネイサンに食料を与えずに尋問していたアナだったが、ネイサンは口を割らない。
すると、穴の中にバナナの皮をみつける。
こっそり食料を与えていた人間が誰かを追求するアナ。
エコーは無言を貫くが、バーナードは「この中にスパイがいるときまったわけではないだろ?」と反論。
グッドウィンも「彼を解放しよう。我々は野蛮人じゃないんだ」と提案する。
しかし、子どもたちの身を案じるアナは「野蛮人ならとっくに指を切り落としている。もっとも明日やるけど」と言って去っていく。

夜になり、グッドウィンは穴の檻からネイサンを助け出し、こう言う。
「逃げろ。アナは君を拷問する気だ」

逃げようとするネイサン。しかし、グッドウィンは彼を背後から襲うのだった。

24日目

ネイサンがいなくなったことに気付いた一行は、「奴ら」に見つかったと判断。
すぐさま移動をはじめる。

27日目

一行は、森の中の施設を見つける。中を探索すると、無線機を発見。
さっそく試すが、無線は入らない。
山が邪魔していると判断したグッドウィンとアナは高台へ行くことに。
道中、グッドウィンを質問攻めにするアナ。

「最初、森の中のバーナードをどうやって見つけたの?墜落して10分後だったのにあなたの服は濡れていなかったわ。ネイサンをどうしたの?」

「指を切り落とされてまで飛行機に乗っていたと主張されたら、疑いの矛先は別のところに向くからね。」

格闘を始める2人。もみ合う中、持っていた槍がグッドウィンを串刺しに。

41日目

1日2分しかつけない無線機に無線が入る。
「応答せよ。こちらオーシャニック航空815便の生存者…(多分ブーンの通信?)」
喜びいさむバーナードたちだったが、アナは「奴ら」の罠だと否定、バーナードから無線を取り上げる。
「でも、本当に生存者だったら。。。」と食い下がる彼に、「生存者なんかいない。これが現実よ。受け入れなさい」とアナ。

一人、みんなの元を離れ、川辺で泣き始めるアナ。
そこへエコーが現れ、声を掛ける。

「やっと話したわね?」
「40日待った。」
「話すのに40日待ったの?」
「君が泣くのに40日待った。」

エコーの胸で泣き崩れるアナ。。。

45日目

シンディとリビーが浜に打ち上げられた男(ジン)を見つける。
男を縛りつけ、彼をどうするか相談している間に、男は逃げ出す。
あとを追いかけると、その先にはさらに2人の男(マイケルとソーヤー)がいるのだった。

48日目

崖を登った一行、しかしシンディの姿がなくなっていた。
そのとき"やつら"のささやきが彼らを取り囲む。
アナは銃を抜き、周りを警戒。飛び出してきたものに反射的に発砲する。
しかし、それは"シャノン"だった。。。

今回は、アナたち生存者グループの48日間でした。
ジャックたちにまぎれていた「アザーズ」は"イーサン"だったので、こちらも"ネイサン"かと思ったのですが、まんまとだまされました(笑)

それにしても、結局、エコーが40日間しゃべらなかった理由がよくわからなかったんですけど。。。

EPISODE#31「さまよう者」

サイードがシャノンに小屋をプレゼント。喜ぶシャノン。
2人は一緒の時間を過ごす。
ところが、サイードが小屋を離れてしばしの間シャノンが一人でいると、ウォルトが中に入ってきて、すぐに姿を消す。
そのことをサイードに話しても「夢でも見たのだろう」と信じてもらえず、シャノンは憤慨する。

彼女の過去が回想され。。。

わがまま気ままなお嬢様ゆえ、シャノンは誰にも信用してもらえない数々の苦い過去が(←といっても自業自得感アリアリ)。
最大の敵は、継母(ブーンの実母)で、父親の死後は遺産も取り上げられ、窮地に追い込まれたのだった。。。

怒って小屋を出たシャノンは、自分が正しいことを証明するため、ビンセントにウォルトを探させようとする。
しかし、ビンセントがシャノンを連れていったのはブーンの墓だった。

一方、アナたち一行は、夜になり歩みを止めていた。
「早く出発した方がいいんじゃないの?」とシンディが進言するが、アナはもう少し休むと言う。
すると「道に迷って、エコーが追いつくのを待っているんだろう?」とソーヤーが指摘する。
アナ、図星。すぐに口論となるが、そこへエコーたちが戻り「"やつら"を見かけた」という話を聞き、一行はすぐさま再出発する。

そんなとき、傷の具合を心配するジンに「あぁ、この腕はだめだ、チューバッカ」とソーヤー。
また道中、傷が膿んで高熱を出しフラつくソーヤーに、臨床心理士だというリビーが声をかける。

海岸沿いを進む一行だが、そこは断崖がつづく。ソーヤーの具合を慮ったミスター・エコーが森の中を行くコースに変更を提案する。アナは反対するが、エコーが押し切る。

森の中を慎重に進むアナたちだが、マイケルたち3人は普段どおり。
それに苛立つアナは「黙って!会話しないで」と高圧的に迫るが、マイケルは「そんなことを言うなら、納得できる説明をしてくれ」と反論する。

「墜落した日の晩、"やつら"が来て、3人を連れ去った。2週間後、また来た"やつら"は今度は9人をさらった。彼らは賢く、獣のよう。あなたが銃一丁に弾一発で彼らと戦えるのなら、好きにして」とアナ。

ついにソーヤーが倒れる。
やむなく担架をつくり、マイケルとジンで担いでいくことにする。
しかし、しばらくすると一行の目の前には崖が出現。
何とか全員で担架をひっぱりあげながら上にたどり着くと、シンディの姿がなくなっていた。
アナの恐れていた通り、"やつら"にさらわれたのだ。
激しくエコーをなじるアナ。そのとき、"やつら"のささやきが彼らを取り囲む。
アナは銃を抜き、周りを警戒するのだが。。。

ブーンの墓の前でたたずむシャノン。
サイードがやってきて、仲直りをしようとするが、あくまでウォルトのことを信じようとしない彼を振り払い、森の中へ。
あとを追ってきたサイードに、彼女は伝言入りの瓶を見つけたことも話す。
やがてスコールに遭い、シャノンは雨の中サイードに「誰も私を信じない。価値のない人間だって思ってる」と自分の悔しさをぶつける。
「そんなことはない。愛してる。君のことを信じる」とサイード。

そのとき、ふたたびウォルトが現れ、すぐに姿を消す。
驚くサイードをおいて、シャノンがあとを追って駆け出す。
我にかえったサイードもすぐにあとを追うが、その瞬間、銃声が響き渡る。

そして、撃たれたシャノンがサイードの胸に倒れこんでくる。
サイードの視線の先には、銃を構えたアナ・ルシアと、マイケルたちが。。。

オッと、"シャノンは死ぬ"と噂には聞いていたのですが、いきなりこんな形だとは。
つぎの展開、どうなるのか気になりますねー。

それはそうと、ジン=チューバッカ、には笑いました。たしかに、頼りになる忠義心といい、ハン・ソロにしか何を言っているのかわからないところとか。。。そっくり(笑)
ということはマイケルがソロ(ハリソンフォード)になるわけですが、ルックス的にはソーヤーの方が。。。

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CHARA。横浜在住。30代♂。
テレビ放映よりも、DVD-BOXを買ったり、レンタルしたりの方が手っ取り早いのですが、やはり無料は魅力ですね(笑)
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