EPISODE#8「手紙」
ジャングルの中でソーヤーの荷物をあさるブーン。
殴られたサイードを治療するジャックのもとに、ソーヤーにひどく殴られたブーンが担ぎこまれる。
理由を聞かれたブーンは、
「シャノンがぜんそく持ちで、今まで隠れて吸っていた吸入薬がなくなり、症状が悪化した。薬の予備は失くした荷物に入れていたが、同じ荷物に入っていた本をソーヤーが読んでいるのを見かけ、薬もあるのではないかと。で、こっそり彼の荷物をあさっているところを見つかった。」
と説明。
さっそくジャックはソーヤーに詰め寄るが、彼は取り合わない。
仲裁に入ったケイトには"キスしたら渡す"と言う。
ケイトは、ソーヤーがいつも手紙を読む時は人間の情を見せているのにと言うと、怒ったソーヤーはケイトに手紙を読ませる。
“あなたは僕の母親と寝て金を巻き上げ、怒った父親が母親を殺し自殺した、そのことを決して忘れるな”という内容の、ある子供からソーヤーに向けられた手紙だった。
やがてシャノンのぜんそくの発作が出る。
再度ジャックはソーヤーに「薬を渡す」よう迫るが、埒があかない。
一度は薬なしで何とか発作を乗り越えるが、それ以上は薬がないと厳しいと判断。
サイードは軍での拷問経験のある自分が、ソーヤーに薬のありかを吐かせると名乗り出る。
一方、韓国人女性サンがマイケルに「役に立てるかもしれない」と耳打ちをする。
ソーヤーの寝込みを拘束した2人は、ジャングルの中で拷問を。
屈したソーヤーは「ケイトになら話す」と条件を出す。
やってきたケイトに、ソーヤーは再びキスを要求。
仕方なくキスに応じたケイトだったが、「薬は持っていない」とソーヤーは告げる。
怒ったサイードは、ソーヤーともみあいになり、ナイフでソーヤーの腕を刺してしまう。
意識を失いかける中、ソーヤーの過去が回想され。。。
目を覚ましたソーヤーにケイトが語りかける。
「あの手紙の封筒を見た。刻印は1976年。あなたは7,8歳でしょ。あなたは"ソーヤー"じゃない。」
真実を語るソーヤー。
「ソーヤーは詐欺師だった。家族をめちゃくちゃにして去っていった。だから、それを書いた、いつか見つけ出すつもりで。しかし、19のとき金が必要になり、俺はダンナのいる女を騙して金を巻き上げた。俺は追いかけていた男"ソーヤー"に成り下がった。」
洞窟では、マイケルが取ってきたユーカリを、サンがシャノンの胸に塗ることで発作を抑えることに成功していた。
そして、自分を責めるサイードがキャンプを出て行くのだった。。。
♯
今回はソーヤーの巻でした。
トラブルメーカーの彼の過去が明らかに。
彼の屈折した性格は、複雑な生い立ちにあったわけですが、なぜあそこまで「ケイトに固執するのか」は疑問のままですねー?
あと、ちょっとサイードが可哀想かなー。ぜひ、カッコいい再登場を。
そして、チャーリーと妊婦・クレアがいいかんじに!?
もっともプライベートでは、チャーリー役のドミニク・モナハンとケイト役のエヴァンジェリン・リリーが婚約し、今年ハワイで結婚式を挙げる予定だそうな。
へー、そうなんだぁー(笑)