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EPISODE#121「終幕−後編−」

(前話からのつづき。。。)
島。。。
崩れ始めた岸壁の上で一戦交えるジャックと偽ロック。
ジャックが優勢になるが、偽ロックがジャックの脇腹をナイフで刺し、形勢逆転。
さらに喉元にナイフを突きつけ(←この2ヶ所の傷がF.S.W.に反映されてたんですね)、絶体絶命のピンチ(>.<)
そのとき銃声が響き、偽ロックが倒れる。撃ったのはケイトだ!
すかさず、ジャックは偽ロックを岸壁から蹴り落とす。

F.S.W.
ロックの手術を無事終えたジャックは、約束のコンサートに向かおうとしていた。
しかし(通常なら覚めるのに時間がかかるはずの)全身麻酔からロックが目覚める。
さらに、すぐに足を動かせるようになり、ジャックは驚く。
しかし、その瞬間ロックには島の記憶が蘇っていた。
ジャックも微かなフラッシュを感じるが。。。

島。。。
偽ロックは絶命、ジャックも深手を負う。
そこへ、ソーヤーやハーリーも駆けつけるが、島は沈み続けていた。

F.S.W.
サンの病室にソーヤーが訪ねてくる。
微笑みを持って迎えるジン&サン。
「逃走犯があなたを狙ってるかもしれない。護衛をつけます」とソーヤー。
しかし、「そんな必要はないわ」とサンは断り、退院してしまう。
そんな2人に戸惑うソーヤー。

島。。。
飛行機の修理を進めるフランク、リチャード、マイルズ。

ジャックは、島が沈むのを止めるにはデズモンドがしたことを元に戻さないとダメなんだろうと考え、「君たちは飛行機で脱出してくれ」と告げる。
ケイトはジャックを止めるが説得を断念、ソーヤーとともに飛行機に向かうことにする。
ベンは島に残ることを選択、ハーリーもジャックについていくと言い出す。
ソーヤーと別れの握手を、ケイトと別れのキスをするジャック。
ジャックたちは光の洞窟へ、ソーヤー、ケイトは岸壁のはしごを降りていく。
下に着くと、沖に停泊しているヨットに乗るため、2人は海にダイブ!!

F.S.W.
サンに肩透かしを食ったソーヤーは、病院内の自販機コーナーでジュリエットに出くわす。
たまたま手が触れた瞬間、2人に島での記憶が蘇る。
再会のキスを交わす2人♪

コンサートが終了した会場に到着したジャック。彼を待ち受けてたのはケイトだった。
(記憶が蘇っている)ケイトに触れられたジャックは、再びフラッシュに襲われ、戸惑う。
「一緒に来れば、わかるわ」とジャックを連れ出すケイト。

島。。。
光の洞窟に到着したジャック、ハーリー、ベン。
一人で下に降りると言うジャックに、ハーリーは反対するが、「これが僕の使命だ。つぎは君だ」とジャック。
ジャックは自分の後継者にハーリーを指名、渋々了承するも「すぐに君を引き上げて、その座を返すからね」とハーリー。
そうしているうちにも、島の崩壊は進んでいて、一刻を争う状態に。
ジャックはペットボトルで、例の儀式を行い、ハーリーに水を飲ませる。
「これで君は僕と同じだ」

フランクたちの努力の甲斐もあり、飛行機のエンジンがかかり動き出す。

縄にくくられたジャックは、(水がなくなった)滝の下へ降りてゆく。
下には、デズモンドが倒れていた。ジャックはデズモンドから石栓を抜いたら、水と光が消えたことを聞く。
ジャックはデズモンドを運び、縄にくくりつける。

ケイトとソーヤーがハイドラ島に上陸、クレアと出くわす。
「こんな私じゃ、アーロンに会えない。母親になんてなれない」とヤケになっているクレア。
「みんなそうよ。私も手伝うから」と必死にケイトが説得し、3人で飛行機に向かう。
フランクが飛行機を離陸させる直前、ソーヤーたちの姿を見つける。

ジャックは石栓を元に戻すと、力尽きて倒れこむ。

ソーヤー、ケイト、クレアが飛行機に乗り込み、無事離陸する。

洞窟には光と水が戻り、島の動きも止まる。
ハーリーとベンは急いで縄を引き上げる。しかし、上がってきたのは。。。
「デズモンド? 嘘、ジャック〜!!!」

F.S.W.
教会にロックが到着すると、教会の前には一人ベンがベンチに腰かけていた。
「あんなことをしてすまなかった。君の才能に嫉妬していた」とベンはロックに謝る。
「君を許すよ」とロック。
「もう必要ないだろ」とベンに指摘され、車いすを降りて教会の中へ入って行くロック。

島。。。
ジャックのことにショックを受けるハーリー。
さらに"守護者"となったことにも戸惑うが、ベンが彼を励ます。
そこで「手伝ってくれ。経験者が必要だ」とベンに頼むハーリー。
ベンも了承する。

F.S.W.
ロックと入れ違いに外に出てきたハーリーは、ベンに教会の中に入るように言うが、ベンは断る。
「あんた、最高のNo.2だったよ」とハーリーは言い残し、中へ入る。

ジャックとケイトもこの教会に到着する。
「父の葬式をする教会だ。どうしてここに?」とジャックはケイトに尋ねるが、
「あなたは裏から入って。"準備"ができるのを待ってるわ」と言って、ケイトは車を降りていく。

島。。。
小川のほとりに倒れているジャック。やがて目を覚まし立ち上がる。(←おっ、まだ生きてたんですね(^^)

F.S.W.
教会の裏口から入ったジャックは、ある一室で父の棺を見つける。
そして、棺に触れた瞬間、島での記憶が蘇る。
驚いたジャックは棺を開けるが、やはり中身は空だった。
しかし、突然背後から声を掛けられる。振り向くと、父のクリスチャンだっ。
「どういうこと、死んだはずじゃ? どうしてここに?」とジャック。
「そうだ。では、お前もどうしてここにいる?」と父。
全てを悟るジャック。
「俺も死んだから。。。」
涙が溢れてくるジャック。抱きしめ、慰める父。
「本物なの?」と尋ねるジャックに、
「大丈夫、本物だ。お前も、お前に起きたことも、ここに集まったみんなも本物だ」と父。
「でも、みんな死んでる?」
「人はいつか死ぬ。お前より先の者も、後の者も。ここには"今"というものはないんだよ」
「じゃ、ここはどこなの?」
「ここはみんなが集まって、お互いを見つけられる場所なんだ。お前の一番大切なものは彼らとともに過ごした時間だ。だからみんな集まった。お前たちは互いが必要だった、思い出し、解き放つために。ここから進まなくちゃいけない。(どこへ、かは)それを探しに行こう」
ジャックはみんなの元へ。再会を喜ぶ、みんな。。。

島。。。
傷だらけのジャックは彷徨い(墜落後)最初に目を覚ました竹林で力尽き、倒れる。
竹林の奥からはビンセントがやってきて、ジャックのそばに横たわる。

F.S.W.
やがて席に着いたみんな。
ジャック父が教会の扉を開くと、教会は光に包まれていく。。。

島。。。
そのとき飛行機が上空を横切る。微笑むジャック。
やがて、目が閉じられ。。。

いやー、終わってしまいました、LOST。
6年間、ご苦労様でしたm(_ _)m

さて、F.S.W.は死後の世界って、そんなオチでしたかー(>.<)
個人的には、どうもF.S.W.になじめなかったんで、いらなかったなーと思うんですけど。
むしろ、レギュラー放送終了後、番外編(「F.S.W.〜もし815便が堕ちてなかったら」とか笑)で流した方が面白かったのでは!?

シリーズ全体としては、解明されてない謎やら、ツッコミどころをたくさん残して終了したわけですが、最終話単体としては、島でのあれこれを上手くF.S.W.にスライド(悪く言えばすり替え?)させて、感動的に仕上げたなー、とは思いましたw

教会×光の演出は、多くの人が「ゴースト〜天国のささやき」を彷彿とさせたと思いますが、ジャックの最後、ビンセントがやってきて横たわる場面では、おもわず『ネロか? フランダースの犬か!?』とツッコミましたよ(笑)

さあ、当ブログもこれで"終了"ということになりますが。
じつは本人もあまり深く考えてなくて。。。まだ、感想やら、残された謎やら、いろいろ書きたい気もあるんで、どうしようかなーと(笑)

ちょっと考えます(^^

EPISODE#120「終幕−前編−」

F.S.W.
ジャック父の棺が空港に到着。
ジャックは病院でロックの手術の準備に余念がない。
棺が届けられた教会では、なぜかデズモンドがそれを受け取る。
その光景を車の中から眺めていたケイトは、「誰か死んだの? コンサートに行くと言ったり、ここに来た理由も話してくれないわけ?」とデズモンドに突っ掛かる。
「理由は説明できない。目的は"ここ"から去ることだ」とケイトにはチンプンカンプンな返答をするデズモンド。

島。。。
ジェイコブの後継者となったジャックは、川の中で立ち尽くしていた。
ソーヤーが声を掛ける。
ジャックは「竹林の先に守るべき場所があるそうだ。光りがあるって。それをロックは消したがってる。そのためにはデズモンドが必要なのかも!?」と事情を説明し、ソーヤーはデズモンドの救出に、ジャック、ハーリー、ケイトは光の洞窟へ向かう。

F.S.W.
とあるモーテルに、ハーリーとサイードを乗せたハマーが到着。
ハーリーは一人である部屋を訪ねる。
出てきたのは、チャーリーだ。
満面の笑みのハーリーは「コンサートの迎えに来た」と告げるが、飲んだくれたチャーリーは拒否。
仕方なくハーリーはチャーリーを麻酔銃で眠らせ、車に担ぎ込む。

島。。。
ソーヤーが井戸に到着すると、そこには偽ロックの姿。
茂みの陰から様子をうかがっていると、背後からベンに銃を突きつけられてしまう。
連行されるソーヤーだったが、デズモンドが脱出したことを知ると、隙を見てベンを殴打、銃を奪い立ち去る。
「追う必要はない」とベンに言う偽ロック。
彼とソーヤーのやり取りから、「本当に島を沈めるつもりなのか?」と問うベン。
「君には悪いが、そのつもりだ」と偽ロック。
そして、偽ロックは犬の足跡を発見する。

デズモンドが目を覚ますと、ローズとバーナード、そしてビンセントがいた。
そう、彼らがデズモンドを井戸から救出したのだ。
バーナードは魚を獲りに、ローズは「悪気はないんだけども、朝食を食べたら出て行って。かかわりたくないの」と告げる。
そのときバーナードが戻ってくるが、うしろには偽ロック、ベンの姿も。
偽ロックは2人の命と引き換えに、デズモンドに命令に従うよう脅す。
承諾するデズモンド。
偽ロック、デズモンド、ベンは光の洞窟を目指す。

一人で森の中へ逃げたマイルズは、煙の化け物に吹き飛ばされたリチャードを発見、無線でベンに連絡を入れるが、応答がない。
気が付いたリチャードは、再び「ハイドラ島にある飛行機を爆破しよう」とマイルズに告げる。

F.S.W.
博物館のコンサート会場でマイルズは、ハマーに乗ったサイードを見かける。
護送車が拘置所に到着していないことを確認すると、ソーヤーに連絡、「ジャラーを見かけた。目撃者が危ない」と告げる。
「わかった。韓国人の方は任せろ」とサンが入院している病院に向かうソーヤー。

病室のサン、そこに女医が検診に訪れる。ジュリエットだ。(←キター、ジュリエット♪)
エコー検査を行うと、サンに島での記憶が蘇る。
一方、ジンもエコーの赤ちゃん画像を見るなり、記憶が蘇る。
感極まる2人。。。

島。。。
逃げたソーヤーはジャックたちと合流。
状況を説明するが、「(デズモンドを)どっちが先に見つけても目的地は一緒だ」と冷静なジャック。
そして、「(全て)終わるんだ」と一言。

桟橋に着いたマイルズとリチャードは、ボートでハイドラ島へ向かうことに。
マイルズがリチャードの白髪を見つけると、リチャードは嬉しそう。(←ジェイコブの呪縛が解かれたんですね)

ボートで漕いでいると、海上には木片の数々(潜水艇の残骸)が浮いている。その中にフランクを発見、救助する。
フランクはリチャードたちの目的を知ると「爆破じゃなくて、先に奪えばいい。これでも俺はパイロットだ」と提案する。

ジャックたちは森の中で偽ロックに遭遇。
怒りに燃えるケイトは偽ロックに向け銃を乱射するが、「弾の無駄だ」by偽ロック。
偽ロックはジャックと対峙。
一緒に光の洞窟に行き、「島を破壊する」という偽ロックに、「俺があんたを殺す」とジャック。

F.S.W.
医局で顔を合わせたジュリエットとジャック。ジャックは彼女にコンサートのチケットを渡す。そこにディビッドが来て「チケットは?」と尋ねる。
「いま、ママに渡した」
おっと、ジャックの元妻はジュリエットでした。(予想の範囲内ですけどねw)
ロックの手術が入ったジャックはコンサート行きをキャンセル、代わりにクレアを連れて行くよう提案する。
そこへ、ソーヤーが到着、サンの病室へ。

島。。。
竹林のところでソーヤー、ケイト、ハーリー、ベンを置いて、ジャック、偽ロック、デズモンドが光の洞窟へ。
どうやら、光の洞窟の中にデズモンドが入ることで、

偽ロック→「島が破壊される」
ジャック→「偽ロックを倒せる」
デズモンド→「F.S.W.に異動する」

と考えている模様。

F.S.W.
ハーリーはサイードとともに夜の街に。
すると、目の前でケンカが始まる。当事者の妹が巻き込まれたのを見かねて、サイードが止めに入る。女性を抱き起すと、彼女はシャノンだった。
島の記憶が蘇る、サイードとシャノン。
「オーストラリアから帰国させるの、大変だったんだぜ」とハーリーと談笑する、殴られ役のブーンw

島。。。
ジャックたちを待つしかないソーヤーたち。そんなとき、ベンにマイルズから無線連絡が入る。
「飛行機で脱出するから、すぐハイドラ島に来い」とマイルズ。
しかし、マイルズたちの前に、銃を持ったクレアが現れる。
クレアはマイルズたちを銃で威嚇するが、リチャードが必死に説得し、「一緒に故郷に帰ろう」と誘うが、「いいの」と断り立ち去る。

洞窟に入ったジャックたち3人は、デズモンドを縄にくくりつけ、滝の下(光の源へ)に降ろしていく。

F.S.W.
コンサート会場に入ろうとするジュリエット、ディビッド、クレアの3人。
しかし、ジュリエットに病院から緊急の呼び出しが掛かり、会場を後にする。

楽屋に担ぎ込まれていたチャーリー。
彼を起こしたのはシャーロットだw 楽屋にはダンもいる。(しかし2人は覚醒しない。。。)

ディビットとクレアが席に着くと、同じテーブルにデズモンドとケイトがいてビックリ。
すると、すぐにコンサートが始まり、ステージ上のチャーリーは客席のクレアの姿を見るなり、目を奪われる。
一方、産気づいたクレアは席を立つ。後を追うケイト。。。

島。。。
滝の下に降りたデズモンドは、光る泉を発見。
泉に入ると激しい衝撃に襲われ、悲鳴を上げる。しかし、それに負けずに進み、中央の岩を抱き上げると、光の点滅とともに水が抜け、光が消えてしまう。
やがて、そこからはマグマが噴出し、島に大地震が起こる。
「嘘だ、こんなはずじゃない」と叫ぶデズモンド。
どうやら、偽ロックの考えが正解だったようだ(>.<)
勝ち誇った偽ロックは先に洞窟を出る。
しかし、後を追ったジャックは彼にタックル、顔を殴る。
出血する偽ロック。そう、光が消え、彼もまた不死身ではなくなった。
これで彼を殺すことができる、ジャックもまた正解だった。
しかし、偽ロックも石を使い反撃、ジャックを気絶させ、逃げ去る。

F.S.W.
トイレに向かうクレアだったが、楽屋に迷い込み、陣痛で動けなくなる。
ケイトは出産するしかないと判断。
そこへ出番が終わって戻ってくるチャーリー。
ケイトは彼に毛布と水を持ってくるよう頼む。

客席のデズモンドの傍らにダンの母・エロイーズがやってきて「警告したはずよ」。
「無視しました」とデズモンド。
「息子も連れて行くの?」とエロイーズ。
「彼は、僕らと一緒じゃない」とデズモンド。

クレアがいきんでいる最中、ケイトには島の記憶が蘇る。
クレアは無事出産、アーロンを見た瞬間にクレアの記憶も蘇る。
涙が溢れる2人。
毛布を持って戻ってきたチャーリーが、クレアに毛布を掛けてあげると、チャーリーの記憶も蘇る。感動の再会☆
そこへ現れたデズモンド。ケイトと微笑みを交わす。
「で、つぎは?」とケイト。

島。。。
大地震が頻発する中、ハーリーをかばったベンが倒れた大木の下敷きになる。

雨が降り始め、気絶したジャックが目を覚ます。洞窟の中に戻りデズモンドを呼ぶが応答がない。洞窟を出たジャックは偽ロックの後を追う。

ソーヤー、ハーリー、ケイトがベンを救出しようとするが、木が重すぎて上手くいかない。。。

フランク、リチャードたちも雨の中、飛行機の修復に追われていた。
マイルズが「あと1時間以内にこっちに来い」と無線連絡をしてくる。
「だが、どうやってハイドラ島に渡る?」とソーヤー。
「ロックがヨットを持ってる」とベン。

偽ロックは、そのヨットが停泊している近くの岸壁にやってきていた。
ようやく島を出れるのだ。
そのとき、ジャックが追いつき、偽ロックを呼び止める。
ナイフを抜きジャックに向かう偽ロック、崖の上からロックめがけてジャンプするジャック。。。

今エピソード(前編)と最終話(後編)を一気観したので、ここでの感想は割愛しまーす(^^

EPISODE#119「すべてはこのために」

F.S.W.
朝、目覚めたジャックはディビッドと朝食を摂るが、そこにクレアも起きてくる。
なごやかな雰囲気♪ そのとき電話が鳴る。
ジャック父の棺が見つかった、とオーシャニック航空からの知らせだった。
ジャックは喜ぶが、じつはこれはデズモンドが騙った電話だった。
デズモンドの狙いは?

島。。。
ジャックはケイトの手当てを行う。
ソーヤーは呆然と海を眺めて、立ち尽くしていた。手当ての済んだケイトが寄り添う。
ハーリーも近くで立ち尽くす。
そこへ、やってきたジャックは「デズモンドを助けに行かないと」と告げる。

F.S.W.
退院したロックは、学校へ出勤。
その姿を、またもデズモンドが見つめていた。
デズモンドが車を発進させようとすると、それを見つけたベンが駆け寄ってくる。
ひき逃げ犯だ、と騒ぐベンを殴り倒し、
「襲いたいわけじゃない。伝えたいんだ、しがみつくな、と」と告げるデズモンド。
デズモンドに殴られる最中、ハーバーでデズモンドに殴られる記憶がよみがえり、驚くベン。

島。。。
ベン、リチャード、マイルズは、C4爆弾を求めて、アザーズの住宅群を目指していた。
到着すると、マイルズの"力"が作動。
不審がるベンに、マイルズは事情を説明しようとするが、
「アレックスだ。君が島を去ったあと、ここに埋めた」とリチャードが告げる。
感情がこみ上げるベンだったが、「ありがとう、リチャード」と言って先を急ぐ。
ベンの家に入り、隠し部屋にあったC4を調達する。
しかし、物音がし、キッチンに行くと、そこにはゾーイとウィドモアがいるのだった。(←おっと、偽ロックやジャックたちがハイドラ島に渡ったのに、裏をかいてこんなところにいたんですねw)

ベンは銃を向けるが、動じないウィドモア。
ウィドモアはゾーイに「桟橋から荷物を持ってこい。ボートは沈めろ」と指示を出す。
家を出るゾーイ。
「どうして島に戻ってきた?」と尋ねるベンに、
「ジェイコブに呼ばれた。貨物船が爆破されたあと、訪ねてきたんだ。彼は私の間違いを正し、目的に必要なことを教えてくれた」とウィドモア。
にわかにはそんなことは信じられないベン。
そのとき、ゾーイから、偽ロックが現れたと無線連絡が入る。
ゾーイを呼び戻し、「死にたくなければ隠れることだ」とベンたちに告げるウィドモア。

F.S.W.
医務室で治療を受けるベン。
そこにロックがやってくる。事情を説明するベンだが、
「彼は君を襲いたいのではなく、"しがみつくな"と伝えに来たそうだ。なぜか僕は彼を信じた」と告げる。
驚きの表情を浮かべるロック。

デズモンドは警察署に現れ、ひき逃げ犯として自首する。
対応したソーヤーは、デズモンドをサイードの入っている留置場(隣にはケイトw)に拘留する。

島。。。
デズモンドが閉じ込められている井戸を目指して森の中を進むジャック一行。
ソーヤーは「(ジャックを信じなかったばかりに)俺が皆を殺したんだ」とジャックに対して後悔を口にする。
「違う、ロックのせいだ」と返すしかないジャック。

ハーリーの前にジェイコブ少年が現れ、「イラーナから受け取った灰を返して」と言われる。
ハーリーが灰を取り出すと、それを奪って逃げる少年。ハーリーが後を追っていくと、そこでたき火をしているジェイコブの姿が。
「灰はその火の中だ。火が消えたら2度と会えない」と告げるジェイコブ。
そして、ジャックたちを呼んでくるようハーリーに頼む。

ゾーイがベンの家に戻ってくると、ウィドモアは隠し部屋に隠れようと言う。しかし、ベンは片を付けるために隠れないと言い、マイルズは森へ逃げる。リチャードも偽ロックと話をしてみると言って、家の外に出る。
すると、チキチキ音が響き、煙のモンスターがリチャードを吹き飛ばす。
ベンが外のベンチに腰かけて待っていると、今度はロックの姿で現れる。
「君を探してた。ある連中を殺してほしい」と偽ロックは告げる。
「ウィドモアは僕の家のクローゼットの中だ」と返すベン。

F.S.W.
下校時、ケガを負ったベンに会って驚くアレックス。
彼女は母が迎えに来てるから、その車でお送りしますと誘う。
母親(←ルソーですねw)も歓迎したばかりでなく夕食に誘い、最初断ったベンも結局好意に甘える。

島。。。
偽ロックとベンは隠し部屋に入り、ウィドモアたちと対面。
そして、いきなり偽ロックはゾーイを斬殺する。
「この島を出たら、君の娘も殺そう。もし、島に戻った理由を話すのなら、考えなくもない」とウィドモアを脅迫する偽ロック。
「デズモンドを連れて戻るのが目的。彼が最後の綱だ」と返すウィドモア。
「最後の綱とは?」と偽ロック。
ベンに話の内容を聞かれたくないウィドモアは偽ロックに耳打ちをしようとしたそのとき、銃声が響き、ウィドモアは銃弾に倒れる。ベンが撃ったのだ。
「彼だけ娘を救うのは許さない」と言い放つベン。
「まぁ、聞きたいことは聞けたんで、構わんがね」と偽ロック。

ハーリーの案内で、ジャックたちはついにジェイコブとの対面を果たす。
なぜか、今回はジャック、ソーヤー、ケイトにもジェイコブの姿が見えるのだ。
ケイトは、なぜサンたちが死ななければならなかったのか、とジェイコブに問い質す。
「僕が君らを選んだ理由、島を守るという件について話そう。そして、この火が消える前に、君らの誰かに僕の後を託す」と語るジェイコブ。

F.S.W.
ジャックのオフィスにロックが訪ねてくる。
ロックはひき逃げ犯(デズモンド)の件を話し、「運命だと思った。車椅子から立つ覚悟が出来た」と語る。

島。。。
ジェイコブはまず、自分の過ちで"煙の化物"を作ってしまい、それにより全ての人々が危機に直面していることを詫びる。
そして、煙の化物が自分を殺す方法を見つけるのは時間の問題で、あとを継ぐ者を選ぶために君たちを呼んだ、と説明する。
「あんたの過ちを、なんで俺たちが尻拭いしなきゃならない? ここに来るまではなんの問題もなかったのに」と噛みつくソーヤー。
「それは違う。問題を抱えた人間しか連れてきていない。君らを選んだのは、僕と同様孤独だったからだ。君らもこの島を必要としていた」とジェイコブ。
「私の名前を消したのはどうして?」と尋ねるケイト。
「母親になったからだ。でも、望むなら君も継げる」とジェイコブ。
「仕事とは?」とジャック。
「島の中心に光がある。それが消えないように守ってほしい。狙っているのはやつだ」とジェイコブ。
誰が後継者になるかは、自分で決めてくれとジェイコブは言う。
そして、誰もならなかったら、ひどい結末を迎えることになる、とも。
一同は沈黙をつづけるが、「俺がやる。そのために島に来たんだ」とジャックが名乗り出る。

ジェイコブはジャックを小川に導くと、呪文をかけた水をジャックに飲ませる。
「これで君は僕とおなじだ」

F.S.W.
警察署から拘置所へ移送されることになるデズモンド、サイード、ケイト。
3人が護送車に乗り込むと、デズモンドは2人に「逃げたいだろ? もし私の言うことを聞くなら、逃がしてやる」と持ちかける。2人は半信半疑ならが、とりあえず承諾する。
すると護送車が止まり、運転手の警官(←アナ・ルシアだw)が3人を解放する。
驚くサイードとケイト。
そこへ、ハマー(乗用車)が滑り込んでくる。降りてきたのはハーリーだ。
アナ・ルシアの姿に驚くハーリー。(←すべての記憶を取り戻しているようだw)
ハーリーは彼女に多額の現金を渡すと、アナは立ち去る。
ハーリーはデズモンドをハマーに、デズモンドはケイトをスポーツカーに乗せる。

島。。。
ベンを連れ、デズモンドを閉じ込めた井戸にやってきた偽ロック。
しかし、そこにはすでにデズモンドの姿はなかった。
偽ロックはサイードの裏切りを知ったわけだが、なぜか「逆に都合がよかった」と喜ぶ。
「ウィドモアはデズモンドをなんと?」とベン。
「保険だと。ジェイコブの後継者が全員殺されても、私を島から外に出さないための最後の綱なんだそうだ」と偽ロック。
「じゃ、なぜ喜んでる?」
「彼を見つけて、私にはできない唯一のことを彼にしてもらう。。。この島を破壊するんだ」

ようやくジャックたちがジェイコブの後継者に選ばれた理由が明かされましたが、なんか納得がいかない。"問題抱えた孤独な人間"なんて、普通にもっといっぱいいるでしょー?
その中からなぜ彼らなのか? って思っちゃいますよ。

そして、今回のエピソードだけ観ると、すげーシンプルな構図。
アザーズもダーマも、しょせん枝葉に過ぎなかったわけですよねー。散々もったいぶっておいて(>.<)

残すは、最終話前・後編のみですが、納得がいくラストにはなりそうにない、嫌な予感がプンプンしますなー。
さて、どうなることか?

EPISODE#118「白と黒」

船が難破し、妊婦・クラウディアが島に流れ着く。
そこに、島に住む老女が現れ、彼女を助ける。
手当てのあと、クラウディアは無事男の子を出産する。
「名前はジェイコブよ」
しかし、お腹の中にはもう一人男の子が。双子だったのだ。
「名前は1つしか考えてなかったわ」
白い(生成り)の布に巻かれたジェイコブと、黒い布に巻かれた弟。
双子の赤ん坊を見つめていた老女は、おもむろにクラウディアを石で撲殺する。

少年に育った双子の男の子。
そう、老女が"母"となって2人を育てたのだ。(←名前が出てこないので仮にマザーとしましょうか)
黒服の弟がビーチでボードゲームを見つけ、ジェイコブと遊び始める。黒い石と白い石を駒として使うゲームだ。

マザーは「世界はこの島だけ」「あなたたちは私から生まれたの」と2人に教え込んでいた。
イノシシ狩りに出かけたジェイコブと弟は、偶然3人の男たちを見かける。
2人はすぐにマザーに報告、彼女は「彼らはここにいてはいけない人たちよ。私たちには理由があるの」と2人に告げるが、疑念を抱き始めた弟は「理由って?」としつこく食い下がる。
仕方なくマザーは、2人を目隠しの上、ある場所に案内する。
そこは金色に光輝く洞窟だった。
驚く2人。
「これを守るのが私たちの役目よ。この光の小さなものをみんな宿しているのだけれど、これを見た人間たちはもっと欲しがる。もし、取ろうとすると光は消えるかもしれない。ここの光が消えたら、すべての光が消えるわ。だから、私が守っているの。でも、永久に私が守るわけにはいかない。(後継者は)あなたたちのどちらかよ」
顔を見合わせるジェイコブと弟。

ジェイコブと弟がボードゲームで遊んでいると、弟が森の中に女性の姿を見つける。
しかし、ジェイコブには見えないようだ。そう、彼女はクラウディアの幽霊だから。。。
弟はジェイコブを置いて、クラウディアの後を追っていく。
途中で、弟を待ち受けていたクラウディアは、彼を島の反対側、男たちがキャンプする村に案内する。
「彼らは13年前あなたが産まれる前の日に船が難破して流れ着いた人たちよ。海の向こう側から来たのよ。あなたも向こうから来たのよ。そして、あなたの母は私よ」と告げるクラウディア。
驚く弟。

寝静まった夜中、弟はジェイコブをこっそり起こし、住んでいる洞窟を抜けだす。
「これから仲間のところに行く。"母さん"は本当の母さんを殺したんだ」と弟はジェイコブに事情を説明するが、それを受け入れられないジェイコブは逆上、弟を殴り倒す。
ケンカを止めに入るマザー。弟は彼女にも直接罵声を浴びせる。
「なにを言われたのか知らないけれど、あなたは島を出れないのよ」とマザー。
しかし、一人去って行く弟。
ジェイコブは真相を知っても、マザーを受け入れる。

30年が経ち、黒服の弟は村の男たちと、ジェイコブはマザーと暮らしていた。
ジェイコブは弟を訪ね、再びボードゲームを楽しむ。
「村の人達は欲深く身勝手で信用できない。そればかりはあの女が正しかった」と語る弟。
「じゃ、なぜまだ一緒にいる?」とジェイコブ。
「目的のためさ。島を出る方法をやっと見つけたんだ」と弟。
「それは無理さ」と言うジェイコブに、弟は短剣を投げてみせる。
短剣は吸い寄せられるように、井戸の枠石にくっついてしまう。
驚くジェイコブ。
「人間にも賢い連中がいてね、島中を調べて、金属がおかしな動きをする場所を見つけて、そこに穴を掘ってきた。そして、あの光のある場所を見つけたんだ」と説明する。
ジェイコブはマザーにそのことを話す。(←彼女も歳を取らないようですね!?)

マザーは黒服の弟がいる井戸の中に出かけていく。
弟は「島を隈なく調べたが、あの洞窟は見つかる気配すらなかった。そこで"光"が地下にあるなら、別の入り口を探せばいいんだと思って。。。やっと見つけた。すごく苦労したけどね」と言って、井戸の岩の隙間から光が漏れるのを見せる。
そして、「光の使い方を考えた。この歯車を穴に取り付けて水と光を導く仕掛けを作り、歯車を回せば島を出られる」と説明する。
マザーは動揺し、彼の頭を壁に打ち付け、気絶させる。

住み処の洞窟に戻ってきたマザーは、寝ていたジェイコブを起こし、外に連れ出す。
やってきたのは例の光り輝く洞窟。
「下になにがあるの?」と尋ねるジェイコブ。
「生と死と再生。その源よ。島の心臓なの」とマザー。
「なにがあっても、中に入ってはダメよ。死ぬよりも悪いことが起こるわ」
マザーはワイン瓶を取り出し、呪文を唱えながら、、ジェイコブに杯を差し出す。
後継者の儀式らしい。
ジェイコブは拒否するが、マザーに説得され、杯を口にする。
「これで、私とお前は同じよ」

黒服の弟が目を覚ますと、そこは地上だった。
辺りを見回すと、井戸は埋められていて、遠くの空には黒い煙が立ち上っていた。
弟が急いで村に向かうと、仲間は皆殺しにされ、村は焼き払われていた。
悲しみに暮れる弟。やがて彼の顔に怒りがこみ上げる。

ジェイコブは薪を拾いに、マザーは住処の洞窟に戻る。
そこに弟が現れ、短剣でマザーを刺す。
「ありがとう」と言い残し、絶命するマザー。
そこにジェイコブが戻り、逆上した彼は弟をボコボコにする。
そして弟を光輝く洞窟のところへ連れて行くと、弟を洞窟の中へ投げ入れる。
すると、地鳴りとともに、黒い煙が噴出し森の中へと消えていく。
その煙のあとを追ったジェイコブは、小川のほとりで弟の遺体を発見する。
ジェイコブは遺体を住処の洞窟に運び、マザーの遺体と並べて安置する。

これがのちにジャックやケイトたちが発見する白骨死体(#6「閉ざされた心」)の正体だった。。。

ジェイコブと黒服男の過去が明らかに☆
2人は双子だったんですねー。
しかし、黒服男の名前は最後まで出てきませんでした。
いくら本当の母親が名付けなかったからといって、マザーが付けてもよさそうですが。。。
本当に名無し? それとも、ワケあって隠してる?

マザーの不思議な力によって、2人は殺し合いはできず、島も出れないんですねー!?
また、今回使われた短剣が、例の(道厳の)短剣なんですよね!?
いわくつきと言われればたしかにそうだけど。。。w

「アダムとイブ」と呼ばれる白骨死体の正体も明らかになりしたが、すっかり忘れてましたよ。
って、#6「閉ざされた心」のあらすじ(記事)が短くて、自分でビックリ(^^;)
このころは本当に"あら"すじだったんだよなー、いまは"ほぼ全"すじw

EPISODE#117「候補者」

F.S.W.
無事手術を終えたジャックは、目覚めたロックに声を掛ける。
「以前シドニーからの便で会いましたね。ジャック・シェパードです。オペは無事終わりましたよ」
状況がまだ完全に呑み込めていない風のロックだったが、ジャックはつづける。
「オペ中に車いすの原因となった傷を見ました。あなたを候補者にしたい、新しい手術法の。上手くいけば完治しますよ」
しかし、ロックはその手術を受けることを拒否する。戸惑うジャック。。。

島。。。
ジャックが目覚めると、浜辺の小さなボートに乗せられていた。
「ハイドラ島に渡ったよ」と傍らにいたサイードが声を掛ける。

一方、ゾーイたちに捕獲されたソーヤーたちはウィドモアのところに連行される。
ソーヤーは巧みにライフルを奪い抵抗を見せるが、ウィドモアはケイトを人質にとる。
「フォードやレイエス、クォンの名はリストにあるが、オースティンはそうじゃない。彼女が死んでも困りはしない」と言うウィドモアに、屈するソーヤー。
かつて(ソーヤーとケイトがアザーズによって)閉じ込められていた檻の中に再び入れられるソーヤーたち。

F.S.W.
(手術を拒否するロックに)納得がいかないジャックは、ロックの遭った事故について調べ始める。
まず手始めに、そのとき緊急口腔手術を行った医師を訪ねる。おっ、バーナードだ!
彼も815便に乗っていたことが判明し、その奇遇に縁を感じたバーナードは「患者のことは守秘義務で話せないが、この人を訪ねるといい」と一人の男の名を教えてくれる。
"アンソニー・クーパー"。ロックの実父であり、"ソーヤー"の敵ですねw

島。。。
どうやら、砲撃を受けた人々は散り散りに森の中へ逃げ、ジャックを助けた偽ロックとサイードの3人だけがハイドラ島に渡って来たらしい。
そこへ偽ロックが戻ってきて、「彼らが捕まった。いまなら、ウィドモアが気付く前に飛行機で飛び立てる。救出に行こう」と告げる。
「彼らとはもう仲間じゃない。それに俺は島を出ない」と言うジャック。
しかし、偽ロックは「彼らは島を出たがっている。しかし、彼らは私から逃げた。私は君も彼らもいつでも殺せるのに、救ってるじゃないか。私と一緒に彼らを説得してほしい」と説く。

檻の中で再会を喜び、娘の話で盛り上がるジンとサン。
一方、「どうせハッタリだったのに」と愚痴るケイトに「洞窟にお前の名はあったが、消されてた。多分やつは本気だった」とソーヤー。
そのとき停電になり、チキチキ音が響き渡り。。。現れた煙の怪物が次々とウィドモアの部下たちを襲っていく。
檻の中のソーヤーたちは脱獄を試みるが(>.<)
そのときジャックが現れ、檻の鍵を開けてくれる。森の中へ逃げる一同。

飛行機を目指す一行は、森の中でサイードと合流する。
ウィドモアのアジトの電源を落としたのはサイードだったのだ。

F.S.W.
ジャックはクーパーに会うため、とある病院を訪ねるが、そこでロックの婚約者ヘレンに出くわす。
「ロックにかまわないで」というヘレンだったが、ジャックの熱意に負け、クーパーの元へ案内する。
「アンソニー・クーパー、彼の父親よ」
そのクーパーは、車椅子で話もできない状態だった。。。

島。。。
ひと足先にアジラ航空機に到着した偽ロックは、難なくウィドモアの部下を撃退。一人の腕時計を奪ったうえで、飛行機内に乗り込み、何やら中を調べはじめる。
遅れてジャックたちも到着。倒されたウィドモアの部下たちを見て驚くが、飛行機から偽ロックが出てきて緊張が走る。
「ここの警備は見せかけだ。本当に私を近づけたくないなら、超音波フェンスを外すわけがない。我々を一ヶ所に集めて、皆殺しにしようとする罠だ」と言って、機内で見つけたというC4爆弾を見せる。
「2回も救ってもらった。誤解してたようだ」とソーヤーは和解を求める。
「いいんだ。飛行機は危険だな。潜水艇を奪おう。全員の協力が必要だ」と偽ロック。
一行は桟橋を目指して移動をはじめる。クレアも偽ロックに謝罪する。
しかし、ソーヤーはジャックにこう耳打ちする。
「頼みがある。あんな化物、信用できるか。ヤツが潜水艇に乗らないよう、海に突き落としてくれ。あとはなんとかするから」

F.S.W.
クレアが病院にジャックを訪ねてくる。気まずい2人だったが、815便に乗り合わせてたことがわかり、ちょっと縁を感じるジャック。
クレアは形見分けのオルゴールのいわれを教えてほしいと言うが、「私もよくわからないんだ」と答えるジャック。

島。。。
桟橋に到着すると、まずは第1陣として、ソーヤー・ジン・サン・ハーリー・フランクが潜水艇に乗り込む。無事艦内を制圧。
2陣のケイト・サイード・クレアも潜水艇へ。
しんがりのジャックと偽ロックも潜水艇へ向かうが、そのときジャックが偽ロックを海に突き落とす。
直後、ジャックたちは銃撃を受け、ケイトが被弾してしまう。
応戦するサイードやクレア。ジャックはケイトを抱いて潜水艇の中へ。サイードもつづく。
海から上がった偽ロックも(予想外にも?)応戦する。
ソーヤーはクレアと偽ロックを置いてきぼりにして、潜水艇を発進させる。
クレアは追いすがるが、偽ロックは彼女を止め「これでいいんだ」とニヤリ。
艇内、ジャックはケイトの治療のため荷物を開けると、中に時限装置付きのC4爆弾を発見する。
「ロックだ。ヤツの罠にハメられた」

カウントダウンされる時間。。。
ジャックたちは潜水艇の浮上を指示するが、間に合いそうもない。
爆弾を調べ、「このコード2本を同時に抜けば、理論上は爆発しないはずだ」とサイード。
ソーヤーが抜こうとすると、止めるジャック。
「大丈夫だ、線を抜くな。ヤツに俺らは殺せないんだ。でも、俺らを殺さないとヤツは島を出られない。これこそが罠なんだ」
しかし、そんな言葉を信じずコードを抜こうとするソーヤー。
「大丈夫だ、俺を信じろ」とジャックは強弁するが、「それは無理だ」とソーヤーは抜いてしまう。
一瞬カウントダウンが止まるが、直後本当のカウントダウンが始まる。やっぱりジャックが言うとおり最初のはダミーで、コードを抜くことが本当の起爆スイッチだったのだ。
すると、サイードがジャックにこう言う。
「本島のキャンプのはずれの井戸の中にデズモンドがいる。ロックが殺そうとしていたから、彼は重要だ。つぎは君の番だ」
言い終わるや、爆弾を抱えて艇の後方に走るサイード。

ボンッ!!

サイードの機転により、ジャックたちは爆発に巻き込まれなかったものの、潜水艇はダメージを受け浸水が始まる。
流水にもみくちゃにされるジャックたち。そんな中、サンがロッカーの下敷きになってしまう。ジンとソーヤーが助けに入るが。。。
ジャックはケイトを救出、ハーリーに託し、サンの元へ。
3人がかりでロッカーを排除したものの、サンは下半身もなにかに挟まれていて身動きがとれない。
そのとき落ちてきた鉄パイプがソーヤーの頭を強打、彼は気絶してしまう。
ソーヤーを抱きかかえるジャック。
ジンは「ソーヤーを頼む」とジャックに脱出を促す。仕方なく、それに従うジャック。
サンもジンに脱出するよう頼むが、拒否するジン。
やがて潜水艇は海底へ沈んでいく。。。

F.S.W.
ロックの退院が決まる。
挨拶に現れたジャックは、「お父さんに会ってきました」と切り出す。
「飛行機事故なんだ。私は自家用機の免許を取ったばかりで、父に乗ってもらった。いまだに原因もわからないが、私のせいだ。愛する人が歩くことも話すこともできない」と語るロック。
「受け入れてほしい。しがみつかないで。私を信じてほしい」と説くジャック。
その言葉に、なにかを思い出した風なロックだったが、行ってしまう。

島。。。
潜水艇を脱出したジャック、ソーヤー、ハーリー、ケイトはなんとか海岸にたどり着く。
ジンとサンのことを知り、嘆き悲しむハーリーとケイト。

一方、潜水艇が沈み、呆然とするクレア。
しかし、偽ロックは「片をつけるんだ」と告げ、ひとり出かけて行く。

ぬぉー、いっぺんにメインキャラ3人死亡ですか!?(>.<)
いよいよクライマックスですねーー。
しかし、すぐにF.S.W.に出てくるから、感慨も少ない。。。w

そして、ついに黒服男の本性も明らかに。
やっぱり候補者殲滅が目的でしたかー。
でも、あんな短時間にただの腕時計でトラップ付きの時限装置なんか作れるんでしょうか?
神なのか、悪魔なのか、知りませんが、現代科学にも精通してるんですねw
そして(最後は)デズモンドのところに向かったか!?

そうそう、F.S.W.のジャック&ロックは覚醒しませんでしたね。
じゃ、なんのためにロックを轢いたの、デズモンド??w
まぁ、ロックは島の夢は見ていたようですが。。。

さあ、残り4話(正確には3話?)です☆

EPISODE#116「合流」

島。。。
偽ロックはジャックと2人で話がしたいと言い出す。
ハーリーやジャックも了承、2人で森の中へ。
「それにしても(ロックと)瓜二つだな」とジャック。
「君が死体を運んできてくれたからだよ」と偽ロック。
なんでも死人にしか化けられないらしい。
とすると、ひとつの疑問が。。。
「墜落した3日後、死んだ父を追いかけてジャングルに入った。あれはあんたか?」とジャック。
「ああ、そうだ。君は水を探していた。信じてくれないかもしれないが、いままで私は色々と君を助けていたんだよ」と偽ロック。
それはは島から出るためで、そのためには全員が揃わないとダメだと偽ロックは語る。
"島に残りたがったロック"と"島を出たがっている偽ロック"、その対比に戸惑うジャックだが、「彼は信念の人じゃない、お人好しだ」と吐き捨てる偽ロック。

F.S.W.
デズモンドにひき逃げされたロックは、病院に救急搬送される。
一方、流れ弾が当たったサンも病院に担ぎ込まれる。その途中、やはり担ぎ込まれるロックの顔を見て、何かを思い出した様子のサン。。。

島。。。
偽ロックがなにかの気配に気づき、声を掛けると、茂みの陰からクレアが現れる。
2人のあとを尾けてきたらしい。
「私のお兄さんだから」とクレアは言い、兄妹としては初のご対面☆
偽ロックは気をきかせて席を外す。
2人は再会を喜ぶものの、「気に入ろうが、気に入るまいが、彼と話をした時点でもう彼の仲間」と語るクレアの様子に、戸惑いが広がるジャック。

ソーヤーはハーリーに、ウィドモアの潜水艇を奪って島を出る計画を打ち明ける。
メンバーにサイードやクレアが入っていないことに驚くハーリー。
そこに偽ロックとジャック、クレアが戻ってくる。

F.S.W.
ソーヤーに捕まったケイトは警察署へ連行される。
FBIが到着するまで、ソーヤーがケイトから話を聞く。
「殺しはしていない」と主張するケイトに、「空港での件といい、今回といい、巡り合わせが運命のようだ」とまるで口説き文句のようなことを言うソーヤー。
「空港では、オーストラリアに行ったことを秘密にしたくて、私を見逃したんでしょ?」と相変わらず鋭いところをついてくるケイト。
そこへ、「レストランで殺人事件だ」とマイルズがやってくる。
そう、キーミーたちの件だ。防犯カメラにはしっかり犯人らしき男(=サイード)が映っている。
「名前を調べよう。捕まえに行くぞ」とソーヤー。

島。。。
キャンプに、ウィドモアの部下・ゾーイが現れ、偽ロックに奪ったものを返せ、と告げる。
その後、無線でなにかを伝えると、近くに砲弾が撃ち込まれる。
大爆発に、唖然とする一同。
「夕方までに返さないと、次は直撃よ」とゾーイは言い残し、立ち去る。
置いて行った連絡用無線を破壊する偽ロック。
「さて、始まるぞ」

F.S.W.
養子縁組がダメになったクレアは、再び養子斡旋所が入っているビルに出向く。
そこで、偶然(を装った)デズモンドと再会する。
デズモンドは、養子縁組には弁護士がいた方がいいと、半ば強引に知り合いの弁護士のところに連れて行く。
現れたのは女性弁護士、なんとイラーナだ!
イラーナはクレアを見るなり、驚きの表情を見せて言う。
「あなたを捜していたの」

島。。。
偽ロックはみんなを集めて演説をぶる。
「私の予想よりも早かったが、向うから仕掛けてきた。直接対決を望むなら、受けて立とう。これからハイドラ島に乗り込み、飛行機を奪う」
偽ロックはソーヤーを呼び寄せ、岬の奥に留めてあるヨットを持ってきて欲しいと頼む。そのヨットでハイドラ島に渡るというのだ。
ソーヤーはケイトを助手に指名、2人で行くことに。
偽ロックは、サイードを連れ森の中へ。
偽ロックは「井戸の中に捕えたデズモンドを殺せ」とサイードに指示する。

ソーヤーはジャックに声を掛ける。
「ウィドモアと取引した。ロックの隙をみて、ハーリー、サン、フランクを連れて桟橋に来い。ヨットで迎えに行く」
「サイードとクレアは?」とジャック。
「あれはゾンビとイカレ女だ。信用できない」と取り合わないソーヤー。
遠くのクレアを見つめ、複雑な表情のジャック。

井戸にやってきたサイード。中のデズモンドに銃を向ける。(←井戸、浅っw)
「見返りはなんだ?」とデズモンド。
「死んでしまった愛する女性を取り戻してくれる」とサイード。
「彼女になんと言う? どうやって生き返らせたのか、と彼女に聞かれたら」とデズモンド。迷いが湧き出るサイード。

F.S.W.
キーミーたちを片づけたサイードは家に戻り、荷造りを始める。
そこへマイルズが到着。サイードは裏庭から脱出しようとするが、ソーヤーの罠にかかり、逮捕されてしまう。

島。。。
岬の海岸に到着したソーヤーとケイト。
そこで、ソーヤーは今回の計画をケイトに打ち明ける。
「クレアが入ってない」と言うケイト。
しかし、ソーヤーは聞き入れず、とりあえずヨットが留めてある沖まで泳いで渡る。

偽ロックたちは森の中を移動していた。
ジャックはクレアに話しかけ、彼女の偽ロックへの心酔度を探る。
すると、偽ロックはサイードが追いついてこないことを気にかけ始め、他のものを先に行かせ、自分は後方へ残る。
ジャックはその隙にハーリー、サン、フランクに声を掛け、列からはずれ森の中へ入る。
それに気付くクレア。

偽ロックのところにサイードが追いつく。
時間がかかったことを不審がる偽ロックだったが、「丸腰の男を撃ったんだ。心の整理が必要だ」とサイードは押し切る。

桟橋にたどり着いたジャックたち。ヨットに乗り込むが、そのときライフルを向けたクレアが現れる。
「あれはロックじゃない。どっちを信じるの? 私はあなたを迎えに来たのよ」とケイトがクレアを説得、クレアもヨットに乗る。しかし、彼女はこうつぶやく。
「彼が気付いたら、ものすごく怒るわよ」

F.S.W.
イラーナの弁護士事務所を訪れるジャックと息子のデヴィッド。2人はすっかり関係改善された模様。(^^
で、2人がそこを訪れたのはジャック父の遺言書を聞くため。しかし、彼らはイラーナにクレアと引き合わされる。
「さすが」とイラーナに言ったあと、「父の遺言書にあなたの名前がありまして。失礼ですが、どういうご関係で?」とジャック。
「私の父でもあるの」とクレア。
動揺しまくるジャック。。。
そこへ病院から急患の連絡が入る。

島。。。
ハイドラ島に向かうヨット。
一人たたずむジャックに声をかけるソーヤー。
「よくない、島を出るのは。前の時を思い出した、体の一部を失ったみたいだった。偽ロックが我々を去らせたいのは、俺たちが残ることが怖いからじゃないのか?」と語り出すジャック。
しかし、「俺たちと来るのか、船を下りるか、ここで決めろ」と突き放すソーヤー。
「これは間違いだ。君も感じてるはずだ。島との関係は終わっていない」とジャックは食い下がるが、聞く耳を持たないソーヤー。
「ジュリエットのこと、すまなかった」と言い残し、ジャックは海へ飛び込む。(←前回のソーヤーと逆ですねw)
それを見て、やっぱり、焦るケイト。が、もうあとの祭り。

F.S.W.
病室で目が覚めたサン。傍らにはジンがついている。
赤ちゃんも無事で、すべて終わったと安心する2人。

病院に戻ったジャックは、緊急オペに入る。患者はロックだ!
その偶然にビックリするジャック。

島。。。
ヨットから海に飛び込んだジャックは、泳いで海岸に辿りつく。
そこには、偽ロックが待ち構えていた。

ソーヤーたちもハイドラ島に到着。泳いで上陸する。
こちらには、ウィドモアの部下たちが待ち構えていた。
ソーヤーを確認したゾーイが無線連絡、超音波も切られる。
そこへジンが現れ、サンと感動の再会を果たす♪

無線連絡を受けたゾーイが態度を一変、ソーヤー一行に銃を向ける。
驚くソーヤーたち。
「取引したろ」とソーヤーは叫ぶが、「あれはなしよ」と答えるゾーイ。
しかも、彼女は無線で砲撃の指示を出す。

対峙するジャックと偽ロック。しかし、なにかの音に気付いたジャックは、「逃げろ!」と叫び走り出す。
砲撃が近くに着弾。直撃は逃れたものの、爆風によってジャックは吹っ飛ぶ。
そんなジャックを担ぎ、森の中へ避難する偽ロック。
森の中にジャックを下し、偽ロックは言う。
「大丈夫か、ジャック? 心配ない、私がついてる」

"もしかしていい人?"と思ったのもつかの間、やっぱり無茶苦茶ですな、ウィドモアはw

さて、島のジャック父は、黒服男が正体だったと明らかになりました。
てっきりジェイコブ側の"力"だと思っていたのに、意外な展開ですね。
でもそうなると、いろいろ疑問が。。。

1.ロックに島の移動を指示
シーズン4「奇跡の子」では、ウィドモアの傭兵が島に迫る中、ロックが"ジャック父"から「島を動かせ」とアドバイスを受けます。
結局は、ベンがオーキッド基地の地下の歯車を動かすわけですが、島を出たい黒服男の仕業としてはおかしくね?w
まぁ、ウィドモアと黒服男の関係が正確にはわからないので、なにか明らかになってない理由があるのかもしれないですけど。。。

2.船にいるマイケルの前に現れたジャック父
シーズン4「帰還」では、洋上の(爆発直前の)船内でマイケルの前に現れる"ジャック父"。海を渡れない黒服男が現れるのはおかしくね?
まぁ、こちらは本物のジャック父の幽霊という可能性は残されますが。。。

3.全て黒服男の自作自演?
シーズン5「島の裁き」では、サン&フランクに死んだはずのロックを待つように告げる"ジャック父"。
その後ベンとやってきた"偽ロック"。
ベンは"煙の怪物"を呼ぶと言って地下に行くが、結局現れず(しかし"偽ロック"はいるw)、"偽ロック"に導かれテンプル前の洞穴へ。
中では、ベンは"アレックスの幽霊"に襲われ、「ロックの言うことを聞け」と命令される。
このエピソードの"ジャック父""偽ロック""アレックスの幽霊"はすべて"煙の怪物"(=黒服男)の仕業なんですかね?

そうそう、それ以前にも、ベンは"煙の怪物"を呼んでキーミーたちを撃退してましたよね。
なんで、あの装置は煙(=黒服男)をコントロールできるんだ?

ウ〜ム、最初からもう一回見直さないと頭が混乱する。。。

最後に。。。サンとジンの再会も全然感動的じゃなかったですよー(>.<)
なぜなら、F.S.W.ではずっと一緒にいるんだから。。。これで(視聴者に)どう感情移入しろっておっしゃるの?(笑)

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CHARA。横浜在住。30代♂。
テレビ放映よりも、DVD-BOXを買ったり、レンタルしたりの方が手っ取り早いのですが、やはり無料は魅力ですね(笑)
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