高校の化学教師のアルツトが、最近の天候からもうすぐ雨季に突入し、そうなると貿易風が今の北向きから南向きに代わり、この島の位置から南向きということは、イカダは南極にしか行かないだろうと忠告する。そして、もし出発するなら3〜4ヵ月後か、今すぐだと言う。
それを聞いたマイケルは、大急ぎで出航準備を進める。
ケイトはチャーリーが「イカダの脱出が成功し、救助が来たら、俺たち生存者はみんな有名人だ!」と言っているのを聞き、そんなことになっては困る彼女は慌ててイカダのメンバーに入ろうとする。
しかし、すでにメンバーは決まっており「無理だ」というマイケルに、ケイトは「ソーヤーよりも自分の方が航海技術を持っている」と食い下がる。
ケイトの過去が回想され。。。
とりあえず彼女の申し入れを断ったマイケルだったが、何かと文句をつけてくるソーヤーと口論になり、ケイトが自分を売り込んできたことを話す。
ソーヤーはケイトをつかまえると、やはり口論に。
その直後、マイケルが突然の腹痛で倒れる。
その頃、ジャックはロックとサイードに森の中を案内され、ハッチを目の当たりにしていた。
ハッチを開けるべきか、3人の意見は食い違う(サイードだけ開けるのに反対)が、そこへマイケルが倒れたと知らせがくる。
急いで戻ったジャックの診察の結果は、毒物による中毒。
誰かがペットボトルの水に毒を入れたらしい。
マイケルは、その直前に口論したソーヤーが犯人だと決めつける。
しかし、ケイトがイカダに乗りたがっていると聞いたジャックは、彼女に「君がやったのか?」と尋ねる。
ケイトの過去が回想され。。。
最初のイカダを燃やした真犯人である、マイケルの息子ウォルトはロックの元に来て「今回のは僕じゃない」と言う。
ロックは「そんなことは思っていない」と告げ、彼の手を握る。
すると、ウォルトは怯えた顔で「開けないで。あれはダメだよ。開けないちゃダメだ。」と言って逃げていってしまう。
突然のことで困惑するロック。
一方ソーヤーは、犯人と決めつけられ、さらに護送されていた犯罪者じゃないかと疑われ、イカダのメンバーから外されたことに腹を立て、ケイトを皆の前に引っ張り出し、ケイトが護送中の犯罪者であることを告白させる。
「そうよ、私は刑務所行きよ。でも、毒なんか。。。」
まわりにいたみんなは、ケイトを避けるように無言で散り散りに去っていくのだった。
ビーチで、出航準備を進めるジンを見つめているサン。
そこへジャックが寄ってきて
「彼を行かせたくないんだろ?」
「ええ。。。」
「だから、病気にしたかったの? 彼とマイケルはいつも一緒だから水のボトルを取り違えたのだろう。」
「。。。海で夫を死なせたくないの。でも、どうしていいかわからなくて。。。」
泣いて答えるサンに、ジャックは「このことは誰にも言わない。でも、いまのうちにちゃんと別れを告げた方がいい」と言って去っていく。
夜になり、ウォルトはマイケルに最初のイカダに火をつけたのは自分だと告白し、謝る。
それを聞いたマイケルは、2人でここに残ろうか、と提案する。
しかし、ウォルトは「行かなきゃダメだ!」と強い口調で言うのだった。
一方、ケイトのところにはサンがやって来て、こう言う。
「ジャックは本当のことに気づいていたわ。でも、あなたのアイデアだとは言ってない。あなたは悪くない、私を助けようとしただけ。」
♯
う〜ん、とことん悪女ですな、ケイトw
一応、回想シーンで彼女の犯した罪の一部(?)と飛行機の模型の秘密が明らかになったのですが。。。いまいち、スッキリしないですねー。
それにしても、ウォルトの心変わりが気になります。
それだけ、ハッチは不吉っていうことなんでしょうけどねぇ。。。
シーズン2はこちら↓で行こうかなと。