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EPISODE#86「帰還」

(FF)
病院の見張り役の男を射殺したサイードは建物の中へ。
そこはハーリーが入院している病院だった。
サイードの姿を見て驚くハーリー。
「ベンサムが死んだ、2日前に。だから安全な場所に移動しよう」とサイード。
「戻るんじゃないんだよね?」
「ああ、違う」
「なら、行こう」
2人は病室を出る。。。

ソーヤーを置き去りに、飛び続けるヘリコプター。
しかし、貨物船の姿が見当たらない。エンジンが直り、移動したのだ。
すると、ハーリーが船を見つける。一同に安堵が広がる。

オーキッド内。
キーミーは虫の息があり、かろうじてまだ信号は送られていないようだ。
ロックが応急処置を施すが、その甲斐なくついに息絶える。

そして。。。
C4爆弾の受信機の信号が赤に変わる。。。
マイケルたちが窒素でバッテリーを凍らせているため、即爆発は免れるが。。。
「窒素はあと5分は持つはずだ。上に行ってみんなを避難させろ」とマイケル。
デズモンドは甲板に向かうが、ジンは引き続き作業をつづける。

デズモンドが甲板に出て、避難を指示しようとすると、上空の彼方にヘリが戻ってくるのが見える。
慌てたデズモンドが叫ぶ。
「降りるな! 爆弾がある!!」
しかし、燃料切れのヘリは降りるしか選択肢がない。
着艦したヘリ。事態を知ったフランク、ジャック、サイードは手早く機体の穴を補修し、燃料の補給作業に入る。

窒素が切れる直前、マイケルはジンにこう切り出す。
「お前も行け。父親になるんだろ、サンについて故郷に帰らなくちゃいけない」
マイケルの気持ちを汲んだジンは、急いで甲板に向かう。

甲板ではサンがジンを迎えに行こうとするが、ケイトが止める。
「私が、行くわ。待ってて」
時間が迫る中、ヘリの再離艦の準備が整い、みんなが乗り込む。
ジャックは「ジンがまだなの」と言うケイトを連れ戻し、ヘリに乗せる。
「待ってくれ」「まだだ!」という怒号の中ヘリは飛び立つ。
そのとき、甲板にジンが走り出てくるが、間に合わない。
「ジーン!!」
サンの叫び声が響き渡る。

いよいよ窒素が切れたマイケル。
そのとき、ジャック父の姿が。
「もう行っていいよ、マイケル」とジャック父。
「あんた、誰だ?」とマイケル。

次の瞬間、貨物船が大爆発する。
衝撃波で揺れるヘリ。その中で、泣き叫ぶサン。

(FF)
ロンドンにやってきたサン。
チャールズ・ウィドモアに声を掛ける。
「いつまで私のことを知らないふりをするつもり?」とサン。
「なんのことかな?」ととぼけるウィドモア。
「私たちは利害が一致します。話し合う気になったら、連絡をください」と言って立ち去るサン。
(→サンの目的はベン?)

ヘリの中、サンは引き返すよう泣き叫ぶが、ジャックやサイードは「あきらめるんだ」と。
ヘリは一路島を目指す。

オーキッド内のベンは、実験室のスイッチを入れる。
すると、実験室内に爆発が起こる。びっくりするロックを尻目に「着替えてくる」とベン。

ビーチでお酒をあおっているジュリエット。
そこへ、海に飛び降りたソーヤーが泳ぎ着く。
「なにしてるの?」とジュリエット。
「ちょっとひと泳ぎさ。そっちこそ、なんのお祝いだい?」とソーヤー。
「お祝いじゃないわ」
ジュリエットはソーヤーの背後に目線を送る。
振り向くソーヤー。
海の沖合い彼方に、黒い煙が立ちのぼるのが見えるのだった。。。
愕然とするソーヤー。
「貨物船か?」
「そのはずよ」とジュリエット。

ベンはダウンジャケットを着込む。寒いところに行くらしい。
「私の分は?」とロック。
「ないよ。島を動かしたものは2度と戻れない。だから、それは私の役目だ。君はリチャードたちと合流してくれ。リーダーとして迎えてくれるだろう。お別れだ、ジョン」とベン。

地上に出たロックはリチャードたちと合流、温かく迎え入れられる。

実験室に入ったベンは、壊れた壁のさらに奥の、トンネルの中へと入っていく。
やがて、はしご階段を降り、氷に凍てついた洞窟へとやってくる。
そこには、大きな歯車のようなものがあり、ベンは渾身の力でその歯車を回し始める。

時を同じくして、島には不思議な音が鳴り響き、やがて島は巨大な光に包まれる。

光が収まると、ヘリの目前にあった島が忽然と姿を消していた。
唖然とするヘリの中の一行。
「消えたよ」とつぶやくハーリー。
着陸すべき場所を失い、やがて燃料切れとなったヘリは海の中へ不時着する。
全員海の中に放り出されるが、奇跡的に全員無事に(とくにアーロンが無事なのはすごすぎw)救命ボートへ乗り込む。

(FF)
ある深夜、いたずら電話で起こされたケイト。
物音でアーロンの寝室へ行くと、そこにはクレアが。
「絶対にこの子を連れて戻らないで」とクレア。
ハッと目が覚めるケイト、夢だったのだ。。。

救命ボートで漂流する一同。
「ホントにやったんだ。ロックが島を動かしたんだ」とハーリー。
「そんなばかな」とジャック。
「目の前にあった島が無くなったんだよ。ほかに説明のしようがあるなら聞くけど」とハーリー。
言い返しようがないジャック。
そのとき、遠くに船の明かりを発見する。
喜ぶ一同♪ 向こうもこちらに気づき、近づいてくる。
そんな中、「嘘をつかなきゃ」とつぶやくジャック。
「これまでのこと全部隠さなきゃ。貨物船の連中は我々全員を殺しに来た。偽の機体を沈めたやつは我々全員を死んだことにしたがってるんだ。それなのに、それが嘘だと言ったらどうなる? 島に残ったものたちは?」
「無理よ。いずればれるわ」とケイト。
「俺がなんとか話す」とジャック。
考え込む一同。

やがて、大型船が近づいてくる。
その船は、なんとペニーの船だった。
感激の再会を果たすデズモンドとペニー。
先日の電話を追跡して、このエリアを探し当てたそうだ。
みんなにペニーを紹介するデズモンド。
「よろしく、ペニー。さっそくだが、相談がある」とジャック。

1週間後。
5000キロ移動し、インドネシアの海域にやってきた一行。
偽の機体とのつじつまを合わせるため、ジャックたち6人が救命ボートでメンバタ島に漂着したように装うことに。
もちろん815便の乗員でないデズモンドとフランクとはペニーの船でお別れ。
こうして、帰還を果たし、オーシャニック6と呼ばれることになるのだった。

(FF)
アル中状態のジャック。
再びジェレミー・ベンサムの遺体に会いに行く。
鍵のかかった葬儀社に侵入するジャック。棺を開け。。。
すると、そこにベンが現れる。驚くジャック。
「彼からはなにを聞いた?」とベン。
「あのあと、すごく悪いことが起きて。それは俺たちが島を出たからだって。だから島に戻らなきゃいけないって」とジャック。
「君は毎週飛行機に乗ってるんだって? 墜落することを期待して」とベン。
「ここになにしに来た?」とジャック。
「島は君独りじゃ戻さない。全員じゃなきゃだめだ」とベン。
「サイードは行方知れずだし、ハーリーは入院中、サンは僕を責め、ケイトは口も聞いてくれない」とジャック。
「僕が力になろう。それ以外道はないんだ。全員で一緒に戻ろう」
「どうやって?」
「僕に考えがある」
うなずき、立ち去ろうとするジャック。
「ジャック、全員と言ったんだ。彼も連れて行かないと」とベン。
視線はベンサムの遺体へ。。。それは、ジョン・ロックだった。。。

最終話、終わっちゃいましたねー(T.T)

途中から予想が立ってたのですが、ベンサムはやっぱりロックでしたね。
そして、この流れからすると、ジンやマイケルは生きてそうですね。

オーシャニック6の嘘は仕方ないにしても、せめてオーシャニック航空からもらった和解金で島を捜せよ!と思うのは私だけ?
ロックやソーヤーはともかく、島を出たがっているジュリエットや行方不明のクレアを見捨ててるの?
まあ、(そう簡単に見つからないと)はなから諦めているのかな?

で、ベンは「島を動かしたものは戻れない」って言ってませんでしたか?
島を動かしたことで、自分は"サハラ砂漠(by 81話)"に飛んだ(?)んですかね!?
で、ジャックたちを利用して、自分も島に戻ろうということでしょうか?

相変わらず分からないことだらけではありますがw、シーズン5は再び島に戻るという新展開になりそうですねー☆

EPISODE#85「基地オーキッド」

(シーズン3最終話「終わりの始まり」のFFからのつづき。。。)
立ち去るケイトの背中に、「もう嘘はうんざりなんだ。俺たちはあそこを出ちゃいけなかったんだ。あそこに戻らなくちゃいけないんだ」と叫ぶジャック。
引き返してきたケイトは、ジャックに食ってかかる。
「戻らなきゃいけない? 何様のつもり? ここ2日ラリって電話してきた挙句、ジェレミー・ベンサムの死亡記事を持って現れるなんて! 彼がイカれてるのはすぐ分かった。なのに、あなたは信じたわけ?」
「そうだ。君らの安全、君とアーロンを守るにはそうするしかないと…」
ケイトのビンタが飛ぶ。
「名前を呼ばないで! 私はこの3年間、脱出の日の悪夢を忘れようとしてきた。あなたはよく戻ろうと言えるわね?」
立ち去るケイト。

ハーリー救出のため、キーミーたちの後を追うジャックとソーヤー。
やがて、"オーキッド"に到着したところで、ハーリーに再会する。
ジャックとハーリーの間には気まずい空気が流れるが、すぐ氷解する。
ハーリーは2人をロックの元に案内する。
ベンが投降したことで、キーミーたちは立ち去り、ロックは基地"オーキッド"の入り口を探しているのだった。

貨物船では、空母も吹っ飛ばせるくらいのC4爆弾の山を前に、途方にくれるデズモンド・ジン・マイケル。(サンは甲板に避難)
軍にいたころ爆弾処理の訓練を受けたデズモンドも、トラップも多く、複雑な構造で、遠隔操作で起爆するという厄介なシロモノに、まるで歯が立たない。

ベンを連れたキーミーたちがヘリに戻ってくる。
キーミーはヘリの異変をいち早く察知。そのとき森の中からケイトが現れる。
ケイトは「815便の生存者よ。ベンの仲間に追われている」と告げる。
キーミーの仲間たちが様子を伺いに森の中に入ると、アザーズたちが攻撃を仕掛ける。
双方の銃撃戦が始まる。
その隙をついて、ベンとケイトが逃走。後を追いかけるキーミー。
途中でベンが転倒し、キーミーが追いつく寸前、横の茂みからサイードが飛び出してくる。
キーミーと乱闘になるサイード。危機一髪のところを、背後からリチャードがキーミーを射殺する。
ケイトとサイードは、島から脱出させることを条件にベン救出の手助けをしたのだ。
「いいだろう。ヘリは好きにしろ」と言って立ち去るベン。

(FF)
入院中のハーリーのところに老女が訪ねてくる。
傍らには、少年の姿。成長したウォルトだ。
再会を果たす2人。なかなか言葉のでないハーリー。
「よお、ウォルト。大きくなったなー」
「みんなが戻ってきて、誰か会いに来てくれると思ってたのに」とウォルト。
「ごめん」とハーリー。
「でも、一人だけ来た。ジェレミー・ベンサム。どうしてみんなは嘘をついてるの?」
「それは、戻ってきてないみんなを守るためだ」と小声でささやくハーリー。
「パパとか?」
「ああ、そう」

ジャックはハーリーを連れてすぐさま戻ろうとするが、ロックは「2人で話しがしたい」と引き止める。
ロックは、島から出るのを止めるようジャックに説得を試みる。
「もし君がこのまま島を出たら、いずれ後悔の念にさいなまれるだろう」(←おっ、当たってるw)
しかし、聞く耳を持たないジャックは「さよらなだ、ジョン」と言って立ち去ろうとする。
「嘘をついてくれ。島を出るなら、全てを隠し通してくれ。ここであったことはなにもしゃべるな、ここを守るためだ」
そのとき、突然ベンが現れる。
ベンは、ジャックにヘリに戻るよう促すと、地下につづく秘密のエレベーターに入る。
ロックも「嘘をつけよ、ジャック。自分に嘘をつくのは得意だから、世間も簡単に騙せる」と最後の言葉を残して、ベンのあとにつづく。。。

マイケルは、冷凍室から液体窒素を持ち込み、電源バッテリーを凍らせることを提案する。ただし、窒素のボンベは一本しかなく、しばしの時間稼ぎにしかならない。
デズモンドは、その時間を使って、解体に向けた配線図の作成をすることにする。

ビーチにダニエルが戻ってくる。
ジュリエットは脱出第2陣の準備に入る。
ダニエルは、マイルズとシャーロットに第2陣のボートに乗るよう促す。
シャーロットは了解するが、なぜかマイルズは拒否、「ここに残る」と告げる。
そして、マイルズはシャーロットにこう言う。
「へー、行くんだ、びっくり。だって、あんた、いままで散々ここに戻ろうとしてただろ?」
突然の言葉に驚きの表情のシャーロット。

地下の"オーキッド"基地に降りたベンとロック。
ベンはすぐさま作業に取り掛かる。
"オーキッド"に興味津々のロックはベンに質問を浴びせるが、作業に忙しいベンは「これを見るといい」と(おなじみのw)オリエンテーション・ビデオを手渡す。
ロックがビデオを再生すると、(いつもの)アジア系博士が登場♪
なんでも、この"オーキッド"基地は、この島の時空間に関する特性を活かした"タイムトラベル"を実験する施設らしい。
博士はこの実験に"決して無機質なものを使うな"と警告しているが、見るとベンはまさに無機質なもの(=金属製品)をかき集めているのだった。
やがて、ビデオはデモストレーションを始めようとするが、そこで再生不能に陥ってしまう。
不安になったロックはベンに声を掛けるが、そのときエレベーターが地上へと動き出す。
どうやら、招かざる客が来たようだ。。。

ジャック、ソーヤー、ハーリーはヘリに無事戻り、ケイト、サイードと再会。
さっそく一同を乗せ、ヘリは出発する☆
みんなの顔に笑みがこぼれる。

ジンに協力してもらって、配線図を作成するデズモンドだったが、複雑すぎて匙を投げる。液体窒素ももう残り1/4だ。
3人はこのまま解体作業を続けるのか、乗組員たちを避難させるのか、判断を迫られる。

ヘリで島を脱出したのもつかの間、銃撃戦で機体が被弾していて、燃料漏れが発生する。みるみる減っていく燃料に、フランクは島に引き返そうと言うが、ジャックは「島に戻っても燃料はない。このまま行け!」と主張する。
少しでも燃料を浮かすためにあるゆる荷物を海に捨てる。
しかし、「あと100キロぐらい軽ければ助かるんだけどな」とフランク。
気まずい表情のハーリーw
意を決したような表情のソーヤー。突然ケイトに耳打ちをすると、熱いキスを交わす。
次の瞬間、ソーヤーは海に飛び降りる。
「ソーヤー!!」
涙を目に浮かべて、海の中のソーヤーを見つめるケイト。

シャーロットがダニエルにボートに乗らないと言い出す。
「どうして?」とダニエル。
「自分が生まれた場所を今でも探してる、と言ったら信じる?」と言って別れを告げるシャーロット。
仕方なくひとり、第2陣の待つボートへ向かうダニエルだったが、次に起こることを察知している彼は"第3陣はない"と考えている模様。

オーキッドのエレベーターで降りてきたのは、キーミーだった。
防弾チョッキのおかげで致命傷には至らなかったのだ。
暗闇の中に身を潜めているベンとロック。
どこかにいるであろうベンに向かってキーミーはこう吼える。
「よく聞け!(腕に付いた装置を示し)これが見えるか? 心拍モニターだ。俺の心臓が止まったら、信号が送られて、貨物船に仕掛けた200kgのC4爆弾がドカンだ! 無実の人間が大勢死ぬぞ、ベン! ハッタリじゃないのは、娘の最後を思い出せば、わかるだろ!」
そのとき、ロックが現れる。キーミーの注意を引き付けると、背後からベンが襲い掛かる。
「よくも娘を!」とキーミーのナイフを奪い、一撃。
慌ててロックが止めに入るが、時すでに遅し、信号が送られてしまう。
「なんてことを。いま、船の全員を殺したぞ!」
「だから?」とベン。

ヒャー、やっぱりこわいぞ、ベン。

それはさておき、私がこだわっていたシーズン3最終話の葬式は、ジェレミー・ベンサムのものでした。って、誰?(笑)

ウォルトもでっかくなってましたねーw
「パパとか?」「ああ、そう」
ハーリーの表情からは、マイケルも。。。

そして、ソーヤー。やってくれましたね、カッコいい♪
ソーヤーファンには"萌え萌え"なシーンだったことでしょうw

さて、C4、爆発したのか!?
いよいよシーズン・ラストです!!

EPISODE#84「オーシャニック6」

(FF)
輸送機がホノルルを目指して飛行している。
中には、ジャック、ケイト、アーロン、ハーリー、サイード、サンの"オーシャニック6"と呼ばれる面々。
付添人として、オーシャニックの関係者デッカーも乗っている。
ホノルルの空港には、彼らの家族の出迎えと、世界中のメディアの取材陣が押し寄せているらしい。
デッカーは「取材に応じる必要はない」と話すが、ジャックは「いや、大丈夫だ」と答える。
やがて、輸送機がホノルルに到着する。
待ち構えていた家族と、感激の再会を果たす面々。
ジャックにはママ、ハーリーとサンには両親がお出迎え。ケイトとサイードには誰もいないのが寂しい。。。
アーロンはケイトの子どもということになっている模様。

ビーチでは、ジャックたちがヘリの行動の真意をはかりかねていた。
そこで、とりあえず落とされた通信機を使って、ダニエルが通信を試みる。
すると、その通信機は"モニター専用"に設定されていて、ヘリ内の会話を拾っているのだった。
「着陸だ。着いたら、すぐ"オーキッド"へ向かうぞ。急げ」
"オーキッド"に心当たりのないジャックは、とりあえずケイトとヘリの後を追うことにする。
病み上がりのジャックを心配するジュリエットが反対するが、ジャックは聞く耳を持たない。

一方、ダニエルがなにやら慌てて自分の荷物を漁っている。
「どうしたの?」と声をかけるシャーロット。
ノートのあるページに"オーキッド"という走り書きを見つけたダニエルは暗い顔をしてつぶやく。
「この島を脱出しなきゃ、いますぐ!」

ジャックとケイトは通信機のGPS機能を使い、ヘリの後を追って、森の中を進んでいた。ジャックの腹の傷口には血がにじむ。
そのとき、人の気配がして、2人は銃口を向ける。
現れたのは、マイルズと、アーロンを抱いたソーヤーだった。
気まずい再会。。。
クレアのこと、そしてキーミーたちのことを聞いたジャックは愕然とする。
責任を感じるジャックは、止めるケイトを置いて、一人でヘリを追う。
ソーヤーもアーロンをケイトに預け、ジャックの後を追う。

(FF)
空港到着後、オーシャニック航空およびオーシャニック6は記者会見を開いていた。
航空会社からは嘘八百の説明が。。。

海に落ちた航空機。生存者8名が無人島に漂着。
3名(ブーン・リビー・チャーリー)がやがて命尽き、ケイトがアーロンを出産。残った6名がボートで無人島を脱出したとのこと。

(果たして、この嘘は航空会社もグルなのか? はたまた、オーシャニック6の口裏合わせなのか?)
記者から数々の質問が飛ぶ。
「島には泳いで辿りついた?」「残り3名はどうなったのか?」「(サンの)旦那さんは島で亡くなった?」「(ケイトの)島での出産はどうでしたか?」…
ジャック以外重い表情の面々はなんとか嘘の答えで応じる。

記者会見後、サイードに一人の女性が訪ねてくる。それは捜し求めていたナディアだった。。。

海の上、一路ボートで島を目指すサイード。
ビーチに到着すると、ジュリエットたちが出迎える。
しかし、サイードから事情を聞かされ、愕然とするジュリエットたち。
「ジャックとケイトがヘリを追ってるの」

小屋から離れたロック・ベン・ハーリーたちも"オーキッド"を目指していた。
「"島を動かす"ためだ」とベン。
途中、隠し箱の中から鏡を取り出すベン。なにやら、山頂に向けて信号を送る。
「通信の相手は? 何と伝えた?」と尋ねるロック。
しかし、ベンは「君には関係ない」と答える。渋い顔をするロック。

ビーチでは、サイードがジャックの後を追い、ダニエルがボートでの船へのピストン輸送を担当することに。
そこへ、アーロンを抱えたケイト(&マイルズ)が戻ってくる。
サイードの姿に驚くケイトだったが、アーロンをサンに預け、サイードとともにすぐさま踵を返す。
一方、ジン、サン&アーロンたちを乗せたボート第一陣がビーチを出発する。

(FF)
会社に父親を訪ねるサン。
相変わらず傲慢なかんじの父親に、強気のサンはこう言う。
「オーシャニックは多額の和解金を払ってくれた。それで、この会社の株の支配持ち分を買ったわ」
立場が入れ替わった父親は呆然とする。
「ジンの死に責任があるのは2人。1人はあなただわ」
これは、ジンを死へと追い込んだ父親へのサンの復讐だったのだ。。。

両親の家を訪れたハーリー。
そこではハーリーの誕生日のサプライズ・パーティーが開かれる。
ケイトやサイード&ナディアたちも招かれていた。
そして、ハーリーへのパパからのプレゼントは、墜落事故前に乗っていた車だった。
喜ぶハーリー♪
さっそく運転席に乗り込むハーリーだったが、車のメーターは4・8・15・16/23・42という(例の悪夢の)数字を刻んでいた。
パニックに陥り、家を飛び出すハーリー。

"オーキッド"に到着したロックたち。
しかし、すでにキーミーたちが到着していた。

ボートの第一陣が貨物船に到着する。
デズモンドたちが出迎え、ダニエルは1人ボートで島に引き返す。
そのときマイケルがエンジンが直ったと報告にやってくる。
マイケルを見て驚くジンとサン。

デズモンドは操縦室に行って、エンジンの復活を確認。船を島に向かわせようとするが、海底ソナーが使えないことが発覚。
船から妨害電波が出ているらしく、このままでは座礁が怖くて島には近づけない。
「俺がなんとかする」と言って操縦室を飛び出していくデズモンド。

ヘリの居所を突き止めたジャックとソーヤー。
ヘリには、フランクが囚われているのみだった。
ジャックたちに救われたフランクは「やつらはベンを捕まえるために"オーキッド"に向かった。戻ってくる前に出発するぞ」と言う。
「最悪だ。ハーリーがベンと一緒だぜ」とソーヤーがジャックに告げる。
渋い顔になるジャック。

(FF)
ジャック父の葬儀が執り行われる。喪主はジャック。
アーロンを抱いたケイトやハーリー、サイード&ナディアも来ている。
葬儀終了間際、1人の女性がジャックに声をかける。
彼女は「お父様がオーストラリアに来た理由は私なんです」と語る。
「なぜあなたに会いに?」とジャック。
「いえ、正確には私にではなく、彼と私の"娘"に、です」と彼女。
そう、彼女はクレアの母だったのだ。
そして、クレアが異母兄妹であったことを知らされ、呆然とするジャック。
しかしジャックが本当のことを言えるはずもなく。。。
クレア母は去り際、何も知らずアーロン(&ケイト)に声を掛けるのだった。。。

マイケルから事情を聞いているジンとサン。
そのときデズモンドがマイケルを呼びにくる。
連れて行かれた先には、C4爆弾が山のようにセットされていた。

ジャックたちの後を追うケイトとサイード。
しかし、ケイトが不審な足跡を発見する。
「ジャックたちのじゃない。たくさん。新しいわ。私たちの背後に回りこんでる」
銃を構える2人。
すると、リチャードが現れ、気づくとアザーズたちに取り囲まれていた。

"オーキッド"を前に身を潜めるロックたち。
ベンはロックにオーキッドに入ったあとの指示を与え、一人傭兵たちの元に向かう。止めるロックだったが、ベンはこう言う。
「僕には常に計画があるんだ」

ベンと対峙するキーミー。
彼は銃でベンを殴り倒す。。。

おお、シーズンラストに向けて、いよいよ盛り上がってきましたね♪
オーシャニック6はアーロンを入れた6人でしたね。
結局(シーズン3最終話の)葬式は誰だったんだろう?w

クレアが妹だということもジャックに明かされましたねー。

ソーヤーは(島に)残ったようですが、ジンは亡くなったみたいですね。
責任のあるもう1人って誰?

さらに、島を動かせるって?(笑)

まだまだ謎は多いですが、段々と全貌が見えてきたのかな!?

EPISODE#83「奇跡の子」

母の制止を振り切り、恋人とのデートに出かけようと家を出た少女エミリー。
しかし、彼女は家の前で車に轢かれてしまう。
病院に担ぎ込まれたエミリーだったが、自分が妊娠6ヶ月であることを告げる。

エミリーは治療手術と同時に男の子を出産。しかし、早産で未熟児のため、赤ん坊はすぐに隔離されてしまい、エミリーは産んだばかりの自分の子を抱くことも許されない。
保育器に入れられた赤ん坊を連れて行こうとする看護士の背中に「その子の名前はジョンよ」と叫ぶしかないエミリー。。。

ジェイコブの小屋を探すロックだったが、ベン、ハーリーも役立たず、森の中で一夜を明かすことに。
ハーリーはブーたれ、ベンは相変わらずの減らず口w

沖合いの貨物船に、キーミーたちを乗せたヘリが戻ってくる。
煙の怪物にやられた兵たちを船に運び込むキーミーたち。そこには(前々回遺体が島に漂着したはずの)船医のピンピンした姿も見える。(←どういうこと?)

そこへサイードたちもやってくる。
キーミーは船長の姿を見つけると「ベンに俺たちのことを売ったな?」と詰め寄る。
ケヴィン(=マイケル)のことを聞かされたキーミーは、マイケルが監禁されている船室へ。
キーミーはマイケルを痛めつけ、銃の引き金を何度も引くが弾は発射されない。(←やっぱり死ねないのね、マイケル。。。)

朝になり、物音で目覚めるロック。ベンとハーリーはまだ寝ている。
ロックが音の方へ行くと、ダーマ・イニシアティブの作業着を着た男が木を切っている。
ホレスと名乗る、その男は「小屋を作っているんだ」と告げる。
不可解な顔をするロック。
「それは僕が12年前に死んでいるからかなw」とホレス。
そして、「ジョン、僕を見つけることだ、そうすればジェイコブも見つかる。彼はずっと君を待っているんだ」と続ける。

ハッと目が覚めるロック。いまのは夢だったのだ。
目の前にいるベンはにやけながらこう言う。
「僕も昔はよく夢を見た」

(FB)
保育器を出る日を迎えたジョン。
病院始まって以来の早産の子で、これまでに肺炎や感染症に何度もかかりながら、打ち勝ってきたので、看護士の間では「奇跡の子」と呼ばれていたらしい。
しかし、エミリーは育てる自信がないと言って、ジョンを置いて病院から飛び出していってしまう。
残されたエミリーの母は、養子の手続きはどうすればよいかと看護士に尋ねる。
そのとき、ジョンをじっと見つめる怪しげな男(リチャード)の存在に気づくのだった。。。

ロックはハーリーを起こし、出発する。
「どこに行けばよいか、わからないんじゃないの?」とハーリー。
「寄るところができたんだ」とロック。
ロックがハーリーとベンを連れてきたのは、ロックがベンに撃たれた場所、すなわちベンがダーマの人間を粛清して放り込んだ墓穴だった。
ロックに"粛清"の詳しいいきさつを聞かされて、ギョッとするハーリー。

(FB)
養子に出されたジョン。
数年後のある日、リチャードが訪ねてくる。
「特別な子供たちのための学校」にジョンが入る資質があるか、テストをしたいという彼は、ジョンの前に、野球のグローブ・"律法の書"・砂の詰まったビン・方位磁石・マンガ・ナイフを並べる。
「この中で君のものはどれかな?」
ジョンは悩んだ末、ナイフを選ぶ。なぜか落胆したリチャードは慌てふためいて立ち去る。

ロックは、墓穴の中でホレスのミイラを探していた。
やがて探し当てると、彼の服のポケットに小屋の設計図と地図を見つける。

キーミーは、船長の持つキーを無理やり奪うと、それを使って金庫を開け「2次指令書」を手にする。
そこには、ベンの行く場所が記されているのだという。
「島を焼き払うと知ったらベンが行くところは。。。」とキーミー。
「焼き払うってどういうことだ?」と反発する船長。
しかし、キーミーは(マイケルを撃つことができなかった)銃を渡し「直しておけ」と言って立ち去る。

サイードとデズモンドは事態が飲み込めずにいたが、島に危険が迫っていることを察知する。
そこへ船長がやってきて、キーミーから隠れるようアドバイスするが、サイードは脱出用ボートで仲間を連れてくる、と主張する。
船長はボートを用意することに。

(FB)
高校生に成長したジョンは、いじめの対象にされていた。
ロッカーに閉じ込められていた彼を助けた先生から、ミッテロス研究所のアルパート(・リチャード)博士からジョンにサマーキャンプへの誘いがあったと聞かされる。が、彼は「僕は科学マニアじゃないんだ」と反発するのだった。

サイードが船長の用意したボートに乗り込もうとするが、デズモンドは「島に3年もいた。もう戻りたくない」と言い出す。仕方なく一人で島に戻るサイード。

(FB)
(事故後の)リハビリに通うジョン・ロックに、黒人の介護士が声をかけてくる。
「あきらめないで。8階から落ちたのに命が助かったのは、奇跡としか言いようがない」
そして「オーストラリアのウォークアバウト(放浪旅行)を体験すれば、本当の自分を見つけられる」と言う。
そんなことができるわけないだろと反発するロックだが。。。

武器などの装備をヘリに積み込む庸兵たち。
そこへフランクがやってきて、「俺の仕事は科学者の輸送だ」と言う。
「いいから、エンジンをかけろ。殺されたいのか?」とキーミー。
「ヘリを飛ばせるのは、俺だけだ。島に戻れないぜ」とフランク。
おもむろに、キーミーは船医の背後に回り、彼の喉をかき切り、海に突き落とす。
「30秒ごとにほかのクルーを殺すぞ」とキーミー。
そのとき銃声が響く。船長が現れ、
「銃は直った。武器を捨てろ。さもないと撃つぞ」
しかし、隙を突いたキーミーが逆に船長を射殺する。
仕方なくヘリを飛ばすことにするフランク。しかし、なにやら通信機に細工を。。。

盲腸の手術からなんとか回復したジャック。
そのビーチには、ヘリの音が響き渡り、一同が出迎える。
しかし、ヘリは上空を通り過ぎ、通信機の入った荷物が落とされていくのだった。
その意味を「ついてこい」と理解するジャックたち。

地図を頼りに、ようやくジェイコブの小屋にたどり着いたロックたち。
ロックが小屋に入ろうとするが、ベンはこう言う。
「僕は入らないよ。島は僕を病気にし、君の病気を治した。僕の出番は終わったのさ」
「僕も、ロック一人で行くのに賛成」とハーリー。
仕方なく、一人で小屋に入るロック。
そこに居たのは、ジェイコブでなく、ジェイコブの代理人だというジャック父だった!
そして、傍らにはクレアの姿も。彼女の存在に驚くロックだったが、本題に入る。
「島を救うにはどうすればいい?」

やがて、小屋を出てくるロック。
「どうすべきか、教えてくれたか?」とベン。
「ああ。島を動かせ、だとさ」とロック。

リチャードはたしかベンと対立して、ロック側についていたアザーズの男でしたよね!?
ロックが生まれたときから見守ってたんですね。しかも、歳を取らずにw
で、ロックの祖母は彼を知っていたような?

介護の黒人男性は、(入院中のハーリーに接触した)オーシャニック航空の弁護士だった人?
ロックがウォークアバウト(放浪旅行)にこだわっていたのは、そういうことだったんですね。

そして、タイトルの"奇跡の子"。
やっぱりロックは不死身なんだw
でも、当初のイメージでは、奇跡の子=ウォルトだったのになぁ。

で、前回失踪したクレア。すっかりパパと馴染んでますが。。。
ジェイコブとか、"島を動かせ"とか聞いても動揺なし?

【追記】
ベンの母親(EPISODE#69「誕生」)の名も"エミリー"なんですよね。
つまり2人は。。。。!?

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CHARA。横浜在住。30代♂。
テレビ放映よりも、DVD-BOXを買ったり、レンタルしたりの方が手っ取り早いのですが、やはり無料は魅力ですね(笑)
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