EPISODE#121「終幕−後編−」
(前話からのつづき。。。)
島。。。
崩れ始めた岸壁の上で一戦交えるジャックと偽ロック。
ジャックが優勢になるが、偽ロックがジャックの脇腹をナイフで刺し、形勢逆転。
さらに喉元にナイフを突きつけ(←この2ヶ所の傷がF.S.W.に反映されてたんですね)、絶体絶命のピンチ(>.<)
そのとき銃声が響き、偽ロックが倒れる。撃ったのはケイトだ!
すかさず、ジャックは偽ロックを岸壁から蹴り落とす。
F.S.W.
ロックの手術を無事終えたジャックは、約束のコンサートに向かおうとしていた。
しかし(通常なら覚めるのに時間がかかるはずの)全身麻酔からロックが目覚める。
さらに、すぐに足を動かせるようになり、ジャックは驚く。
しかし、その瞬間ロックには島の記憶が蘇っていた。
ジャックも微かなフラッシュを感じるが。。。
島。。。
偽ロックは絶命、ジャックも深手を負う。
そこへ、ソーヤーやハーリーも駆けつけるが、島は沈み続けていた。
F.S.W.
サンの病室にソーヤーが訪ねてくる。
微笑みを持って迎えるジン&サン。
「逃走犯があなたを狙ってるかもしれない。護衛をつけます」とソーヤー。
しかし、「そんな必要はないわ」とサンは断り、退院してしまう。
そんな2人に戸惑うソーヤー。
島。。。
飛行機の修理を進めるフランク、リチャード、マイルズ。
ジャックは、島が沈むのを止めるにはデズモンドがしたことを元に戻さないとダメなんだろうと考え、「君たちは飛行機で脱出してくれ」と告げる。
ケイトはジャックを止めるが説得を断念、ソーヤーとともに飛行機に向かうことにする。
ベンは島に残ることを選択、ハーリーもジャックについていくと言い出す。
ソーヤーと別れの握手を、ケイトと別れのキスをするジャック。
ジャックたちは光の洞窟へ、ソーヤー、ケイトは岸壁のはしごを降りていく。
下に着くと、沖に停泊しているヨットに乗るため、2人は海にダイブ!!
F.S.W.
サンに肩透かしを食ったソーヤーは、病院内の自販機コーナーでジュリエットに出くわす。
たまたま手が触れた瞬間、2人に島での記憶が蘇る。
再会のキスを交わす2人♪
コンサートが終了した会場に到着したジャック。彼を待ち受けてたのはケイトだった。
(記憶が蘇っている)ケイトに触れられたジャックは、再びフラッシュに襲われ、戸惑う。
「一緒に来れば、わかるわ」とジャックを連れ出すケイト。
島。。。
光の洞窟に到着したジャック、ハーリー、ベン。
一人で下に降りると言うジャックに、ハーリーは反対するが、「これが僕の使命だ。つぎは君だ」とジャック。
ジャックは自分の後継者にハーリーを指名、渋々了承するも「すぐに君を引き上げて、その座を返すからね」とハーリー。
そうしているうちにも、島の崩壊は進んでいて、一刻を争う状態に。
ジャックはペットボトルで、例の儀式を行い、ハーリーに水を飲ませる。
「これで君は僕と同じだ」
フランクたちの努力の甲斐もあり、飛行機のエンジンがかかり動き出す。
縄にくくられたジャックは、(水がなくなった)滝の下へ降りてゆく。
下には、デズモンドが倒れていた。ジャックはデズモンドから石栓を抜いたら、水と光が消えたことを聞く。
ジャックはデズモンドを運び、縄にくくりつける。
ケイトとソーヤーがハイドラ島に上陸、クレアと出くわす。
「こんな私じゃ、アーロンに会えない。母親になんてなれない」とヤケになっているクレア。
「みんなそうよ。私も手伝うから」と必死にケイトが説得し、3人で飛行機に向かう。
フランクが飛行機を離陸させる直前、ソーヤーたちの姿を見つける。
ジャックは石栓を元に戻すと、力尽きて倒れこむ。
ソーヤー、ケイト、クレアが飛行機に乗り込み、無事離陸する。
洞窟には光と水が戻り、島の動きも止まる。
ハーリーとベンは急いで縄を引き上げる。しかし、上がってきたのは。。。
「デズモンド? 嘘、ジャック〜!!!」
F.S.W.
教会にロックが到着すると、教会の前には一人ベンがベンチに腰かけていた。
「あんなことをしてすまなかった。君の才能に嫉妬していた」とベンはロックに謝る。
「君を許すよ」とロック。
「もう必要ないだろ」とベンに指摘され、車いすを降りて教会の中へ入って行くロック。
島。。。
ジャックのことにショックを受けるハーリー。
さらに"守護者"となったことにも戸惑うが、ベンが彼を励ます。
そこで「手伝ってくれ。経験者が必要だ」とベンに頼むハーリー。
ベンも了承する。
F.S.W.
ロックと入れ違いに外に出てきたハーリーは、ベンに教会の中に入るように言うが、ベンは断る。
「あんた、最高のNo.2だったよ」とハーリーは言い残し、中へ入る。
ジャックとケイトもこの教会に到着する。
「父の葬式をする教会だ。どうしてここに?」とジャックはケイトに尋ねるが、
「あなたは裏から入って。"準備"ができるのを待ってるわ」と言って、ケイトは車を降りていく。
島。。。
小川のほとりに倒れているジャック。やがて目を覚まし立ち上がる。(←おっ、まだ生きてたんですね(^^)
F.S.W.
教会の裏口から入ったジャックは、ある一室で父の棺を見つける。
そして、棺に触れた瞬間、島での記憶が蘇る。
驚いたジャックは棺を開けるが、やはり中身は空だった。
しかし、突然背後から声を掛けられる。振り向くと、父のクリスチャンだっ。
「どういうこと、死んだはずじゃ? どうしてここに?」とジャック。
「そうだ。では、お前もどうしてここにいる?」と父。
全てを悟るジャック。
「俺も死んだから。。。」
涙が溢れてくるジャック。抱きしめ、慰める父。
「本物なの?」と尋ねるジャックに、
「大丈夫、本物だ。お前も、お前に起きたことも、ここに集まったみんなも本物だ」と父。
「でも、みんな死んでる?」
「人はいつか死ぬ。お前より先の者も、後の者も。ここには"今"というものはないんだよ」
「じゃ、ここはどこなの?」
「ここはみんなが集まって、お互いを見つけられる場所なんだ。お前の一番大切なものは彼らとともに過ごした時間だ。だからみんな集まった。お前たちは互いが必要だった、思い出し、解き放つために。ここから進まなくちゃいけない。(どこへ、かは)それを探しに行こう」
ジャックはみんなの元へ。再会を喜ぶ、みんな。。。
島。。。
傷だらけのジャックは彷徨い(墜落後)最初に目を覚ました竹林で力尽き、倒れる。
竹林の奥からはビンセントがやってきて、ジャックのそばに横たわる。
F.S.W.
やがて席に着いたみんな。
ジャック父が教会の扉を開くと、教会は光に包まれていく。。。
島。。。
そのとき飛行機が上空を横切る。微笑むジャック。
やがて、目が閉じられ。。。
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いやー、終わってしまいました、LOST。
6年間、ご苦労様でしたm(_ _)m
さて、F.S.W.は死後の世界って、そんなオチでしたかー(>.<)
個人的には、どうもF.S.W.になじめなかったんで、いらなかったなーと思うんですけど。
むしろ、レギュラー放送終了後、番外編(「F.S.W.〜もし815便が堕ちてなかったら」とか笑)で流した方が面白かったのでは!?
シリーズ全体としては、解明されてない謎やら、ツッコミどころをたくさん残して終了したわけですが、最終話単体としては、島でのあれこれを上手くF.S.W.にスライド(悪く言えばすり替え?)させて、感動的に仕上げたなー、とは思いましたw
教会×光の演出は、多くの人が「ゴースト〜天国のささやき」を彷彿とさせたと思いますが、ジャックの最後、ビンセントがやってきて横たわる場面では、おもわず『ネロか? フランダースの犬か!?』とツッコミましたよ(笑)
さあ、当ブログもこれで"終了"ということになりますが。
じつは本人もあまり深く考えてなくて。。。まだ、感想やら、残された謎やら、いろいろ書きたい気もあるんで、どうしようかなーと(笑)
ちょっと考えます(^^